唇の荒れには即効性のある医薬品で栄養と保湿の徹底補給ケア!!

冬になると唇の荒れは特に気になってきますよね。そうでなくともマスクの下のケアは、つい怠りがちではありませんか?

唇の荒れに即効性のあるケアで手軽な方法は、市販の医薬品で栄養と保湿をたっぷり補給することです!

そんな疑問にお応えします!今回は実際にドラッグストアで購入できる唇の荒れに即効性のある医薬品リップクリームの使用感を徹底リサーチしました!

そのほかのリップケアの方法や、お手頃価格でデイリーケアにおすすめなリップクリームをご紹介していきます。

唇の荒れに即効性のある市販の医薬品3選

唇の荒れを手軽に即効ケアをしたいという時には、ドラッグストアで売っている市販の医薬品を試してみてください!

しかしこの即効ケア商品たちは、長期間連続の使用は推奨されていません。

5~6日ほど連続使用しても改善が見られない時や他の症状もある場合は、皮膚科や内科にて相談してくださいね。

さて、今回ご紹介する市販の医薬品とは第3類医薬品と言われるものです。

薬剤師や登録販売者、またはその指導や管理下にある人からなら購入ができる薬品です。

ドラッグストアでは通常の商品と同じく棚に陳列していることが多いので、簡単に購入できます。

私は3つの商品を実際に購入して、それぞれ一晩ずつ試してみました!

モアリップ

チューブタイプで塗りやすいです。欲を言えば、斜めカットが良かったですね。

小さな穴からチュルチュルと滑りの良い半透明のジェルのようなクリームが出て、塗り心地はなめらかでした。

塗布後じわじわと唇が温かくなっていくような感覚になりましたが、少しだけピリピリしました。

これは配合されていたメントールの影響かと思われます。敏感な人は私と同じくピリピリ感があるかも知れないので注意してください。

あまりその刺激を気にせず就寝前に塗って翌朝に確認すると、そこには薄ピンクのふっくら唇が出来上がっていました!!

市販ではあっても、さすが医薬品と言える即効性を感じました。

メディカルリップ

モアリップより丸みを帯びたチューブタイプの塗口で塗りやすいです。

半透明のジェルのようなクリームの出る穴はモアリップ同様小さめで、チュルチュルと出てきて塗り心地が良かったです。

メンソレータム商品で定番の配合成分のメントールは、この商品には配合されていませんので苦手な人は安心できますね!

この日は、唇の中央が荒れて皮めくれがあり少しヒリヒリしていました。

優しく塗布すると、嫌な刺激などはなく唇がじわじわと温かくなるのを感じました。

就寝前に塗って翌朝に確認すると、唇の中央の皮めくれ後のヒリヒリもなく縦ジワが少し薄くなった健康的な唇になっていました!

一晩でこの仕上がりは即効ケアに相応しい商品だと思いました!

リリップキュア

リリップキュアは2019年に「メディリップ」から名前が改名されていますが、効能は同じです。

黄色いハンドクリームでお馴染みなユースキンの商品で、先に紹介した2つとは違いバームタイプです。

この黄色は、ビタミンB2由来の色のため着色料は使用されていません。

スパチュラやリップブラシなどですくうか、指で直接すくって唇に塗り込みます。

この日は唇の上下の合わさる部分が少しカサついて縦ジワが目立ちました。

早速塗ってみるとチューブタイプより少し手間がかかりますが、シワの溝にもよく馴染んでツヤツヤとしていました。

これもやはりじわじわと唇が温かくなってきます。そのほかに特に刺激はありません。

就寝前に塗って翌朝に確認すると、こちらの商品でも唇の荒れが改善されていて柔らかくしっとりとした質感になっていました!

唇の荒れの原因は乾燥!その主な理由は2つ!

唇が荒れる原因が乾燥だと知っている人は多いと思います。

しかし、具体的になぜ乾燥してしまうのかをご存知でしょうか?

