定年後にしてはいけないことは年金頼りの生活!おすすめの充実ライフ
定年後は「あれもしたい、これもしたい!」と、ワクワクしているあなた!
定年後にしてはいけないことは、年金を頼りに生活することです。
多くの人が「年金だけでは生活できない」と言っている現状は、あなたもご存知でしょう。
時間があるからといって、旅行をしたい、資格を取得したい、趣味を生かした起業をしたいと、あれもこれもと欲張っては、退職金も年金も足りなくなってしまいます。
定年後にしてはいけないことの基本は、ムダなお金を使うことです。
どうしたらムダなお金を使わずに過ごせるのか?どうしたら楽しく充実した時間を過ごせるのか?働くとしたら、どのような形態がいいのか?
定年後にしてはいけないこと、また、おすすめの過ごし方などをいくつか提案させていただきますので、今後の参考にしてみてくださいね。
定年後にしてはいけないことは退屈な生活!健康を意識しよう
定年後にしてはいけないことは年金に頼る生活ですが、お金を使わなければ何でもよいわけではありません。
これから定年後にしてはいけないことをお伝えしますね。
のんびり過ごす
長く会社勤めをしてきましたから、ゆっくりしたい気持ちはよく分かります。
家でのんびり、テレビを見ながら毎日ゴロゴロしたいですよね?
でも、いつもの調子で、奥さんにお昼や夕飯の催促をしたり、奥さんが出かけると言えば「どこへ行く?」「何時に帰って来る?」などと言ったりしてはいけません。
そんな旦那さんだと、奥さんが病気になってしまいますよ。
世間では『夫源病』とか『主人在宅ストレス症候群』と言われる病気が流行っているそうです(笑)
長年、お勤めをしてきて退職したのだから、何をしても、どう過ごしてもいいのですが、家族の負担が増えるのは感心できません。
せっかくの時間・空間ですから、家族みんなが心地よく過ごせるように、自分のことは自分でしましょう。
のんびり過ごすのも、ある程度の期間、経験してしまうと退屈なものですよ。
のんびり過ごすことより、何をして過ごすかを考えておきましょう。
毎日、一緒に家にいる
定年後にしてはいけないことの1つは、夫婦で長い時間、顔を突き合わせていることですよ。
今まで毎日仕事に行っていた旦那さんが常に家にいることは、奥さんからしたら何と言うか…ストレスになりやすいです (笑)
今までと違うことや新しい環境というのは、誰しもストレスになりやすいんですね。
年金生活で、なるべくムダにお金を使いたくないからといって、家に引きこもっているのも退屈なものですよ。
お互いに趣味を持つとか、別々の部屋で過ごすとか、なるべく一緒にいないようにするなどの工夫が必要です。
退屈な生活は、ケンカもしやすくなりますしね。
一緒にいることが苦痛にならないために、定年後はどう過ごすか、夫婦で話し合う機会を持つといいでしょう。
また、定年後にやりたいことがあるなら、早めに奥さんや家族に相談しておくことが大切です。
退職金の使い道や、時間の使い方など、夫婦で考えが違うことも少なくないですよ。
のんびり過ごすことの落とし穴
定年後にしてはいけないこと、それはのんびり過ごすことです。
一見、リフレッシュできるように思える『のんびり』という過ごし方ですが、健康に悪影響が出ているかもしれません。
会社勤めのときは、通勤や社内での往来など、知らず知らずのうちにある程度の距離を歩いています。
何もしないで家でゴロゴロしていることは、意外にも筋力を衰えさせるのです。
年配の方が怪我をされて入院したら、みるみる筋肉が落ち、寝たきりになってしまった、というのはよく耳にする話ですね。
定年退職されたばかりのあなたは、まだそこまで急速に衰えはしないでしょう。
ですが、今までの習慣を変えるということは、筋力を低下させるリスクがあるということなのですよ。
定年後の過ごし方のポイント
定年後の第二の人生を楽しく過ごすのに大切なのは、この3つです。
- お金
- 生きがい
- 健康
お金をかけずに社会と関わりを持ち続け、生きがいを持って充実した生活を送ることが、健康に生きる秘訣と言えるでしょう。
最近は、年金受給年齢をできるだけ繰り上げて、少しでも多くの年金をもらえるように計画するシニアも増えていると聞きます。
その計画に欠かせないものは、他でもない【健康】なのです。
定年後にしてはいけないことで趣味や生きがいがないのは大問題!
定年後の時間を有効に使う手段として、趣味を持つことはとても大切です。また、自分の存在意義としての生きがいも大切ですよね。
定年後にしてはいけない趣味
「定年後にしてはいけないこと」という観点から、年金生活をする上で、お金がかかる趣味はやめたほうがいいでしょう。
体を鍛えようという考えはとてもいいですが、ジムは月額費用がややお高めです。『毎月の出費』と考えると、あまりおすすめできません。
自治体が運営する屋内プールなどで泳ぐとか、泳ぎが苦手なら水中ウォーキングはいかがでしょうか?
