産後1年なのにお腹が戻らない方必見!原因からなおし方まで徹底解説
産後1年のお腹のたるみは適切な運動をすることで改善できます!
出産後、赤ちゃんは生まれたのに、まだまだ膨らみのあるお腹をみて驚いた方は多いと思います。
そして子宮の回復とともに、お腹の膨らみも徐々に改善すると思っていたのではないでしょうか。
ところが何ヶ月経過してもお腹は戻らないで、子育てで精一杯で自分のケアまでする余裕はないですよね。
気付けばたるんだお腹のまま産後1年経過して戻らない、なんてことになっていませんか?
もしこのまま何もせずに戻らないと、たるんだお腹と付き合っていくことになってしまいます。
ですが適切な運動をすることで、たるんだお腹を改善させることができます!
産後1年のお腹のたるみ、適切な運動で改善させましょう!
たるみの原因を理解し、そこにアプローチしてくびれのあるお腹を目指しましょう!
産後1年するとお腹は戻らないのか?諦めないで!
出産後、大きくなった子宮は6~8週かけて元の状態に戻っていき、お腹のたるみは早くて3~6か月ころから少しずつ小さくなっていくと言われています。
一方で、自然回復は6か月頃までとされています。
つまり、何もケアをしなければ産後1年のお腹のたるみは戻らないでそのままになるのです。
ですが、お腹のたるみが戻らない原因を考えると、運動で改善させることが可能です!
たるんだお腹のまま産後1年経過してしまった…と落ち込まず、まだ改善する余地がある!と思いましょう。
産後1年はお腹が戻らないと諦めないでくださいね♪
産後1年でもお腹のたるみがある?原因を探ろう
それではさっそく、産後1年でお腹が戻らない原因とたるみについて解説します。
お腹のたるみの原因を知って、あなたの体に何が起こっているのか理解しましょう!
姿勢の崩れ
妊娠中から大きくなるお腹に合わせて反り腰になっていた方は多いと思います。
産後も反り腰癖が残っていたり、また腹筋が低下しているので、どうしても腰が反りがちです。
反り腰の姿勢で生活を続けていると、腹筋は休み続けているので、お腹も出たままになってしまいます。
また、反り腰は腹筋を使わないので楽ですが、腰への負担は高まり、腰痛を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
筋力低下
妊娠中に大きくなったお腹と子宮の影響を受け、腹直筋と骨盤底筋は伸ばされます。
筋肉は伸ばされることで力が発揮しにくくなってしまいます。
また多くの妊婦さんが腹直筋解離となり、より力が入りにくい状態となっています。そのほか、妊娠中や産後の活動量低下による筋力低下もみられます。
筋力が低下するのはあっという間ですが、筋力がつくのには数ヶ月かかると言われています。
そして、普段の生活で使う筋力は限られていて、筋力をつけるのには負荷が不十分です。
産後は赤ちゃんの世話もあるので、産後1年で筋力をつけるのは難しいですよね。
骨盤のゆがみ
出産のため骨盤の靭帯は緩み、かつ骨盤は開いた状態になります。
多くは、産後3~4ヶ月で自然に少しずつ妊娠前の状態に戻ります。
しかし産後1年で偏った姿勢をとり続けている方など、骨盤が正しい位置に戻ることが難しい場合もあります。
骨盤がゆがんでいると、骨盤周囲の筋肉の働きが低下し血液循環や代謝も低下してしまいます。
皮膚新陳代謝の低下
妊娠中にお腹が大きくなることで、もちろん皮膚も伸ばされます。そのため、伸びた皮膚が余ってお腹のたるみになります。
ですが皮膚は新陳代謝によって日々生まれ変わるので、完全には難しいですがある程度の改善が得られます。
姿勢の崩れや筋力低下によって血流が不十分になることで、皮膚の新陳代謝は低下してしまいます。
また、子供優先で自分のスキンケアを怠っていませんか?
皮膚の保湿が不足していることでも新陳代謝は低下してしまいます。
産後1年のお腹のたるみはいつまで続くかはあなた次第
産後1年でのお腹のたるみの原因は分かりました。
そしてこの原因に対してケアをしなければいけないことも分かっていると思います。
さて、産後1年のお腹のたるみをどのくらいの期間ケアをすると改善されるのでしょうか?
いつまで続くかは、妊娠前の身体状態、妊娠中や産後の活動状態によって差がでてきます。
筋肉がつくのは、なんと数ヶ月単位と言われています。
もともとの筋肉量が少ない方や妊娠中や産後の安静期間が長かった方は、その分筋力が必要になってくるので、時間もよりかかることになります。
産後1年のお腹のなおし方を紹介!ながら運動!
