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【50代から60代】年賀状じまいのための文例!やめる理由をはっきり書く!

毎年年賀状を書く方ならわかると思いますが、出す相手の顔がすぐに浮かんでくるときがあります。

印刷する決まった文例以外に、一言添えたくなるようなお付き合いの相手の方はいませんか?

50代・60代になるまでお付き合いのある相手がいると、年賀状じまいをするのは気が引けるのではないかと思います。

年賀状じまいは相手へ気配りをしたマナーや書き方ができれば、逆に親交が深まることもあるんですよ。

この記事では、50代・60代の方向けの年賀状じまいのマナーや相手方へ失礼に当たらない書き方、文例をご紹介します。

どんなことを書いたら良いのか分からなくて…
良い文例を見つけて利用したいわ

 

年賀状じまいで50代・60代の文例は環境変化など理由に

年賀状じまいをするための理由として、50代や60代では年齢を理由とした文例では、ちょっと印象と合いませんね。

文例としては「家族と話し合った結果」「生活環境の変化により今後はメールやSNSであいさつ」とするのが良いです。

定年であったり、子どもの成人や独立・結婚だったりと、ライフイベントが起こってくる年齢が、50代・60代です。

自分たち夫婦2人だけの生活になり、ちょうど生活を見直すタイミングがくるのではないかと思います。

このタイミングで年賀状じまいを考えることは、やめるきっかけの理由として不自然ではありませんね。

お仕事の関係の相手への文例なら「SDGsの観点から省資源化」「会社の方針」「今後はメールや電話で」が良いでしょう。

社会の流れとして、携帯電話やインターネット、SNSなど便利なツールが普及しています。

逆に、物価は高騰していたり若年層の人口が減っていたり、働き手の不足や物流の問題、地球環境の保全が重要ですよね。

働き方改革があり、リモートワークやネット会議ができたり、必要なことはネット上でできることがたくさん増えました。

そのような社会の流れで、昔から慣習となっていたけれど「年賀状じまい」をする傾向にあるのではないでしょうか。

50代・60代になるまで毎年書いていたのに、急に年賀状じまいをするのは、気が引けるし相手へ失礼ではと思いますか?

逆にSNSなどを通じて手軽に連絡が取り合えるので、改めて年賀状で挨拶をするより、互いに身近に感じられるかもしれませんよ。

50代・60代なんて、まだまだ元気で現役という印象♪どんどんSNSを通じて、たくさん交友関係を広げてはどうでしょう。

年賀状じまいをするメリットとデメリットを考えてみる

年賀状じまいをすることで生じるメリットとデメリットについて考えてみましょう。

年賀状じまいをすることのメリット

50代や60代の方なら、交友関係もとても広いでしょう。なかには年賀状のやり取りだけの関係の人もいるのではないですか?

ただ、ちょっと考えてほしい点として、親しくお付き合いがある方とそうではない場合なんです。

普段からほとんど付き合いがない方にも「年賀状じまいをする」という報告が必要かどうかということ。

普段からお付き合いがない場合には、そのまま何も言わずに距離を置く、という手段もあります。

また、しょっちゅう顔を合わせていて談笑するような相手であれば、気軽な感じで直接伝えるのも良いですね。

50代や60代になるまで広げられた交友関係ですが、だんだんと年齢を経るごとに年賀状の量が増えていませんか?

年に1回のこととはいえ、時間と手間がかかる作業ですよね。宛名を書くのは、書き損じがないようとても気を使います。

社会的に環境への配慮という面から、ペーパーレスへの取り組みとして、年賀状じまいの理由には良いのではないでしょうか。

年賀状じまいをすることで起きるデメリット

自分と付き合いたくないという意味なのか、と勘ちがいをされてしまうと、その方との親交がなくなってしまうかもしれません。

ですので、あなただけではなく他の方も全員に対して止めるのですよ、と書くことが大切なんです。

年賀状のやり取りは、自分も相手も元気でいるのか、確認することができますね。

そのデメリットが考えられるお相手であれば、寒中見舞いや、定期的に電話やお手紙を書いてはどうでしょうか?

電話であれば、声をきくことで相手が元気でいるか分かりやすいですし、ご家族が出られれば、ご友人が元気かどうかきけますね。

年賀状じまいは、デメリットだけでなくメリットもあるんだね…
どちらを選んだらいいか、夫婦で話し合ってみましょう!

