大学生で一人暮らしの割合は約47%!費用や家賃、食費を徹底調査!
大学生で一人暮らしをしている割合は、約47%です。大学の設置者別では国立59%・公立53%・私立29%です。
平成30年度学生生活調査結果
生活費用の平均は、大学の昼間学部で国立88万円・公立76万円・私立66万円となっています。
大学受験に合格し上京して一人暮らしをするとき、お金ってどれくらいかかるのかな。
新生活に期待して胸を膨らませる一方で、初めての一人暮らしで生活をしていけるのか不安になりますよね。
大学生で今後一人暮らしをしようと検討している人や、高校生で大学で一人暮らしをする可能性がある人。
大学生の一人暮らしの割合は約47%!
平成30年度学生生活調査報告(JASSO)によると、昼間学部の大学生の約47%が一人暮らしをしています。
これは、自身で家を借りている大学生の割合ですので、学生寮などに住んでいる大学生は集計の対象ではありません。
この数値を見ると多いように感じますが、国立・公立・私立の設置大学別に割合をみてみると意外な結果になりました。
国立大学が59.7%私立大学が29.4%!
自宅 | 学寮 | アパート等 | |
国立 | 33.8% | 6.5% | 59.7% |
公立 | 43.8% | 2.9% | 53.3% |
私立 | 64.5% | 6.1% | 29.4% |
国立大学か私立大学に通うかで一人暮らしの割合が30%ほど変わってきます。
理由の一つとして、学費の差が挙げられます。国立大学の学費は文部科学省の省令により535,800円(年額)以下と定められています。
一方、私立大学は学費を学校側が自由に決定できるため大学によって幅が生まれます。一般的に国立大学より高く設定されることが多いです。
そのため、私立大学へ進学する方は一人暮らしではなく、自宅からの通学を選択する大学生が多いと考えられます。
大学生一人暮らしの費用は年平均70万円!
大学生の一人暮らし平均費用は70万円(年間)です。しかし、この金額は学費を引いた金額でプラスで学費がかかることに注意してください。
- 国立大学 885,500円
- 公立大学 768,000円
- 私立大学 659,700円
私立の大学生は学費が高いからか一人暮らしの費用も抑えているのかもしれませんね。
これからは、上記の金額の内訳を詳細にみていきましょう。
修学費約11万円/年
修学費とは、教科書や参考図書、文具、実習旅行費など大学教育を受けるために必要な費用で大学に収める以外のものを指します。
通学の電車賃などもここに含まれます。
一人暮らしの大学生の月額平均は9,017円です。ちなみに、自宅生の平均は14,433円、学寮の大学生の平均は10,725円でした。
やはり、家賃などがかからないまたは低いため修学費にかける金額が増えていると考えられます。
掃除や洗濯などの家事に追われることもあるかもしれませんが、一人暮らし検討中のあなたは学業も頑張りましょう!
食費約28万円/年
一人暮らしの大学生の月額平均は23,717円です。ちなみに、自宅生の平均は8,742円、学寮の大学生の平均は21,633円でした。
アパート等に住む場合は、基本は自炊または外食になります。
そのため、学生生活が忙しく自炊ができない大学生は外食する回数が増え自然と食費が高くなる傾向があります。
次の見出しで食費に関しての詳細と、節約術について紹介するのでそちらも要チェックです!
住居費・光熱費約47万円/年
一人暮らしの大学生の月額平均は39,275円です。ちなみに、自宅生の平均は0円、学寮の大学生の平均は26,600円でした。
自宅生と一人暮らしの大学生の間でここが最も差が出る分野です。
また、関東や地方など住む地域によってもかなり家賃の相場が変わってきます。
なので、あなたが住むであろう自治体の相場を調査してみることをお勧めします。
地域別に1Rの相場をまとめてみたので参考にしてみてください。
北海道 | 東北 | 関東 | 中部 | 近畿 | 中国・四国 | 九州 | |
相場 | 2-5万円 | 2-5万円 | 6-8万円 | 4-6万円 | 4-7万円 | 3-5万円 | 3-6万円 |
大学生の一人暮らしの食費は1日約765円!
