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しらすの塩抜きはいつまで?離乳食用にレンジで出来る塩抜き方法も!

しらすを赤ちゃんにあげるには塩抜きが必要ですが、いつまで塩抜きが必要なのでしょうか。

しらすはイワシの稚魚です。

たんぱく質・カルシウム・ビタミンD・鉄分が含まれており、ちゃんに必要な栄養素を手軽に補うことができます。

お米やうどん、お野菜と何にでも混ざて使えますので、離乳食に重宝されている方も多いのではないでしょうか。

しかし赤ちゃんにそのままあげるには塩味が少し濃いので塩抜きが必要です。

この塩抜きであったり、食材をすり潰したり細かく刻んだり…離乳食は調理工程が正直大変ですよね。

私も何度「離乳食専門のシェフを雇いたい!」と思ったか分かりません。

では一体いつまでしらすの塩抜きは必要なのか?

しらすの塩抜きをやめる目安や簡単な塩抜き方法、月齢別調理方法や保存方法まで紹介します♪

 

しらすの塩抜きはいつまで?1歳半までは塩抜きが必要!

結論から申し上げますと、離乳食のしらすの塩抜きは 離乳食完了期の1歳~1歳半頃まで必要です。

つまり1歳~1歳半を過ぎると塩抜き不要でそのままあげられるということになりますね。

塩抜きが必要である理由は、しらすは水揚げした後に塩茹でしていて、赤ちゃんには塩分が多すぎるためです。

そのままあげると赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまいます。

塩分を与えすぎると未発達の腎臓に塩分が溜まり、腎臓の機能が低下します。

喉が渇いている状態ですが、赤ちゃんは水分補給がしたいとうまく伝えることが出来ません。

その結果食塩中毒を引き起こす危険性があります。

また赤ちゃんの味覚は大人より3倍も敏感なので、大人にとってちょうどいい塩辛さでも、赤ちゃんにとってはとても辛く感じます。

さらに辛い味に慣れると味覚が鈍り、味付けの濃いものを好むようになると後々の健康を害する恐れがあります。

一度濃い味を覚えると、なかなか薄味には戻れないですよね。

そのためしらすであれば塩抜きが必要であったりと、離乳食はなるべく薄味を心掛けるようにします。

調味料もほとんど必要なかったりするので、1歳半くらいまでは素材本来の味を最も楽しめる時期かもしれませんね。

ではしらすとよく似ているちりめんじゃこの場合は塩抜きはどうなるのか?

そもそもしらすとちりめんじゃこの違いは何なのか?

こちらの違いについても解説いたします!

釜揚げしらす・しらす干し・ちりめんじゃこの違い

簡単に言うと稚魚の水分量の違いによって名称が異なります。

しらすを水揚げした後の流れ
茹でる(釜揚げ) = 釜揚げしらす(水分75~88%)

干す       = しらす干し(水分65~72%)

さらに乾燥させる=ちりめんじゃこ(水分35~50%)

釜揚げしらすが最も水分量が多く柔らかい為、離乳食には適しています。

しかしちりめんじゃこは最も水分量が少なく硬いうえ、中にはしらすより塩分量が多いものもあるそうです。

もしちりめんじゃこを離乳食に使う場合は、離乳食後期以降を目安に与えましょう。

この時期であれば歯茎で潰せる柔らかさの食材が食べられます。

また与える際はお湯でよく茹でて柔らかくして、茹で汁も捨てて下さいね。

しらすに塩抜きが必要なのは分かったけど…しらすってそんなに塩分が含まれているの?一体どのくらいの塩分量なの?

こちらについても調べました!

しらすに含まれる塩分量と、赤ちゃんが1日に必要な塩分量

しらす 大さじ1(5g)に含まれる塩分量は0.3gです。

これはマヨネーズと同じくらいの塩分量になります。

湯通しすることで塩分量が約半分までに減るというデータもあります!塩抜きの大切さを痛感します…。

果たしてこの塩分量は赤ちゃんにとって多いのか少ないのか?こちらをご覧ください。

赤ちゃんが1日に必要な塩分量

・6~11か月 1.5g

・1歳代   3g(1食1gを目安に)

食塩小さじ1=約5~6gです。食塩の約小さじ1/4~1/2に相当しますね。

赤ちゃんが1回の食事で必要な魚の量

・離乳食初期(5~6ヶ月) 5~10g

・離乳食中期(7~8ヶ月) 10~15g

・離乳食後期(9~11ヶ月) 15g

・離乳食完了期(12~18ヶ月) 15~20g

これらのことをふまえると、塩抜きしたしらすを月齢別必要量与えても、塩分の摂り過ぎにはなりませんね。

しかし離乳食ではしらすといった魚の他にも、お肉やお豆腐、卵といったたんぱく質が大切になりますのでバランスよく与えてくださいね。

もしそれでも「しらすの塩分量が気になる!」という方には、減塩しらすをおすすめします。

こういったしらすをさらに塩抜きするとより体に良いかもしれませんね。

しらすの塩加減って大人にとってはとても美味しく、ついつい食べ過ぎてしまうので、減塩しらすだと大人の方が食べる場合も安心ですよね。

しらすを塩抜きした後離乳食に使うには?月齢別に解説!

注意!!
しらすでアレルギーが起こる可能性があります!

