ウレタンマスクは洗い方で臭いを解消!!原因から干し方までご紹介!
洗えるウレタンマスクは、洗い方に気をつけて臭いを解消することが簡単な方法です。
適切な洗い方を知っていないと、臭いが残ることがあり、1回しか使っていないのに…なんてことにもなってしまいますよ。
繰り返し使えるウレタンマスクなのですから、適切な洗い方で臭いを解消して、長持ちさせたいですよね。
この記事では、臭いに悩んでしまうウレタンマスクの適切な洗い方や干し方、原因についてもご紹介していきます。
ウレタンマスクでは「PITTA MASK(ピッタマスク)」が有名ですよね。
薬局でよく売れているマスクのようですが、マスクの色ではグレーやピンクをつけている人をよく見かけますよ。
カラーバリエーションが多くあるので、TPOに合わせたコーディネートができていいですよね。
ウレタンマスクの洗い方が臭いの原因には効果的
マスクには布マスク、不織布マスク、ウレタンマスクとありますよね。
好みや用途によって選ぶマスクは変わってきますが、ウレタンマスクを使っている人も多いのではないでしょうか。
「ウレタン」と一般的に言われているものは「ポリウレタン」のことです。
ウレタンマスクは、ポリウレタンで作られているマスクということですね。
ポリウレタンは、やわらかさや伸縮性のある素材なのですが、マスク以外に身近なもので例えると、スポンジやお化粧で使うパフがありますよ。
素材の特性を活かして作られているウレタンマスクには、以下のメリットがあります。
・洗って使えるため経済的
・カラーバリエーションがある
・柔らかくフィット感がある
・呼吸か楽で苦しくない
・短時間で乾く
メリットの多いウレタンマスクですが、臭いが気になることがありますよね。
臭いの解消には、臭いの原因を洗い流してしまうといいですよ。
臭いの原因を洗い流すと言っても、手のひらに乗せてしまえるほど小さいウレタンマスクです。
もちろん、洗い方は何でもいいわけではなく、適切な洗い方があります。
洗い方があるのは面倒だし、スプレー消臭を頭に思い浮かべてはいませんか?
消臭スプレーは一時的な臭いを解消するには効果でしょう。
しかし、1日使ったウレタンマスクには、お化粧や皮脂も付いてしまっていますよ!
ウレタンマスクは、メーカーにもよりますが3~5回洗って使える経済的なマスクです。
繰り返し使えるのですから、適切な洗い方で清潔になったマスクを使っていきましょう。
清潔なインナーを着るように、綺麗になったマスクを使う方が、気分的にも気持ちいいですからね。
洗い方は考えているほど面倒でもないので、安心してくださいね。
ウレタンマスクの臭いの原因
ウレタンマスクについている臭いには、いくつが原因があります。
・素材
・雑菌
・口臭
素材
素材そのものに臭いがあるため、購入後すぐの新品ウレタンマスクにも臭いがあります。
ウレタンマスクの臭いをゴムのような臭い、梱包材のような臭い、化学薬品のような臭いという表現をされている方もいらっしゃいます。
素材の臭いはどうしようもないので、新品のウレタンマスクでも、臭いを洗い流してから使うことをおすすめします。
雑菌
唾液には細菌が含まれているのですが、吐く息にも細菌が含まれます。
咳やくしゃみの飛沫で唾液がつき、話をする時に吐いている息だけでも細菌はマスクについてしまうんです。
しかもマスクの中は、熱や湿気がこもりやすく雑菌が増えやすい状態になっていますよ。
口臭
マスクをすると、自分の口臭に気づきやすくなりますよね。
気になってくると、歯磨きの回数を増やしたり、マウスウォッシュなどを使ったり、口腔ケアもしますが、虫歯や歯周病など関係していることもありますよ。
また、ホルモンバランスが崩れるようなダイエットなど、体調に関係していることもあります。
ウレタンマスクの洗い方は中性洗剤を使用
ウレタンマスクの臭いは、洗い流して消臭していくのが最短の解消ですよ。
そして、ウレタンマスクの洗い方では洗剤に中性のものを使いましょう。
洗剤には主に3種類の液性があり、アルカリ性・中性・酸性に分かれているのですが、これらの液性は、pH(ペーハー)によって分けられています。
pH(ペーハー)は0~14までの数値で表すのですが、中間の7が中性です。
