レオパの寿命は結構長い!?温度やえさの管理が長生きのコツ!
爬虫類の中でもペットとして大人気のレオパードゲッコー(レオパ)ですが、果たして寿命はどれくらいなのでしょうか?
個体や飼育環境よってかなり差があるのですが、平均的に10年~15年ほどといわれています。
寿命を延ばすには、温度湿度管理はもちろんのこと、えさの与えすぎによる肥満や過度なストレスに気を付けるなどのポイントがあります。
犬や猫のように長く一緒にいられるレオパですが、飼育者としてできる限り寿命を延ばしてあげたいですよね。
私もレオパを飼っており、できるだけ幸せに健康に生きてほしいと思いながらお世話をしています。
前回は寒さ対策に関する記事を書かせていただきましたが、今回は寿命についてご紹介したいと思います♪
レオパの寿命は平均的に10年以上ある!
レオパの気になる平均寿命は10~15年といわれています。
しかし、個体によって寿命には差がありますので平均より短かかったり、逆に20年ほど長生きする個体もいるようです。
せっかく家族の一員としてレオパを迎えるわけですから寿命を全うしてもらいたいものです。
ショップなどで個体を選ぶ際に、店員さんやブリーダーさんに気になるレオパの健康状態を聞いてからお迎えするのが良いと思います。
健康状態の良いレオパのおおまかな特徴をまとめてみました。
・えさの食いつきが良い
・しっぽが太く見た目に傷がない
・初心者向けはベビーよりもある程度成長した個体がおすすめ
レオパのベビーもとてもかわいく、成長につれてどんな柄になるかなど楽しみがありますが、かなりデリケートですので初心者の方には1歳前後の個体がおすすめです。
レオパの寿命を延ばすカギは温度と湿度管理
レオパの寿命を考えるにあたってなによりも大切なのは温度と湿度の管理です。
前回の記事でもご紹介しましたが、大切なことですし寿命にも大きくかかわってきますのでもう一度ご紹介させていただきます!
レオパの寿命と健康に良い温度は?
レオパにとって過ごしやすいケージ内の温度は25~30度です。
亜熱帯に住む生き物ですので比較的暖かい環境を好みます。
特に冬は室温が下がってしまうので、ヒーターや断熱材、エアコンを用いての寒さ対策が欠かせません。
温度が下がっても耐えられる強い生き物ですが、えさの食いつきが悪くなってしまったり、動きが鈍くなってしまったりします。
適切な温度管理をして、元気に動き回ってもらえる環境作りをしましょう♪
レオパの寿命と健康に良い湿度は?
続いてレオパにとって過ごしやすいケージ内の湿度は40~60%です。
乾燥した状態が続いてしまうと脱皮不全の原因になってしまいますので、ウェットシェルターの水は欠かさないようにしましょう。
温度湿度計もケージ内に設置し、必要であれば霧吹きをして湿度を保ってください。
レオパの寿命はえさの与えすぎで短くなる!?
レオパのえさですが、コオロギやミルワームなどの生き餌やレオパゲルやグラブパイなどの人口餌など種類が豊富です。
レオパによって好みがあり食べるえさが違いますので、個体にあったえさを見つけてあげると良いですね♪
しかし、かわいいからといってえさを与えすぎると寿命が縮んでしまう可能性もあるのです!
レオパは少ないえさで肥満防止対策!
レオパはおなかに入るだけついついえさを食べてしまいますし食べる姿がかわいいので与えがちです。
しかしえさを与えすぎたせいで肥満になってしまうと人間と同じように体に負担がかかり、寿命にも関係してきます。
野生のレオパは自然界で自らえさを探しますので、毎日食事にありつけるわけではありません。
しかし、栄養はしっぽに蓄えておけますので問題なく生きることが出来ます。
大人のレオパであれば週に一度のえさで十分なくらいです。
ぷっくりとしたレオパも見た目はかわいいですが、寿命を考えると少しスマート体系の方が良さそうです。
レオパの寿命はストレスや病気を防いで延ばす!
