寝返り防止にペットボトルが使えるってホント?夜の対策は注意が必要!
夜の寝返り防止対策として、ペットボトルを使う方法があるのを知っていますか?
簡単に準備ができて便利なペットボトルですが、使い方には注意が必要です。
生後3~4ヶ月ごろから始まる寝返り。できるようになった頃は、寝返りから戻ることができずに泣いてしまうことも多いですよね。
寝返りから戻ることができないと、うつぶせの状態が続いてしまい、「SIDS=乳幼児突然死症候群」の危険が高まります。
昼間であれば、気づいて直してあげられるものの、夜一緒に寝ていて気付かないうちに寝返りしてしまったら…と思うとドキドキしますよね。
今回は寝返り防止を助けてくれるアイテムとして、簡単にできるペットボトルを使った方法や、寝返り防止の専用グッズをご紹介します。
注意事項をよく読んでから、試してみてくださいね。
寝返り防止にペットボトルを使ってみた!使い方と注意
赤ちゃんは生後3~4ヶ月を過ぎると寝返りができるようになります。
寝返りから戻れずに泣いてしまったり、寝返り途中のまま眠ってしまったりすることもあり、ヒヤヒヤする時期ですね。
自分が寝ている間に、寝返りしてたらどうしよう
私も寝返り防止のクッションを通販で検索しましたが、効果があるかもわからないし、嫌がるかもしれないし…となかなか使えなかったのを覚えています。
ママ友に相談してみると、寝返り防止なら水の入ったペットボトルを赤ちゃんの脇に置いて試してたらどうかな?とアドバイスをもらって試してみました。
ペットボトルの使い方
必要なものは、水の入ったペットボトル2~ 4本。転がらないようにするため、角がある四角いタイプのものが良いですね。
ペットボトルの容量は、1.5リットルでも2リットルでもあるもので大丈夫です。赤ちゃんの身体の大きさに合わせて変えてあげてもgood!
ペットボトルを寝返り防止に使う方法は「仰向けで寝ているお子さんの両脇に置く!」ただそれだけです。
赤ちゃんの足にペットボトルが当たるとヒヤッとして起きてしまうとか、硬い感触に違和感を感じて起きてしまうなどの理由で、タオルを巻きつけて使う人もいます。
お子さんに一度試してみて、必要だと思ったらタオルを巻いてみてください。
ペットボトルを使う時の注意
ここからは使う際の注意について説明します!
- ペットボトルの置き場所は、必ず赤ちゃんの顔より下の胴体から足の部分にすること。
- ペットボトルは、赤ちゃんが完全に寝てから設置すること。
- ペットボトルにタオルを巻くときは、絶対にはずれないようにすること
ペットボトルの置き場所は、必ず赤ちゃんの顔より下の胴体から足の部分にすること
赤ちゃんの顔近くにペットボトルを置くと、窒息の原因になるので絶対にやめましょう。
寝ている間に動いてしまって顔近くにあるときは、必ず元の位置に戻してくださいね。
ペットボトルは、赤ちゃんが完全に寝てから設置すること
起きている間にペットボトルを置くと、腕の力で動かしてしまったり、足の力で蹴っ飛ばしたりしてしまうので、ぐっすり寝た後というのがポイントです。
ペットボトルにタオルを巻くときは、絶対にはずれないようにすること
ペットボトルの周りにタオルを巻いてあげると、硬さや冷たさを和らげることができます。
タオルを巻くときは、テープでしっかり固定しましょう。
タオルが外れてしまったりぺらぺらしていると、赤ちゃんの手や足、指がタオルの間に入ってしまい、思わぬ怪我につながってしまうかもしれません。
寝返り防止対策は必要?夜のSIDSを防ぐために大事!
寝返り防止対策って必要なのかな?
うつぶせのほうが良く寝るんだけど…。
この気持ち、よくわかります!うちの子もそうでした。仰向けにすると起きてしまったり、眠りが浅くなってしまったり…。
このままうつぶせで寝てくれたら楽なんだけどなぁ。って思ったこと、何度もあります!
