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読書効果を実感!!ストレスを低下させるのはたった6分間の読書だった

読書を始めようか、読書によって得られる効果はなんなのか知りたいあなたに朗報です!

イギリスの研究チームによると、6分間の読書には、現代人ストレスの68%を軽減させる効果があることがわかりました。

社会人生活にも慣れ、仕事にも余裕が出てきた頃。

でも、なかなか新しいことを始めることには腰が重いあなた。

お金や時間がかかる趣味を始めるのには余計に腰が重くなりますよね。

しかし、6分間の読書なら明日からでも始められます。

ストレス低下以外にも読書をすることで、今まで思いつくことのなかった考え方や周りの見え方の違いも実感できることでしょう。

この記事では、小説を年100冊以上読む私が実感した読書の効果についてご紹介します。

あなたにとってたくさんのメリットを実感できる読書。始めない理由はありません。

 

 

 

読書効果を実感!!社会人のストレスを小説が救う

私は、両親、姉ともに読書好きの家庭で育ちました。しかし、私はまったく本には興味がありませんでした。

そんな私が今では、通勤電車の中や、待ち合わせまでの待ち時間などで読書を楽しんでいます。その量、年に100冊以上。

なぜ読書に興味のなかった私が、小説を年100冊以上読むようになるのか。それは、1冊の本との出会いでした。

 

私にとって特別な一冊

私は読書に興味がなかったため、就寝前に本を読んでいる家族を見ながら、何が楽しいんだろうと思っていました。

読書をすることがないまま社会人になり、通勤で30分電車に乗る生活が始まりました。

電車の座席争いには勝てず、毎日ただただぼーっと電車に立って乗っている毎日。だんだんとその時間が退屈になってきました。

そんなある日、私の通勤は一変します。

それは、ほとんどの人がスマホをいじっている中、読書をしている人を見つけたのです。

その姿がとても知的でかっこよくうつり、読書をしている姿に一瞬で心が奪われました。

私は早速その日の仕事帰り、本屋さんに立ち寄りました。そこで、私は運命的な一冊と出会うのです。

それは、誉田哲也さんの「ジウ」です。

猟奇的な内容が含まれている作品ですが、本当におもしろく、読み始めて作品の世界に引き込まれるという感覚を実感しました。

電車の中の暇つぶし、しかも読書をしている姿がかっこいいからと思い、始めた読書。

しかし、読み始めたら止められなくなっている私がいました。

その日は電車の中だけでは飽き足りず、駅のホームを歩きながらもずっと読んでしまいました。(危ないので、マネしないでください。)

「ジウ」が読み終わった後も本屋さんに通い、新しい本を探す日々が続いたある日、私は気付いてしまいました。

それは、読書をしているとこれまでよりストレスを感じないということを。

読書をしている間は、作品の中にだけ私は存在しており、その日の失敗なども忘れていたのです。

そのため、ストレスがたまる前に、読書によってストレスが発散され、今までよりもたまりにくくなっていたのです。

 

研究結果でも読書によるストレス低下は証明されている

イギリスのサセックス大学の発表によると、6分間の読書は現代人のストレスの68%を軽減させる効果があるとされています。

他にも、アメリカのミネソタ大学の研究では、1日30分間、誰にも邪魔されない静かな場所で本を読む時間をつくることを推奨しています。

推奨されている読書の時間は6分や30分と、あまり長くはありません。

時間が短いからといって、その時間内でたくさん読まなきゃと焦って速読するのは効果的ではありません。

なぜなら、ゆっくり本を読むほうが、ストレス軽減効果は高まるからです。

本を読み始めると、30分はあっという間に過ぎていきます。

推奨されている時間は30分ですが40分でも1時間でもいいんです。

効果を実感するためにも、ゆっくりリラックスした状態での読書がおすすめです。

きっと私のように作品の世界観に入ることで、日頃のストレスを忘れ、ストレスの低下を実感することができるでしょう。

 

 

