ベジタリアンの効果は嘘で健康に悪いって本当?論文の研究結果も紹介!
このように、ベジタリアンに対して詳しい健康効果を知らないという方や、ダイエットへの効果に対する疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。
私もベジタリアンのことをよく知らずに、とりあえず菜食中心で健康に!と思いながらダイエットをしていた時期がありました。(汗)
しかし、曖昧な知識のままだとダイエットに効果があるどころか健康的でなくなってしまうかもしれません。
ぜひベジタリアンについて知り、生活にお役立てください♪
この記事では、ベジタリアンに関する論文の紹介、ダイエットなどに効果的なのか、ベジタリアンの種類についてお届けしたいと思います!
ベジタリアンは効果的で健康にいい!
結論から言うと、ベジタリアンは便秘解消や疲れにくいなどの健康的な効果が多くあります。
と、疑心暗鬼になる方も多いと思います。
確かに、ネットで検索すると、ベジタリアンが良いと言っている記事もあればそうでない記事もありますよね。困惑して当然です。(汗)
そこでまずは、ベジタリアンについての論文をご紹介したいと思います。
上に挙げたような効果ではなく、また違った、病気に関する論文結果ですのでチェックしておきましょう!
ベジタリアンの効果を論文で証明!病気の恐れも!?
ご紹介するのは、2019年のBMJ誌電子版という医学雑誌に掲載されていた、イギリスのオックスフォード大学で行われていた研究の論文です。
この研究では、心疾患そして脳卒中に絞って、食習慣が及ぼす影響または効果を明らかにしようとしました。
2万人あまりのイギリス人を対象にし、その中で肉を食べる人、魚を食べる人、ベジタリアンに分類し、約18年もの間、研究を進めました。
その結果、ベジタリアンの心疾患発症率は肉を食べる人より22%低く、ベジタリアンの脳卒中発症率は肉を食べる人より20%高いことが分かりました。
つまり、菜食中心の人は心疾患にはなりにくいですが、脳卒中にはなりやすいという研究結果だったのです。
そして、論文によると、何が原因で発症率が上がってしまうのかという部分について、詳しいことは分かっていないようです。
著者も、もっと詳しいことを明らかにするために研究を重ねるべきだと述べていました。
論文によると、「ビタミンB12」というビタミンが不足することで脳卒中が起こりやすいという意見がありました。
しかし、食生活をする上で必ず足りない栄養はあります。大切なのはそれを補うことなので、菜食中心が良いとか肉食中心が良いとかではありません。
この「ビタミンB12」の多くは肉や魚に含まれるので、確かにベジタリアンにとっては摂取するのが難しいでしょう。
私の場合、サプリメントを飲むことによってバランスをとっています。
サプリメントは健康に悪いイメージがありますが、「不足しているものを補う」分には大丈夫です。
そして、論文によると、何が原因で発症率が上がってしまうのかという部分について、詳しいことは分かっていないようです。
つまり、「ビタミンB12が足りないから脳卒中になりやすい」などの断定はまだされていないんです。
論文の著者も、もっと詳しいことを明らかにするために研究を重ねるべきだと述べていました。
何が原因で脳疾患の数値が上がったのか、そして具体的な対処法など、これからの研究で詳しいことが分かってくると思います。
ベジタリアンの効果はダイエットにつながる!
以上で挙げた論文は、命に関わるような健康の話だったので、効果とはまた別の危険性についてのお話でした。
次は、身近な健康に関する効果、そしてダイエットに繋がるメリットをご紹介します。
①疲れにくい身体ができる
1つ目に、ベジタリアンは疲れにくくなるという点です。
肉は消化に最長で24時間もかかるところ、野菜の消化時間は2時間ほどで終了するんです。
消化にもエネルギーが必要なので、気づかないうちに疲れることになります。
菜食になることで、エネルギーをあまり使わないので疲れないんですね♪
②便秘解消
2つ目に、ベジタリアンは便秘解消に効果的だという点です。
便秘に悩んでいる方は最近多くなっているようです。では、なぜ便秘になってしまうのでしょうか。
理由の1つとして、食物繊維の不足が挙げられます。実は、肉(または魚)には食物繊維がほとんど含まれていないんです…。
一方できのこや豆類には、食物繊維が多く含まれています。野菜を食べることは便秘解消に直結するでしょう。
それにより体重が減るので、ダイエットに効果があること間違いなしです!
ベジタリアンの効果を考えるなら種類も知ろう♪
ベジタリアンについての効果などを紹介しましたが、実は種類によってもちょっと変わってくるんです。
「肉、魚介類、卵、乳製品、蜂蜜、毛・革」、この6つの区分があり、それぞれ食べられるか食べられないかで変わってきます。
その中で分かりやすいものを4つ、紹介したいと思います。
①セミ・ベジタリアン
1つ目は、「セミ・ベジタリアン」です。
このベジタリアンは、他のベジタリアンと比べて明らかに違う点があります。
それは、なんと肉を食べても良いという点です。
セミ・ベジタリアンは一般の人よりも肉を食べる量が少ないのであって、絶対に食べてはいけないという訳ではないんです。
この時点でもう、皆さんの一般的なベジタリアンに対するイメージは覆されたのではないでしょうか。
②ぺスコ・ベジタリアン
2つ目は、「ペスコ・ベジタリアン」です。
特徴として、完全に肉を食べません。絶対禁止です。肉以外なら食べられるので、「魚菜食主義者」です。
また、先ほどの論文で「魚を食べる人」という調査対象があった理由は、そういうベジタリアンもいるからだったんです。
③ラクト・ベジタリアン
そして4つ目は、「ラクト・ベジタリアン」です。
特徴として、肉を食べていけないのはもちろん、魚介類、そして卵も食べてはいけません。
ここで、あれ?肉だけがダメなんじゃないの?と思った方も多いのではないでしょうか。
そうなんです。多くのベジタリアンは、肉と同時に、魚介類、卵、乳製品などを禁止します。
ベジタリアンが禁止するのは必ずしもお肉だけではないんです。
④ビーガン(ヴィーガン)
6つ目は「ビーガン(ヴィーガン)」です。これだけ名称にベジタリアンがついていませんね。
なんか聞いたことあるぞ!?という方もいるのではないでしょうか?
それもそのはず、ビーガンは、今世界中でかなり注目されているベジタリアンなんです。
ビーガンは正真正銘の「完全菜食主義」です。
食べてはいけないものが多く、肉、魚介類、卵、乳製品、蜂蜜すべて食べられません。
そう、蜂蜜もビーガンは食べてはいけないんです…。
しかも食べ物に留まらず、衣食住全般に適用されているので、動物の毛・皮もNGです。
このように、かなり厳格なベジタリアンも居るということが分かりますね。
ベジタリアン一覧表
まとめ
- ベジタリアンに関する論文によれば確かに健康的な問題もあるが、足りない栄養を補うことで解消できる。
- ベジタリアンは疲れにくいというメリットや、便秘になりにくいなどのダイエット的な効果もみられる。
- ベジタリアンにはさまざまな種類があり、どのベジタリアンかによって健康効果が変わる。
以上についてお話ししました。
論文の結果を見れば良い部分も悪い部分もあったと思いますが、一般的なメリットを見ると、ベジタリアンを試してみたくなったと思います。
まずは、自分にあったベジタリアンを探してみてはいかがでしょうか?
ぜひ、参考になれば嬉しいです♪
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