アルミサッシの隙間風のナゾを解明!窓を自分で調整する方法を解説!
なんでアルミサッシの窓から隙間風が入ってくるんだろう?ナゾだなあ。
アルミサッシから隙間風が入ってくるナゾ、それは5つの原因があり自分で解決できることもあります!
原因によっては専門の業者に任せた方がいいものもありますが、ドライバー1つで解消できるかもしれません。
隙間風が入ってくると部屋も暖まらないですし、何よりも寒くて嫌ですよね。
隙間風の対策と市販のアイテムを使用して部屋の温度をキープする方法を紹介していきます。
- アルミサッシの窓から隙間風が入ってくるナゾの原因5つ
- 自分で隙間風を解決できる、窓を調整する3つの方法
- 隙間風対策に使える市販のアイテム
隙間風対策をして、暖かくて快適に過ごせる部屋に変えちゃいましょう♪
アルミサッシの隙間風のナゾには5つの原因があった!
隙間風が入ってくるナゾ、原因によっては自分で簡単に解決できますよ!
まずは、そのナゾについて解明していきましょう。
アルミサッシの窓の隙間風が入ってくるナゾ、その原因は次の5つです。
- 窓の開け閉めをスムーズに行う、戸車がずれている
- クレセント錠の本体と受け部分がずれて噛み合っていない
- 風止板の隙間を調整する部品がズレている
- ゴムパッキンが劣化している
- 建物が歪みが原因で、窓枠と建物の間に隙間ができている
アルミサッシの窓は引き違い窓で、金属でできているため耐久性が高いです。
しかしその一方で断熱効果はあまり期待できず、冬の寒い時期は窓全体が冷たくなってしまいます。
更にアルミサッシは長年使用することで部品を固定しているネジが緩んだり、部品が劣化したりと隙間風が入ってきてしまう原因となるのです。
リフォームをしたり、アルミサッシの窓全体を取り替えたりとの方法もありますが、お金が掛かってしまいます。
マンションやアパートなどの賃貸住宅に住んでいる方は、リフォーム自体が出来なくて困りますよね。
上の1~3の不具合はプラスドライバーが1つあれば、自分で直すことが出来るのです!
4と5の不具合については、残念ながら自分で直すことは出来ませんので、専門業者や管理人さんに相談してみてくださいね。
アルミサッシの隙間風は窓の調整で解決!
上記でまとめた3つの不具合はアルミサッシの窓の部品を調整することで、隙間風の悩みを解決できるのです!
1つずつ解説していきますので、自分の窓にあてはまる不具合をもとに試してみてくださいね。
窓の開け閉めがスムーズではなく、窓が片方傾いている場合
窓の開け閉めの際にガタつきがあったり、片方の窓が見たときに傾いていたりすると「戸車」が不具合の原因です。
この戸車は1つの窓の左右の下部についており、その2つの高さが合っていないためガタついたり傾いて、隙間風が入ってくるのです。
この戸車の高さを調整することで、不具合を解決できますよ。
傾いてる窓の下部にネジがあり、窓によってはゴムのキャップがついている場合があります。
この下部のネジが戸車調整用のネジなので、それをプラスドライバーで回すと窓の高さを調整することができます。
窓がサッシと平行になるように調整することで隙間風の侵入をシャットアウトできますよ♪
引用:YKK AP株式会社
ただし、ネジを調整する際は完全にネジを外さないように注意してくださいね!
