部活辞めたい高校1年の君へ!後悔ゼロでリスタートするための方法
「部活を辞めたい…」と悩んでいる高校1年の君へ。
つらいならば、無理して続けなくて大丈夫です!
部活を途中で辞めたら「根性がない」「忍耐力がない」と心配になりますよね。
なにごとにも向き不向きがあり、部活を辞めたからといって、ほかのこともすぐ辞めるくせがつくことはないです。
ただし、「つらいから辞めたい」という理由だけでは、後悔するかもしれません。
高校1年の今は、さまざまな選択肢があり、なんでもできる時期です。
部活を辞める辞めないにかかわらず、目標をもった行動が大切になります。
ここでは、退部のメリットとデメリットや内申書への影響、後悔をなくすポイントを解説!
いざ辞める決断をしたときの伝え方も紹介しています。
部活を辞めたいという悩みを解決し、残りの高校1年を楽しく過ごしていきましょう♪
部活辞めたい高校1年必見!退部のメリット・デメリット
実は、高校生の約半数が、一度は部活を辞めたいと思ったことがあるそうです!
高校1年で部活を辞めたいと思っているのは、自分だけじゃないんだね!
みんな部活を辞めるか辞めないか悩んでいます。
辞めるとどんなメリットがあるのか?また、辞めたときのデメリットはあるのか?気になりますよね。
メリットとデメリットを知り、「辞めたいけれど、どうしよう」という悩みを解決していきましょう♪
部活を辞めるメリット、2つ
①ストレスからの解放
まずはなんといっても、部活のストレスから解放されるというメリットがあります。
部活をしていて感じる身体的ストレスには、次のようなことがあるでしょう。
- 遅くまで練習をしていて、家に帰ったらすぐに寝てしまう
- 休日にも練習があり、ゆっくり休む時間が取れない
- 運動部の場合は、けがをしてしまう危険性もある
毎日の厳しい練習や、ゆっくり休む時間がないと疲れが取れずにどんどん身体がつらくなってしまいます。
精神的ストレスには、次のようなことがあるでしょう。
- 部活に時間を取られて、勉強や好きなことをしている時間がない
- 急な部活の予定が入り、友だちと遊びに行けなくなる
- 部活仲間や先ぱい、顧問との人間関係がよくない
ただでさえ練習でつらいうえに、好きなことができなかったり、人間関係の問題があったりすると、心がもたなくなります。
部活を辞めると、このような身体的・精神的ストレスから一気に解放されますよ!
ストレスがたまりすぎると、さまざまな病気にもかかりやすくなってしまうため、注意が必要です。
高校1年という早い段階で決断をし、医者にかかるほどの重い状態になる前に、ストレスをなくしていきましょう。
②自由な時間ができる
部活をしていると、生活が部活中心になってしまい、自分の時間がもてないですよね。
部活を辞めると、部活の時間だけでなく、疲れて寝てしまっていた時間なども動けるようになり、大幅に自分の時間が増えます!
自由になった時間でボランティアに参加してみたり、バイトを始めてみたりして視野をひろげ、将来に役立てることもできますよ。
今まで遊べなかった分、友だちと過ごす時間に使ってみるのもよいですね♪
もちろん、受験に向けて勉強時間にあてることも選択肢のひとつです。
「自由な時間をどう使っていくか?」がとても大切になってきます。
部活を辞めるデメリット、2つ
①時間をうまく使えず、怠けてしまう
自由な時間は、メリットにもなりますが、デメリットにもなりえます。
なにもせず、だらだらと過ごしていると、今まで部活で忙しくしていた分、喪失感がうまれやすいです。
また、部活のために早起きをしていたが、その必要がなくなり、遅い時間まで寝ていることが増え、怠けてしまう可能性もあります。
記事の後半では、後悔しないための上手な時間の使い方にも触れていますので、そちらも参考にすると、デメリットも解決するでしょう♪
②部活の友だちと疎遠になってしまう
高校1年になったばかりのときは、友だちができるか不安に思う人も多いです。
友だちになるきっかけが「部活」の人も少なくないでしょう。
部活を辞めてしまうと、一緒に過ごす時間が少なくなり、友だちとの関係が変わってきてしまうかもしれません。
ただし、部活を辞めることで「部活の友だちに嫌われてしまう」という心配はしなくても大丈夫。
もし逆の立場で、部活を辞める友だちを見送る側になったらどうでしょうか?