しらすには魚卵が含まれていますので、卵アレルギーのある赤ちゃんはまれにアレルギー反応を起こすことがあるそうです。

また小さなカニやエビの子どもが混ざっていることもありますのでそちらも注意が必要です。

見つけましたら取り除いて下さい。

甲殻類のアレルギー反応を起こす場合もあるので、1歳以降に与えるようにしましょう。

はじめてしらす、小さなカニやエビの子どもを与える際は午前中に小さじ1さじまでにして、その日1日様子を見ましょう。

【離乳食初期 5~6ヶ月】

■固さの目安:ポタージのようになめらかなペースト状

塩抜きしたしらすをすり潰し、お湯でのばします。

おかゆに混ぜると食べやすい赤ちゃんも♪

ほうれん草などのお野菜ペーストや、お豆腐のペーストに混ぜても良いですね。

【離乳食中期 7~8ヶ月】

■固さの目安:お豆腐のように舌でつぶせるくらい

塩抜きしたしらすを細かく刻みます。

細かく刻んだうどんとも相性抜群です。人参も入れると彩りが明るくなりますね。

【離乳食後期 9~11ヶ月】

■固さの目安:バナナのように歯ぐきでつぶせるくらい

塩抜きしたしらすは食べやすい大きさに刻みます。

食べやすい長さに折ったパスタと、キャベツと混ぜると大人用も一緒に作れそうですね。

【離乳食完了期 12~18ヶ月】

■固さの目安:肉団子のように歯ぐきでかめるくらい

塩抜きしたしらすはそのままの大きさで食べられます。

苦手なお野菜と一緒にお好み焼きにして混ぜると、美味しく完食するお子さまも♪

こうしてみると、月齢別の離乳食のしたごしらえって結構大変ですよね。

私の娘が離乳食初期の頃、いつまですったら良いんだろう…と思いながら延々とごりごりすり鉢の中の食材をすっていました。

時間と自分の腕力との闘いでした。ましてや不器用な私は、お料理の過程の中で食材を切ることが一番苦手なので

「みじん切りとかやめてー!」と心の中で叫んでいました。

ここで離乳食を作るときの神アイテムをご紹介します。

ブレンダーとフードプロセッサーは買って良かったと心底思います。

食材のすり潰し、みじん切りが一瞬で終わります。

本当に調理にかかる手間が全然違います!

幼児食に移行した時、ブレンダーにかけたお野菜を使って簡単に野菜ケーキなどの栄養満点お菓子も作れますよ。

しらすの塩抜きはレンジで簡単に♪お湯をかける方法も

【電子レンジの場合】

耐熱皿にしらすがかぶるくらいの水としらすを入れラップをし、30秒~1分加熱します。

その後しらすはしっかりと水切りをして下さい。

個人的に一番洗い物が少なく済む楽な方法が電子レンジだと思います。

レンジのボタンをピッと押すだけで後は勝手に適当な時間まで加熱してくれます。

その間に他の用事が出来るので一石二鳥ですよね♪

【鍋の場合】

しらすがかぶるくらいのお湯が入ったお鍋の中にしらすを入れ、約1~2分加熱します。

こちらもその後しらすはしっかりと水切りをしてください。

ストックを多めに作る場合におすすめです。

塩抜き後のしらすは、混ぜると美味しい主菜・副菜が多いので、ストックがあるとアレンジの幅が広がりますよ。

【茶漉しの場合】

茶漉しにしらすを入れて、お湯をまわしかけます。

もしもう少し塩抜きしたほうが良いかな?と心配な方は、茶漉しを使った方法もお試しください。

お椀などの器にしらすを入れた茶漉しを置き、5分ほど熱湯に浸けた後そのまま茶漉しで湯切りします。

しらすに初めてチャレンジする場合や、少しの量だけ与える場合におすすめです。

いずれの方法も熱いお湯を使いますので、やけどにどうぞお気を付けください!

しらすの塩抜き後は冷凍保存が可能!

塩抜きをしたしらすを月齢別に下ごしらえをしましたら、小分けにして冷凍保存ができます。

100円均一ショップの製氷皿なども使えます。使っている方も多いのではないでしょうか。

こちらもおすすめです。

不器用な私は、製氷皿だと外すのにとても時間がかかってしまうんです。

こちらはシリコンカップなので、不器用な私でも簡単にカップからぽこん!と外せます。

レンジと食洗器乾燥も可能で家事がさらに時短できます♪

また冷凍した後は1週間以内に使い切りましょう。

解凍方法は耐熱皿にうつしてラップをし、レンジで加熱します。

その際もしパサつきなどが気になりましたらお湯で少しずつのばしてください。

または温かいおかゆやうどん等にそのまま混ぜると自然に溶けます。便利ですね。

まとめ

  • しらすの塩抜きは離乳食完了期にあたる1~1歳半までする必要がある。
  • 離乳食ではしらすの方が水分量が多いのでちりめんじゃこよりも適している。
  • ちりめんじゃこは離乳食後期以降に、よく茹で柔らかくしてから与える。
  • 塩抜きすることにより塩分量は約半分に減る。
  • しらすには魚卵があるので、卵アレルギーのある赤ちゃんは注意をする。
  • しらすには小さなエビやカニの子どもがまれに混ざっていることがある。
  • 甲殻類アレルギー反応を起こす恐れがあるため、エビやカニは見つけ次第取り除く。1歳以降なら与えて良い。
  • レンジ、お鍋、茶こしを使うと30秒~5分で簡単に塩抜きが出来る。
  • 塩抜き後は冷凍保存が1週間可能。

日々離乳食の献立を考えたり、下ごしらえから後片付けまで本当にお疲れ様です。

便利なアイテムに頼りながら、お世話をされている方もどうぞお休みくださいね。

赤ちゃんとあなたの未来が健やかでありますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

aindigo

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Posted by aindigo