冷凍枝豆が体に悪いは誤解!栄養は多いが食べ過ぎはデメリットあり
冷凍枝豆が体に悪いという噂がありますが、それは誤解です。
生の枝豆も冷凍枝豆も栄養価に大きく違いはなく、現在の冷凍枝豆は、保存料・添加物の観点でも不安に思うことはありません。
私はビールが大好きなのですが、ビールのおともと言えば枝豆ですよね!
会社から帰宅してビールを「プシュッ!」とあけて飲むのは最高に幸せですが、やっぱりおつまみも欲しいところ。
そんな時に面倒な手間がなく食べられる冷凍枝豆が活躍します。
「でも冷凍食品って体に悪いんじゃないの?」と考えて食べるのを控えている方もいるのではないでしょうか。
冷凍枝豆は、おつまみだけではなくお弁当や料理にアレンジして簡単に使える食材です。
便利な冷凍枝豆を心置きなく使えるように、この記事で冷凍枝豆が体に悪いのが誤解だという理由を確認していきましょう。
冷凍枝豆が体に悪いは誤解!品質の安全性を徹底調査!
冷凍枝豆が体に悪いと誤解されている理由は大きく4つあると思います。
- その1:冷凍枝豆と生の枝豆で栄養素が変わっているという誤解
- その2:冷凍枝豆に保存料が使われているという誤解
- その3:冷凍枝豆に添加物が入っているという不安
- その4:冷凍枝豆の産地に中国産が多いという不安
体に悪いと言われている4つの理由について1つずつ解説していきます!
冷凍枝豆と生の枝豆で栄養価が変わるというのは間違い
冷凍枝豆と生の枝豆で栄養価が変わってしまうと不安に思っている方もいるようですが、これは間違いです。
実は、冷凍枝豆と生の枝豆の栄養価について、基本的に違いはありませんし、むしろ旬のものを食べられるというメリットがあるんです。
冷凍枝豆だけではなく、冷凍の野菜は本当に便利ですよね。
生の野菜だと皮をむく、カットする、あくを抜くなどしてから使わなければいけないものを、冷凍野菜は袋を開けてそのまま調理できます。
簡単でしかも栄養価が変わらないなら、これほど便利なことはないので、面倒くさがりの方の味方ですね!
冷凍枝豆と生の枝豆の栄養価が変わらないのは、加工をするときに旬に収穫したものを急速冷凍しているためです。
急速冷凍をすると、細胞が壊れづらいため栄養価や味が落ちません。
旬の野菜は栄養価も他の時期に比べて多くなり、味も美味しくなります。
そのため旬ではない時期の生の枝豆を食べるよりも、冷凍枝豆はむしろ栄養価が高いということです!
冷凍枝豆に保存料が使われているというのは間違い
冷凍枝豆に保存料は基本的に使われていないと考えて大丈夫です。
そもそも、保存料は食品に細菌が繁殖されるのを防ぐために使われます。
「長く保存できるんだから保存料が使われているのでは?」というイメージはたしかにありますよね!
冷凍食品には保存方法として「−18度以下で保存してください」と記載がありますが、実はこの温度には理由があります。
−18度以下で保存をすれば、食品を劣化させる細菌が繁殖できないというのが、この温度に設定されている理由です。
冷凍枝豆を含め冷凍の野菜は細菌が繁殖できない−18度以下に急速冷凍されているため、保存料を使わなくても大丈夫です。
上記の理由から冷凍枝豆には基本的に保存料は使われていません!
冷凍枝豆には添加物が入っているものもあるが、安全な理由あり!