自分だったら、友だちが部活を辞めたとしても嫌いにはならないですよね。
疎遠になる理由は、「嫌われてしまうから」ではなく「一緒にいる時間が少なくなるから」です。
そのため、部活以外の時間でも一緒に過ごしたり、連絡を取り合ったりしていれば、疎遠にはなりづらいでしょう。
また、部活を辞めて学校外のサークルに入ることも選択肢のひとつ。そこで新たな友だちが見つかる可能性もありますよ!
部活辞めたいが内申書はどうなる!?結論、影響なし
部活を辞めたら内申書に悪いことが書かれるかも…と心配になりますよね。
内申書が悪くなるなら、辞めたいけれどがまんして続けるしかないと思う人もいるかもしれません。
安心してください!部活を辞めても内申書に悪く書かれることはないですよ。
内申書とはどんなもの?
「内申書」は正式には「調査書」などと呼ばれ、各教科の成績をはじめ、学級・生徒会の委員経験、学校行事での活動状況、部活動や学校内外での活動実績、出欠日数など、学校生活全般について記録したものです。
引用:株式会社ベネッセコーポレーションホームページ
内申書は部活を含め、学校生活の全般を記録するものです。
「全般を記録する」と聞くと、「いいことも悪いこともすべて書かれてしまうのでは」と思いがちですが、基本的に内申書にはいいことしか書かれません!
内申書にかかわるからと、辞めたい気持ちをがまんしているのであれば、その必要はないですよ。
一方で、悪い部分で影響するのは、「欠席日数」です。
部活を辞めたいけれど辞められない、というストレスなどで学校を休むと内申書にかかわってきます。
無理をして身体を壊してしまう前に、自分自身を大切にできる選択をしてみてくださいね。
部活辞めたいけれど後悔しない?決断のポイント2つ
部活を辞めたいけれど、いざ辞める決断ができないのは、「辞めたあとに後悔しないかな?」という考えがあるからではないでしょうか。
もし今感じている「辞めたい」という気持ちが今だけのものであるならば、辞めたあとに後悔してしまう可能性があります。
一度辞めてしまうと後戻りはできないため、勢いだけで決断をするのはやめましょう。
大事なのは、自分の気持ちを整理し、辞めたあとの目標を決めることです!
これから2つのポイントを紹介するので、読みながら一緒に自分の気持ちを振り返っていきましょう。
①今の悩みは部活を辞めれば解決する?
部活を辞めたいという悩みの原因は、本当に部活を辞めることで解決するのでしょうか?
部活を辞める以外の解決方法を探してみましょう。
具体的な例を紹介しますので、自分の悩みはどうなのか、考えてみてください。
部活の活動時間が長かったり、練習量が多すぎだったりで、勉強ができないというお悩みですね。
疲れていてすぐ寝てしまい、勉強ができないことは私も経験があり、よくわかります。
ただ、本当にまったく時間がないのですか?スマホゲームやまんがを読む時間があったり、友だちと遊ぶ時間があったりしませんか?
よく考えると時間はあるが、勉強を後回しにしている場合は、部活を辞めても勉強できない可能性があります。
まずは自分の中で、勉強にまわせる時間がないのか振り返ってみるのがよいですね。
部活を辞めたあとも勉強を後回しにし、結局勉強ができない状況になったときは、辞めても意味なかったと後悔してしまいます。
顧問や先ぱいが厳しくて嫌だ、同学年と性格が合わなくて部活に居づらいなど人間関係のお悩みですね。
私も人見知りのため、コミュニケーションの悩みはどこにいってもつきないです。
人との相性はどうしても変わらないので、辞めるしか解決しないのかなと思われがちですが、一度、部活以外のかかわりをもってみてはいかがでしょうか。
部活内では厳しい人も、部活以外のシーンではよく笑っているなど、印象がガラッと変わる人がいますよ。
自分自身も、家での私、クラスでの私、部活での私、とシーンによって多かれ少なかれ振る舞いが変わっているかと思います。
苦手だった人の新たな一面を知ることで、部活内でのかかわりも変わってくるのではないでしょうか。
部活の内容が好きならば、人間関係で辞めることになると後悔しやすくなりますので、相手をよく知り、理解するのもいいでしょう。
辞めたいと悩む原因も、よくよく考えれば部活のせいだけではないかもしれません。
悩みを自分だけで抱え込まずに、まわりの人にも打ち明けることで新たな解決方法がみえてくることもあります。
後悔をなくすために、辞めたい悩みを明確にしてみてくださいね。
辞めるのではなく、1日休むことで気持ちが変わることもあります!