読書に効果がない!?脳の記憶力や創造力など6つの効果

ストレス低下以外にも、読書は「脳が活性化する」という効果があります。

本の黙読(声を出さずに読むこと)をすることで、目から入った視覚情報を処理する「後頭葉」が活性化します。

他には、思考や創造性に関わる「前頭前野」など脳のさまざまな部位が活性化します。

黙読だけでなく、本の音読(声を出して文章を読むこと)をすることで、より脳を活性化させ学習効果を2~3割向上させることが期待できます。

他にも、新しい記憶を溜めておく役割を担う「海馬」も読書をすることで活性化されます。

このような脳の機能が活性化されることで、具体的にはどんな効果を実感することができるのでしょうか。

読書の効果が実感できる6つのこと
  1. 記憶力が高まる
  2. 創造力や思考力の向上
  3. 語彙力(ごいりょく)が鍛えられる
  4. コミュニケーション能力が身につく
  5. アルツハイマー病の予防
  6. 世界を広げる読書の友達ができる

 

1.記憶力が高まる

まず初めに紹介したい読書をすることで得られる効果は、記憶力が高まるということ。

なぜ読書をするだけで、記憶力が高まるのでしょうか。

それは、小説の登場人物の設定や、ビジネス書で得た知識やノウハウなどを記憶しておかなければならないからです。

実際に、登場人物の設定を忘れてしまうと物語を楽しむことができませんし、ビジネス書で得た知識を忘れては読んだ意味がありませんよね。

でも、最初からいきなり記憶力が向上するわけではありません。

読書を重ねていくことで、記憶できる量がだんだんと増えていきます。

記憶力に自信のないあなたは、薄めの本から挑戦してみてください。

少しずつ量を増やしていくことによって、脳が刺激されるので、記憶力を高めることができます。

記憶力を向上させれば、他の人よりも短時間で記憶できる量が増え、仕事にもメリットをもたらします。

 

2.創造力や思考力の向上

読書は単に知識を増やすだけではなく、感受性を豊かにし、想像力を広げ、思考能力を鍛え、表現力を養う効果があります。

そして、これらすべての能力は創造力につながります。

読書は、文字だけが並べられており、それをあなたの頭の中で想像しながら読んでいきます。

そのようにあなたの頭の中で本の世界を想像することで、他の活動とは違う脳の使い方がされ、創造力が鍛えられるのです。

創造力はアイデアを考えたり、問題を解決したりと、社会人にとってとても重要な力です。

読書以外にも創造力を向上させる方法はあります。

日常生活や仕事の中で、工夫できそうな事を1つあげ、毎日工夫をしてみる。それも創造力を向上させる手段の1つです。

しかし、小さなことでも毎日続けていくのは大変ですよね。読書は、楽しく読むだけで創造力の向上を手に入れる最も手軽な手段かもしれません。

 

3.語彙力(ごいりょく)が鍛えられる

語彙力とは、その人がもっている単語の知識と、それを使いこなす能力。

引用:goo辞書

語彙力って必要!?そう思いませんでしたか。はっきり言います。語彙力は、必要です!!

あなたの頭の中で考えていることがうまく相手に伝わらないこと、ありませんか。

それは、語彙力の問題かもしれません。

言いたいことをあなたの思った言葉で表現できないと、誤解を生む原因になるうえ、相手との会話の成立にも影響が出てきますよね。

そんな語彙力を最も効果的に吸収できるのが、読書をしている時。

読書をすることで、新しい言葉と出会い、語彙を増やしていくことができます。

誰でも分かるように簡単な言葉しか使われないテレビなどのメディアに比べ、本は使ったことのない言葉に出会いやすいです。

出会ったことのないたくさんの言葉に触れることで、自然とあなたの中の語彙が増えていきます。

そのため、思ったことを思ったままに相手に伝える能力を身につけることができることへつながります。

 

