離乳食のだしは市販を使っても大丈夫!おすすめの理由と選び方を解説!
離乳食でだしを使って味付けをする時、あなたは毎回だしを取っていますか?
離乳食で使うだしは市販のもので大丈夫ですよ!
気を付けなくてはいけないのは、塩分と食品添加物。また、赤ちゃんの月齢により使えるだしが変わってくるので、素材は必ずチェックが必要です。
大切な赤ちゃんに美味しく食事をしてほしいけれど、毎回だしを取るのは本当に大変ですよね。
そこで、市販のだしを使って手間を減らし、なおかつ美味しく離乳食を作ってあげちゃいましょう♪
実際に私も、子供が離乳食を食べていた頃は、市販のだしをよく使っていました。
食べムラが出た時も、だしを入れる事で味が変わるので、とても食いつきが良くなりましたよ!
こちらでは、離乳食で使う市販のだしについて、使って問題ないというその根拠とおすすめ商品をご紹介します!
離乳食のだしは市販を使うのがおすすめの理由
離乳食でだしを使いたいけど、市販のものを使うのには少し抵抗が…
赤ちゃんの離乳食を作る人なら、必ずと言っていいほど一度は抱く気持ちだと思います。実は私も離乳食に市販のだしを使うことに抵抗を感じていました。
市販のだしは味が濃そう、何か赤ちゃんに良くないものが入っていそう、といったような漠然とした良くないイメージを持っていたのです。
しかし、実際によく調べてみると、市販のだしが赤ちゃんの身体によくないという事は全くありませんでした!
なぜなら、離乳食用に販売されているだしは、赤ちゃんの為に開発され、製造しているからです。
こちらでは、離乳食で市販だしを使うのがおすすめの理由をお伝えします。
赤ちゃんの為に作られただし
私たち大人が料理に使う一般のだしは、多くの食塩と食品添加物の含まれているものになります。
しかし、離乳食用のだしに多くの食塩や食品添加物が入っている事はありません。
なぜなら、離乳食期の赤ちゃんは消化器官が未熟だからです。
そのため、塩分が多く含まれていたり、食品添加物が入っていたりすると、内臓に大きな負担がかかってしまうのです。
離乳食用の市販だしには、多量の塩分や食品添加物が入っていないので、安心して食べてもらう事が出来ますよ。
何より手間がかからない
実は、素材からだしを取るのはそう難しくありません。しかしそれが毎食、毎日というペースだったらいかがでしょう?
もちろん一度に大量のだしを取っておいて、冷凍保存しておく事も可能です。
しかし、まだまだ目の離せない赤ちゃんのお世話をしているのですから、ストックを切らせてしまう事もありますよね。
市販のだしを使うのであれば、ストックを切らしていて焦ってしまう、ということを防ぐ事が出来ます。
離乳食用の市販だしは、粉末タイプやティーバックタイプがありますので、自分の使いやすい方を選ぶこともできますよ。
忙しい毎日の中で準備する離乳食、少しでも美味しく少しでも簡単に、作ってしまいたいですよね。
そんなあなたに、市販のだしを心からおすすめします!
市販のだしを選ぶ時のポイント
先ほど述べた通り、赤ちゃんの消化器官はまだまだ未熟です。
その為、塩分が多く含まれていたり、食品添加物が入っていたりすると、赤ちゃんの内臓に大きく負担をかけてしまうのです。
ですので、実際に大人の使っている出汁を薄めて使うことはできません。
もし大人と赤ちゃんと同じだしを使いたい時は、必ず塩分、食品添加物不使用のものを使うようにしてくださいね。
離乳食でだしはいつから使えるのか時期別に解説!
離乳食用のだしなら、市販のものを使っても安心なのね!
それでは、離乳食でだしはいつから使えるのでしょう?
こちらでは、離乳食初期(ゴックン期)、中期(モグモグ期)、後期(カミカミ期)、完了期(パクパク期)のいつから食べられるのか、出汁の種類をお教えします。
だしの種類によって、いつから離乳食で使えるのかが異なります。
赤ちゃんの月齢、離乳食の進み具合を見てだしを選ぶようにしてくださいね。
間違っても、ごっくん期に煮干しのだしは使わないようにして下さい!
