赤ちゃんのお昼寝30分の壁が越えられない!ぐっすり寝てくれるコツは?
赤ちゃんがようやく寝たと思ったら、30分くらいで起きてしまって、さあ、これから家事をしよう!と思っていたママはガッカリ…。
なんてこと、ありませんか?そう、これがいわゆる、30分の壁というものです。
我が家にも1歳半になる長女がいますが、生まれてから6カ月ぐらいまでは少し寝ては起きて、また寝ては起きてを繰り返していました。
赤ちゃんも眠たいのに眠れないし、ママも何度も寝かしつけをしないといけないしで、みんなイライラ。ママも泣きたい気持ちになりますよね。
この記事では、0歳から1歳までのお昼寝30分の壁の原因と、どうすればぐっすり寝てくれるのかを解説します。
赤ちゃんがお昼寝をしてもすぐに起きちゃうと困っているママは、ぜひ参考にしてくださいね。
ぐっすりお昼寝してもらって、ママの時間を捻出しましょう!
うちの子は2人とも優しい音の出るぬいぐるみにとてもお世話になりました。
おくるみにくるんで心音を聞かせるとあっという間に静かになりスーッと眠りに…あまりにも良かったので親友の出産祝いにも贈ったほど。
見た目も可愛くて子たちも「絶対捨てないで」とお気に入りなので、上の子が8歳になった今も大切にしています。
赤ちゃんのお昼寝30分の壁!原因は?対処法は?
赤ちゃんがお昼寝をし始めて、30分くらいで起きてしまうことを30分の壁と言います。
では、そもそも赤ちゃんのお昼寝30分の壁はなぜあるのでしょうか?
お昼寝30分の壁の原因
赤ちゃんのお昼寝30分の壁は睡眠サイクルが未発達なことが原因です。
人間は寝ているときもずっと脳は休んでいるわけではありません。
体は眠っていても脳は活動をしている浅い睡眠(レム睡眠)と、脳の活動が低下する深い睡眠(ノンレム睡眠)を繰り返しています。
大人は、浅い眠りと深い眠りを90分周期で繰り返します。
ところが、赤ちゃんは睡眠サイクルが未発達なので、浅い眠りと深い眠りの周期が短く、大体30分周期で浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。
赤ちゃんは浅い眠りのタイミングにちょっとした環境の変化を感じることで、目を覚ましてしまいます。これがいわゆる30分の壁です。
つまり、30分の壁を超えるためには、まずは、寝ている赤ちゃんに、何かおかしい!不快だ!と思わせないようにすることが大切です。
お昼寝30分の壁の対処法
赤ちゃんのお昼寝30分の壁を越えるためには、お昼寝をする環境を整えることから始めましょう。
では、どういう環境にするべきでしょうか?赤ちゃんがぐっすりお昼寝できる具体的な場所や時間帯は以降で解説します!
赤ちゃんのお昼寝の場所はどこがおすすめ?
- いつも寝ている場所
- 明るすぎない場所
- 暑すぎない、寒すぎない場所
- うるさくない場所
いつも寝ている場所
赤ちゃんをお昼寝させる場所は、寝室やベビーベッドなどいつも寝ている場所にしましょう。
いつも寝る場所が決まっていると、そこに横になったら、「あっ!寝る時間だ!」とだんだん赤ちゃん自身が意識できるようになります。
これを入眠儀式と言います。
入眠儀式はスムーズな眠りに入るための、眠る前の習慣のことです。
入眠儀式は続けることで効果が発揮されるので、すぐに効果が出なくてもあきらめないで、継続してくださいね。
明るすぎない場所
赤ちゃんは、明るすぎない場所で寝かせるようにしましょう。
部屋の電気を消して、カーテンなどをかけて、太陽光が少し入る程度の薄暗い場所で寝かせます。木漏れ日の明るさが目安です。
人間は明るい光を浴びていると、体内時計が昼間だと勘違いをするので、寝つきが悪くなりますし、目を覚ましやすくなります。
暑すぎない、寒すぎない場所
室温を過ごしやすく調節してあげましょう。
暑すぎたり寒すぎたりすると寝苦しいのは赤ちゃんも一緒です。
赤ちゃんが快適な室温は、夏の場合は26~28℃、冬の場合は20~22℃です。
また、エアコンをつけて調整をするときは、赤ちゃんに直接風が当たらないようにしてあげましょう。
扇風機を上向きにして、部屋の空気を循環させる方法もあります。
寝かしつけや夜泣き対策として助産師さんが推奨する、睡眠用おくるみを使ったらよく寝てくれたという声もありました。
こちらは着せるだけで安心感のある体勢にしてあげられて、着せているときの方が長く寝てくれることを実感している口コミがたくさん寄せられています。
3か所のチャックのおかげでおむつ替えに便利なだけでなく、体温調節がしやすくなっているのも魅力的ですね。
夏には保冷剤が入れられるベビー枕もおすすめです。可愛いぬいぐるみタイプは大きくなっても長くお友達になってくれますよ。
うるさくない場所
あまりうるさくない場所でお昼寝をさせるようにしましょう。
ただ、赤ちゃんによっては、まったく音がしない静かな部屋よりも、ホワイトノイズという特定の雑音を聞かせると眠りに入りやすくなる子もいます。
ホワイトノイズとは、ヘアドライヤーや扇風機、アナログテレビの砂嵐など、特定の雑音のことを指します。
一説では、ホワイトノイズは赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいたときに聞いていた音に似ていると言われています。
そのため、この音を赤ちゃんに聞かせると、スムーズに眠りに入ってくれることがあります。
また、ちょっとの物音でも起きちゃうような赤ちゃんには、あえてホワイトノイズを聞かせるのも1つの手です。
ホワイトノイズがほかの物音に注意を向かせなくする効果があります。
ホワイトノイズを聞かせてお昼寝をさせるときは、お昼寝の初めから終わりまでずっとかけておくようにしましょう。
赤ちゃんがお昼寝をする時間帯はいつがおすすめ?