そんなときは、こちらのページも参考にしてみてくださいね♪
②自由になった時間でなにをしたい?
部活を辞めるデメリットでもお話をしましたが、後悔をしないためには、部活を辞めてできた自由な時間をうまく使うことが大切です。
そのため、「つらいことから解放されたい」という思いだけで辞めてしまうと、後悔しやすくなります。
辞めたあとになにをしたいのか、目標を決めることがポイントです!
目標を決めたあとは、目標を達成するために時間を上手に使って過ごしていきましょう。
目標を決める
目標と聞くと、「将来につながるしっかりしたものを決めないと!」と感じるかもしれませんが、もっと気軽に考えてみてください♪
「いろいろな経験をしてみたいので、バイトやボランティアを始めてみる!」や「高校1年はとにかく友だちと遊んで楽しい思い出をつくりたい!」など、なんでもよいです。
もちろん、「勉強を頑張って〇〇を学べる大学へ行きたい」という目標も素敵ですね!
目標を達成するコツは、大きな目標を具体的な数字であらわせられるように細分化することです。
「友だちとたくさん遊ぶ」という大きな目標があるときは、「月2回は休日にあつまる」「遊びのために〇〇円バイトで稼ぐ」など具体的に決めていきましょう。
上手な時間の使い方
時間をうまく使うためには、まずは時間を「見える化」していきます。
自分の行動を時間軸に沿って書き出し、いつなにをしていたのか「見える化」していきましょう。
そして、具体的に決めた目標を達成するために使える時間を見つけていきます。
予定をたくさん詰め込むのではなく、ゆとりのある予定を組むと、思ったより時間がかかってしまったときや急なトラブルが起きたときにも予定を修正しやすいですよ。
高校3年という時間は、あっという間。その大切な時間をどう使うかで、今後の人生にも影響してくるでしょう。
部活辞めたいが方法はどうすればいい?まずは親!
メリットとデメリットを確認して、後悔するかしないか考えた結果、やっぱり部活を辞めたいとなった場合、どんな方法で部活を辞めるといいのか気になりますよね。
辞めるときに問題を起こしてしまったら後味が悪くなってしまいます。
辞めたいと伝える方法を順番に確認していきましょう!
親に伝える
まずは両親に、部活を辞めたいことを伝えていきます。
もしかしたら、部活用品を買ってもらったり、応援してくれていたりするため言い出しづらいかもしれませんが、一番支えてもらっているからこそ、最初に伝えてください。
辞めたい理由をしっかりと伝えることで、改めて自分自身の考えもはっきりします。
顧問に伝えるときにも「両親と相談して決めました」と言えるため、辞めやすくなりますよ。
顧問に伝える
両親に伝えたあとに、顧問へ直接伝えてください。
もし顧問に言いづらい場合は、信頼できる先生を通して伝える方法でも大丈夫ですよ。
辞めたい理由も、本当のことは話さなくても大丈夫!
「勉強に集中したいから」や「ほかの目標ができた」など、ポジティブな理由を伝えましょう。
もしくは「部活への出費が厳しい」「家事を手伝わないといけない」など、辞めたくないけれど辞めなければいけないという理由でもよいです。
部活仲間には伝えても伝えなくてもよい
顧問にのみ伝える人もいれば、部活のグループLINEであいさつをする人もいます。
辞めたあとも関係が続きそうな場合は、辞めることを伝えるのが無難ですね。
ただし、理由を聞いてくる人もいるかと思いますので、そのときに答えられる理由を考えておきましょう。
まとめ
- 高校1年で部活を辞めるメリットは「ストレスからの解放」「自由な時間ができる」の2つ
- 高校1年で部活を辞めるデメリットは「怠けてしまう」「部活仲間と疎遠になる」の2つ
- 内申書にはいいことしか書かれないため、部活を辞めたいときには気にしなくて大丈夫
- 部活のストレスで学校を休むと、内申書に影響する可能性がある
- 部活を辞めたいという悩みは一人で抱え込まないようにし、部活を辞めることで解決する悩みなのか考えてみる
- 部活を辞めたあとは、目標を決めて上手に時間を使っていくと後悔しにくくなる
- 部活を辞めたいときは、先に親に伝えてから顧問に話す
高校1年になって新たに部活に入ってみたけれど、自分に合わなくてどうしようかと悩む人は多いです。
つらいからと勢いで辞めてしまったら後悔する可能性もあるので、まわりに相談しながらゆっくり決断していきましょう!
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