靴にファブリーズをかけるのはやめとけ!ニオイが強くなり逆効果!
消臭と言えば「ファブリーズ」はあまりにも有名です。今はW除菌で消臭できるものも発売されていますね。
でも、靴が臭いからと言ってファブリーズをかけても効果がないんです。むしろ「やめとけ」と言いきった方がいいかもしれません。
私は履かない靴にはファブリーズをかけていましたが、友人から「やめとけ」と言われたんです。
ニオイの気になるところには、とりあえず除菌効果のあるファブリーズをかければOKだと思っていたんです。
でも理由を調べてみると、臭い靴の中はファブリーズでは太刀打ちできない菌が増殖していたんです。
その靴の中の菌を退治する方法を調べてみました。すぐにでも効果が出るのでぜひ、試してくださいね!
あなたもお友達に「靴にファブリーズをかけるのはやめとけ」と教えてあげてください♪
靴にファブリーズをかけるのはやめとけ!は本当です!
玄関で強烈なニオイを放つ靴。脱いだ後の靴下も足も本当に臭いですよね。
「その足で家の中を歩き回らないで!」と注意している声が聞こえてきそうです。
明日も履くことだし、ファブリーズしておこう!と思ったあなた!
そうなんです。本当にダメなんです。靴の中が臭くなる理由を知れば、効果のあるニオイ取りができます!
靴のニオイは湿気で増えた菌が原因
毎日、ほぼ1日を通して履いている靴の中はあなたの足から放出される汗とはがれ落ちる皮脂でいっぱいです。
まさに菌の楽園♪。蒸れて湿気のある過ごしやすい空間と美味しい皮脂で、みるみる菌が増えていくのです。
ファブリーズの公式サイトを見ても、「一旦軽減しますが、菌や汚れを取り除いてから使用してください」とありました。
菌を取り除かずにファブリーズをかけても効き目がないことが、「やめとけ」と言われる理由なんですね。
臭くなってしまった靴では、足から放たれるニオイに周りの人たちが「臭いと思っているかも」と不安になりますよね。
人前で靴を脱ぐなんて考えたら、ニオイが気になって笑顔も消えてしまいます。
どうしよう…と思って安易にファブリーズをかけてしまう方が多いのですが、逆効果です。
一瞬ニオイが消えた気がするかもしれませんが、気のせいです。
大好きな湿気をニオイの菌に与えているだけにすぎないので、菌が増えていく一方なのです。
靴のニオイ菌は毎日生まれ続けている
足から出る汗と皮脂によって、風通しの悪い靴の中に雑菌が生まれます。
生まれた雑菌は温度・湿気・栄養がそろった最高の環境の中で生活し、皮脂を食べた後に排せつ物を出します。
その排せつ物こそが、イソ吉草酸という強烈なニオイを放つ菌なんです。
イソ吉草酸は「悪臭防止法 特定悪臭物質」に指定されているほどの悪臭菌なんですよ。
こんなに強力なニオイ菌に、いきなりファブリーズをかけても太刀打ちできるわけがありませんよね。
私たちの体は頭からつま先まで汗や皮脂が毎日出ていますが、靴の中という閉ざされた空間で繁殖すると考えると湿気は大敵だということが良くわかります。
そしてその菌は靴の中から靴下に付き、靴下から足の裏に付着していきます。
足の指の間や爪のまわりまでしっかり洗わないと、足が臭くなる原因のひとつになってしまうのです。
靴にファブリーズをする前にニオイの菌を殺菌しよう!
特定悪臭物質にも指定されているあの強烈な靴のニオイは、本当に臭いですよね。
香り付きのファブリーズをかけると、ニオイと香りが合体して更に臭くなります。
洗ってもニオイが取れないのは乾きにくいつま先の繊維の奥に、落ちきれない菌が息をひそめているからなんです。
ポイントは徹底除菌ではなく、徹底殺菌にありました。
ニオイの元を徹底的に殺菌しよう!