唇が荒れる乾燥の原因は、外から受ける理由と体の内面による理由の2つあります。

冬になると言うまでもなく、空気が乾燥しますよね。

さらにエアコンにより部屋でも乾燥状態にさらされる唇は常に潤い不足です。

唇は通常の皮膚にある汗腺や皮脂腺が存在していないため、皮脂膜が作れず乾燥しやすい部分です。

そのため水分が蒸発しやすく水分保持力も弱いので、ケアしなければ乾いていく一方なのです。

また、紫外線も唇には強い刺激になることもあり、冬でも紫外線の影響があります。

夏の紫外線は短時間でダメージが起こり、冬の紫外線はダメージがじわじわと蓄積していくものなので油断大敵です。

しかし、乾燥したからといって唾液で唇を湿らすことは逆効果です。

唾液には消化酵素が含まれていて、それが唇への刺激になり荒れる原因になります。

以上のことから、外的理由とはつまり唇の保湿不足のことです。

ストレスを感じて血行不良になり、唇に栄養が行き届かないことが原因で唇の荒れを引き起こします。

ストレスのせいで無意識に唇を舐めてしまうことも乾燥に繋がり、唇が荒れてしまいます。

そして胃腸が不調だと消化機能が低下します。それにより唇に十分な栄養が行き届かず荒れてしまう原因になります。

ダイエットの際に、過度な食事制限をしてしまうことも良くありません。

これは唇に限ったことではありませんが、栄養不足の体では皮膚のバリア機能が低下し荒れを引き起こします。

過度な食事制限は百害あって一利なしですよ!

また、睡眠不足は免疫機能の低下や修復機能が低下します。そうなれば、唇への栄養が不足してしまうのは予想がつきますよね。

以上のことから、内的理由とはつまり唇への栄養不足のことです。

唇の荒れのケアは日々の積み重ねが大切!

唇の荒れは痛みが伴うことが多いので、できれば避けたいですよね。

そこで大切なのが、唇の荒れを予防するための定期的なケアです!

定期的なケアでおすすめな方法は3つあります。

リップスクラブ

リップスクラブとはシュガーやクルミの粉末で唇を優しくこすり、古い角質層を落としてなめらかにするものです。

毎日使うものではなく、週に1~2回ほどのケアで健康的な唇が手に入りますよ♪

スクラブには繰り出しのスティックタイプやバームタイプ、また洗い流しの要不要など様々な種類があります。

面倒くさがりの私としては、洗い流し不要の繰り出しのスティックタイプが使いやすいと感じました。

おすすめは、レブロンの「キスシュガースクラブ」とキャンメイクの「プランプリップケアスクラブ」です。

クレヨンのような塗り口は少し塗りづらく感じましたが、香りが良く甘い香り好きな私は気に入っています♪

レブロンのスクラブは、塗り始めからしっかりと粒子が感じられるシュガーが多くつきます。

唇についたシュガー粒子は体温で徐々に溶けていき、いつまでもジャリジャリするわけではないので安心しました。

斜めカットの塗り口が、唇の形にフィットして塗りやすいです。

キャンメイクのスクラブは「メントキシプロパンジオール」という冷感成分が含まれていて、塗った直後は清涼感が強く感じました。

リップパック

リップパックとは、唇専用の美容液などで唇を覆い保湿や栄養補給する物です。

こちらも週に1~2回ほどのケアで充分です。

プルプルのジェル状のパックシートがよく売られています。

ワセリンやハチミツを塗ってその上からラップなどで覆って、10分ほど保湿した後で洗い流す方法もあります。

ハチミツには、高い浸透力と保湿力があるため侮れません。また、ハチミツの主成分のブドウ糖や果糖には血行をよくする作用もあります。

抗菌力や抗炎症作用もあります。自然の恵みは侮れませんね!