食品添加物は冷凍食品だけではなく、販売されている様々な加工食品に使われています。
日本で市販されている食品に使われている添加物は、厚生労働省の認可をしっかり受け、使ってもいい添加物や量をしっかり守り、使われています。
さらに添加物は食品安全委員会が動物実験で毒性を確認し、それを元に厚生労働省が使用料等などの基準を認定しています。
使用が認められている食品添加物も1日の摂取量を調査し、継続的に安全性をしっかり確保しています。
添加物が入っているだけで危険という考え方は間違っていると言えます。
それでも気になるという場合は、添加物はしっかり記載しなければいけないというきまりもあるので、無添加のものを選ぶようにしましょう。
こちらの冷凍枝豆は商品説明にしっかり無添加と記載されているので、気になる方も安心です。
黒豆を使った枝豆なので香りの強さが特徴です!
塩茹で 黒枝豆 500g 黒豆特有の色が特徴。無添加の黒豆の深いコクで1ランク上の旨さ。築地市場 豊洲市場で厳選の王様セレクト。
冷凍枝豆には中国産が使われていることもあるが、しっかり監視されている
冷凍枝豆は中国産の枝豆が使われている商品があります。
中国産の鰻などで思い出す過去のイメージから、「なんとなく中国産の商品は危険な気がする…。」という方もいらっしゃいますよね。
正直私もそのイメージがあったのですが、しっかり調べてみたところ、かなり厳重に管理されているのでびっくりしました。
たしかに10年くらい前には不安があるというデータになっていたのですが、2015年に中国で食品衛生法が改正された後は違反率は右肩下がりです。
輸出商品は特に厳重に何重ものチェックを行なっています。
他の国に比べても中国からの輸入食品は、特別違反率が高いと言うわけではありません!
検査件数(件) | 違反率(%) | |
中国 | 80102 | 0.23 |
アメリカ | 17915 | 0.76 |
フランス | 11353 | 0.12 |
タイ | 11423 | 6235 |
韓国 | 0.32 | 0.21 |
出典:厚生労働省
また、国内の食品と輸入食品の違反率もほとんど変わらないことから、中国産の食品のみを警戒する必要はありません。
さらに、日本の大手企業が中国産を使用し冷凍食品を製造する時も日本から社員を派遣し、日本と同等の品質管理を行うようにしているケースが多いそうです。
「中国産=危険」と懸念する時代ではもうないのかもしれませんね!
それでも気になるという方はもちろん国産の冷凍枝豆もたくさん販売されていますので、自分の希望に合わせて産地もしっかり選びましょう♪
こちらの冷凍枝豆は秘密のケンミンショーでも紹介されている静岡県の枝豆です。
夏の期間しか収穫できない希少な品種で作られた国産で作られた冷凍枝豆なので、ぜひ食べてみてくださいね。
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冷凍枝豆が体に悪いは誤解で栄養価のメリットたくさん
冷凍枝豆が体に悪いと誤解されている理由を解説してきました。
さらに言うと、冷凍枝豆は体に悪いどころか、栄養面でのメリットがたくさんあります!
枝豆を食べることで摂取できる、注目すべき栄養価と成分をチェックしていきましょう♪
タンパク質
タンパク質は筋肉の材料となるので筋トレをしている方には欠かせない成分です。
その他血液・髪・爪など体づくりの原料になるので人間にとってとても重要で、健康的な生活には欠かせない成分です。
イソフラボン
イソフラボンは女性ホルモンと似たような働きをしてくれます。
美肌にしてくれたり、更年期の症状などを和らげてくれたりする成分です。
さらになんと抗ストレスの働きもあるのでストレスを和らげてくれたりもするんです。
ストレスが溜まったら、ビールを飲み、枝豆を食べたくなるのは私だけでしょうか。
メチオニン
メチオニンは肝臓の働きを助ける働きがあり、アルコールを分解するときに欠かせない成分です。
「ビールに枝豆!」というのは理にかなっているんだなと思いました。
食物繊維
食物繊維は便秘に良いとされる成分です。小腸まで消化されずに大腸に到達し、排便を助けてくれます。
現代人は不足していると言われている成分です!
