ひば油は犬に危険?実は皮膚病に効果あり!ひば油はスプレーで使おう!
天然の抗菌・防虫効果があることで人気のひば油。民間療法としてではありますが、ひば油を犬に使うと皮膚病が改善されたという話が多数あります。
ひば油は犬にとって危険なものではありません。ひば油の中でも、青森県産の天然ひば油がおすすめ!!
数種類のひば油の説明書を確認しましたが、「犬にも使える」と書いてありましたので安心して使ってくださいね。
この記事で解決できる悩み
- 犬にひば油を使うのに危険はない?
- 犬にひば油を使うのに、危険性が低い使い方は?
この記事で紹介するひば油の犬への効果と使い方を読めば、安心してあなたの犬にもひば油を使えますよ!
記事前半では、犬にひば油を使うことに危険はないのか、犬に対するひば油の効果を解説しています。
後半では、犬にも使える簡単ひば水スプレーの作り方を紹介します。
もちろん、ひば油は犬にだけでなく、私たち人間にも使えますので、1つ持っておくと便利ですよ♪
ひば油は犬に危険ではないがアレルギーには注意!
結論から言うと、犬にひば油は使えます!
数種類のひば油の説明書を確認しましたが、「犬にも使える」と書いてありました。だだし、あくまでも、民間療法の1つとして、犬の皮膚病改善にひば油は使われています。
医学的に効果が証明されているものではありません。
ひば油は天然の抗菌剤
そもそもひば油とは、青森ひばという木から抽出される精油です。
ちなみに、青森ひばは通称です。正式名称は、ヒノキ科アスナロ属の針葉樹です。
青森ひばは木曾ヒノキ、秋田スギと並んで日本三大美林の一つです。
ひば油には、強い抗菌効果を持つ「ヒノキチオール」と「β一ドラブリン」という成分が含まれています。
この成分は日本に生えている木では、青森ひばだけが持つ成分です。
【ヒノキチオールとは?】
「ヒノキチオール」という名前から、ヒノキにもたくさん含まれている成分のようですが、日本のヒノキにはほとんど含まれていません。
天然のヒノキチオールを抽出できるのは青森ひばだけです。
ヒノキチオールは、優れた殺菌・防虫効果があります。
詳しいひば油の効果については、後程紹介します。
また、多種類の菌に対して抗菌作用が働くことも特徴の1つです。
特に、カビに対して特に効果を発揮します。
青森県工業試験場樹木抽出成分開発指導チームによって報告された「ヒノキチオールの抗菌活性検証」という実験があります。
その実験では、ひば油は黄色ブドウ球など5種類以上の菌に対して、抗菌作用を発揮しました。
これは、ヒノキや杉などと比較して、極めて高い抗菌力があることを示しています。
青森県産 天然ひば油
HIBANOWAの【青森ヒバ油】は、自然環境が厳しく丈夫な青森ひばが育つとされる津軽半島・下北半島の青森ひばのおがくずを使用しています。
生産者さんが独自に設計した製法で、丁寧に抽出された天然成分100%の青森ヒバ精油。
鉄釜を使用していないので、酸化しにくく香りに雑味が少ないのが特徴です。
ヒバ油パワーの肝である「ヒノキチオール」含有率2%を維持し、高品質で安定した品質にこだわっています。
愛犬の臭い、ノミ対策、トイレ、お手入れに利用している方も多い人気商品なんですよ。
生ゴミや水回りなどの衛生面が気になるときや、寝具のダニ予防にも効果があります。
100%天然成分でお肌に優しく、赤ちゃんにも安心して使えるのが嬉しいですね。
こちらも青森県産純度100%の天然ひば油で、森林浴を思わせるような清々しい香りでリラックスできますよ。
愛犬の体臭予防や、足洗い時にお湯に数滴混ぜて使うことで、足裏の皮膚炎改善にも効果を感じているとの口コミもありました。
その他、入浴剤代わりや防虫スプレーを作って虫よけにするなど、体に優しいので安心して様々な用途に使えます。
20mm~1000mmまで、あなたの使い方に合ったサイズが選べるのでお試しもしやすいですね。
- 抗菌・殺菌効果
- 防虫効果
- リラックス効果
- 防カビ効果
ひば油は、いろいろな使い方ができます。
- トイレの芳香剤
- アロマオイルとしてお風呂に垂らす
- 化粧水として使う
- 生ごみの防臭スプレー
- 防虫スプレー
- 犬の皮膚病改善
ひば油で犬の皮膚病が改善した口コミ多数!