このネジを完全に外してしまうと、窓の内部の部品が外れてしまい自分では元に戻せなくなってしまいます。
元に戻せなくなっては大変なので、注意しながら少しずつ調整をしましょう。
大抵のアルミサッシ窓の戸車調整ネジは一番下のネジなのですが、窓によっては調整ネジの場所が異なります。
ドライバーで回しても高さが変わらない場合は違うネジの可能性がありますので、違うネジを試してみてください。
窓のクレセント錠が嚙み合っていない場合
アルミサッシの窓のクレセント錠、つまり鍵が噛み合っていないと窓に隙間ができてガタつく原因になります。
クレセント本体とクレセント受けを調整することで解消ができますので、まずはどちらがズレているのか確認をします。
クレセント本体とクレセント受けは、調整の手順は同じです。
まず、クレセント本体(またはクレセント受け)に付いているネジをドライバーで緩めます。
上の画像ですと、鍵の上下にあるネジが露出しているのでわかりやすいですね。
ネジが見つからないときはカバーの下にあるので、カバーを外してください。
ネジを緩めるとき、完全にネジを外してしまうと部品が落下してしまうので、外さないように注意しながら緩めてください。
そしてクレセント本体(またはクレセント受け)を上下に動かして位置を調整します。
最後にネジを締めてカバーを取り付けて調整は完了となります。
レール部分に隙間があり、雨が入ってきている場合
アルミサッシの窓の下部とレールの上に「風止板」という部品があります。
そして風止板とレールの隙間を調整するために「下部摺動(しゅうどう)片」や「気密ピース」と呼ばれる部品が使われているのです。
下部摺動片 や気密ピースはゴムや樹脂で出来ていて、窓に寄っては使用されていない場合もあるので確認してみてくださいね。
下部摺動片と風止板の間の隙間が広くなると、雨や風などが入ってきてしまいます。
調整方法は、下部摺動片や気密ピースを留めているネジをドライバーで緩め、部品の位置を下げて隙間が無いようにします。
下の画像での下部摺動片はレールの上にある黒いパーツで、この部品の位置を下げて調整を行います。
引用:YKK AP株式会社
その後にネジを締めて固定すれば、調整は完了です。
この調整をする際も、ネジを完全に外さないように注意しましょう。
アルミサッシの隙間風の対策は市販のアイテムを活用!
アルミサッシの窓の調整をする方法を紹介しました。
窓を調整しても隙間風が気になる場合やプラスαで部屋の温かさをキープできる市販アイテムを紹介していきますね。
隙間テープ
隙間テープはサッシの部分の隙間を埋めるのに使用します。
100均やネットでも売っていて、安価に購入できますよ。
隙間テープ幅や素材ごとに種類がありますので、自分の窓に合ったものを選ぶようにしましょう。
購入する前にはあらかじめ幅やレールの長さを測っておいてくださいね。
寒い時期の隙間テープに適しているのはスポンジタイプとモヘアタイプの2種類です。
この2種類のテープを使用して隙間風対策をするのがおすすめですよ。
【スポンジタイプ】
窓のサッシの横の部分に貼るのに適していて、窓の開閉時にも邪魔をすることなく使用できます。
窓の結露が多いと感じている方は防水効果があるタイプを購入すると安心ですよ。
スポンジタイプを貼る場所は窓枠とサッシが当たる部分、サッシと窓ガラスにあるゴムパッキンの境目に使用するといいです。
【モヘアタイプ】
モヘアは浴室のドアや網戸の窓際部分に使われていて、水に強い起毛素材のテープです。
こちらのタイプも開閉時、起毛が動くので邪魔をすることなく使用できますよ。
モヘアタイプを貼る場所は下のレール部分、部屋側の窓枠の召し合わせ部が適しています。
もし可能であれば、上のレール部分にもテープを貼れば効果がアップしますよ。
- 隙間テープを貼る場所の掃除
テープを貼る場所にゴミやほこりがあっては、せっかく貼ったテープがはがれやすくなってしまいます。
特にレールの部分はほこりが溜まりやすいので、よく確認して綺麗にしておきましょう。
中性洗剤やお掃除クリーナーを使って綺麗にした後は、しっかりと水分を拭き取ることも大事です。
- 貼る部分の幅をあらかじめ測っておくこと
買っても無駄だったということにならないように、購入前に必ずテープを貼る場所の寸法を測っておきましょう。
場所に合ったテープと幅、長さをメモしておくといいですね。
- 窓の開閉の邪魔にならないようにテープを貼ること
テープを全体に貼る前に短めのテープを貼ってみて、窓がきちんと開閉できるか確認しましょう。