葉酸
葉酸は新しい赤血球を作ってくれる成分です。
妊娠中に必要な栄養素と言われているのが有名なので、女性は知っている方も多いかもしれません。
カリウム
カリウムはナトリウムを排出してくれるのを助ける成分です。
血圧を下げる効果が期待できる他、体の水分量を調整してくれるのでむくみも防いでくれます。
体に悪いどころかこんなにたくさんの栄養素が入っている冷凍枝豆、ぜひ積極的に摂取したいですね!
冷凍枝豆が体に悪いは誤解だが食べ過ぎには注意
枝豆は野菜の中ではカロリーが高めなので食べ過ぎ注意!
冷凍枝豆が体に悪いというのは誤解ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
冷凍枝豆は高タンパクで、比較的低糖質ではありますが、他の野菜と比べてカロリーは高めの食材です。
カロリー(100gあたり) | 糖質(100gあたり) | |
枝豆 | 135kcal | 4.3g |
キャベツ | 23kcal | 2.6g |
大根 | 18kcal | 2.9g |
玉ねぎ | 37kcal | 5.6g |
とうもろこし | 92kcal | 15.5g |
じゃがいも | 76kcal | 15.3g |
上の表からもわかる通り、とうもろこしやじゃがいもといった一見カロリーが高さそうな野菜よりも、枝豆はカロリーが高い食材です。
冷凍枝豆が体に悪いというのは誤解ですが、カロリーの観点から食べ過ぎはNGです。
枝豆は野菜の中ではプリン体が多めなので食べ過ぎ注意!
プリン体は摂取しすぎると痛風の原因とされる成分です。
鶏レバーやあん肝などに多く含まれ、聞いたことがある方もきっと多いですよね!
枝豆100gあたりに含まれるプリン体の量は47.9mgです。
プリン体の1日の摂取目安の量としては400mgです。
他の食材も食べるということを考えると、枝豆の食べ過ぎによるプリン体の過剰摂取には気をつけましょう。
枝豆を1日に食べる量としては、大体20房くらいを目安にするといいです。
冷凍枝豆が体に悪いというのは誤解とはいえ、どんな食べ物も食べ過ぎには注意ですね!
冷凍枝豆の解凍方法で美味しい食べ方をご紹介!
冷凍枝豆の解凍方法で一番美味しい食べ方は、お湯で茹でて解凍する方法です。
解凍する際には枝豆を食べるまでに時間があるかという点と、手間がかかってもいいから美味しく食べたいかの2点で判断しましょう。
- 「時間も手間も多少かかっていいから美味しい食べ方がいい!」→お湯で茹でて解凍がおすすめ
- 「今すぐ食べたい!」→レンジで解凍がおすすめ
- 「時間がありできるだけ楽な方法がいい」→常温で放置し解凍・流水につけて解凍がおすすめ
私は仕事終わりは楽に食べたいので、他の調理をしている間に流水につけて解凍しています。
お休みの日などはやっぱり美味しい食べ方で解凍したいので、お湯で茹でて食べることが多いです。
流水で解凍する時には直接水につけてしまうと水っぽくなってしまうので、袋のまま解凍する方が美味しくなりますよ♪
その時その時の状況によって解凍方法を変えることで、より便利に冷凍枝豆を活用していけると思います!
まとめ
- 冷凍枝豆は体に悪いというのは誤解で栄養価も生の枝豆と変わらない
- 保存料や添加物の観点からも冷凍枝豆が体に悪いのは誤解と言える
- 冷凍枝豆はたくさんの栄養価が含まれているが、食べ過ぎるとカロリー・プリン体の摂りすぎになる
- 冷凍枝豆を手間がかかっても美味しく食べたいという方はお湯で茹でる方法がおすすめ
冷凍枝豆は、安全性も問題なく、むしろたくさんの栄養が摂取できる食品なので積極的に食べたいですね!
冷凍食品というだけで体に悪いと誤解して、使わないのはもったいないです。
家事や育児、仕事など忙しく過ごしている方は活用の仕方次第でとっても便利な食材になると思います!
夕食の一品やおつまみとして冷凍枝豆を使ってみてはいかがでしょうか。
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