水の浮力で足腰への負担は軽くなり、水の抵抗で筋肉が鍛えられるそうですよ。
「再就職後に生かせるように」などと安易に資格取得を目指すのはいかがなものでしょうか。定年後にしてはいけないことの1つです。
年齢的にも、覚えることがなかなか難しくなってきます。資格取得まで「思っていた以上に時間がかかった」なんてこともあるかもしれません。
また、その資格が生かせる職場に再就職できればいいのですが、お金をかけて取得したものの、現場で生かせない、ということもあります。
「体力もお金もムダになってしまった!」ということにならないように、十分に検討してから取り組みましょう。
興味のあることを習うのはいいですが、月謝の他に材料費など、意外と費用がかさむものもあるので、注意が必要です。
料理やパン作りなど、家族にも喜んでもらえるようなものだといいかもしれませんね。
旅行を趣味にすることは、年金生活では厳しいかもしれません。
言うまでもなく、旅行は交通費、食事代、宿泊代など、ショートステイでも結構な金額がかかるものです。海外旅行などはなおさらですね。
時間はあってもお金がついていかない、ということになりかねません。
退職金などで余裕があったとしても、計画的な準備が必要です。
意外な穴場:カルチャーセンター
新しいことを始めたいあなたにおすすめしたいのが、地域のカルチャーセンターです。同じ趣味を持つ仲間と出会える場です。
仕事を辞めてしまうと、近所の人や、仲の良い友達くらいしか、会って話す機会がなくなってしまいますよね。
カルチャーセンターなら、月に2〜3回、地域の人たちと交流できます。
月額費用も1,000円くらいからと、手軽に始められるのでおすすめですよ。2つ、3つ掛け持ちしても大きな負担にはならないでしょう。
思いがけず、生涯の趣味や、生きがいにめぐり合えるかもしれませんし、かけがいのない友人に出会えるかもしれません。
定年後にしてはいけないこと、それは社会との関わりを持たなくなってしまうことです。
社会や人との関わりは、生きがいを感じる上では欠かせないものですよ。ぜひ、積極的に関わるようにしましょう!
何か始めたいならYouTubeで探そう!
私は美味しいパンが作りたくて、YouTubeでパン作りを学びました。今ではプロ並みのパンが作れるようになりましたよ。
今は本当に多くの人が配信しており、色々なことを手軽に学べるようになりましたね。
Wi-Fiなどの環境が整っていればお金はかかりませんし、大抵のことは勉強できます。利用しない手はないですよ!
その上で、それ以上に勉強したいことにお金を使えばいいのです。
シニアも恋活の時代
恋愛に年齢は関係ないといいますが、最近では40代、50代、60代でも恋愛を楽しむ人が増えています。
独身の方は中高年専門の結婚相談所を利用して、新たなパートナーを探すのも素敵ですね。
ひとつご紹介させていただくと「オーネットスーペリア」は評判がよくおすすめです。
創業40年の信頼できる企業で、45歳以上が条件となっているので同世代の方と出会える相談所です。
子育てが一段落した、結婚という形にこだわらず毎日を楽しく過ごすパートナーがほしい、など若い方とは違った事情の方も多く利用されています。
ウォーキングやバーベキューなどの企画が充実しているので話題も見つけやすく、参加するだけで自然と会話が盛り上がりますよ♪
気になるお相手がいたらその後仲良くなるサポートもしてくれるので奥手な人も安心ですね。
新たな異性との出会いやイベントへの参加は刺激的で活力のもとになり、毎日が充実しそうです。
定年後にしてはいけないことは急な起業!
ここで、厚生労働省発表の、最新の平均寿命を見てみましょう。
令和3年簡易生命表によると、男の平均寿命(0歳の平均余命のこと。以下同じ)は 81.47年、女の平均寿命は87.57年。
出典:厚生労働統計/主な年齢の平均余命
上記を元に計算してみると、意外なことが分かります。
現役時代の労働時間(22歳から65歳まで:1日8時間労働として計算)
8時間×250日×43年間=8万6,000時間
定年後の自由な時間(65歳から85歳とした場合:生活に必要な時間を除き14時間として計算)
14時間×365日×20年=10万2,200時間
現役時代の労働時間より、寿命を85歳としたときの定年後の時間の方が長いのです。
そう考えると、定年後の過ごし方も重要になってきますね。
また、仕事をしている人のほうが日常的に活動量が増えるので、健康につながるメリットが大きいです。
定年後も仕事を続ける
定年後も仕事をするのであれば、旅行に行ったり、のんびりしたりせず、なるべく早く始めるのがいいでしょう。
一度のんびりしてしまうと、仕事を始めることが面倒になってきてしまったり、ブランクが長くなると現役時代の感覚を取り戻したりするのが難しくなるものです。
これは、定年後にしてはいけないことの1つと言えるでしょう。
定年後も仕事を続ける方法を、大きく3つご紹介します。
- 再雇用
- 新たに就職
- 起業
では、1つ1つ解説を交えながら見てきましょう。
再雇用
今まで働いてきた会社で、嘱託社員として働く方法です。定年を迎えた人の、実に8〜9割が再雇用を選択されるそうですよ。
たしかに慣れた仕事ではあるので、新しい場所で新しい人たちと仕事をし、新しいことを覚えるリスクやストレスなどもなく、いいのかもしれません。
好きな仕事だったり、人間関係のいい職場だったりしたら、それも選択肢としてはありでしょう。
一方で現役時代とは違い、役職からも外れ、給料は以前の70%以下になると言われています。
今までと同じように会社に通い、今までと同じような仕事をしているのに、給料が大幅に減ってしまうのです。
給料明細を見た途端にやりがいを失ってしまうことになりかねません。
人によっては、再雇用は定年後にしてはいけないことになるかもしれませんね。
新たに就職
個人的には、私が一番おすすめしたい働き方です。
自分の自由な時間を持ちながら、週に3〜4日だけ働く。もしくは週5日、午前中〜14時くらいまで働くなどはいかがでしょう?