ネット上では、ひば油を犬に使ったら皮膚病が改善したという声が多数あります。
- ひば水を愛犬の発疹が出ている部分にシュシュッとして、手でマッサージしたら、数日で赤みがひいた。
- いつも犬が足裏を舐めて、赤くしているけれど、「ひば水」を擦り込むようにマッサージしたら、舐めなくなりびっくり!
- 犬の耳の皮膚炎が治った。耳の中の掃除にも使ったら、グチャグチャだった耳垢がサラサラになった。
愛犬のひどい皮膚病に悩んでいる飼い主さんは、もしかしたら治るかもしれないと、試してみたいですよね。
ひば油の毒性は非常に弱い
ひば油に含まれるヒノキチオールには毒性がありますが、非常に弱いです。
ラットを使ったヒノキチオールの毒性に関する実験があります。
実験結果では、多量にひば油を投与した場合に、ラットの胃にごくわずかな影響が見られました。
また、妊娠中にひば油を使うことで、ノキチオールの毒性により、肢体の不自由な子どもが生まれる可能性(催奇性:さいきせい)も心配されています。
確かに、実験結果からは、催奇性も認められています。
ただし、催奇性が認められたのは、1キロあたり190mg以上の天然ヒノキチオールを投与した場合です。
ヒノキチオールはひば油に2%しか含まれません。
「190mg以上のヒノキチオール」ということは、475mgのひば油を一気に使うという計算です。
一般的に、ひば油は薄めて使います。
つまり、実験結果からは、犬に対しても人に対しても、日常的に使う範囲であれば、危険性はないと言えます。
注意点:アレルギーが出る場合がある
ひば油を使った方の犬の中ではまれに、ひばに対してアレルギーを持っていたため、ぜんそくを発症したというケースがありました。
また、犬によっては効果に差があり、皮膚病が改善されなかったというケースもあります。
ひば油は民間療法の1つなので、すべての犬に効果を発揮するわけではありません。
初めてひば油を使う時は、ひばアレルギーが発症する危険性もあるので、少しずつ試してあげてくださいね。
ひば油の使い方はこちらで紹介しています。
ひば油を使った結果、犬の皮膚病が悪化した場合には、すぐに獣医さんに診てもらうようにしましょう。
- 皮膚をかゆがる・発疹が出ている
- 身体中をなめる
- 掻きむしることによって一部の毛が抜けている
- くしゃみ、鼻水が出ている
- 目やにが増えている
- 目の周りなどの皮膚が赤くなる・目をかく
- 咳をする
犬にアレルギー症状が見られた場合には、ひば油の使用はやめましょう。
ひば油で犬の皮膚病や外耳炎改善の期待ができる!
犬にひば油を使ったときの効果を解説します。
実は、ひば油には、皮膚病の改善効果以外にもたくさんの効果が期待できますよ!
ひば油の効果1:細菌性皮膚病の改善
ひば油を使って「細菌性膿皮症」や「脂漏性湿疹」などが改善したという声がネット上でたくさんあります。
- 水泡・フケ
- 円形脱毛
どちらの病気も、犬が細菌に感染して発症するのではありません。
犬の皮膚や皮膚のバリア機能の異常によって、皮膚にもともといた細菌が過剰に増えることで発症します。
また、膿皮症の原因となる細菌は、一般的に「ブドウ球菌」と呼ばれます。
それに対して、ひば油の抗菌効果によって、多くなった細菌を減らす効果が期待できます。
だたし、すべての皮膚病改善にひば油が効くというわけではないので注意が必要です。
ひば油は、「細菌性膿皮症」や「脂漏性湿疹」など細菌性の皮膚病に対して改善効果が期待できます。
皮膚病が考えられる場合は、まずは獣医さんに相談してくださいね♪
ひば油の効果2:虫よけ効果
ひば油には防ダニ・防ノミ効果があります。
森林総合研究所の研究によって、青森ヒバの香りは、ダニに対して効果を発揮することが報告されています。
実験では、青森ひばのおがくずに、ひば油を加えたものをダニに使用しました。
実験結果では、48時間後には動いているダニはゼロになったと報告されています。
また、青森ヒバに含まれる防虫成分の「シトロネロール」や「リナロール」などは蚊を全く寄せ付けない効果があります。
病院処方の防ダニ・防ノミの予防薬と併せて、ひば油を使うと、防ダニ・防ノミ効果がアップする可能性があります!