窓の開閉に問題がある場合は、厚さを薄いものに変えてみてください。
- 空気が入らないようにテープを貼ること
テープとレールの間に空気が入ってしまうとはがれやすくなりますし、隙間風対策の効果が減ってしまいます。
空気が入らないように少しずつテープを貼って密着させましょう。
- テープは定期的に変えること
長い期間テープを変えずにいると、劣化やはがれた部分から隙間風が入ってきてしまいます。
寒い時期が来る前に変える必要があるか確認してみてくださいね。
隙間風が気になってきた、スポンジ部分が減ってきたと思ったら貼り替えをしましょう。
断熱ボード
断熱ボードは、窓のレール部分からの隙間風や冷気を防ぐ効果があります。
窓際に立てかけておくだけなので設置がとっても簡単です。
デザインがついているものもあるので、部屋の雰囲気に合わせて購入できますね。
こちらはレビューが多く人気のある断熱ボードで、柄も3種類あって窓のサイズに合わせてハサミで加工が簡単に出来ますよ♪
断熱カーテン
断熱カーテンは効果がついていないカーテンよりも値段は高いですが、取り付けるだけで隙間風の対策ができるのがメリットです。
私の家でも断熱カーテンを使用していますが、片側のカーテンを閉めるだけでも寒さが全然違います。
なぜ片側かというと、遮光・防災効果もある厚めのカーテンなので日中は太陽の光が入ってこないためです。
断熱カーテンはカーテンライナーやビニールカーテンなど種類がありますので、自分に合ったカーテンを選ぶといいですよ。
UVカット効果のあるものや洗濯可能のものが人気です。
このカーテンはミラーレースカーテンで外から部屋の中が見えにくく、厚めの生地で外の冷たい風も遮ることができますよ。
サイズも18種類と豊富なので、つけたい窓の長さを測ってみてはいかがでしょうか。
窓ガラスフィルム
窓ガラスフィルムは窓に貼りつけて部屋の温度をキープできる効果があります。
アルミサッシは窓全体が冷たくなってしまうので使用するのがおすすめですよ。
冬の窓の結露の対策にも効果があり、夏でも太陽の熱を抑えられるためオールシーズン使用することができます。
またUVカットや、目隠し対策、窓ガラスの飛散防止などの役目もあるのです。
デザインも豊富なのでインテリア感覚で選ぶのもいいですね。
使用する前は隙間テープと同様に、貼る窓の掃除をしてから貼りつけてくださいね。
掃除をせずに貼ってしまうとはがれやすくなってしまいますよ。
窓ガラスを拭くときはタオルよりも新聞紙を使用するのがおすすめです。
タオルの繊維が窓ガラスに残らないですし、新聞紙とぬるま湯だけで掃除ができ、終わったら捨てるだけなのでとっても簡単ですよね♪
こちらの商品は接着剤やのりを使用せず、水だけで貼ることができるのでマンションやアパートの方は安心して使えますよ♪
ドア用隙間風ストッパー
アルミサッシの窓に使用するものではありませんが、ドアの下にある隙間からの冷気を防げるアイテムです。
テープで貼りつけるタイプとドアに差し込んで使うタイプがあります。
取り付けが簡単で安価で試しやすいのがいいですね。
こちらはドアに差し込むだけのタイプで、長すぎる部分は自分でカットをして調整できます。
使用するドアの厚みを測っておく必要がありますので、確認してみてくださいね。
まとめ
- アルミサッシの窓から隙間風が入ってくるナゾには5つの原因があった
- 隙間風が入ってくるナゾである原因は戸車のずれ、クレセント錠が嚙み合ってない、風止板の調整部品のずれ、ゴムパッキンの劣化、建物のゆがみ
- アルミサッシの窓の戸車のずれ、クレセント錠が嚙み合ってない、風止板の調整部品のずれは自分で調整できる
- ネジの調整時は完全にネジが外れないように慎重に緩めるよう注意が必要
- アルミサッシの隙間風対策には市販のアイテムも使用するとプラスαで部屋の温度をキープすることが可能
- 隙間風対策の市販のアイテムは隙間テープ、断熱ボード、断熱カーテン、窓ガラスフィルム、ドア用隙間風ストッパーがある
アルミサッシの窓の隙間風が入ってくるナゾを明らかにでき、その方法も紹介しました。
ドライバー1つで隙間風の悩みを解消できるなんて驚きですよね。
寒い時期でも暖かくて快適な部屋でリラックスして過ごせるよう、この記事がご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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