ケアが必要なことはわかってはいるが、なかなか自分の時間がとれない。
育児家事または仕事で疲れてケアをする気になれず産後1年経ってしまった方は多いのではないでしょうか?
それでは、育児しながらケアをしてみるのはいかがですか?
ここでは、育児しながらできる「ながら運動」を中心に紹介していきます!
姿勢を見直そう
1日のうち、子供を抱っこする機会は多くあると思います。
毎回姿勢をきっちり意識するのは大変ですので、まずは1日数回から意識して慣れていきましょう!
洗面台など鏡の前に立った際に意識してみてください。
どんな姿勢をしているか、鏡で姿勢を確認すると良いですよ。
写真のように腹筋を意識するだけで姿勢は大きく変わります。
また、子供を抱く位置を上の方にしたり、なるべく体に密着させたりすることで重心が変わるので、反り腰が改善しやすくなります。
腹筋意識だけでは姿勢が変わらないという方は試してみてください。
子供と一緒にストレッチ
妊娠中は反り腰やガニ股になりやすいため、股関節前の筋肉やお尻の筋肉が固まりやすいです。
それら筋肉の柔軟性低下により、骨盤のゆがみ、周りの筋力低下を促してしまいます。
子供と一緒に遊びながら、それら筋肉を伸ばしていきましょう♪
これは右股関節前の筋肉を伸ばしています。
筋肉が硬い方は右の骨盤が床から大きく浮いてしまします。軽く痛い範囲で右の骨盤を床に近づけるようにしましょう。
また、体を床から垂直方向に伸ばすことで、右股関節前の筋肉はより伸びます。
ただし、腰を反るのではなく、骨盤から垂直にするよう注意しましょう。
これは左お尻深部の筋肉を伸ばしています。左の骨盤が床から浮かないようにしましょう。
上手く伸びている感じがしない場合は、左足の位置を外側にズラしてみるなど調整してみてください。
また脚の力を抜いて脚の重さを重力に委ねるとストレッチ感が得られやすいと思います。
膝が痛くなる場合などは無理して行わないようにしてくださいね。
子供と一緒に筋力トレーニング
私は産後、腹筋に力が入らず驚いた記憶があります。
腹直筋解離を呈している可能性もあるので産後数週~数ヶ月間は積極的な筋トレは難しいですが、産後1年経過している方は積極的に行っていきましょう。
膝下に子供をのせて飛行機にします。そのまま上体を起こします。
子供が暴れることなく、安全に乗っているのであれば、頭の後ろで手を組んでの腹筋や、さらには斜め腹筋をするのもおすすめです。
子供が落ちるリスクはあるので、柔らかいマットの上で行うなど十分注意してくださいね。
子供はお母さんの顔が近づいてくるので、はしゃいでくれます。
途中、声を出して驚かしたり、急に動きを止めてみたりなど、いろいろなアクションをして、子供を楽しませてあげましょう♪
お腹に子供を乗せた状態で、脚を曲げて持ち上げます。そして脚を伸ばして腹筋を働かせます。
このとき腰が反らないように注意してください。腹筋が弱い方は反ってしまいがちなので、脚を伸ばす位置を高めからスタートすると良いかと思います。
応用編として、曲げて持ち上げた脚を左右に倒してみる、または脚伸ばしを斜め方向に行ってみるのもおすすめです。
腹斜筋という筋肉の活動が高まるので、より引き締まったウエストを目指せますよ♪
皮膚新陳代謝の促進
正しい姿勢をとること、筋柔軟性や筋力を高めることは血行を促進し、新陳代謝を活性化させます。
そのため、さきほど紹介した運動が皮膚新陳代謝の促進につながります。
そのほか、バランスのよい食生活(新陳代謝にはとくにビタミンB2が必要)、十分な睡眠、保湿も皮膚新陳代謝を促進させるうえで大切になってきます。
まとめ
- 産後1年のお腹は戻らないわけではないので、諦めないでください
- 日々の姿勢、お腹、腹筋を意識しましょう!
- 子供と遊びながらストレッチや筋力トレをしましょう!
産後1年経過しても、子供は成長して次から次へとやるべきことが出てくる…また、仕事復帰する方も多いですよね。
産後1年で時間がない中、どう自分のお腹のケアをするか。
戻らないと諦めず、この記事で紹介した方法で解決してみてください。
その解決策のひとつが「ながら運動」です。
お腹が戻らないからと言って無理をするのは禁物です。心身ともに疲れすぎない程度に行っていきましょう!
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