クッキー生地がゆるい時にすぐできる対処法!!アレンジでも解決!
クッキー生地がゆるい状態になってしまっても、今すぐ対処できるシンプルな方法があります。
かわいい型を使ってクッキーを作ろうとしてみたけれど、生地がゆるくて型抜きできない!どうしよう!と焦っていませんか?
失敗してしまったと思い込んで、クッキー生地を処分してしまうのはもったいないですよ。
まずは落ち着いて、ゆるい生地でもクッキーが作れるようにしていきましょう。
・クッキー生地がゆるい時にできる対処法
・クッキー生地がゆるい原因
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クッキー生地がゆるい時にできるシンプル対処法
かわいい型で作るクッキーは、作る時も食べる時も楽しめるお菓子ですよね。
しかし、ゆるい生地のままだと型抜きができず、焦りも出てきてしまうでしょう。
せっかくの楽しいクッキー作りが、楽しくないクッキー作りになってしまうかもしれません。
ゆるい生地になってしまった時の対処法は、とてもシンプル!
ゆるいクッキー生地に、小麦粉を足してあげてください。
また、小麦粉を足さなくても冷蔵庫で冷やすことで対処できる場合もありますよ。
これらの方法だと、型抜きクッキーに慣れていなくても、レシピどおりの手順で進めることができます。
シンプルな対処法ですが、気を付けておきたいポイントも押さえておいてくださいね。
小麦粉を足す
ゆるいクッキー生地に小麦粉を足す時は、少しずつ加えるようにしましょう。
レシピの分量から粉を足すほど、粉っぽいクッキーになってしまうので注意してくださいね。
どうにか生地がまとまるようになるくらいまでを足す目安として、少しずつ加えていきましょう。
小麦粉は、カレースプーンより小さい、ティースプーンくらいのサイズで足してあげてください。小麦粉の袋のまま足してはだめですよ。
ゆるいクッキー生地に小麦粉は少しずつ足さなければならないので、袋ごとだと入れすぎてしまうことがあります。
ティースプーンを使うのが面倒で、ついつい袋ごと足したくなるお気持ちは分かります。
私も、洗い物を少なくするために、ついつい袋ごと足してしまうのですが…。
そんなことをしてしまうと、小麦粉を周りに撒き散らしていますよ(笑)
スプーンを洗う手間より、撒き散らした小麦粉を片付ける手間の方が面倒だったということが何度もあります。
あなたも同じことがないように、ティースプーンくらいの小さいものを使いましょうね。
少しずつ加えた小麦粉は、ゆるいクッキー生地を切るように混ぜてください。
生地を混ぜすぎると、グルテン(粘りの元)が出すぎてしまい、サクサクとした焼き上がりのクッキーにならなくなってしまいます。
冷蔵庫で冷やす
クッキー生地を作っていると、型抜きするにはゆるいかな?と思うかもしれません。
ですが、生地がまとまるようなら、そのまま冷蔵庫で冷やしましょう。
まとまるような生地になっていれば、そのまま冷蔵庫で寝かすと固まってくれます。
冷蔵庫で冷やすと、クッキー生地の水分も均等になり、落ち着いてもくれるので型抜きしやすくなるんですよ。
型抜きクッキーのレシピに、生地を30分~1時間冷蔵庫で寝かせる工程が多いのは、そういう理由があるためです。
私が作る型抜きクッキーのレシピにも、冷蔵庫で寝かせる手順がありました。
しかし、あるとき早くクッキーを焼き上げたかったこともあり、ゆるい生地になってしまった生地に小麦粉を足し、冷蔵庫で寝かさない作り方をしました。
結果、冷蔵庫で寝かさなかったクッキーの焼き上がりは…おいしくなかったです。
バターの香りも弱く、サクサク感もあまりない残念なクッキーでした。
小麦粉を足さずに、ゆるい生地を冷蔵庫で冷やし固めていれば、残念なクッキーになることはきっとなかったでしょう。
冷蔵庫で生地を寝かせる工程の大切さを知りました。