4.コミュニケーション能力が身につく

記憶力や創造が向上するのは納得できるけれど、相手のいない読書でどのようにコミュニケーション能力が上がるのか不思議ですよね。

しかし、私はストレス低下の次に読書の効果を実感しているのが、このコミュニケーション能力。

読書をしているときは、本の中の登場人物に深く感情移入しています。

まるで自分が主人公と同じ経験をしているかのようにドキドキしたり、悲しんだり、喜んだり。

登場人物の感情を追い、今まで思っていた考え方とは違う思いが生まれることもあります。

こうした他者の感情に集中して触れる読書は、周囲の人々への共感力を高めてくれます。今まであなたになかった考え方を発見する機会にもなります。

特にフィクションの小説は、他のどの本よりも共感力が高められるためおすすめです。

他には、おもしろい本を読むと、誰かにすすめたいと思います。

実際、私の特別な一冊の「ジウ」は、職場の読書好きの先輩にすぐにすすめました。

先輩も私のように、「ジウ」の世界に引き込まれ、お風呂の中でも食事中でも読むことがやめられず、親に怒られたと笑いながら話してくれました。

おもしろかった本は、選ぶ人の趣味嗜好が出るため、気に入ってもらえなかったらと不安な気持ちもあります。

そのため、すすめた本を親に怒られるほどハマって読んでくれたことが本当にうれしく、私はより本の世界の魅力に取り憑かれました。

おもしろかった本をすすめるには、おもしろさを説明する語彙力や表現力が必要です。

語彙力や表現力を上げることで、相手に伝える力が身に付き、コミュニケーション能力も同時に向上。

社会人なら、どんな職業でも必ずコミュニケーション能力は必要です。その能力があることで同僚や、取引先と円滑に仕事を進めることができます。

近年、スマホのゲームなど言葉を発する機会が減り、前頭葉の働きが弱り、コミュニケーション能力が低下した人が増えたといわれています。

音読は、コミュニケーション能力をつかさどる前頭葉が活性化されるため、よりコミュニケーション能力がアップします。

コミュニケーションをとるのが苦手な人は、読書プラス音読でコミュニケーション能力を身につけちゃいましょう。

 

5.アルツハイマー病の予防

小説は、数あるエンターテインメント作品やメディアのなかでも特に「脳」にいいと言われています。

継続的に読書を行い、脳に刺激を与え続けると、アルツハイマー型認知症の原因となる物質「ベータアミロイド」の形成が抑えられます。

そのため、読書はアルツハイマー病の予防につながるのです。

実際に、高齢者で読書を趣味にしている人の脳を調べると、平均よりもベータアミロイドの量が少ないという研究結果も出ています。

また、週に3.5時間以上本を読む人は読まない人に比べ、12年後の死亡率が23%低いことも分かりました。

週に3.5時間ですから、1日たった30分。

今から1日30分の読書習慣を手に入れて、病気の予防や長生きまで手に入れちゃいましょう。

 

6.世界を広げる読書の友達ができる

読書は、人と人とを繋ぐきっかけにもなります。

私はまだ一度も会ったことのない、読書の友達がいます。それは夫の会社の同僚、アンナさん。

アンナさんも読書が好きで、会社のデスクに着くギリギリまで本を読みながら出勤していました。

その姿を見た夫が、私と似た点を感じ、私の話をしたそうです。

数日後、会社から帰宅した夫は私に一冊の本を差し出しました。

読書をしない夫からいきなり本を渡されたので、なんだろうと思い不思議そうな顔をした私に、夫はアンナさんの話をしてくれました。

私の読書好きを聞いたアンナさんが、おすすめの本を貸してくれたのです。

今まで手に取ったことのない作家さんの作品でしたが、とてもおもしろく通勤の電車の中で一気に読んでしまいした。

決まったジャンル、決まった作家だけだった私の本の世界は一気に広がりました。

その後は私のおすすめの本を、夫経由で渡してもらったり貸してもらったり。

初めて本を借りた日から5年ほど経ちますが、本の交換は今も続いています。

感想を言い合うなど直接的な交流はないですが、小説の共有は気心の知れた友達と同じくらいの繋がりを生んでいると私は感じています。

きっとあなたの周りにいる読書好きなあの人は、あなたの世界を広げてくれる一人かも知れません。

まずはおすすめの本から聞いてみてください。きっとうれしそうに教えてくれますよ。

 

 

読書の効果が高い小説で私がすすめたい5冊

ここまで、読書の効果を実感できる事柄を紹介してきましたが、実際どんな本を読んだらいいのか分かりませんよね。

私は読む本に迷ったら本屋さんの手書きのポップや、ランキングを見て選んでいます。

他には、ドラマや映画など映像化された作品を選ぶ。

映像化された作品は、話題作品であることはもちろんのこと、誰にでも親しみやすく読みやすいのも特徴です。

そのため、さまざまな効果を実感したい!読書を始めてみたい!と思うあなたにおすすめ。

シリーズ化されている作品も多いので、次に読む本を選びやすいのもいいですね。

そこで、実際私が読んだ何百冊の本の中から、映像化もされているおすすめの本を5つご紹介します。

 