ただ、唇が荒れているときにハチミツを塗ると痛みを生じる可能性があるので、注意してください。

リップクリーム

医薬品ではないリップクリームのほとんどには抗炎症成分や修復成分などは含まれていないので、主に保湿目的で使います。

1日に数回の塗り直しが必要です。特に食後は咀嚼時の摩擦や食べ物で刺激を受けているので、塗布することをおすすめします。

そして先述したように、唇には水分補給や保湿保持の機能がありません。

その役割を果たすものがリップクリームであり、正しく塗ることで効果が最大限に発揮されます。

私は幼少期から唇を舐める癖があり、冬はいつも唇が荒れて出血までしていました。

癖を改めリップクリームを塗る習慣をつけるようになってからは、そこまでひどく荒れた状態にはならず唇の皮めくれの頻度も激減しています。

唇の荒れをリップクリームで予防しよう!おすすめ5選!

唇の荒れには毎日のケアが必要です。そのケアに最適なのがリップクリームでの保湿です。

私はその時気になったものやセールされていたものなど、さまざまなリップクリームを試したことがあります。

その中でおすすめするリップクリーム5つをご紹介します。

メンソレータム「薬用リップスティック」

こちらは、よく98円や100円前後で売られているメンソレータム「リップクスティックXD」とは違う商品です。

XDより少し価格は上がりますが、300円前後で売られています。

ちなみにXDは中国製のもので、ご紹介する薬用リップスティックは日本製です。

より安心感があり保湿力もこちらの方が良かったので、あえて価格が最安なXDではない方を選びました。

メンソールの香りがするシンプルなリップクリームです。テクスチャーは硬めです。

メンソレータム「メルティリップ」

このリップクリームのシリーズは、保湿力も良いですが香り付きと無香料が選べる点が気に入っています。

上記の商品より、柔らかく滑らかな塗心地で軽めのテクスチャーです。価格は450円前後でした。

UVカット（SPF25）効果もあるため、意外と油断できない秋冬の紫外線対策にもなります。

キュレル「リップケアクリーム」

キュレルのコンセプトが「乾燥性敏感肌を考えた製品」なので、肌に優しい成分のみで作られています。

価格は900円前後で少し高めですが、肌が敏感になる生理中にも安心して使えると思います。

無着色無香料なので、使う場面を問わないのが良いですよ!

消炎剤が配合されていますが、デイリーケアが可能です。軽い唇の荒れならこれでケアできますね。

保湿力の高いセラミドも配合されているので、一度塗るとエアコンのついている日中の部屋でも潤いが長く続きました。

ニベア「ディープモイスチャーリップ」

ニベアはボディケア製品で有名ですよね。私は現在このリップクリームを使っています!

唇の荒れを防ぐ有効成分のビタミンEと、ハチミツなど5つの保湿成分を含んでいます。

柔らかく滑らかなテクスチャーでSPF20で紫外線対策もバッチリです。価格は350円前後でした。

ロコベースリペア「リップクリーム」

こちらはどこのドラッグストアでも取り扱いがあるものではないようなので、お住まいの地域の取扱店舗情報をチェックするかネットでの購入をおすすめします。

ちなみに全国的にみると、マツモトキヨシでは販売されている確率が高いです。

このリップクリームは今回ご紹介する中でも一番高価な商品で、1200円でした。

しかしとてもおすすめなのでラインナップに入れさせていただきました。

無香料、無着色、防腐剤無添加の低刺激処方です。

少し硬めですがコックリとしたテクスチャーで、塗り心地よく潤いが長く続きます。

外出時間が長い人などにおすすめなリップクリームでした。

まとめ

• 唇の荒れに即効性のある方法は、市販の医薬品でケアすること!
• 唇の荒れは乾燥が原因なので、保湿と栄養で集中ケアすることが即効性のある方法
• 日々の積み重ねの保湿ケアが唇の荒れを防止する!

エアコンがあるため室内でもほぼ一年中空気が乾燥して、常に唇は荒れの危機にさらされています。

市販の医薬品で各商品の配合成分に大差はなく価格帯も同じくらいなので、即効のケア法としてはどれも正解だと思います。

使い心地や、チューブタイプやバームタイプといった塗り方の差でお好みの商品を試してみてください。

日々の積み重ねのケアもしつつ、うっかり荒れてしまった時には即効ケアをして健康的かつ魅力的な唇をすぐに取り戻しましょう♪