お彼岸の熨斗はどうすればいい?書き方は?お供え物の品や相場も紹介
あなたは「お彼岸って何?」と聞かれたときに答えられますか?
なんとなく分かっているもののなかなか説明できない方が多いのではないのでしょうか。
お彼岸とは春と秋に2回あり、ご先祖様や自然に感謝を捧げる日本独自の行事でお寺の法要やお墓参りに行きお供え物をします。
では実際お彼岸の際に、どんなものをお供えすればいいでしょうか?
また熨斗(のし)の書き方や値段の目安はどれくらいなのでしょうか。
これから親戚の所、相手方のご実家へお墓参りへ行くという方、下記にてお彼岸の熨斗、お供え物の品についてまとめましたのでご参照ください。
お彼岸の熨斗は必要?おすすめのお供え物や相場も紹介
そもそもお彼岸とは、春分の日(3月20日~21日ごろ)と、秋分の日(9月22日~23日ごろ)を挟んだ前後3日間のこと。
お彼岸に入る日のことを彼岸入り、最終日は彼岸明けといいます。
そして、春分の日と秋分の日を中日呼びます。
またお彼岸の墓参りは7日間全て行く必要はなく、1日だけなので天候や予定に合わせてお墓参りしましょう。
また、土日などにかぶってしまうと混雑も予想されるのでそこも考慮して余裕を持って準備できると良いでしょう。
お彼岸の熨斗は必要?
熨斗をつけるのは他家へお供え物を渡すときなので自分の家族に熨斗は必要ありません。
また、夫婦どちらかの実家に供え物を持っていく場合は、現金は付けなくても大丈夫です。
しかし、現金とお供え物の品を両方用意される方もいっらしゃいます。
その場合は現金3000円程度、品物を2000円程度にするなど全体で5000円程度に収まるようにしましょう。
お彼岸のお供え物は何がいい?
お彼岸で他家に伺う場合は何かお供え物を持参するのがマナーです。
そしてそのお供え物の品にとくに決まりはありません。
しかし、多少時間が経過しても鮮度の落ちないような日持ちのする物の方がいいでしょう。
日持ちする品を選ぶのであれば最低でも1週間、できれば2〜3週間日持ちするのが望ましいです。
日持ちする品でも冷蔵や冷凍が必要なものは仏壇にずっと置いておくことができない為、常温で保存できるものが良いでしょう。
一般的に人気なのはまんじゅうや羊羹などの和菓子や果物です。
果物もお菓子類と同じく多少時間が経っても鮮度が落ちないものが良いでしょう。
お彼岸の時期になるとスーパーなど、店頭にお彼岸向けの和菓子や果物が並べてあるお店が多いです。
最近ではフルーツの盛り合わせも置いてありますのでスーパーに行った際はぜひチェックしてみてください。
お彼岸のお供え物の相場は?
お彼岸のお供え物の相場は大体3000円〜5000円程度で、現金の場合も同じです。
お彼岸は毎年行われるものですので無理のない範囲が良いでしょう。
お彼岸の熨斗の表書き、正しい書き方は?
お彼岸の熨斗の表書きはお供えか御供と書きます。
書く場所は、水引の上の中央部分です。
名前は水引から下にフルネームで書きます。
※水引とは、祝儀や不祝儀に用いられる飾りで今回はお彼岸なので白黒の帯紐を指します。
熨斗の表書きは筆や筆ペンで書くようにしましょう。
また墨の色合いによっても意味が違ってきます。
お彼岸の場合は濃い鮮やかな色の墨を使うことを推奨します。
またスーパーなどで買ったものには掛け紙を付けてもらうと良いでしょう。
お店の方に聞けば表書きと名前を伝えれば行ってくれると思います!
お彼岸のお返しに熨斗は必要?相場は?
お彼岸のお返しの相場は、いただいた金額の半分から3分の1程度です。
ですので例えば5000円程度のお供え物をいただいた場合は1500円〜2000円程度の品物をお返しすると良いでしょう。
お返しの品としてはお菓子や飲み物・洗剤など、使って消費するものがよく使われてます。
実際主婦のみなさんにとっては洗剤や食用油など消耗品はうれしいですよね!
また相手方の好みががわからない場合はカタログギフトをお返しとして利用するのも最近ではよくみられるようになってきました。
こちらもぜひ参考にしてみてください。
また、お彼岸のお返しをする場合には、熨斗は必ず付けるようにしましょう。
まとめ
- お供え物は日持ちするもの最低でも1週間。できれば2〜3週間が好ましい。和菓子や果物が◎。
- お彼岸の相場は3000円〜5000円(両方の場合は現金3000円、お供え物が2000円程度)。
- 熨斗の表書きはお供えか御供と書く。
- お彼岸のお返しは頂いた半分から3分の1程度。
いかがでしょうか。お供え物の品や現金を渡す際、結構な金額になるのかなと思っていた方もいたと思います。
お彼岸は毎年ある行事でもありますしお供え物や現金は無理のない範囲で行うのが良いでしょう。
私も初めての時は戸惑うことが多かったです。
お供え物は何をあげればいいのだろう、金額はどのくらいにすればいいんだろう、などわからないことがたくさんありました。
そんな時は祖母や母に聞いて行事を終えていました。
またお彼岸のしきたりについてはその地域や家によっても多少変わってくるかもしれません。
可能であれば事前に相手方に聞いておくとスムーズに行えるのではないかなと思います。
今回の記事を参考にしていただいて、あなたがお彼岸をスムーズに終えることができますように。
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