中性の7から0に近いほど酸性が強くなり、14に近いほどアルカリ性が強くなっています。
家庭用品品質表示法でのpH分類は以下のとおりです。
弱アルカリ性…11.0pH以下0pHを超えるもの
中性…8.0pH以下0pH以上
弱酸性…6.0pH未満0pH以上
酸性…3.0pH未満
ウレタンマスクに使う中性洗剤は、液性が中間のものを使うということですね。
中性洗剤には「界面活性剤」という成分が含まれています。
化粧や皮脂などを浮かせて洗い流せるようになるところで、臭いの解消にもなりますね。
また、素材を傷める心配が少ないことや、アルカリ性洗剤や酸性洗剤より手肌にやさしいんですよ。
以前、弱酸性の洗顔フォームで洗ったことがあるのですが、少し臭いが残っている感じがしました。
やはり、中性洗剤を使う方が臭いの解消にはよかったですね。
中性洗剤の種類
身近にある中性洗剤には、食器用、衣類用、住宅用があります。
ウレタンマスクは鼻や口を覆うものなので、中性洗剤は食器用か衣類用になってきますよね。
では、中性洗剤にはどんな洗剤があるのかを、商品で一部ご紹介していきます。
・キュキュット クリア除菌(花王)
・ファミリーフレッシュ(花王)
・チャミーマジカ(LION)
・食器用洗剤(無印良品)
・ヤシノミ洗剤(サラヤ)
・JOYコンパクト(P&G)
・エマール(花王)
・アタック ゼロ(花王)
・アリエール パワージェルボール3D(P&G)
・トップ ハレタ(LION)
・トップ スーパーNANOX(LION)
・ウタマロ リキッド(東邦)
食器用洗剤には中性洗剤もありますが、弱酸性など中性でないものもあります。
例えば、カエルのマークががわいい食器用の洗剤に「フロッシュ(旭化成)」がありますが、こちらは弱酸性になっています。
ウレタンマスクの臭いを解消するには、少し弱いかもしれませんね。
衣類用洗剤にも、食器用洗剤と同じように中性洗剤でないものがありますよ。
「アリエールBIO(P&G)」などは弱アルカリ性になっています。
中性洗剤より、ウレタン素材の傷みに注意する必要がありますね。
あなたがお使いの洗剤が、ウレタンマスクの洗い方に適した中性洗剤なのか、一度確認してみてくださいね。
漂白剤を使った洗い方はNG
ウレタンマスクの洗い方では、漂白剤を使わないようにしましょう。
ポリウレタン素材は、漂白剤を使用すると黄色く変色したり、マスク強度が低下してしまうという性質があります。
そのため「漂白剤入り」となっている衣類用洗剤は使わないようにしてくださいね。
漂白剤には、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤がありますが、特に塩素系はNGです。
酸素系漂白剤が使えることもありますが、使用については購入したウレタンマスクのパッケージに記載されている、洗い方の注意表記を確認してくださいね。
柔軟剤を使った洗い方はなるべく避ける
ウレタンマスクに柔軟剤を使う洗い方は、なるべく避けるようにしましょう。
シャツなどの衣類で香るには癒されたり、リラックスできたりしますが、ウレタンマスクに使うと刺激が強すぎてしまいます。
ウレタンマスクと鼻との距離が近く、マスクをしている時間はずっと柔軟剤の香りを嗅ぎ続けることになるためです。
いい香りがする柔軟剤も、鼻に近い距離で嗅ぎ続けると気分が悪くなってきますよ。
気分が悪くなったことがある私の経験からも、使用を避けて欲しいです。
また、柔軟剤は生地が柔らかくなって型崩れしやすくなってしまいますよ。
ウレタンマスクの洗い方は洗濯機ではなく手洗いが正解
ウレタンマスクの洗い方は、洗剤に中性洗剤を使い優しく手洗いするようにしましょう。
ウレタンマスクを、洗濯機で洗ってしまうのはおすすめできません。
おすすめできない理由には、洗濯機で洗ってしまうと、ウレタンマスク中央のつなぎ目がはがれてきてしまったり、破れたりすることがあるためです。
脱水では、取れないシワができてしまうこともありますよ。
また、洗濯機での洗い方は、汚れが落ち切れていないこともあるんですよ。
例えば、白いTシャツやワイシャツを洗濯機で洗っていても、黄色くなってくることってありませんか?
