赤ちゃんの髪の毛の筆以外の保存方法!ひと工夫でかわいい記念品に!

生まれて来た赤ちゃんのファーストカットを記念に残したい、でも赤ちゃん筆はちょっと…そんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
実は赤ちゃんの髪の毛を保存する方法は、【赤ちゃん筆】以外にもたくさんあるんです。
赤ちゃんのファーストカット、その保存方法と言えば赤ちゃん筆!
でも調べてみたらちょっとお値段が思ったより高くて…。専門会社さんにお願いしたのに作るのに失敗した、なんていう経験談もちらほらあって不安…
大切な赤ちゃんのファーストカットで後悔したくない!もっと簡単に、かわいく保存できないの?
そんなときでも大丈夫。さまざまな商品や自分のひと工夫で、楽しく記念品を作りましょう!
赤ちゃんの髪の毛は筆以外にも保存方法がある!

赤ちゃんの「ファーストカット」、つまり「初めて切った髪の毛(胎毛)」を記念に残すとき、最初に候補にあがるのは、きっと【赤ちゃん筆】だと思います。
けれど赤ちゃん筆は、ものにもよりますが数万円かかることも。
そもそも、いくら伝統でも「筆」にするというのがちょっとなあ、と考える現代のお父さんお母さんもいるのではないでしょうか。
そこで、「筆以外」にどんな保存方法の選択肢があるのか、調べてみました!
胎毛ケース(メモリアルケース)
切った髪を小さな桐箱に入れるタイプ。髪を束ねておくためのリボンがついているものや、箱にお子さまのお名前など、オプションを刻みこんでくれるものも多いです。
桐箱はカビに強く、長期保存がきくため、将来お子さまにプレゼントしたい場合にも最適。

箱のデザインに色々な種類があります。定番の長方形から、はんこのような形のもの、ちょっと個性的なところでは「たまご型」もあります。
中には赤ちゃんの手形をフタに刻んでくれるものまでありました!
胎毛スタンド(フレーム)
透明なアクリル板やフレームなどにはさんで飾るタイプです。
かわいい動物の形のアクリル板や、名入れはもちろん誕生石をそえてくれる品も。
こちらにも、手形足形を一緒に刻んでくれるものがあります。

産毛ケース瓶
こちらは小瓶にそのまま束ねた髪の毛を入れるタイプのケース。
桐箱タイプと違って、中身が見えるのが特徴ですね。透かしデザインの名入れもきれい♪

その他の種類
写真と一緒に飾れる「フォトスタンド」や、「筆にするほどではないから」と毛先をチェーンタイプ、ストラップタイプにする方法もあります。
一方で、海外で主流だった「胎毛ヘアジュエリー」などの胎毛アクセサリーも、日本に浸透し始めています。
こちらはクリスタルや宝石などに髪の毛を封じこめるだけあって、かなりお値段が高いのが現状。
ですがそれだけに、とても美しく愛らしい仕上がりのお品ばかりです。
主にネックレス、ブレスレットにしますので、お子さまへのプレゼント用というよりは、お母さんが身につける用のジュエリーあつかいのようです。
自作のひと工夫で!

あきらめるのはまだ早いです!
中には自分で描いたイラストに赤ちゃんの髪の毛を貼りこんで飾ったり、自分でビーズアクセサリーにしたり、キーホルダーにしたりと、自作のアイデア・ひと工夫ができます。
楽しい【記念品】を編み出している方はたくさんいらっしゃいますよ!
ハンドメイド作家さんの中には、赤ちゃんの髪の毛を貼り込む用にあらかじめ赤ちゃんの顔を描いた「イラスト台紙」を作っている方もいらっしゃるようです。
そこにきれいに束ねて整えた赤ちゃんのファーストカットをペタンと貼りこめば、かわいい赤ちゃんの分身のできあがり♪
ただしハンドメイド作品は年中作られているわけではありませんので、探す際はその点をご注意くださいね!
赤ちゃんの髪の毛を記念にする理由って?