1.ストロベリーナイト 誉田哲也

ストロベリーナイト (光文社文庫)
私が大好きな作家さんの一人で、読書好きになるきっかけを作ってくれた「ジウ」の作家、誉田哲也さんのストロベリーナイト。

ドラマ化された作品ですので、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

姫川玲子(主人公の女性刑事)シリーズとして2006年のストロベリーナイト創刊から今でも続いている大人気のシリーズ作品です。

主人公は警視庁捜査一課・殺人犯捜査係の主任である警部補姫川玲子。

女性ながら警察の花形である職場に就いた彼女は、男以上にタフな精神力をもっています。

そして、個性あふれる刑事たちとぶつかり合いながら、立ちはだかる凶悪な難事件を解決していく物語です。

姫川玲子の周りにいる個性あふれるキャラクターも読みどころの一つ。

描かれている事件は読むのを躊躇ってしまうような凶悪なものも多いですが、その中で描かれる人間模様や誰しも持っている感情の葛藤。

身近な世界ではないけれど、身近に感じられる考え方もあり、読み出すと止まらないこと必死です。

映像化されたものを見たあなたでも、本はより細かい設定や感情表現がされているのでまた違った楽しみ方ができます。

ドキドキハラハラ、時々くすっと笑ってしまう、そんな作品です。

 

2.君の膵臓をたべたい 住野 よる

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

ストロベリーナイトとは、全く違ったテイストの作品。

「君の膵臓をたべたい」は映画化され、とても話題になった長編青春小説です。

主人公である「僕」は病院で偶然「共病文庫」というタイトルの文庫本を拾います。

それは「僕」のクラスメイトである山内桜良(やまうち さくら)が綴っていた秘密の日記帳でした。

そこには彼女が膵臓の病気により、余命が長くないことが記されています。

「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことで、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となるところから物語は始まります。

僕と桜良という正反対の性格の2人が、自分にはない部分にそれぞれ憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく話です。

私は本屋さんに行き、映画が話題になっていたこともあり軽い気持ちでこの本を手に取りました。

私は普段、通勤電車の中で読書をすることが多いため、この本も買ってすぐ、帰りの電車で読み始めました。

住野よるさんの作品は初めて読みましたが、心が温かく、そしてキュンとする、そんな気持ちを味わいながら読み進めていました。

しかし、終盤になるにつれ涙が止まらず、私は電車の中で本を片手に大号泣でした。悲しくも温かい、そんな作品です。

ただ、電車の中で読むのはおすすめしません。

片手にコーヒー、片手にハンカチを用意して家でゆっくり涙しましょう。

住野よるさんの作品が気に入りましたら「青くて痛くて脆い」もぜひ読んでみてください。この作品同様、ハンカチ片手に持つのを忘れずに。

 

3.これは経費では落ちません 青木祐子

これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 1 (集英社オレンジ文庫)

テレビドラマ化や漫画化もされた人気シリーズ。

主人公の森若沙名子は中堅の石鹸会社「天天コーポレーション」の経理部員。

経理部は新発田部長、ベテラン田倉勇太郎、入社5年の森若、広報課から異動してきた佐々木真夕の4人。

20代後半ながら部長の信任も厚く、マイペースで経理の重要な仕事をきっちりこなす森若。

プライベートでは会社の人とは深く付き合わない主義で、同期の鏡美月以外とは食事にも行こうとしない。

そんな彼女に、経理のさまざまな問題が降りかかります。そして、問題を解決するために図らずも同僚との交流が増えていく。

その中で生まれる人間模様や恋模様が、あなたの近くの世界にもあるようなことばかりで共感できる部分がたくさんあります。

短編小説のため、初心者のあなたでも無理なく読める内容と本の厚みもおすすめの理由。

この作品の前作である「風呂ソムリエ」も読むと、世界観がより広がるので合わせて読みたい小説です。

 