それは、落ちきれていない皮脂が酸化しているからなんです。
鼻や口を覆うウレタンマスクで、落ちきれていないことがあると嫌ですよね。
洗い方を手洗いにすると、臭いも汚れも確認しながらできて、強くこすれることもないので、長持ちさせることもできますよ。
手洗いは、洗い方として面倒な印象が強いかもしれませんが、実は1番簡単な方法ですよ。
ウレタンマスクを洗濯機で洗うとするなら、洗濯ネットへ入れることになりますが、意外と面倒なんですよね洗濯ネット。
手洗いなら、洗濯ネットに出し入れをする手間も省けますし、短時間で洗えます。
ウレタンマスクの洗い方
ウレタンマスクの洗い方は手洗いですが、実際洗ってみると簡単ですよ。
【1】ウレタンマスクのつなぎ目をたたんでおきましょう。
【2】洗面器などに水またはぬるま湯を準備します。
【3】中性洗剤を適量入れて軽く泡立てください。
【4】ウレタンマスクを入れます。
【5】ごしごし擦らないように両手でやさしくもみ洗いです。
【6】4~5回位もみ洗いを繰り返します。
【7】ウレタンマスクから泡が出くなるまでしっかりとすすいでください。
【8】両手でウレタンマスクを包み込むようにぎゅっと水分を絞ります。
【9】乾いたタオルに挟み込んで水分を取ります。
【10】最後は部屋干しです。
やさしく手洗いが基本なので、ひねり洗いなどはしないようにしましょう。
ウレタンマスクは衣類と違って、がんこな汚れがつくことは少ないので、ごしごし擦らなくても臭いや皮脂などは落ちてくれますよ。
中性洗剤の特徴をうまく使い、浮かせて洗い流す感じです。
洗った後のウレタンマスクは、雑巾を絞るような、強い絞り方をすると型崩れしてしまうので、注意してくださいね。
強い絞り方ではなくても、絞ったウレタンマスクには多少のシワがついてしまいます。
シワは叩いて伸ばしてあげて、シワが残らないようにしましょう。
ウレタンマスクの洗い方が分かりやすい動画も参考にしてくださいね。
やさしく洗う両手の動きは、動画の方が分かりやすいかもしれません。
ウレタンマスクの干し方
まずは、ウレタンマスクの水分をしっかり取っておくようにしておきましょう。
水分をしっかり取ってあげると、耳の部分が伸びてくるなどの型崩れも防いでくれますし、乾く時間も早くなります。
型崩れさせないためには、本体部分を広げ、耳を掛ける手前くらいの本体部分を挟んで干すようにしてください。
耳掛けは左右にあるので、2箇所を洗濯バサミで挟んで干すことになります。
この干し方は、洗濯バサミの跡がついてしまうので、気になってしまうこともありますよね。
洗濯バサミの跡が気になるようなら、洗濯バサミの凹みを利用しましょう。
洗濯バサミの凹みに、両方の耳を掛ける部分をそれぞれ引っ掛けて干すと跡がつきませんよ。
ウレタンマスクをつけるときは耳に掛けますが、干す時は洗濯バサミの凹みが耳のようなものですね。
ポリウレタンという素材は、直射日光に当たると変色や劣化しやすいので、部屋干しにしましょう。
急いで乾かすために乾燥機にかけてしまうと、縮んだり型崩れしてしまいますよ。
ポリウレタンは早く乾く素材なので、自然乾燥でも1~2時間くらいです。
洗濯物は乾くまで時間がかかるので、短時間で乾いてくれると早く片付けられるところが嬉しいですよね。
まとめ
- ウレタンマスクの洗い方は手洗いが1番簡単
- ウレタンマスクには素材そのものの臭いがある
- ウレタンマスクの臭いには雑菌が繁殖している
- ウレタンマスクの臭いには口臭がある
- ウレタンマスクの洗い方では中性洗剤を使う
- ウレタンマスクの洗い方ではやさしく手洗い
- ウレタンマスクを洗った後の水分はしっかり取る
- ウレタンマスクは部屋干しする
ウレタンマスクの臭いは体調が悪くなってきてしまうこともあるので、臭いの解消に役立てて頂けると幸いです。
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