お金にも余裕ができて、自由な時間もある働き方は、充実した定年後を過ごせるのではないでしょうか。
多くの時間を会社に、仕事に費やしてきたあなたには、これからの人生をもう少し楽しんでほしいと思っています。
仕事を探す方法もいくつかご紹介しますね。
スマホでも検索できる、シニア専門に求人募集をしているサイトがあります。飲食店や警備の仕事などのほか、未経験OKの仕事もありますよ。
週2日から働ける仕事もあり、自分の時間を持ちつつ働くことが可能です。
私は以前、派遣会社に登録し、テレフォンオペレーターの仕事をしていたことがありますが、一緒に働く人たちは60代の男女が多かったです。
テレフォンオペレーターは営業職を経験されていた人には有利なようで、皆さん、とてもていねいに電話対応をされていました。
パソコン操作が苦手でなければ、おすすめの仕事です。
単発の作業系を得意とする会社や、事務系を主に取り扱う会社など、派遣会社によって特色が違います。
登録の際にしっかり確認しておけば「登録したのに希望の仕事が紹介してもらえない」ということも避けられますよ。
派遣会社は、LINEバイトやバイトアプリなどから探すことができます。
お住いの市区町村にあるのがハローワークですね。ハローワークに登録されているのは、地元や地域の会社なので、比較的、近場の会社が多く、通いやすいのが特徴です。
シルバー人材センターは各市区町村に置かれ、都道府県知事指定の社団法人が運営していて、入会にはいくつかの条件があります。
60歳以上、健康で働く意欲のある人なら入会できますが、入会説明を受け、申込書を提出する必要がありますよ。他に、会費を納めるなどの条件もあります。
また、入会された人に公平な就業機会を与えるために、就業はローテーションとなり、希望通りの日数働けるとは限りませんのでご注意ください。
会社員時代のツテを含め、友人・知人から仕事を紹介されることもあるでしょう。条件などをよく確認し、希望に見合わなければ、断る勇気も必要です。
起業する
定年後にしてはいけないこと、それは起業です。
趣味を生かして、定年後に起業をしたいと考えている人もいるでしょう。
喫茶店のマスターは、若い人より年配の男性のイメージですね。定年前後に開業・起業される人が多いのでしょうか。
飲食店やカフェを開業するとなると、居抜きの格安物件でも手に入らない限り、それ相応の資金が必要です。
退職金を起業・開業に当ててしまうのは、ややギャンブルに近い気がしてしまいます。借金までして起業するのは、絶対にやめましょう。
起業する前に、その場所で採算が取れるのか、不動産屋さんや知り合いの経営者、友人・知人にも相談しながら十分に検討する必要があります。
起業の何年も前から、入念な下調べや準備が必要でしょう。
会社員時代、自動的にお給料が振り込まれていた環境の人が、営業、経理、総務までを一人でこなすのは、なかなかハードルの高いことです。
逆に、あまりお金のかからない起業なら、むしろやってみるべきかもしれません。失敗したところで、大きな痛手を負わずに済みますからね。
まとめ
- 定年後にしてはいけないことは、浪費やお金のかかる趣味など
- 定年後にしてはいけないことは、思いがけず体力や筋力が落ちる『のんびり』過ごすこと
- 定年後にしてはいけないことは、趣味や生きがいを持たないこと
- やりたいことがなく、年金生活で余裕がないなら、自由な時間を持ちながら働こう
- 退職金を使ってしまうような起業や開業はやめよう
定年後も社会や人と関わり、趣味や生きがいを感じながら生きるのは、人としてとても重要です。
心が元気であれば、ムダな医療費を使うこともなく、いつまでも健康で若くいられます。
急激に高齢化が進む現代の社会において、充実した第二の人生を送るシニアが増えることを願うばかりです。
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