【保存版】調味料はなにを常備すればいい?もう迷わない基本の調味料
これから料理について勉強しようとしているそこのあなた!
調味料についてこんな悩みを抱えていませんか?
私も結婚生活がはじまって料理初心者だった頃は、同じ悩みを抱えていました。
今回はそんなあなたの悩みを解決しちゃいます!
この記事を読めば、常備しておくべき調味料や、あると便利な調味料、さらに調味料の保存方法などが分かります。
最後には、カンタンに作れる自家製調味料のレシピも紹介します。
どんな調味料を常備すればいいか分からないあなたにぴったりの調味料が見つかりますよ♪
この調味料さえ常備していればいい!基本の調味料8選
小学校の家庭科の授業で習った調味料の「さしすせそ」。
この5つの基本の調味料に3つの調味料を足した8種類を常備しておくだけで、もう調味料選びで悩むことはなくなります。
- 砂糖
- 塩
- 酢
- しょう油
- みそ
- 酒
- みりん
- 油
この8種類の調味料はどれも日本の食卓にはかかせないものですよね。わが家もこの8種類の調味料だけは切らすことなく常備しています。
これさえあれば基本的な味付けは完成します。特別な調味料がなくてもプロの味に近づけることもできるんです♪
砂糖
甘みを加えるために使っている人が多い砂糖。実は他にもいろいろな役割があるんです。
肉料理の下ごしらえに使えばお肉をやわらかくしたり、お菓子作りではメレンゲの泡立ちを安定させたりする役割があります。
他にも、パンをふっくら焼き上げる役割や、すし飯に加えればご飯をやわらかくする役割もあるんです。
その種類も豊富で、「上白糖」や「グラニュー糖」などの白い砂糖、「黒糖」「きび砂糖」「てんさい糖」などの自然の力で茶色い砂糖。
そして、「三温糖」などの煮詰めてカラメル化した茶色い砂糖などがあります。
保存方法:密閉容器に入れ湿度に注意して常温保存(乾燥剤を入れるとさらに固まりづらい) |
塩
調理シーンにおいてさまざまな場面で登場する塩。
塩気をつけたり、肉をやわらかくしたり、魚の臭みとりに使ったり、味を引き締めたいときに加えたりします。
さらに、青野菜をゆでるときに加えると変色を防ぐ役割もあります。
塩にもさまざまな種類があります。大きく分けて2つあり、化学製法で作る「精製塩」、自然の恵みで作られる「天然塩」があります。
原材料別でみると、ミネラルが豊富な「海水塩」、海水が長い時間かけて固まり作られる「岩塩」、希少な湖から作られる「湖塩」などがあります。
保存方法:密閉容器に入れて常温保存 |
酢
使える場面が少ないと思われがちなお酢。でも実はいろんな役割があるんです。
料理に酸味を加えるのはもちろん、お肉をやわらかくする役割や、素材の色を鮮やかに保つ役割があります。
また、防腐・殺菌効果もあるので料理を日持ちさせることができます。
お酢を効果的に使うと減塩できる役割もあるため、さまざまなシーンで使うことができます。
これも意外ですがお酢にはたくさんの種類があります。
日本では、小麦やとうもろこしなどから作られる「穀物酢」、米を原料とする「米酢」、米酢の仲間で自然発酵させて作る「黒酢」があります。
さらには、りんごの果汁を発酵させて作る「りんご酢」、酢飯を作るときに使う「すし酢」などがあります。
イタリア料理などでよく使われるビネガーやバルサミコ酢なども、最近では一般家庭でも使われるようになりましたよね。
保存方法:純粋なお酢の場合、冷暗所で常温保存 |
しょう油
しょう油もまた、なくてはならない調味料の一つです。
味をつける役割のほかに、香り付けや肉や魚の臭みとり、味を引き締めるなどの役割があります。
普段何気なく使っているしょう油にも多くの種類があります。
