平屋はおしゃれでもローコストに建てる!ポイントはメリハリ♪
おしゃれな平屋をよく目にしますが「平屋は高い」と聞きませんか?ポイントをおさえることで、ローコストにできます♪
でも、ローコストにした分、見た目も内装も質素すぎて、おしゃれとはほど遠い仕上がりになってしまわないか、と心配になりますよね。
どんな所にこだわってどこをローコストにするか、メリハリをつければ平屋はおしゃれでローコストにできるのです。
お家を建てたら何がしたいですか?趣味のこと、家庭菜園やガーデニングも良いですね。お家での過ごし方、夢がふくらみますね♪
おしゃれな平屋に住めたらと考えると夢がふくらむわ♪
でも、ローコストにするポイントは?
今回は平屋を建てたいときに、ローコストにできるポイントの紹介と解説、ローコストでも叶えるおしゃれな外観や間取りなどを紹介します。
平屋はおしゃれにローコストで!抑えるポイントは2点
平屋は2階建てよりコストが高くなる、とよく聞きませんか?それには理由があります。
- 倍の土地の広さが必要なため
- 倍の屋根の面積が必要なため
2階建ては、広さのない土地に何とか部屋数を増やそうとして、考え出された建築方法なんです。なので、少し前に建てた住宅は、2階建てが多いのです。
基礎部分にかかる費用をローコストにするには、立地を考える
まずは立地についてです。市街地など、わりと人が集まるような場所で土地を探していませんか?そうすると、土地の値段が高くなります。
希望した立地より、少し郊外の方へ目を向けてみましょう。平屋を建てるのに好条件な土地が、市街地に比べてローコストで見つかるのではないでしょうか。
平屋を建てるには、周囲の環境が重要になってきます。周囲を高い建物で囲まれている土地に、平屋を建てても日が当たりません。
できるだけ周囲は広く開けていて、密接した高い建物がない場所が良いですね。
土地の購入にかかる費用を抑えた分で、おしゃれな外観にしたり、内装にこだわったりすることができますよ。
屋根部分にかかる費用は、片流れ屋根でローコストにする
2階建てと同じ床面積の住宅を平屋で建てようとすると、屋根部分も倍の大きさになります。片流れ屋根にすることで、ローコストにできます。
片流れ屋根は、構造がシンプルなこと、雨どいが片方だけで済むこと、後のメンテナンス時もローコストで済むというメリットが多い形状です。
また、片方の屋根が高いことで屋根裏部屋や納戸が作れる、採光のための窓を上部から付けられるなど、平屋をおしゃれに建てるにはぴったりですね。
さらに、片流れ屋根は、シンプルでスタイリッシュな外観に見せる形状でもあるので、おしゃれな平屋にできますよ。
おしゃれな平屋をローコストにするには、土地の探し方と屋根がポイントね。
平屋をおしゃれな外観に!4点のこだわるポイントを紹介
平屋はローコストでもおしゃれに建てられますが、ポイントを押さえないと、予算内で建てられない…という悲しい結果になってしまうこともありえます。
具体的にどこにこだわるべきなのか、一緒に考えていきましょう。
- 家の印象を大きく左右する、屋根の形にこだわる
- イメージに合わせた外壁の色・素材選び
- 窓のレイアウトでバランスをとりながら、防犯・プライバシーにも配慮
- 住宅の外観に合わせた外構を作る
家の印象を大きく左右する、屋根の形にこだわる
屋根の形は「片流れ(かたながれ)、切妻(きりづま)、寄棟(よせむね)、陸屋根(ろくやね)」があり、平屋でおしゃれにするなら、片流れか陸屋根がおすすめです。
片流れ屋根は一枚板で作られることから、複雑な形の屋根に比べて、人件費や材料費を抑えることができ、ローコストにつながります。
また、屋根のつなぎ目がなく、雨漏りなどトラブルが起きにくいです。デザイン的にスッキリとしているので、モダンでおしゃれな外観にできますね。
片流れ屋根なら、高低差が生まれた部分に屋根裏を作ることもできるので、平屋建てに大切な収納場所が生まれ、スペースを有効に活用できます。
陸屋根は平らな屋根の形状で、キューブ型の住宅をイメージしている場合には、陸屋根にすることで屋根の存在感を消すのもおしゃれですね。
陸屋根も片流れ屋根と同じく、複雑な形ではないので、ローコストで作ることができる形状の屋根です。
陸屋根だと天井は平らになりますから、空間の活用はできません。代わりに屋根上を庭のように利用することができますね。
両デザインともにローコストにできますので、より家のイメージに合った形状を選んでください。
イメージに合わせた外壁の色・素材選び
屋根と合わせて、外観の印象を大きく決めるのは外壁です。どんな印象の住宅にしたいか、イメージに合った素材と色を選んでおしゃれにしたいですね。
クールな外観ならモノトーン調、自然と調和するナチュラルな外観なら羽目板を利用するなど、どんな住宅にしたいのか全体のイメージをしっかり持つことが重要です。
窓のレイアウトでバランスをとりながら、防犯・プライバシーへの配慮も
窓も外観の中で目を引く、重要なアクセントになる部分です。大きさや配置によってちぐはぐな印象にも、おしゃれな外観にもなります。
