元飼い主が解説!うさぎさんの寒さ対策はほぼ100均で済ませられる!
そろそろ肌寒くなってきた頃。あなたのうさぎさんへの寒さ対策は始めましたか?
と言っても、初めてうさぎさんを飼い始めた方はどんな寒さ対策をしたらいいのか分からないですよね。
家族の一員であるうさぎさんにはいつでも快適に過ごしてほしいものです。
実はうさぎさんへの寒さ対策は、家にあるものや100均にあるものでできます!
私の記事ほど徹底網羅している記事はありません!
この記事では100均のグッズでできる寒さ対策方法、うさぎさんが物をかじってしまうときの対策方法、おすすめのヒーターをご紹介します!
- うさぎさんの飼い主さん
- うさぎさんをお迎えして初めて冬を迎える方
- 寒さ対策を100均で済ませたい方
100均で安く、うさぎさんが快適に冬を過ごす準備を今から始めませんか♪
ちなみに、100均ではないのですがうちのうさぎさんが、寒い時期には1日中離れなかったヒーターはこちら。後ほど詳しくご紹介します。
うさぎさんの寒さ対策はほぼ100均でそろう!
基本的には、うさぎさんが一日中快適に過ごせる温度が必要なのですが、暖房をつけっぱなしにしておくのも難しいですよね。
ですが、うさぎさんへの寒さ対策は家にあるものや100均にあるグッズで対応できます。
ここからは寒さ対策の方法とともにグッズも紹介します!
うさぎさんに適した室温は18~24℃
まずは、うさぎさんについて少し解説をします!
うさぎさんは見た目の通り、寒さに強いですが、それは暑さに比べての話でありかつ野生育ちの場合です。
野生育ちでないうさぎさんはそれほど強くなく、何もしないと体調を壊してしまう可能性が高くなります。
特に、子うさぎやお年寄りうさぎ、病気のうさぎさんなど自力での体温調節が難しい場合は、温度管理をしないと命にかかわることがあります。
一般的に、うさぎさんに適した室温は18~24℃、湿度は40~60%です。
ですので、人間がちょっと肌寒いなと感じたときに、うさぎさんも寒さ対策が必要な時期になります。
また、もしあなたのうさぎさんがまだ子うさぎの場合、初めは警戒心が強く新しいものに慣れて使い始めるまでに時間がかかってしまいます。
そういった場合は、10月に入ったあたりから寒さ対策を始めましょう!
本格的に寒くなる時期には慣れて、使い始めてくれます♪
100均でできる寒さ対策9選
【1.温度計で温度を知る】
上記でお伝えした通り、うさぎさんに快適に過ごしてもらうにはなるべく室温を、うさぎさんの適温に合わせる必要があります。
暖かい空気は上にたまりやすく、ケージのある下の方は冷気がたまりやすいです。
そこで、足元に温度計や室温計を置くことによって室温を知ることができます。
【2.アルミシートを敷く】
床暖房を床に設置していない限り、足元って寒いですよね。
その足元を暖かくしてくれるのがアルミシートです!
アルミシートは保温性があり、適度なクッション性で地面からの冷えを防いでくれます。
このアルミシートの上にマットや段ボール、ブランケットを敷くとより暖かくなります。
ですが、うさぎさんは何でもかじるのでなるべくアルミシートやマットの端がうさぎさんに触れないようにしましょう。
私が飼っていたうさぎさんは何かの端を見つけると、そこからかじり始め、ボロボロにしました…。
【3.段ボールやブランケットでケージを囲う】
寒さ対策には、スーパーでもらえる無料の段ボールや家にあるブランケットでも対応できます。
もちろん使わない毛布や、大きめのタオルでも代用可能です。
ケージを段ボールやブランケットで囲うと、ケージ内の温かい空気が逃げにくくなり、外部からの冷気を遮ることができます。
ですが、ケージを囲い過ぎるとケージの空気循環が悪くなってしまうので、なるべく全面を囲うのは避けましょう。
飼い主さんによっては、暖房を切る前にケージを覆って、暖かい空気を逃がさないようにする方がいらっしゃいます。
ちなみに私の場合は一日中かけておいて、日中は前面だけ開け、夜はそこを閉じるという風にしていました。
また、うさぎさんは暗くて狭い場所を好むのでストレス軽減にも良いと思います。
ちなみに、ケージを布で囲う場合は外側にして、ケージとの間に隙間を作ってくださいね。
うさぎさんがかじってしまうのもそうですが、ケージの内側に引き込むこともあり危険なのでしっかり対策をしましょう!