一般的によく使われている「濃口(こいくち)しょう油」。淡い色が特徴の「淡口(うすくち)しょう油」。
うまみたっぷりの濃厚な「たまりしょう油」。その名の通り仕込を2回繰り返す濃口の2倍の時間が必要な「再仕込(さいしこみ)しょう油」。
淡口よりさらに色が薄い「白(しろ)しょう油」など、大きく分けて5種類のしょう油があります。
それぞれ特徴があり、料理によって使い分けるのもいいですね。
保存方法:開封後は必ず冷蔵保存 |
みそ
日本人の食卓には必須のみそ。みそには、うまみを加える、コクを出す、食材の臭みを消す、全体にまろやかさを加えるなどの役割があります。
また、みそは発酵食品の代表的な1つでもあり健康にも良いとされています。
みその種類には、米こうじを加えて作る「米みそ」、麦こうじを加えて作る「麦みそ」、大豆のみで作られる「大豆みそ」があります。
さらに、複数のこうじを調合して作られた「調合みそ」があります。
色によっても分けることができ、「白みそ」「赤みそ」「淡色みそ」があります。また「甘口」「辛口」というように味によっても分けられます。
同じみそ汁にしてもみそを変えるだけで違う味わいを楽しむことができるので、いろいろなみそで試してみたくなりますね。
保存方法:冷蔵保存 |
酒
食材をやわらかくしたり、臭みをとるのに欠かせない調味料です。日本酒やワインなどで代用することもできます。
料理酒にも種類があり、料理用に作られた「料理用清酒」、酸味料やアミノ酸が入った「合成清酒」。
さらに、塩を加えて作られた「発酵調味料」などがあります。
保存方法:冷蔵保存 |
みりん
煮物や照り焼きなどの照りを出し、煮崩れ防止や料理にコクを出してくれるみりん。
実はみりんには種類があり、「本みりん」「みりん風調味料」「発酵調味料」があります。
「本みりん」は、もち米、米こうじ、焼酎だけで作られたもの。
「みりん風調味料」は、ぶどう糖や水あめ、酸味料や香料などが入っていてうまみや甘みがあります。
「発酵調味料」は、本みりんに塩を加えて作られたものです。
保存方法:本みりんの場合は冷暗所で常温保存。みりん風調味料・発酵調味料の場合は冷蔵保存。 |
油
さまざまな調理方法で必要となってくる油。その種類は豊富で、代表的なものにサラダ油やオリーブオイル、ごま油などがあります。
最近ではえごま油、なたね油、こめ油、ココナッツオイルなどを使う人も増えてきました。
保存方法:冷暗所で常温保存 |
調味料を常備するのに加えたいあると便利な調味料5選
和食や洋食、中華など料理によって調味料も変わってきますよね。
ちょっといつもの味を変えてみたいときや、隠し味にも使えて常備しておくと便利な調味料を紹介します。
ごま油
引用:かどや製油公式サイト
ごま油は香ばしい香りが特徴の油です。中華にはかかせない調味料ですよね。
炒め物に使ってもいいですし、料理の仕上げに使えばより香ばしい香りとコクが楽しめます。
保存方法:冷暗所で常温保存 |
めんつゆ
引用:ヤマキ公式サイト
めんつゆはそうめんを食べるときに使う人が多いのではないでしょうか。
その使い方はさまざまで、煮物や親子丼に使えばこれ1本で味にコクが出て時短になりとっても便利です♪
実は万能調味料なめんつゆ。常備しておけばいろんな料理に使えます。
保存方法:冷蔵保存 |
チューブ系調味料
引用:ハウス食品公式サイト
代表的なチューブ系調味料といえば、「にんにく」や「しょうが」、「わさび」や「からし」などがあります。
1から食材をすりつぶす時間がないときには、サッと使えてとても便利です。
またいろいろな種類のチューブ系調味料があるので、自分好みの味を見つけるのも楽しいですよね♪
保存方法:冷蔵保存 |
豆板醬(トウバンジャン)
引用:味の素公式サイト
こちらもまた中華料理にはかかせない調味料です。