あなたが作る時は、残念クッキーを作ってしまわないようにしてくださいね。
クッキー生地が柔らかい3つの原因
クッキー生地は、なぜ柔らかい生地だったり、ゆるい生地だったりという違いが出てしてまうのでしょうか。
毎回違うレシピなら分かりますが、いつも同じレシピで作っているのに、今回はいつもより柔らかい生地になっているということもありますよね。
原因が分かっていると、これからのクッキー作りで生地が柔らかくなってしまった時にも役立ちますよ。
小麦粉と水分の割合が悪い
クッキーの材料に卵が入ると、サイズによって水分の量が変わってきます。
クッキー生地が柔らかくなってしまっているということは、小麦粉と水分の割合が悪くなっていることが多いのです。
クッキーの生地は、覚えておくと便利な基本の配合があります。
砂糖(1)・バター(2)・小麦粉(3)
砂糖・バター・小麦粉を使った配合の割合は「基本のクッキー1・2・3」になります。
分かりやすく分量で例えると、砂糖100gにバター200g、小麦粉は300gです。
卵(0)・砂糖(1)・バター(2)・小麦粉(3)
卵・砂糖・バター・小麦粉を使った配合の割合は「基本のクッキー0・1・2・3」です。
こちらも分かりやすく分量で例えると、卵1個に砂糖100g、バター200g、小麦粉は300gになりますね。
「0」は卵のような形をしているので「0」1つ=卵1個と覚えると分かりやすいですよ。
クッキー生地のレシピは、この基本の配合をアレンジしているものが多いようです。
「基本のクッキー1・2・3」のレシピなら、小麦粉と水分の割合が悪くクッキー生地が柔らかくなることは少ないでしょう。
しかし「基本のクッキー0・1・2・3」の場合は、卵を使用するので小麦粉と水分の割合が変わってきます。
卵は、卵白(60%)・卵黄(30%)・卵殻(10%)でできているのですが、クッキー生地に使う全卵と卵黄の重量を、サイズ別で表すと以下のとおりになります。
殻付き重量 | 全卵 | 卵黄 |
S(約49g) | 約44g | 約15g |
M(約61g) | 約55g | 約18g |
L(約67g) | 約60g | 約20g |
卵のサイズは農林水産省が定めた規格に従い、重量(殻を含む)によって仕分けられていますよ。
M:58g~64g未満
L:64g~70g未満
SサイズとLサイズの差は18gくらいですが、それくらいの差でもクッキー生地を柔らかくしてしまうようです。
生地の温度が高い
室温や湿度が高い環境では、クッキー生地が柔らかくなってしまうことがあります。
クッキー生地のバターに熱が伝わり、バターが柔らかくなってしまっていることが原因です。
バターは熱が伝わると、どんどん柔らかくなっていきますよね。
常温のバターは押した時に少しへこむくらいですが、溶かしバターだと液体になっています。
どちらのバターも冷やすと固くなりますが、その差がクッキー生地の柔らかさにもつながってきていますよ。
手の温度でも柔らかくなってしまうので、クッキー生地は手で捏ねるよりもゴムベラなどを使うことをおすすめします。
生地の柔らかさは、冷蔵庫で冷やすと固まるので、シンプルな対処法の1つとしてもご紹介させて頂いています。
レシピどおりの計量ができていない
クッキーだけではなく、お菓子作りで1番大切なことは計量です。
計量できていないことが、クッキー生地を柔らかくしてしまっていることもありますよ。
私が正しく計量できていなかった原因は、キッチンスケールの上にトレーを置いていたことでした。
トレーで、数字部分の表示が少し隠れてしまって、数字の「7」を「1」と勘違いしてしまったのです。
つまり、クッキー生地の小麦粉が170g必要だったところ、110gで計量したということで60gも少なかったのです。
その結果、クッキー生地は柔らかい生地になっていました。
クッキー生地がベタベタでもできるアレンジ対処法3選!