平屋は居住空間が地面に近いのが魅力のひとつです。リビングの窓は大きく床の近くにまで広げ、ウッドデッキや庭にすぐ出られるような形も良いですね。
しかし、平屋は窓の位置が2階建ての住宅と比べて低い位置にあるため、防犯対策を考えたり、プライバシーへの配慮が必要です。
レースのカーテンを利用したり、ロールカーテンを工夫したり、窓の形状を考えるなど、外から見えにくいような工夫をしましょう。
開放的なのと、外から丸見えになる事とは違います。人通りがある側の窓は特に注意が必要ですね。
住宅の外観に合わせた外構デザイン
家族のイメージに合った外壁の色や素材が決まったら、次は外構の部分をどのようにしたいか考えていきましょう。
開口部分を大きく取るようなデザインにすると、外と一体化したような外観となり、明るく開放的な住宅になるでしょう。
クールでスタイリッシュな外観ならコンクリートなどの無機質な外構にしたり、ナチュラルテイストなら自然と調和するようなウッドデッキも素敵です。
芝生の庭にして子ども達が遊んだり、友人を呼んでバーベキューを楽しんだり、おしゃれなチェアを置いてのんびり楽しく過ごせるような場所にしたいですね。
■バーベキューコンロ
お手頃価格のバーベキューコンロはコンパクトに収納できて、お庭でのバーベキューにもおすすめです。
■自立式ハンモック
ゆったり座れるハンモックは、洗濯物干しにもなって自宅でも大活躍間違いなしです♪
ローコストでおしゃれな平屋にするには、コストをかけるところとローコストにするところの、メリハリがポイントね。
平屋でもおしゃれな間取りに!ポイント解説と事例紹介
夫婦と子ども1人~2人くらいなら、平屋でも2LDKか3LDKくらいの間取りで十分、快適に生活できるのではないでしょうか。
平屋をおしゃれにローコストで建てるには、間取りはムダに大きく作らず、収納スペースを確保しながら、こじんまりした間取りがおすすめです。
その分、内装や外構にコストをかけて、おしゃれな内装や開放的なお庭を作ってみてはどうでしょう。
また、平屋は奥行きが出てしまうので、中心部分の採光が気になるかもしれません。思い切って中庭を作ってみる、天窓を作るのも良い方法です。
こちらの間取り図の住宅、間取りは3LDKですね。いかがでしょうか。広さとしては十分に感じませんか?
ポイントとしては、土地の値段が1番ですが、部屋自体の広さはこじんまり、収納は豊富に作って家の中はスッキリとシンプルにすることです。
窓を多くすることで、採光の工夫がされています。図面には見えませんが、玄関の向きによっては、天窓を作って採光するのも良いですね。
ローコストな平屋でも、ステキな間取りね!3~4人家族なら充分だわ!
平屋はおしゃれに規格住宅でも!工務店で相談しよう
注文住宅ではコストがかかりすぎて、予算内ではおしゃれな新築はムリ、という時もあるのではないでしょうか。
物価が上がったり、流通の状況で原材料の値段は変わります。住宅にかかる建材なども同じく、その時々の世の中の物価高などの影響を受けます。
注文住宅で平屋を建てるのが難しい時には、規格住宅を検討してみるのも手段のひとつです。
注文住宅とは違い規格住宅は、間取りなどの大きさは決まっているので、一度に建材を大量発注をすることでコストを下げています。
規格住宅と言っても、予算内で基本の間取りは決まっていますが、内装部分の壁紙やフローリングの色が選べたり、外壁の色が選べたりしますので、おしゃれにできます。
規格外のおしゃれなデザインの物も、追加分の料金にプラスで付けられますので、間取りに凝らないのであれば、注文住宅よりローコストで平屋を建てることができますよ。
注文住宅でも規格住宅でも共通ですが、平屋の住宅を多く手掛けている工務店やハウスメーカーを数社は比較することをおすすめします。
前例がたくさんあると、参考になる間取りの例が豊富なので、おしゃれな平屋を建てやすいこと、建材の在庫量が多いので、ローコストにすることができますよ。
規格住宅もローコストで建てられそう。工務店やハウスメーカー選びも大切ね。
まとめ
- おしゃれな平屋をローコストで建てるには、立地は郊外で屋根はシンプルな形を検討する
- 平屋の外壁や外構デザインは、色や素材、おしゃれなデザインで、家族のイメージに合わせてこだわる
- 平屋は窓の位置が低いので、おしゃれでいながら防犯やプライバシーに配慮した配置が必要
- 平屋の間取りは、広さは大き過ぎずこじんまりと作ると、ローコストにできる
- おしゃれな平屋をローコストで建てる時は、規格住宅も検討してみる
マイホームを建てることは、家族にとってワクワクして楽しい、とても大きなライフイベントですね。一方で、予算との兼ね合いもあり悩むことも多いでしょう。
できるならローコストに抑えて、こだわりの詰まったおしゃれな平屋を建てられるよう、この記事がお悩みのあなたの助けになると嬉しいです。
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