ひば油の効果3:外耳炎の改善
ひば油には、犬の外耳炎の改善効果が期待できます。
外耳炎とは、耳の穴に炎症が起こっている状態のことを指します。
外耳炎の炎症は、耳の穴の入口から鼓膜まで及ぶこともあります。
炎症をそのままにすると鼓膜の奥にある中耳、さらにはその奥の内耳にまで炎症が進むことがあります。
- 耳をかゆがる・痛がる
- 首を振る
- 足で耳の後ろの部分を掻く
- 耳を下にして、頭を傾けるようなしぐさをする
また、外耳炎になりやすい犬は、アレルギー皮膚炎を発症しやすい犬・たれ耳の犬・皮脂が出やすい犬・毛量が多い犬です。
- アレルギー皮膚炎を発症しやすい犬:柴犬/ラブラドールレトリバー/ゴールデンレトリバー
- たれ耳の犬:ダックスフンド
- 皮脂が出やすい犬:アメリカン・コッカー・スパニエル/ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア/シー・ズーなど
- 毛量が多い犬:トイ・プードル/マルチーズ/ミニチュアシュナウザーなど
外耳炎の犬に対して、ひば油を使うと、耳の中の細菌の増殖を抑えます。
外耳炎がなかなか治らないときに、ヒバ油を水で薄めた「ヒバ水」で拭くことでかゆみが収まり、症状が改善したという口コミもありました。
ひば油の効果4:消臭・脱臭効果
ひば油には、消臭・脱臭効果があります。
においの元は主に雑菌が原因のことが多いです。
ひば油に含まれるヒノキチオールがにおいの元雑菌を殺菌・滅菌することで、悪臭を防ぐ効果を発揮します。
また、ヒバ油は芳香剤としても使えますよ。
青森ひばの独特な木の香りが嫌な臭いを消臭し、すがすがしい青森ヒバの香りが残ります。
- ひば油を使ったら、木の良い香りがして癒される。
- いいにおいなので、お部屋で森林浴している気分になる!
- 湿度の高い日はかすかにひばの香りが漂い、気になっていたリビングの生活臭が抑えられているのが実感できた!
特に、犬は皮膚が弱く、人間のように毎日シャンプーができません。多くても2週間に1回程度です。
犬のにおいが気になるけれども、シャンプーをするにはまだ早い時には、ひば油を使えばにおいが軽減されます。
ひば油は犬には薄めてスプレーにする使い方がおすすめ
ひば油を犬に使う際にはスプレーにするのが便利ですよ!
皮膚病が発症している箇所に、シュッシュと吹きかけて、軽くマッサージをしてあげてくださいね。
においが気になる際には、目や鼻を避けて、体全体に軽く吹きかけてあげましょう♪
ひば油を薄めてスプレーにしよう
ひば油を希釈して作る、便利なひば水スプレーの作り方です。
用意するもの
- 水100ml
- ひば油
- 100均などのスプレーボトル
作り方
- 水100mlに対して、ひば油を4~6滴たらす
- 1をスプレーボトルに入れる
初めて使う際は、皮膚の狭い範囲で使ってみて赤くなったり、犬が使った場所を気にするようだったりするのであれば、使用をやめましょう。
なお、水とひば油が分離してしまうことを防ぐために、水とひば油に少量の無水エタノールを使う作り方もあります。
どちらの使い方でも効果に差はありませんので、お好みで試してみてくださいね。
ただ、犬がアルコールにかぶれる心配があるという方は、水とひば油だけの作り方で試してみてくださいね。
また、ひば油を希釈した「ひば水」も販売されていますが、ひば油を薄めて作ったほうがリーズナブルです!
天然の力 ひば水 1.8L
愛犬の寒さ対策は万全ですか!?ちょっとした工夫でとっても快適な環境を作ってあげることができます。
大切な家族が冬を快適に過ごせるように、こちらも記事もおすすめです♪
まとめ
- ひば油は犬に使っても危険ではない
- 犬によってはひばアレルギーを発症する可能性がある
- 初めてひば油を犬に使う場合は、少量から使う
- ひば油は、犬の細菌性皮膚病に効果が期待できる
- ひば油は、犬の防虫・消臭効果がある
- ひば油の使い方は、水に薄めてスプレーにする
ひば油を犬に使っても危険ではありません!
ただし、人間と同じで犬にもアレルギーがあるので、犬によってはひばアレルギーを発症する可能性があります。ひば油そのものには、犬にとって危険な成分は含まれてはいません。
初めてひば油を犬に使う際は、少量ずつ様子を見ながら使ってくださいね。
なかなか犬の皮膚病が治らない、あまりシャンプーができないという飼い主さんは、ひば油を使ってみてはいかがでしょう。
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