赤ちゃんがぐっすり眠れるお昼寝の時間帯はいつでしょうか?
ここでは、各月齢の理想のお昼寝時間帯を解説します。
赤ちゃんお昼寝時間帯の目安
「赤ちゃん」と一口に言っても、月齢によってお昼寝時間帯の目安は異なります。
- 新生児~1カ月
この時期は、体内時計が整っていないので、眠たい時に寝かしてあげましょう。目安は、1~3時間です。
目安よりも早く起きてしまうこともありますが、眠る練習をする時期ととらえて、赤ちゃんのペースに合わせてお昼寝をさせてあげましょう。
- 生後2カ月~4カ月
午前中1時間、午後2~3時間、夕方30分~1時間程度のお昼寝をさせてあげましょう。
生後2カ月~4カ月くらいになると、徐々に昼夜の区別がついてくるので、少しずつ夜は長く寝てくれるようになってきます。
お昼寝は17時までにして、あまりお昼寝を長くしすぎないようにしましょう。
お昼寝の時間が長すぎると、うまく体内時計が整わなくなってしまいます。
- 生後5カ月~8カ月
午前中30分~1時間、午後2~3時間程度のお昼寝がベストです。
徐々にお昼寝の回数を減らしていきましょう。午前中にお散歩に出て太陽の光を当てるとお昼寝をしやすくなりますよ。
- 9カ月~1歳
午後2時間がお昼寝時間の目安です。
9カ月~1歳になったら、お昼寝は午後の1回にしましょう。
赤ちゃんがどうしても眠たそうでしたら、午前中に30分程度の短いお昼寝をさせるといいですよ。
そうすると夜泣きや寝ぐずりをする可能性があります。
まとめ
- お昼寝30分の壁の原因は、赤ちゃんが浅い眠りときに不快感を覚えるため
- お昼寝30分の壁を越えるには、赤ちゃんにとって快適なお昼寝の環境を整えることが大事
- 赤ちゃんがぐっすり眠れる環境とは、いつも寝ている・適温・薄暗い・うるさくない場所
- 月齢に合わせたお昼寝の時間を目安にする
お昼寝30分の壁は、赤ちゃんの睡眠サイクル未発達で、眠りが浅いときに不快感を覚えることが原因です。
そのため、赤ちゃんにとって快適なお昼寝の環境を作ることが必要です。お昼寝をする場所や時間帯を見直してみてくださいね。
とはいえ、我が家の長女が3カ月くらいのときは、眠る環境を整えても、どうしてもお布団でお昼寝をしない日もありました。
そのときは、長女をおんぶしてお昼寝をさせながら、家事をしていました。
そんな長女も、6カ月くらいになるときにはきちんとお布団で寝てくれるようになりました。
今回紹介した方法など、いろいろと試しても、お昼寝30分の壁がどうしても越えられない!と悩んでいるママもいると思います。
ときには便利グッズを試してみるのもひとつの手です。
ただ、いずれは自然とお布団で寝てくれるようになりますから、あまり気負わずゆったり見守ってあげてくださいね♪
冒頭でもご紹介したこちらの寝かしつけぬいぐるみ、子どもなりに思い入れがあるようで少し大きくなった今も大切にしています。
泣き止まなくてどうしようもないときでも、この自然音や心音で安心して眠りにつける子がたくさんいるようですね。
デザインは大人が見ても可愛く、洗えて清潔に保てる、音が自然に止まってくれるのも嬉しいポイント。
プラネタリウムのライトを嬉しそうに指さす様子も可愛いですよ。
寝る前のルーティンにすることもできて、自分が使って良かったから出産祝いに贈るという人もいるほど。
寝かしつけを癒しタイムに変身させてくれる人気アイテムなのでぜひチェックしてくださいね。
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