麻婆豆腐や回鍋肉などのほかに、炒め物や万能ダレにも使えます。使う量を調節してお好みの辛さにできるのもいいですよね。
保存方法:冷蔵保存 |
ケチャップ
引用:カゴメ公式サイト
ハンバーグやチキンライス、オムライスなどによく使うケチャップ。
他にも、ナポリタンやチキンナゲットにつけて食べたりと、子どもが好きなメニューにはかかない調味料です。
保存方法:冷蔵保存 |
マヨネーズ
引用:キユーピー公式サイト
マヨネーズも万能調味料として有名ですよね。ポテトサラダやマカロニサラダ、唐揚げやエビマヨなど、さまざまな料理に使えます。
また、料理の隠し味に使えばコクが増してプロの味に近づけます。
わが家ではカレーにかけて食べるのですが、カレーの辛さがまろやかになってとっても美味しいのでオススメです♪
保存方法:冷蔵保存 |
調味料を常備するのにおすすめな自家製調味料レシピ♪
これまで市販の調味料を紹介してきましたが、実はカンタンに自家製調味料が作れます。
自分の作った調味料は一段と美味しく、さらに料理の幅が広がること間違いなしです。
カンタンに美味しい調味料が作れるのでぜひ試してみてください♪
ご飯のお供に大葉みそ
- 大葉 10枚
- ◎みりん 大さじ1
- ◎酒 大さじ1
- ◎砂糖 大さじ1
- ◎みそ 100g
- ごま油 小さじ1
- 大葉は水洗いして水気をよくとり千切りにする
- ◎の材料は混ぜ合わせておく
- 鍋にごま油を入れて、2を加えて弱火で火にかける
- そこへ1を加えて、焦げ付かないようにかき混ぜながら5分ほど煮詰める
- 密閉できる容器に入れて完成
保存方法:冷蔵保存 |
賞味期限:1週間程度 |
焼きおにぎりにぴったりにんにくみそ
- にんにく 1かけ
- ◎みりん 大さじ1
- ◎酒 大さじ1
- ◎砂糖 大さじ
- ◎みそ 100g
- ごま油 小さじ1
- にんにくは皮をむいてみじん切りにする
- ◎の材料は混ぜ合わせておく
- 鍋にごま油を入れて、2を加えて弱火で火にかける
- そこへ1を加えて、よくかき混ぜながら弱火で5分ほど煮詰める
- 密閉できる容器に入れて完成
保存方法:冷蔵保存 |
賞味期限:1週間程度 |
万能薬味塩だれ
- ねぎ 1本
- ◎レモン汁 小さじ2
- ◎鶏がらスープの素 小さじ1
- ◎塩 小さじ2/1
- ◎砂糖 小さじ1
- ◎チューブにんにく 小さじ2/1
- ごま油 小さじ2
- ねぎはみじん切りにする
- ◎の材料は混ぜ合わせておく
- フライパンにごま油とみじん切りにしたねぎを加えて火にかける
- 香りが立ってきたら2を加えて煮詰める
- 密閉できる容器にいれて完成
保存方法:冷蔵保存 |
賞味期限:1週間程度 |
まとめ
- 常備しておくべき調味料は基本の調味料「さしすせそ」と「酒」「みりん」「油」
- あると便利な調味料は「ごま油」「めんつゆ」「チューブ系調味料」「豆板醬」「ケチャップ」「マヨネーズ」
- カンタンに自家製調味料が作れる
- 正しい保存方法で鮮度長持ち
和食中心のわが家では基本の調味料「さしすせそ」と「酒」「みりん」「油」が大活躍しています。
紹介した自家製調味料もわが家ではよく登場する調味料です。
子供が大きくなったら一緒に作って、自分たちで作った調味料で料理をするのがひそかな夢です♪
一人暮らし、カップルの同棲(どうせい)、子供がいる暮らしなど、ライフスタイルによっても使う調味料が変わってきますよね。
でも、今回紹介した基本の調味料があれば大丈夫!!
これから料理をはじめようとしている方、料理初心者の方、特別な調味料もいいですが、まずは基本の調味料を常備してみませんか?
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