【殺菌】菌を死滅させる
ファブリーズなどの除菌スプレーではニオイの菌をすべて取り除くことはできません。
殺菌しない限り菌は復活し続けるのですから、やっかいですよね。
【スニーカーや上履きなど】
酸素系漂白剤入りの洗剤に数時間つけてから、靴用ブラシでつま先までよく洗う
【革の靴】
台所用中性洗剤を薄めた液で拭く
奥のつま先部分には消毒用エタノールを使ってもよい
【スウェードの靴】
革製品の裏側で作られているので革の靴と同じ
ニオイの原因菌を殺菌することで、靴から放たれる臭さをリセットできます。
靴を洗う時の洗剤を殺菌できるものに変えるだけで、不快なニオイを除去できるのです。
悪臭に指定されている強力な菌には、安易にファブリーズをかけるだけではダメなんだということが良くわかりますよね。
殺菌の後はしっかり乾燥しよう!
靴を清潔に保つためには、しっかりと乾燥させることが大きなポイントです。
先端がドーム型をしているため、乾くまで時間がかかりますがここはしっかりと乾燥させましょう。
湿気のない靴には菌が住みつけないので、毎日のケアも乾燥を忘れないようにしましょう!
一日中履いた靴の中の湿気は、実は次の日には乾ききっていないのです。
ニオイを復活させないためにも、毎日のケアで乾燥させることはとても大切です。
乾燥材を入れておく
新聞紙を詰めておく
重曹のサシェを入れておく
汗を多くかく方は、毎日同じ靴を履かないサイクルを作ってあげるとしっかり乾燥できますね。
靴にファブリーズを効果的に使う方法はある!
靴は毎日履くものですが、履くたびに殺菌するわけにもいきません。
ファブリーズで臭わない状態を保てれば、これに越したことはありませんよね♪
ファブリーズは洗いにくい布製品に特化している
そもそもファブリーズは1998年に布団やカーペットなどの洗いにくい布製品や、頻繁にクリーニングに出せないコートなどの消臭を目的として発売されました。
今では「ファブリーズ」の商品名は、消臭の代名詞になるほど爆発的に家庭に浸透していきました。
あらあら。臭ったとしても、何にでもファブリーズをかければいいというものではないのですよ!
・ファブリーズはトウモロコシ由来の消臭成分を含んでいる
・ファブリーズの消臭方法①ニオイの元を消臭成分と化学反応を起こさせて無臭にする
・ファブリーズの消臭方法②ニオイの元を消臭成分で包み込んで消す
・ファブリーズの消臭方法③ニオイの元を強い香りで隠して消す
抗菌効果のあるファブリーズだと、一時的にニオイも菌の活動も抑えることができます。
頻繁に洗えないものは、定期的にファブリーズをかけるとニオイを抑えることができます。
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スニーカーや布を使用した靴は、殺菌・乾燥の後に日々のケアとして使用すると効果を発揮します。
布製品以外の靴はファブリーズをかけることによってシミになりますので、使用する事はおすすめできません。
ファブリーズの効果があるのは、布製品限定なんです。
まとめ
- 靴にファブリーズをかけるのは「やめとけ」と言わる理由は、強力な悪臭菌が原因
- 脱いだ後、すぐにファブリーズをかけたら逆効果になる
- 悪臭菌を殺菌し、充分な乾燥をすればニオイが消える
- 布製の靴には、殺菌後にファブリーズをかけるのは効果がある
- 革靴などは殺菌してから乾燥材などでケアする(ファブリーズはシミになる)
私は、ニオイが気になるとすぐにファブリーズをかけて消臭をしていました。
特に子供が仕事で履く靴は、帰宅後にせっせとファブリーズをかけていたんです。
靴にファブリーズをかけるなんて「やめとけ」と言われた理由が、特定悪臭物質にあったとは驚きました。
今は殺菌効果の高い洗剤で洗い、充分に乾燥させるために靴ごとのサイクルを決めました。
私と同じにニオイが気になったらファブリーズをかけるあなたに、いきなりかけるのは「やめとけ」とお伝えしたいです♪
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