【4.ジョイントマット】
ジョイントマットとは下記の画像のようなものです。
100均で販売しているジョイントマットはかなり便利です!
ジョイントマットは水洗いが可能ですし、汚れてしまったところだけ替えられるのも便利です。
厚みのあるものを選べば、うさぎさんが足ダンをしたときに、下の階への防音になります。
もし、サイズが合わなければカッターで切ることができるのでサイズ調整も簡単です。
【5.湯たんぽを置いておく】
100均には冬になると小さな湯たんぽが販売されていますよね。その小さな湯たんぽもうさぎさんを暖めるのに活躍します。
もちろん空いたペットボトルでも代用可能です。
湯たんぽはコードが付いていないのでかじる心配がなく、好きな場所に置けます。
さらに、お湯をいれるだけで何度でも使えるのでコストパフォーマンスも良いです。
時間がたつにつれ、温度が下がっていくので低温やけどなどの可能性は低くなりますが、長時間の保温には向きません。
また、湯たんぽを置く際は、表面が熱すぎる場合があるのでタオルを巻いておくと安心です。
だだし、タオルや湯たんぽ自体をかじられないように注意してくださいね。
【6.カイロを置いておく】
100均で販売されているカイロも使えます!
こちらもすぐに用意できて、片付けも簡単で便利です。
ですが、かじって中身がでないように対策をする必要があります。
かじられないようにするには、専用のケースがおすすめです。
残念ながら100均には販売されていないですが、1つ買っておくといいですよ♪
ただし、このケースもかじるためタオルで巻くか、ケージの下に置きましょう!
私のうさぎさんは蹴り飛ばしていましたが笑、以前飼っていたハムスターさんには重宝していました!
【7.窓にスキマテープを貼る】
ところでうさぎさんのケージはどこに置いていますか?
実は、寒さ対策にケージの置く場所も考えなければなりません。
うさぎさんのケージを出入口や窓の近くに置いているなら、そこから離れた場所に置きましょう!
意外と隙間風が入ってくるのでその周辺が冷たくなっているはずです。
もし窓際しか置く場所がないという場合は、窓際にスキマテープを貼ってみることをおすすめします。多少は隙間風を防げます。
【8. キャスターやすのこをケージの下に置く】
上記でもお伝えしたように、足元には冷気がたまるので冷えやすいです。
そのため、ケージを置く場所はある程度高さがあると下から冷えるのを防ぐことができます。
そこでキャスターやすのこを置いて高さをだします!
ですが、うさぎさんによってはあまり高さをだすと下にもぐろうとする子もいるそうです。
様子を見て、無理やりもぐろうとするなら、床に直接キャスターやすのこを置かずにタオルなどで隙間を埋めるといいですよ。
【9.小さめの座布団】
子供用など小さめの座布団は、うさぎさんにはちょうどいい大きさです。
ケージに小さめの座布団を置いておくとうさぎさんが暖をとりやすくなります。
実際にうさぎさんが座っていた座布団に触れてみてください。
すのこや木のハウスよりも、保温性の高い綿が入っている座布団の上が一番暖かいはずですよ。
座布団を設置する際、気をつけていただきたいことは座布団の位置です。
ケージ内を2段に分けている場合、2段目から降りたうさぎさんの着地場所に座布団があると、着地ミスにつながってしまいます。
床への着地点に座布団がきていないか、ときどき様子を見ましょう。
うさぎさんの寒さ対策にはヒーターも必要!
