節分の食べ物の意味を知っていますか?7種の食べ物の意味とレシピ紹介

節分の食べ物に意味があるのをご存じですか?

実は節分の豆まきで豆を使う事や恵方巻を食べる事にはそれぞれ意味があり、豆や恵方巻の他にも食べたら縁起の良いとされる食べ物があるのです!

節分と言えば私は小学生の頃にクラスの皆で豆まきをしたり、年齢の数だけその豆を食べたりしたことを思い出します。

最近では節分には恵方巻を食べる!と手作りやスーパー、コンビニで購入しているけど特に意味は知らない、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらでは節分で食べたら縁起の良いもの7つと、そのアレンジレシピをご紹介します。

今年の節分はいつもと違った気持ちと料理で迎えましょう♪

節分の食べ物の意味とは?その前に節分の詳細教えます!

節分の食べ物の意味の話の前に、節分とはどういった日の事か、知っていますか?

まずは多くの方が知らずにいる節分とは一体何の日のことなのか、節分の豆まきに意味があるのかをお教えします!

節分は2月3日だけじゃない?!

私たちが思い浮かべる節分はズバリ2月3日の事ではないでしょうか?これは間違いではありませんが、実は、節分と言われる日は1年間に4日間あるのです!

節分とは、各季節の始まりの日の前日、すなわち【立春・立夏・立秋・立冬の前日】の事を指します。それなので、正確にいうと節分は年に4回あるのですね!

しかし江戸時代以降では立春の前日だけを節分の日として指される事が多くなりました。その理由については諸説あります。

ある説によると、旧暦お正月は立春の頃にあった事から、「立春は春の始まりであり、新しい年の始まりである」と、特別な日とされていたそうです。

そして、新しい年の始まりの前日にあたる節分は、大晦日と同じように大切にされていたとされています。

今の節分の日が定着したのは江戸時代からだったんですね!

節分ではなぜ豆まきをするの?

節分と言えば鬼は外、と掛け声をかけながら鬼に向かって豆を投げる豆まきですが、なぜ鬼が豆をまかれているのでしょうか?

  • 行事の由来

行事の由来とされるのは、旧暦の十二月に中国で執り行われていた歳時でした。

旧暦の十二月の頃は、現代で言うと2月初旬の頃を指します。

その頃はまさに寒い冬から春へと季節が大きく変化していくタイミングでありますよね。

そのタイミングは疫病を流行らせると言われる悪神(疫鬼)が民衆に病や災いをもたらすとされていました。


そこでこの疫鬼を撃退し、古い年を送り新たな年、あたたかい春の陽気と幸運を招く福の神を内にむかえたことが「後漢書」に記されています。

そして現代のような豆をまくスタイルになったのは、室町時代と言われています。当時の文献に「抑鬼大豆打事、近年重有朝臣無何打之」と記されています。

この頃にはすでに公家や武家では豆まきが風習になっていたことがわかります。

  • 豆をまく理由

豆をまく理由は2つあると考えられています。

1つは穀物には生命力と呪力が備わっているという信仰からです。

そしてもう1つは、魔目(豆)を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じるという語呂合わせから、と考えられています。

豆を鬼にめがけて投げてぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるのです。

節分の食べ物の恵方巻は関西発祥!コンビニで全国区に!

お正月が終わるとデパートやスーパー、コンビニエンスストアで必ず目にするのが恵方巻です。皆さんも見たことありますよね。

思い返すと私の子供のころは節分の食べ物として恵方巻を食べた記憶は特にありません。

それでは恵方末期の発祥の地はどこで、なぜこんなにも全国的に節分の食べ物として定着したのでしょうか?

恵方巻の起源は江戸末期の大阪

正確な起源は不明とされていますが、江戸末期の大阪の船場で商売繁盛の祈願をする風習として始まったといわれています。

その後一時廃れましたが、1970年代後半に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行ったイベントによって復活し、関西地方では一般的な風習となったとされています。

しかし当時は恵方巻という名前ではなく「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と呼ばれることが多く、どちらも七福にちなみ7つの具を入れて巻く太巻きだったようです。

そして節分の食べ物として恵方巻が定着したのは、何とコンビニエンスストアの戦略でした。

某コンビニエンスストアが関西で食べられている丸かぶり寿司を恵方巻と言い換え、全国のチェーンで販売し大ヒット!