上記で出てきましたが、一人暮らしの大学生の月額平均食費は23,717円です。
これを1か月30日と仮定し、1日の平均を出すと約765円になります。
一人暮らしでよく聞く「節約」のワード。大学生の食費を節約テクニックを紹介していきます!
大学生の一人暮らしの食費節約術3選!
①買い物の日を決める
買い物の日をある一定の日に定めましょう。例えば、「毎週火曜日と金曜日に買い物をする」それ以外の日はスーパーへ行きません。
そうすることで、近くに寄ったからついでにとスーパーへ行き余計な食材の購入を防ぐことができます。
②使いきれるサイズを買う
スーパーで野菜や肉が大容量で安売りしていることがあり、ついつい安くなっているからと買うことがありますよね。
しかし、大量がゆえに使いきれずに悪くなることも多々あることでしょう。
使い切れなかったからと廃棄してしまうと、お金を無駄にするばかりか食品ロスにもなり環境に悪いです。
一人暮らしということや、使い切れるかを踏まえて材料を購入しましょう!
③プライベートブランドを中心に購入しよう
プライベートブランド(PB)とは小売店・卸売業者が企画し、独自のブランドで販売する商品です。
プライベートブランドの特徴としては、とにかく安いことです。
自身で企画し商品化するため、流通のコストが削減され同じ商品よりもPBの方が安くなります!
なので、買い物でもPBを購入してみると食費節約に繋がりますよ♪
大学生の一人暮らしの家賃は平均5万円!
全国大学生活協同組合連合会による調査によると2019年時点、一人暮らしをしている大学生の平均家賃は月5万3,930円となっています。
これは全国平均なので地域によって平均はかなり異なることに留意しておきましょう。
上記で日本7区分の1Rの平均家賃を載せましたので参照してみてくださいね♪
家賃は立地・広さ・築年数・設備で決まる!
一人暮らしをしている大学生の出費の多くを占める家賃が、どのように決まっているか気になりますよね。
家賃が決まる条件を知ると、物件選びも格段にしやすくなりますよ♪
①立地
1つ目は、立地です。例えば、駅からの距離や、家の周囲環境へのアクセスの良さ、治安の良さなどが挙げられます。
これらの条件が良ければよいほど家賃が高騰するので、妥協点を事前に考えておくことが重要です。
②広さ
2つ目は、間取りの広さです。一人暮らしの大学生は、1Rや1LDKに住む方が多いです。
1Rは1つの部屋とキッチンがあります。部屋とキッチンの境目がなく一体化しています。
1LDKは1部屋のほかに、居間兼食堂兼キッチンがある間取りです。一般的に1LDKの方が広さがあるので、家賃が高めに設定されています。
③築年数
3つ目は、築年数です。築年数が比較的浅いまたは新築の物件は家賃が高めに設定されます。
一方で、築年数が少し経っている物件は、居住スペースが老朽化している場合もありますが、家賃が比較的低めです。
実際に内見に行ってみて、自分の目で物件の老朽化具合などを調べてみることをお勧めします。
④設備
4つ目は、設備です。設備と一口にいっても、オートロックや、24時間監視、Wi-Fiが無料などバラエティーがあります。
そこで、特に優先順位を決めてから物件探しをすると、選定基準が明確化され物件選びに悩まされる時間が減ります。
まとめ
- 大学生の一人暮らしは47%
- 国立大学が59.7%私立大学が29.4%
- 大学生一人暮らしの費用は、平均70万円/年
- 修学費約11万円/年
- 食費約28万円/年
- 住居費・光熱費約47万円/年
- 大学生の一人暮らしの食費は1日約765円
- 買い物の日を決める
- 使いきれるサイズを買う
- プライベートブランドを中心に購入しよう
- 大学生の一人暮らしの家賃は平均5万円
- 家賃は立地・広さ・築年数・設備で決まる!
一人暮らしは何かと不安なことも多いと思いますがあなたを応援しています!
これから大学生になる方は、この記事を参考に新生活に良いスタートダッシュを決めてくださいね。
学生のうちにする一人暮らしは社会人になってからとは違う楽しさがあると思います♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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