クッキー生地がベタベタしてしまったのなら、型抜きクッキーを別のクッキーにしてしまう方法もあります。
今回はアイスボックスクッキー、ドロップクッキー、絞り出しクッキーをご紹介します。
これらは、クッキー生地を冷蔵庫で寝かしたけれど固まらず、ベタベタしている時に作ることができるのでおすすめです。
クッキーは型抜きだけではないので、ほかのクッキーを楽しみながら作ってみるのもいいですよね。
ドロップクッキー
クッキー生地をスプーンですくい、天板の上に落としていき、形を軽く整えてあげてくださいね。
スプーンは1本よりも、2本使って天板の上に落とす方が断然使いやすいですよ。
1本でクッキー生地を落とそうとしたことがありますが、やはりスプーンから落としにくく、結局2本使いました。
クッキーのサイズは同じくらいの大きさにしてあげると、焼き上がりにムラができません。
味見用として小さいサイズのクッキーを作りたい時は、オーブンやトースターの火が通りにくい場所落とすようにするといいですね。
ベタベタなクッキー生地だからこそできる、ざっくりした形のクッキーには、チョコチップをトッピングしてもおいしいです。
絞り出しクッキー
星形などの口を付けてた絞り袋に、クッキー生地を入れてあげましょう。
「の」の字を書くようにクルっと絞りながら形にしたり、「ー」のように真っ直ぐな形にしたり、自由に好きな形に整えてあげてください。
ベタベタの生地だからこそ使えるのが、絞り出しクッキーですよね。
型抜きクッキーの生地で絞り出しクッキーを作ろうとすると、ベタベタしたゆるい生地ではないので、それなりに握力が必要になってきます。
腕が疲れてくることもありますが、絞り袋が破れて生地が出てきてしまうこともあるので注意が必要です。
絞ったクッキー生地の真ん中に、飾り用のアラザンなどを乗せると、かわいいクッキーを作ることもできますね。
いちごジャムをのせて、売っているクッキーのように作ってみてもおいしいです。
絞り出しクッキーには、型抜きクッキーにはないかわいさがありますね。
アイスボックスクッキー
アイスボックスクッキーが、型抜きクッキーに近い厚さで作ることができますね。
ベタベタになってしまったクッキー生地を、四角や丸の棒状にしてラップに包み冷凍してください。
冷凍庫で30~1時間凍らせ、3~5ミリくらいの厚さに包丁で切り天板に並べて焼きます。
おすすめしたい棒状は、冷凍庫から切る時につぶれにくい四角です。
ベタベタな生地を丸型にしたことがありますが、生地の柔らかさもあり、きれいな丸で冷凍できませんでした。
冷凍した後に切る時も、下の方がつぶれてきてしまうことが多かったです。
また、冷凍庫でガチガチに凍らせすぎると、固すぎて切ることができなくなるので注意してくださいね。
クッキー生地は固いまま切ってしまうと、生地がボロボロになってしまいます。
その場合は、冷凍庫から出した後に少し解凍してから、切るようにすると切りやすいですよ。
まとめ
- クッキー生地がゆるい時は小麦粉を足す
- クッキー生地がゆるい時は冷蔵庫で寝かせると生地が固まる
- クッキー生地を冷蔵庫で寝かせると生地も落ち着く
- クッキー生地がゆるい原因は小麦粉と水分の割合が悪い
- クッキー生地がゆるい原因は生地の温度が高い
- クッキー生地がゆるい原因はレシピ通りの計量ができていないことがある
- ゆるいクッキー生地はドロップクッキーや絞り出しクッキーにアレンジができる
ゆるい生地になってしまったクッキーの対処方法がよくわかりましたね。
今回の記事を読んで、あなたのクッキー作りのお役に立てたら嬉しいです♪
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