4.告白 湊かなえ

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

湊かなえさん衝撃のデビュー作。松たか子さんで映画化され、話題になったことを覚えている方も多いのではないでしょうか。

「告白」は、今までご紹介した作品とは全く違います。

この作品は、「聖職者」から始まる計6編を収録した、連作短編形式となっています。

それぞれ異なる人物の「告白」によって、事件の全容を多角的な視点から浮き彫りにしていくスタイルです。

これまで読んできたどの作家さんとも違うスタイルの書き方で読んでいて、正直最初は戸惑いました。

しかし、読み進めるうちに、告白をしていく登場人物それぞれの感情の動きやその登場人物からの見え方。

そのすべてが、他の作品よりも鮮明に感じることができることに気が付きました。

不幸な死を遂げた少女。どうして少女は死ななければならなかったのか。

娘を殺された母親の凄絶な復讐劇が展開されており、5人の人物の視点で物語の全体像を明らかにしていきます。

この作品は、「いやな気持ちになるミステリー小説」略して「イヤミス」とも言われています。

最後まで読んでも、どこにも救いがないのも事実です。

しかし、他の小説にはない突出した迫力があり、必ずすっきり終わる小説ばかりでないということを私は教えてもらいました。

「告白」を読んで以来、私は湊かなえさんの作品のファンになり、「贖罪」「白ゆき姫殺人事件」「高校入試」など好きな作品は数知れず。

「告白」を読めばあなたも、湊かなえさんの世界に、はまること間違いなしです。

 

5.図書館戦争 有川浩

図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)

最後は、「図書館戦争」。メディア展開は、コミックから実写映画まで多岐にわたるこの作品。

昭和から「平成」でなく「正和」とかいう元号に変わったところから話は始まります。

昭和の終わりに「メディア良化法」という法律が成立、言論統制が合法化。

いわゆる「放送禁止用語」を使った本や、雑誌などを良化隊と呼ばれる軍隊が本屋から無理やり奪い去るような社会になります。

そこで 図書館が、発行された本を守る立場になり、処分の本を奪われないよう図書隊という名の軍隊を組織します。

図書施設の敷地内では専守防衛で実弾を使っての抗争が合法化。

実弾などの武力を行使する良化隊から図書を守る、言論の自由・表現の自由を守る。

その命がけの戦いのなか成長する新入隊員笠原郁。笠原郁の活躍と王子様として憧れを抱くあの人への恋心描いているこの作品。

今の図書館の在り方とは、まったく違った設定です。

しかし、情報をいつでも自由に手に入れることのできるこの時代について考えさせられるストーリーにもなっています。

主人公の成長ぶりや、恋の展開など見どころも多く、飽きることなく読み進めることができる作品です。

本編シリーズ4巻と別冊2巻からなる全6巻で構成されています。

別冊では、主人公以外のキャラクターに焦点が当てられ、違った目線での物語が展開します。

本編とともに、シリーズすべてを読んで楽しんでほしい作品です。

紹介した5作品以外にも、ストレス低下をはじめとした読書の効果を実感できるおすすめの本はたくさんあります。

私がまだ出会っていない本もまだまだたくさんあります。

ぜひあなたのお気に入りの小説を一冊見つけ、本の世界の虜になりましょう。

 

 

まとめ

  • 読書をする人は、しない人に比べて、ストレスが68%低下する。それも、たった6分で効果がある。
  • 読書は「脳が活性化する」という効果もある。
  • 読書の効果を実感できるのは、記憶力・創造力・語彙力(ごいりょく)・コミュニケーション能力の向上が上げられる。
  • 1日30分の読書でアルツハイマー病の予防と寿命を長くする効果がある。
  • 読書をすると読書の友達ができ、交友範囲が広がりを実感できる。

電車の中で見た読書を楽しむ人の、かっこいい姿。そこから私の読書生活が始まりました。

新しい趣味を始めようと思っても重い腰が上がらない。

そんなあなたでもすぐに始められる読書。その世界に足を踏み入れれば、あなたの可能性が広がっていくことが実感できることでしょう。

あなたが、私の「ジウ」のような特別な一冊に出会う経験をぜひしてほしいです。

まずは本屋さんに行って、小説を手に取ってみませんか。あなたの世界がもっと広がります。

yutaka

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Posted by yutaka