種類 | 初期(ゴックン期) | 中期(モグモグ期) | 後期(カミカミ期) | 完了期(パクパク期) |
---|---|---|---|---|
昆布だし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
野菜だし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
かつおだし | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
煮干しだし | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
離乳食初期(生後5~6ヵ月頃)
初めて離乳食で使うだしは、昆布だしや野菜だしなどの、植物性素材のだしにしてくださいね。優しいうまみで赤ちゃんを喜ばせてくれます。
おかゆに粉末のだしを混ぜて食べさせてみると、いつもと違う味に赤ちゃんが喜んでくれるかもしれません♪
なぜ植物性素材から食べ始めるのかと言うと、植物性のだしはアレルギーの出る可能性が低いと言えるからです。
しかし、必ず少量から食べるようにして、食後の赤ちゃんの様子を観察するようにしてください。
離乳食中期(生後7~8ヵ月頃)
離乳食中期になると、かつおだしや煮干しだしと言ったような動物性素材のだしが使えるようになります。
いつものスープやうどんのおつゆを作る時、ティーバックタイプのかつおだしで作ってみてください。
作り方は簡単、ティーバックのだしをお湯に入れ、だしが取れたらそのスープをうどんのスープにするだけです。
私が離乳食を作っていた時によくこのかつおだしでうどんを作っていました。とても喜んでくれたのを覚えています。
しかし、動物性素材ではアレルギーの出る可能性が、植物性よりも高くなります。
その為、植物性素材の時と同じように、必ず少量から始め、食後の赤ちゃんの観察をするようにしてください。
離乳食後期(生後9か月~11ヵ月頃)
離乳食後期以降は、ほとんどのだしを使う事ができます。
昆布だしや煮干しだしをそのまま使っても良いですし、野菜だしとかつおだしを少量混ぜて使ってみるのも良いかもしれませんね♪
基本的に離乳食は素材を水で煮る事が多く、味付けは素材の味のみがほとんどです。
だしを組み合わせて使う事で、少し飽きてきてしまったようなおかゆやうどんの味が変わり、赤ちゃんも喜んで次つぎに食べてくれるかもしれません。
ぜひ、赤ちゃんの反応を見ながら、オリジナルの組み合わせを作って楽しんでみてください!
離乳食のだしにおすすめの市販品3選!
離乳食用のだしお市販のものは、様々なメーカーから販売されており、いざ買おうとすると迷ってしまいますよね。
こちらでは、離乳食用の市販だし、おすすめ3選をご紹介します。
1つ目のおすすめは、和光堂 たっぷり手作り応援 和風だし
粉末タイプのだしです。粉末タイプはとても使いやすいのでお勧めですよ!
このだしは、お湯にとくだけのスープから一品料理まで使える万能タイプで、国産のかつおと昆布からとっただしです。
ドラッグストアやスーパーにも多く置いてある商品ですので、見たことのある方もいるかもしれません。
国産の素材を使っているのは、安心できますね。
和風だしの他に、野菜スープもあります!どちらも手もとに置き、赤ちゃんの反応を見ながら味付けを変えても楽しいかもしれませんね♪
2つ目のおすすめは、リケン 素材力だし こんぶだし
こちらはスーパーでの取り扱いも多くあるので、最寄りのスーパーで探してみてください。
化学調味料、食塩、添加物すべて不使用のスティックタイプの粉末だしです。
最寄りのスーパーで買えるもので、離乳食に使えるのは嬉しいですね!
こんぶだしの他、かつおだしもあります。
3つ目のおすすめは、オリッジ イブシギンのしぜんだし 粉末ボトル
こちらは、鹿児島県指宿産の鰹節と、北海道道南産の昆布を使った粉末タイプのだしです。
昔から質の高い鰹節の産地として有名な、指宿産の鰹節を使用しており、こだわりを感じますね。
食塩、化学調味料、添加物不使用の為、赤ちゃんの離乳食にも安心して使えます!
まとめ
- 離乳食で使うだしは市販のものを使って問題ない
- 離乳食の進み具合により、使えるだしが変わってくる
- 初めは植物性素材のだし(昆布や野菜など)から始め、動物性素材(かつおや煮干しなど)のだしを使うようにする
- 大人用のだしを薄めて離乳食に使う事はできない
- 離乳食用の市販のだしを選ぶポイントは、食塩、添加物が大量に入っているものを避けること
- どのだしの場合も、一番初めに食べさせる時は食後の赤ちゃんの様子に特に気を付ける
赤ちゃんを迎えたご家庭は、迎えた瞬間から育児が始まります。とくに初めての育児の場合、悩みが尽きる事はありませんよね。
離乳食についても同じだと思います。離乳食について調べ、準備をして、作り食べさせる。毎日悩み試行錯誤しながら作っていると思います。
私も、離乳食の本を買ったりネットでレシピを調べたりして、とても真剣に考えていました。
そこで離乳食用の市販だしを知り、活用していました。
市販だしを使うようになってからは、だしを取る時間を考えなくてよくなったので、精神的な負担は減り心が少し軽くなった気がします。
ここまで見てくれたあなたも、赤ちゃんが口にする離乳食を安心して食べさせられるように、成分を確認しながら、市販のものを上手に使いこなしてください!
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