どうしても上記の方法だけでは完全に寒さを防ぐことはできないので、ケージの中を直接暖めることも必要です。
冷え込みが激しいときや、外出中も暖房を付けておくのは電気代がかかって大変ですよね。
そこでおすすめするのが、うさぎさん用のヒーターです。ここからはおすすめのヒーターをご紹介します。
おすすめのヒーター3選
【1.ミニマルランド ほっとうさ暖リバーシブルヒーター】
まっ先におすすめしたいのが「ほっとうさ暖リバーシブルヒーター」です。
こちらはリバーシブルで使えるヒーターです。
私のうさぎさんは一日中この上に座っていましたよ笑
濃いピンクの部分はお母さんうさぎの体温設定で、裏の薄いピンク部分はやさしく温かい低温設定です。
ですので、気温の変化によって使い分けができます。
サイズもM、L、LLとあり、お手入れも水拭きするだけなので扱いやすいですよ。
また、電気代もMサイズの場合、1時間で約0.22円なので暖房をつけっぱなしにしておくより安く済みます。
このヒーターはスペースを有効活用でき、ケージの上下や空いているスペースに置くことができるので寒さ対策にばっちりです♪
サイズの目安として、Mサイズは子うさぎや小さなうさぎさん用に、LサイズやLLサイズは大人うさぎや大きなうさぎさんにおすすめです。
【2.うさぎさん自身を暖めるならマイカヒーター】
このヒーターは遠赤外線効果で、空気ではなくうさぎ自身の体を芯から暖めてくれます。
このヒーターならケージの外に設置できるのでかじられる心配がないです。
また、ガスを使わないため、空気を汚すこともありません。
電気代は1カ月1000円程度と経済的ですが、ヒーター自体は15740円とちょっとお高めです。
ですが、冬だけでなく冷え過ぎ防止に、夏のエアコン対策にも最適です。
ケージに引っ掛けることができる、専用ホルダーがついているセットもあるのでぜひ試してみてください!
【3.人にも使えるセラミックヒーター】
タイマー機能があるセラミックヒーターは少ないですよね。
そこでおすすめするのが下記のシャープ製HX-120シリーズです。
こちらもガスを使わないので空気を汚しませんし、スイッチを入れるとすぐに暖かくなるので便利です。
また、ケージの外に置くものなのでコードをかじる心配がないですし、においに敏感なうさぎさんにとっても嬉しいグッズです
ですが、便利な反面、消費電力が大きいのが厄介です。
ですので電気代節約のために、タイマーのオンオフ機能があり、温風の強弱があるものを選びましょう。
12時間で勝手に運転を停止してくれるので、スイッチの消し忘れも心配ありません。
さらに加湿機能付きなので、乾燥対策にも役立ちます!
こちらの電気代は、強風で1時間32円前後、弱風で1時間16円前後です。
トイレや脱衣所に置くことができるので、1台あるとあなたにとっても便利です。
ヒーターを設置する際に気をつけること
ヒーターを設置する際に気をつけて頂きたいことがあります。それは、以下の2つです。
- 暑くなったら移動できる場所を作っておくこと
- 水分補給をできるように水もたっぷり用意する
私たちも、暑くなったら暖房のスイッチを消したり、水分補給をしますよね。
うさぎさんのケージ内が、どこに行っても暖かいとうさぎさんも熱中症をおこしてしまう場合があります。
また、あまり水を飲まないからといって水を減らしてしまうと、気づかないうちに水が無くなっていることがあります。
ですので、こまめにうさぎさんの様子を見るようにしましょう!
番外編 うさぎさん用のハウスを用意しよう
うさぎさん用のハウスは残念ながら100均には売っていません。
ですが、通販サイトやペットショップならさまざまバリエーションで販売されています。
ハウスがあると、中に入って寒さをしのぐことができるので、うさぎさんにはもってこいの商品です!
中にはハウスにペットヒーターのコードを通す穴が空いているものもあるので、ダブルで使うとぽかぽかになりますよ!
また、布製だけでなく、木製やわら製もあるのでかじり癖のあるうさぎさんにはこちらがおすすめです。
(ちなみにわたしのうさぎさんは、わら製のハウスをたったの2日でボロボロにしました…。)
ハウスの他にもマットがあり、こちらもやはりわら製があります。
ですが、中にはマットの上でおしっこをしてしまううさぎさんもいます。
それが癖になって、トイレ以外でおしっこをしてしまううさぎさんもいます。
ですので、あなたのうさぎさんに必要なものかどうか考えてから購入してくださいね。
私のうさぎさんは、ハウスやマットを置いてもすぐにボロボロにしてしまうので、それ以外で寒さ対策をしていました。
ですので、必ずしもハウスやマットは必要ではないです。
ケージを布で囲うなどして寒さ対策をしましょう!