それを機にほかのコンビニエンスストアやスーパー、デパートや料亭でも節分に恵方巻を販売するようになってきました。

恵方巻の食べ方のルールと今年の方角

恵方巻の食べ方にはルールがあります。

・恵方巻は一気に食べる
恵方巻を食べる時は切り分けたりせず一本をまるまる一気にいただきます。


・恵方を向いて食べる
恵方はその年により方角が変わります。2023年の恵方は北北西やや北です。
神様がいらっしゃるとされる恵方を向いて、よそ見をせずに食べましょう。


・恵方巻は黙って食べる
恵方巻を食べている間に会話をしてはいけません。一本食べ終わるまで黙ってもくもくと食べましょう。そうしないとご利益を得る事が出来なくなるそうですよ。

恵方巻の他にも節分の食べ物があります

節分の食べ物

・豆

・恵方巻

・鰯(いわし)

・けんちん汁

・こんにゃく

・お蕎麦

・くじら

先ほど説明した豆や恵方巻を合わせ、節分の食べ物は全部で7種類あるのです!

・鰯(いわし)

鰯を節分に使用するのは主に関西地方です。鰯の独特の匂い、鰯を焼く時の煙が鬼を退けると言われ、厄除けとして鰯を食べる風習が残る地域があります。

鰯の頭を柊に刺して(柊鰯)戸口に飾っておく事で鬼の侵入を防いていました。
また、鰯はその独特なにおいで体の邪気まで払ってくれるといわれています。

・けんちん汁

けんちん汁は主に関東地方でみられる風習です。節分だから食べるというよりも、寒いときに行われる行事で体を温めるためによく振る舞われていたものです。

・こんにゃく

節分にこんにゃくを食べるのは主に四国地方でみられる風習です。

食物繊維豊富なこんにゃくは食べるとお通じがよくなり、腸の掃除をして毒素を取り除いてくれる事から、別名「砂おろし」「胃のほうき」と呼ばれています。

節分に食べられる明確な理由はありませんが、新しい年を迎える前に身体を清めるという意味合いがあると考えられています。

・お蕎麦

節分でお蕎麦を食べる理由は、昔の人にとって、節分は大晦日と同等な意味合いを持つ、年を越す日とされていたためで、年越しそばと同じ風習です。

年越しそばは厄を断ち切り、長寿を願い、たくましくなる、という願いを込めて食べられています。

・くじら

節分でくじらを食べるのは山口県でみられた風習です。大きいものを食べるのは縁起が良いとされており、海の生き物で一番大きな鯨が食べられたといわれています。

節分の食べ物のレシピを紹介!少し変わったお料理で!

ここまで節分に食べたら縁起の良い食べ物をご紹介してきましたが、こちらでは縁起の良い食べ物を使ったアレンジレシピを1つご紹介します♪

けんちん汁とお蕎麦を合体!けんちんお蕎麦

材料(2人分)

・大根・・・70g
・人参・・・30g
・ごぼう・・・40g
・里芋・・・2個
・こんにゃく・・・4分の1枚
・豚バラ・・・100g
・冷凍お蕎麦・・・2人前
・めんつゆ・・・規定の割合で作って800㏄

作り方

1、材料を切っていきましょう
・大根、人参は皮をむき、いちょう切りにします
・ごぼうは皮を洗い薄切りにして水にさらします
・里芋は皮をむき、輪切りにして水洗いします
・こんにゃくは薄切りにします
・豚バラは一口サイズに切ります

2、お鍋にごま油をひきましょう
豚バラ肉を炒めます。肉の色が変わったら大根、人参、ごぼう、こんにゃくを入れます。

3、煮る準備をします
全体に油が回ったら規定の割合で作っためんつゆを入れて強火で沸かします。野菜やお肉からアクが出たらアク取りをします。

4、少し待ちます
およそ15分~20分程度煮て野菜が柔らかくなったら冷凍そばを加え、そばに火が通ったら出来上がりです♪

まとめ

  • 節分の食べ物は何と7種類あり、地方により違いがある!
  • 節分とは季節を分けるという意味で、本来1年間に4回存在している!
  • 恵方巻を食べるのにはルールがあり、その通りに食べないとご利益を得る事ができない!

今まで楽しく豆まきをしていた節分ですが、食べ物の意味から背景を調べると様々な意味がありました。

悪い事を鬼に見立て、その鬼を豆で追い払う事で厄払いができる、という事には間違いが無いようです。

今年の節分は、豆まきを楽しみ黙々と恵方巻にかぶりつき、縁起の良い食べ物の合体版のけんちんお蕎麦を召し上がってみてくださいね。

komekomeco

Posted by komekomeco