バナナのお弁当への入れ方をご紹介!変色を防いで見栄えもバッチリ
バナナの変色を防ぐお弁当への入れ方として大切なのは、ポリフェノールの酸化を抑えることです!
そのためのもっとも楽な方法は、バナナをまるごと持っていくことです。
バナナは皮をむいたり切ったりすると、皮に覆われていない部分が黒くなりやすいですよね。
黒くなってしまうと、お弁当の見栄えが悪くなってしまいます。
それでも、バナナは栄養豊富で腹持ちもいいので、お弁当に入れたいですよね。
この記事を読んで、黒く変色しないようにするお弁当への入れ方を覚えましょう♪
この記事では、バナナが変色する原因とそれを防ぐお弁当への入れ方をご紹介します。
バナナが変色する原因がわかると、対策もしやすいですね。
また、変色を防ぎつつ簡単にアレンジする方法もご紹介しますよ。
バナナのお弁当への入れ方ランキング!
バナナのお弁当への入れ方は、どのような方法が一番楽で、変色も防げるでしょうか。
バナナが黒く変色すると、お弁当の見栄えが悪くなってしまいますよね。
できれば、黒く変色しないお弁当への入れ方をしたいものです。
そこで、バナナの変色を防ぐお弁当への入れ方を、手間のかからない順にランキングにしてみました!
1位 | まるごと |
2位 | 皮付きカット |
3位 | デザート化 |
4位 | 皮をとってカット |
1位は皮付きで1本まるまるお弁当として持っていく方法です。
バナナの実が黒くなるのは、皮に覆われていない部分ですね。
ということは、黒く変色しないようにするには、できるだけ皮に覆われた状態でお弁当に入れることです。
バナナをまるごと持っていけば、実が全て皮で覆われた状態で持ち運ぶので、基本的には実が黒く変色することはありません。
まるごと持ち運ぶのは全く手間が入らないので、いちばん楽で、かつバナナをきれいに保てる方法です。
ただし、バナナをどこかにぶつけてしまったり、腐ってしまったりしている場合は別です。
どこかにぶつけたり、バッグの中でつぶれたりするのを防ぐために、バナナケースに入れるのもおすすめです。
こちらのバナナケースは、小さめ〜中くらいのサイズのバナナ用です。
2位は皮付きで3分の1や4分の1にカットしてお弁当箱などに入れる方法です。
これもナイフでバナナを切るだけで、バナナそのもののおいしさを味わうことができる方法です。
ただ、カットした断面は、黒く変色しやすいですね。
3位はバナナをデザートの形に変えてお弁当に入れる方法です。
デザート化する方法は意外とたくさんあります。
たとえば、バナナケーキ、バナナマフィン、ヨーグルト和え、バナナゼリー、ソテーなどです。
これはバナナそのままを味わうことはできませんが、スイーツらしさを追求できます。
ただ、この方法は他の方法に比べて手間がかかりますね。
4位はバナナの皮をむいて3分の1や4分の1にカットしてお弁当箱などに入れる方法です。
これは3位のデザート化にする方法よりも簡単ですが、もっともバナナが変色しやすいので最下位になりました。
ただ、次にご紹介する方法を活用すれば、変色を抑えることができますよ!