生まれたばかりの赤ちゃんの髪の毛のことを、産毛(うぶげ)、もしくは胎毛(たいもう)と呼びます。
これは赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときにすでに生え始めていたもので、おもに赤ちゃんの体を守る役目をしていました。
その後、お母さんのお腹から出てきた赤ちゃんの胎毛を切ってしまうと、二度と同じものが生えてきません。
つまり胎毛とは、【一生に一度しか存在しないもの】なのです。
だからこそ、人々は赤ちゃんの髪の毛を初めて切ることを「ファーストカット」と呼んで、特別なものとして扱ってきました。
特にその細く繊細な「毛先」はとても貴重なものとして、古くから大切にされています。
古代中国では、赤ちゃんの髪の毛を筆にして、お守りとして一生大切にしていたとか。
それが現在日本でも主流となっている【赤ちゃん筆】の由来のようですね。
生まれて来た子が「すこやかに育ちますように」、そして「頭のいい子に育ちますように」と願ってお守りを作る。それが始まりだったようです。
その想いはどこの国でも、どの時代でも、一緒なんですね。

大丈夫です。最近では「記念だから」と気軽にいろいろな形で残されている方も多いようですよ。

渡す方、渡さない方、どちらもいらっしゃるようで、決まった答えはないようです。
どんなものにするかもお子さまへの贈り物にするかどうかも、全部ご家族の考え方ひとつ!
ご夫婦だけではなく祖父母の方、みんなで一緒にいろいろな案を出して、後悔しない【記念品】を作ってみてくださいね!
赤ちゃんの髪の毛の切り方!気をつけることは?

一番気をつかうのは「切る時!」
赤ちゃん筆にはしない、とはいえファーストカットを記念品にすると決めた以上、避けられないのは…もちろん、赤ちゃんの髪の毛を切ること!
ファーストカットなのだから当然、とくに初産の方にとっては、初めて赤ちゃんの髪の毛にハサミを入れる体験になると思います。
初めてのハサミ入れ。「失敗するのがこわい…」なんていう不安があるかもしれません。
【赤ちゃん筆】の場合は、筆を作る会社さんと提携している、ファーストカットもしてくれる美容院があるそうです。
ですが、筆以外のものにするときは、自分で切るしかありません。
まずあらかじめ「切ったあとどんな髪型にするか・そのためにどれくらいの長さを切るか」をしっかり考えておく。
(これを決めておかないと、切ったあと困ることに…!)
⇒まず、クシで丁寧にすいてそろえる。
⇒赤ちゃんの頭の前のほうか、頭頂部あたりの髪の毛を、手で束ねる。
⇒そろえた髪の毛の根元にクシをさしこみ、その上からハサミを入れて、必要な量の毛を切る。
上の説明だけでは不安な場合は、ファーストカットの様子をYouTubeで動画に残していらっしゃる方も多いので、参考にしてみてください。
「ファーストカット」で検索すると色々観ることができますよ♪
気をつけることはその他にも
この記事を書く際、私も子どもが二人いる姉が赤ちゃん筆などを作ったかどうかを聞いたことがなかったことを思い出し、この機会に聞いてみました。


あらら、これは残念…。
姉の家では、「一人目の子にしていないことは二人目の子にもしない」というルールがあるため、結局子どもたちにファーストカットの記念品は作っていないようです。
実はこんな風に、「考えている間に家族が勝手に切っちゃった!」という例は珍しくないそうです。
私の姉のように下の兄弟姉妹に影響が出る場合もあるかもしれませんし、これもなかなか後悔が大きそう。
現代では「同居は夫婦のみだから大丈夫!」という家族が多いかもしれません。
でもこういったことがないためにも、ファーストカットに関してはしっかりとお身内の皆さまとご相談になったほうがよいかもしれませんね。
ただ、「筆にしない」のなら、毛先がちょっと残っているだけでも工夫しだいでまだ【記念品】が作れるかも…!
ぜひ「もうひとアイデア」がないかどうか探してみてください。
まとめ

- 赤ちゃんの髪の毛を保存する方法はいろいろ
- 赤ちゃんの最初の髪の毛はとても貴重で、意味がある
- ファーストカットの際は家族とよく話し合って
髪の毛を自分の好きなように切ったり染めたりしている私たち大人とは違って、赤ちゃんの体は「初めて」のかたまり。それこそ髪の毛一本までが貴重だとわかりました。
かといって、それをあまり重く考えてしまっては、今度はご家族の心の負担になってしまいますよね。
ファーストカットの保存方法は、アイデアしだいでたくさんあります!
無理はせず、自分でも納得できる【記念品】を、ご家族や相談できる方と一緒に楽しく考えてみたり、作ったりしてみてはいかがでしょうか。
そのときに、今回ご紹介したものが参考になれば幸いです。
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