【管理人より】
最近、人間用の新しいヒーターを購入したのですが、うちには小さい子どもがいるので触ってもやけどしないことを重視して選びました。
これが、ペットのいるおうちにもすごくおすすめです。
万が一うさぎさんが触れてやけどなんてしたら危なくて心配ですよね。
そんな心配がなくなり、とても快適になりました。
私が購入したヒーターについてはこちらにまとめていますので、良かったらご覧ください。
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うさぎさんが寒さ対策グッズをかじる場合の対処方法
うさぎさんって手当たりしだいにかじりますよね笑
かじるのはいいのですが、やはり怖いのは誤飲です。
タオルなど、布製の繊維はうさぎさんがかじって大量に飲み込んでしまうと「うっ滞」という病気のもとになります。
せっかく寒さ対策をしても、飲み込んでしまうのは怖いですよね。ここからはヒーターなどの対策グッズをかじるときの対応方法をご紹介します!
うさぎ専用ヒーターへの対策
うさぎさん専用ヒーターのコードはプラスチック製カバーで覆われています。
さらにプラスチック製カバーの内側が、金属製カバーになっており、電気を通すコードが守られています。
ですので、2重カバーになっており、電気を通すコードを噛み切られることはないです。
ですが、プラスチック製カバー部分はかじられるとすぐにボロボロになってしまいます。
うさぎさんはなかなかかしこいので、なるべくコードに触れないようにケージの外の方に設置するのですが、引っ張ってきてかじるんです…。
ですので、いっそかじられてもいいようにプラスチック製カバーの部分は、はずしてしまいましょう!
金属製カバーがむき出しになりますが、この部分は丈夫で熱くならないので、触れても大丈夫です。
※ただし、本来の使い方ではないので注意が必要です。
ケージ内の座布団やマットへの対応
一番かじりやすいのが、寒さ対策用に設置したケージ内の座布団やマットですよね。
うさぎさんがすぐにかじってしまうのは、それが気に入らない、もしくはストレスがたまっていてかじっているのかもしれません。
ですので、ケージ内にかじり木を用意しましょう。
私のうさぎさんはかなりマシになりました!
もしくは座布団であれば、あなたのにおいを付けましょう。
いきなり新しいにおいが入ってくるとうさぎさんもびっくりしてしまいます。
ですので、寝る際に頭に敷く、もしくは普段から座っておくなどとにかく身近に置いておくとすぐににおいが付きますよ。
そうすれば、うさぎさんも安心して使ってくれるはずです。
ケージを覆っているブランケットや布団への対応
あまりブランケットや布団をケージに近づけると、夜な夜なうさぎさんがケージ内に引っ張ってしまいます。
ですので、ケージとブランケットや布団の間に隙間を開けるのが肝心なのですが、何かしらの方法でうさぎさんがかじる場合があります。
私のうさぎさんと何度、攻防戦を繰り広げたことか…。
この場合は、かじっているところを見つけ次第、低い声で名前を呼びながら「ダメ。」としつける必要があります。
これができる方はこの方法で試して頂きたいのですが、私は怒ることが苦手なタイプなので、全然聞いてもらえませんでした…。
ですので、私はかじり防止スプレーを使っていました。
寒さ対策グッズなどかじってほしくない箇所に吹きかけることで、かじるのをやめさせることができます。
1回吹きかけるだけではあまり効果がないので、定期的に吹きかける必要があります。
ただし、ケージ全体に吹きかけてしまうとうさぎさんの居心地が悪くなってしまうので、ほどほどにしましょう。
まとめ
- うさぎさんに適した室温は18~24℃、湿度は40~60%
- うさぎさんの寒さ対策は小さな座布団や湯たんぽなど100均にあるものでできる
- 床冷えには100均のジョイントマットやアルミシートがおすすめ
- 寒さ対策にはヒーターも必要
- かじり癖があるうさぎさんにはかじり木をおいておくとマシになる
- どうしてもかじるならかじり防止スプレーも効果的
状況によっては寒さ対策のうち1つでは不十分な場合があり、うさぎさんによっては気に入ってくれない場合もあります。
また、エアコンの管理、寒さ対策グッズでの冷え込み対策も万全なのにうさぎさんの様子がおかしい場合があります。
それは、深刻な病気が隠れているか、逆に暖かすぎるか、部屋の寒暖差が激しい場合があります。
うさぎさんが下痢をしたり、食欲がなかったりなど様子がおかしいときは、すぐに動物病院に連れていきましょう!
寒さ対策グッズはほぼ100均でそろえられるのでぜひ試してみてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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