バナナをお弁当に変色させずに入れる方法
そもそも、バナナがお弁当で変色する原因は何でしょうか。
それがわかれば、それを防ぐための対策もとることができますよね。
ここでは、バナナが変色する原因をご説明した上で、変色を防ぐ具体的な方法をご紹介します。
バナナが黒く変色する原因
バナナが黒く変色する原因は、バナナに含まれるポリフェノールにあります。
バナナには、ポリフェノールが多く含まれています。
このポリフェノールは、同じくバナナに含まれるポリフェノールオキシダーゼという酵素の働きにより、酸化します。
このポリフェノールの酸化により、バナナは黒く変色するのです。
ここでのポイントは、「酵素の働き」と「酸素との接触」です。
変色を防ぐ方法
変色の原因がポリフェノールの酸化にあるということは、酸化を防ぐことができれば変色を防ぐことができるということです。
つまり、次の2点をポイントとして対策することになります。
- 酵素による酸化の働きを抑える
- 酸素との接触を避ける
【①酵素による酸化の働きを抑える】
酵素による酸化の働きを抑えるには、加熱や冷凍するか、塩やビタミンCを加える方法があります。
加熱や冷凍は、酵素であるポリフェノールオキシダーゼの活動自体を抑えることができます。
一方、塩やビタミンCは、ポリフェノールオキシダーゼの活動自体を抑えられるわけではありませんが、酸化とは別の活動に誘導できます。
つまり、ポリフェノールオキシダーゼが塩やビタミンCと化学反応して結合することで、酸素と結合する活動を抑えることができるのです。
それでは、酵素による酸化の働きを抑えるための具体的な方法を説明しますね。
ケーキやマフィンにしたり、ソテーやフランベしたりなどで加熱します。
加熱したバナナは、デザートになることが多いですね。
農薬が残っている可能性があるので、皮をむいてからラップで包んで冷凍します。
食べたいときは自然解凍すれば、バナナそのものを味わえます。
冷凍庫からとりだすと、再び酵素の働きが始まる点は注意が必要です。
水100ccに塩1つまみ程度の塩水に数分つけます。
少し塩っぽい味になりますが、スイカに塩をかける派のあなたであれば気にならないはずです。
レモン汁、オレンジなどの柑橘系ジュースに数分つけます。
つけ込む時間がなければ、バナナの断面にレモン汁を数滴かけておくだけでも多少の効果はあります。
バナナだけで食べるよりさっぱりした味になります。
【②酸素との接触を避ける】
酸化を防ぐためには酸素とバナナの実が触れ合わないようにすることも大事です。
その方法は、次のように、ラップで包んだり、コーティングしたりする方法があります。
バナナの切り口などの皮に覆われていない部分に、ぴったりとラップをして、酸素が触れないようにします。
皮ごとカットしたバナナの断面だけをラップで覆うことで、簡単に変色を防ぐことができますね。
砂糖水、はちみつ水、フルーツの缶詰の汁などにつけることで、バナナの実をコーティングします。
甘いものでコーティングすると、バナナがより甘くなりますね。
砂糖水の場合は、水1カップに砂糖大さじ1程度の濃度のものに数分つけましょう。
はちみつ水の場合は、水1カップにはちみつ大さじ3程度の濃度のものに数分つけましょう。
ヨーグルトと和えたり、バナナゼリーに加工したりする方法も、コーティングの方法の一種です。
いちばん簡単にお弁当に入れる方法は、バナナの断面をラップで包むことかもしれませんね。
その日の気分によってお弁当への入れ方を変えてみるのもいいと思いますよ♪
バナナのお弁当用アレンジ方法をご紹介♪
ここでは、バナナのお弁当用のアレンジ方法をご紹介します。
毎日同じようにバナナをお弁当に入れるのではつまらない、変化をつけたいという場合もありますよね。
そのような場合に、上記の変色を防ぐ具体的方法の項目で取り上げた内容以外にも、とっても簡単なアレンジ方法があるのです!
バナナのきなこ和え
- バナナを食べやすい大きさにカットする
- 好きな分量のきなこをバナナと和える
こちらは栄養満点バージョンで、きなこと和えることでタンパク質もとることができます♪
私の子どももバナナのきなこ和えが大好きで、よくおやつに食べています。
バナナの変色を防ぐには、きなこをバナナの断面にきれいにコーティングすることがポイントです。
バナナのチョコレートソース和え
- バナナを食べやすい大きさにカットする
- 好きな分量のチョコレートソースをバナナと和える
こちらはジャンクバージョンのバナナで、ご褒美スイーツになりますね。
バナナとチョコレートは、クレープやパフェでも使われるように、パーフェクトな味の組み合わせですよ。
きなこの場合と同じく、バナナの断面をチョコレートでコーティングすることが変色を防ぐポイントです。
アレンジ方法は、「酵素の働きを抑える」方法や「酸素との接触を避ける」方法を考えれば、無限大に広がりますよ。
あなたがお弁当箱を開けたときに、食欲がそそられるような素敵なアレンジを考えてみてくださいね♪
まとめ
- バナナのお弁当への入れ方として、もっとも楽で変色しない方法はまるごと持っていくこと
- バナナが変色するのは、ポリフェノールが酵素の働きで酸化するためである
- バナナの変色を防ぐために酵素の働きを抑える方法には、加熱、冷凍、塩水や柑橘系ジュースにつけるなどがある
- バナナの変色を防ぐために酸素との接触を避ける方法には、ラップで包む、砂糖水などでコーティングするなどがある
- バナナのお弁当用簡単アレンジには、きなこ和えやチョコレートソース和えがある
バナナのお弁当への入れ方は、さまざまな方法がありますね。
変色を防ぐ方法をマスターすれば、お弁当の見た目を気にすることもなくなります。
あなたのその日の気分で、バナナのお弁当への入れ方もアレンジしてみてくださいね♪
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