寝返り防止対策アイテムを買うのにも、それなりのお値段だし、赤ちゃんに合わなかったらもったいないし…。
うつぶせ寝って、どうしてダメなのでしょうか。
一番の理由は、赤ちゃんが窒息しやすい状態になってしまうからなんです。
それだけでなく、うつぶせ寝は「SIDS=乳幼児突然死症候群」を引き起こす確率を上げてしまうといわれています。
SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html)
大事に大事に育ててきたわが子のもしもなんて、想像したくないですよね。
夜寝ている間の窒息やうつぶせ寝を防ぐために、寝返り防止アイテムを活用して対策していきましょう。
寝返り防止クッションやグッズを紹介!
ペットボトルではうまくいかなかった!という方のために、寝返り防止のクッションやベルトなどのグッズをご紹介します。
ファルスカ ベッドインベッド エイド
赤ちゃんの両サイドに高さ13センチの三角形クッションを設置して使います。
ベビーベッドを置く場所がないご家庭や、夜間のおむつ替えや授乳の回数が多いため、隣で添い寝するというご家庭も多いのではないでしょうか。
このアイテムがあれば、高さのあるクッションが赤ちゃんの寝返りを防止するだけでなく、大人の寝返りからも守ってくれるので安心ですね。
マジックテープで幅も変えられるため、赤ちゃんのサイズに合わせて使えるのでとても便利です。
洗える寝返り防止クッション
しっかりとした厚みがあり、マジックテープで幅の調整が可能です。
マジックテープは大人が力を入れないと剥がすことができず、赤ちゃんがクッションを蹴ったり押したりしてもはがれないのはよいですね。
熱がこもりやすいので、暑い夏の時期などはクールマットなどと合わせて使うとよいでしょう。
クッションがあるため、赤ちゃんが寝返りをしても横向きで止まることが多く、何もないより安心して寝られると評判です。
Smart Start snoozzz うつぶせ寝防止ベルト スヌーズ
こちらはベルトタイプの商品です。添い寝ではなく、ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせている方にオススメです。
赤ちゃんが寝返りしてしまわないように、ベッドにシートを巻き付けて、そのシートと赤ちゃんの身体をマジックテープで固定するアイテムになっています。
大きなマジックテープが付いているため、洗濯機で洗濯するとテープ部分にゴミが溜まり、粘着力が弱まります。
洗濯は手洗いし、短い時間で済ませるようにしましょう。
裁縫が得意な方は、マジックテープの粘着力が弱ってきた際に新しく付け替えても良いですね。
寝返り防止はいつまで必要?1歳くらいまでは気を付けて
寝返り防止対策はいつまで必要なのでしょうか。
寝返りをして、そこからスムーズに戻れるようになれば問題なさそうですよね。
でも、昼間はスムーズに寝返りして戻れていても、夜寝ている間も同じとは限りません。
寝返り防止対策をいつまでつづけるかというと、一般的には足の力や腕の力がしっかりついてきた1歳ごろが目安といわれています。
この頃には、つかまり立ちをして伝い歩きをしたり、早い子だと1人で歩いたりできるようになりますね。
自分で寝やすい態勢をとるようになってくると、仰向けだけでなく、横向きで寝る赤ちゃんもいるでしょう。
この頃の身体の発達は赤ちゃんによって違うので、年齢で判断せず、お子さんの様子をしっかり見てやめるようにしましょうね。
大人の添い寝が続く場合は、大人が寝る側だけ対策を続けるという方もいます。
寝るときの環境によっても、寝返り防止対策をいつまで続けるかは変わってきますね。
まとめ
- 寝返り防止対策に迷ったらペットボトルを使ってみよう
- ペットボトルは口や首に当たらないように、赤ちゃんの肩より下の身体部分に置く
- 赤ちゃんの寝返り防止対策は1歳ごろまでが目安。赤ちゃんの発達の様子を見ながら判断しよう
- 添い寝している場合、大人が赤ちゃんに覆いかぶさらないように寝返り防止アイテムを使い続ける人も多い
うつぶせ寝は、赤ちゃんがSIDSになる危険性を持っていることを頭に入れておいてくださいね。
今回ご紹介したペットボトルやクッションなどの寝返り防止アイテムを上手に取り入れながら過ごしましょう。
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