年賀状じまいはマナーに注意!書き方や構成の紹介

年賀状じまいをするのにも、マナーに気をつけなくてはいけません。

年賀状ですから、まずは年賀のあいさつから始めるのがマナーです。

  1. 年賀のあいさつ、お祝いの言葉「謹賀新年・あけましておめでとうございます」など
  2. 相手を思って気持ちを伝える「今年も幸多き年になりますよう、お祈りしております」など
  3. 今後は年賀状じまいをしたい旨「今年限りでみなさまへの年賀状を失礼しようと思います」など
  4. 今後もお付き合いを続けたい意思「今後も変わらぬお付き合いをお願いいたします」など

また、年賀状じまいを伝えたり送る時期にも、配慮をすることがマナーです。

どのような形で年賀状じまいを相手に伝えるのか、今年はもう送らないのか、今年送って最後にするのかにもよります。

  • 今年はもう送らないのであれば、11月下旬ころをめどに連絡をすることで、相手が年賀状を準備する手間を省く
  • 今年はもう送らないが時期が過ぎた場合は、届いた年賀状へ寒中見舞いで対応し「年賀状じまい」をお伝えする
  • 今年は送るのであれば、今年の年賀状で「今年で年賀状じまいをする」と書き添える

今後も今まで同様にお付き合いをしたいと考えているなら、相手を思いやったマナーが大切ですね。

年賀状じまいのための文例を50代・60代向けに紹介!

実際に年賀状じまいをするとなると、どのように書いたら良いのか迷いますよね。

先ほどもお話ししましたが、まずは毎年書かれているような年賀状と同様に、新年のごあいさつから始めてください。

最後に手書きのメッセージを一言でも添えると、相手へ気持ちが伝わりあたたかいはがきになります。

とくに年上の相手ほど、手書きでメッセージが入っていると喜ばれますよ。

文例 その1(仕事の関係の方へ送る場合)

「さて私事ではありますが、本年より新年のご挨拶をメールへと一部移行させていただいております。

来年からは、どなた様にもはがきでの新年のご挨拶を失礼させていただきます。

今後も、今までと変わらぬお付きあいの程、よろしくお願い申しあげます。」

仕事でお付き合いがある相手であれば、仕事と同じように、新年のあいさつもメールや電話で連絡をすればよいと理解されますね。

ただ、仕事関係のお付き合いだと、年賀状じまいをしにくいという場合もあります。

その場合には、仕事関係の年賀状だけは続けるという選択もありです。すべてを一括でやめると決めず、検討してみましょう。

文例 その2(プライベートなお付き合いのある方)

「さて昨今はスマートフォンが流行し、私も時代の流れに乗って、新年のご挨拶をメール(LINE)へ移行しようと思います。

今後はメール(LINE)を通じて、より密に関係を築くことができますと、大変うれしく思います。

皆様とは、今後も変わらぬお付き合いをしていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。」

「さて急なことではありますが、家族(夫婦)で相談しまして、来年からはがきでのご挨拶を控えさせていただくこととなりました。

今後はSNSやメール(LINE)にて近況をご報告いたします。お時間のあるときにでもご覧いただけると幸いです。」

文例 その3(年齢を理由とする場合)

「さて人生100年時代と言われておりますが、私も50歳と節目の年齢となりました。

子どもも自立(結婚)しこれを機に、来年からは皆様への年賀状でのご挨拶を控えさせていただこうと思います。

まことに勝手ではありますが、今後も今までと変わらぬお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。」

「私も今年で還暦を迎え、大変恐縮ではありますが、年賀状でのご挨拶を来年より辞退させていただきたいと思います。

今後も、今までと変わらぬお付き合いをいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。」

プライベートでのお付き合いの分だけでも年賀状の枚数が減ることで、時間や費用面の負担はぐっと減りますよね。

自分の負担を軽くしたいことが、年賀状じまいの理由であっても、それを相手へ気づかせないようにするのがマナーです。

また通信手段の多様化で、ネットを通じて情報の発信・自分から検索・人と繋がることが簡単にできるようになりました。

あえて年賀状を出すことについて、日常的にネット上で繋がっている相手なら必要ない、と感じるのもうなずけます。

良い文例が見つかればそのまま使えるね!それなら内容に悩まずラクに書けるわ♪
最近のお付き合いはSNSが多いから、SNSで新年のあいさつをしても良いね!

まとめ

  • 年賀状じまいは、50代・60代のタイミングが良い
  • 年賀状じまいは、50代で人生の半分、60代で還暦、とライフイベントが多く、やめる理由をはっきり書きやすい
  • 年賀状じまいは、人間関係を整理したり経済的にも時間的にも、負担が軽くなることがメリット
  • 年賀状じまいは、相手へ知らせる時期や伝える方法など、相手のことを考えたマナーが大切
  • 年賀状じまいは、定型の文例を利用すると書きやすい
  • 年賀状じまいは、文例だけではなく手書きで一言添えると、相手への気持ちが伝わりやすい

年賀状じまいは、50代・60代なら自分の負担を軽くするだけではなく、相手の負担も軽くするかもしれません。

あなたの状況や、やめたい理由に合った文例を選んだり手直しをしたりことで、悩まずに書くことができますよ。

注意するポイントと相手を思いやったマナーに注意して、良い文例を見つけ、年賀状じまい後も良好な関係を続けたいですね。

cohata

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Posted by cohata