レオパの寿命を考えるうえで、予期せぬ病気やストレスについても考えておくべきです。
知っておけば防ぐこともできますので、ご紹介させていただきます♪
レオパがかかりやすい病気を知っておく
まず、レオパがかかりやすい病気について可能性の大きいものをピックアップしてみました。
脱皮の際に何らかの理由で脱皮が最後まで終わらず、皮が体に残ってしまう症状です。
指先などに残った皮をそのまま放置してしまうと、残った皮によってその部分が圧迫されて最悪の場合血流が止まり壊死してしまいます。
皮が残っているのを発見した場合は、レオパをぬるま湯につけて皮をふやかし、綿棒やピンセットで皮を取り除きます。
どうしても除去が出来ない場合には爬虫類専門の病院を受診しましょう。
私が飼っているレオパも一度だけ脱皮不全を起こしてしましました。
おそらく、脱皮前の体が白くなっている状態のときにいつもはやらないケージの移動をしてしまったため、ストレスがかかってしまったのだろうと思います。
指先の皮を取るのは少し大変でしたが、落ち着いてやればレオパを傷つけてしまうこともないので、レオパの負担を考えながら対処をしてあげてください。
床材に砂などを使用している場合に、誤って食べてしまい胃腸に詰まることがあります。
いつもと違ってぐったりとしている、便が出ない、えさを食べないなどの症状があります。
不審に思った場合は病院に行きレントゲンを撮ってもらいましょう。
誤飲をなるべく避けるために私は床材をキッチンペーパーにしています。
掃除も取り換えるだけですのでキッチンペーパーを使用している方も多いのではないでしょうか?
レオパはクリプトスポリジウムという寄生虫に感染することがあります。
便を介して感染し、下痢、体重減少、食欲不振を引き起こします。
寄生虫ではなく消化不良の場合はケージ内の低温が原因の場合もあるので、その場合は温度を上げて様子を見てください。
尻尾もかなり細くなってしまい体調の悪さが見て取れるので、爬虫類専門の病院で処置をしてもらいましょう。
私も以前、恥ずかしながら同じような状況にさせてしまい、食欲不振と下痢が続く時期がありました。
寄生虫が原因ではありませんでしたが、下痢が続いてしっぽもかなり細くなってしまいました。
その後しっかりと回復してくれたので安心しましたが、寄生虫でなくとも寿命を縮めてしまう要因はありますので注意は必要ですね。
レオパのストレスは過度なハンドリングにも
レオパはハンドリングができる爬虫類です。
ハンドリングとはレオパなどの爬虫類を自分の手に乗せて健康状態を見たりスキンシップをとったりすることです。
あのひんやりとした感触はレオパを含めて爬虫類の特徴でとても癒されますよね♪
ハンドリングはレオパの寿命と関係はあるのでしょうか?
レオパもそれぞれ性格が違い、ハンドリングを好まない個体ももちろんいます。
おとなしいからといってハンドリングを過度にしてしまうとストレスにつながり、寿命を縮めてしまいかねません。
健康チェック程度のハンドリングで済ませてあげましょう♪
かわいがり方ひとつとってもレオパの寿命に最終的に関わってきます。
まとめ
- レオパの寿命は平均的に10~15年といわれている
- 飼育環境によっては20年ほど生きる個体もいる
- ショップで個体を選ぶときに生後1年前後の健康な個体を選ぶと良い
- レオパの寿命に温度湿度管理は欠かせない
- レオパの寿命を延ばすにはえさの与えすぎによる肥満に気を付ける
- レオパの寿命を延ばすにはよくかかる病気をあらかじめ知っておく
- 脱皮不全や下痢は放置せずに自分で処置が出来ない場合は速やかに病院へ
- 過度なハンドリングはストレスの原因になるので控える
以上レオパの寿命について調べた結果です。
大切なペットですので長生きはしてもらいたいと誰もが思うと思います。
寿命を考える上で様々な気を付けるべきことがあり、私自身もう一度飼育環境を考えるきっかけになりました。
この記事を読んでいただき、あなたのレオパの寿命が少しでも延びるきっかけになれば幸いです。
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