新築一戸建ての諸費用をシミュレーションしてみよう!相場と内訳紹介
新築一戸建ての諸費用は意外と高額になるため、しっかりとシミュレーションしておくことが大切です。
相場としては物件購入価格の5~10%前後です。
家のローン以外に諸費用が必要となり、基本的に諸費用は現金で用意します。
せっかくの新築一戸建てを買うのですから、しっかりとシミュレーションし諸費用のお金を備えましょう!
この記事では新築一戸建てに必要な諸費用の種類と相場、シミュレーションした金額を詳しくご紹介していきます。
少しでも費用を抑える術もご紹介します。
家を買おうと盛り上がっている気持ちに水を差すことのないように、きちんと対策していきましょう!
そして新しい家には新しい家電や家具が欲しくなりますよね。
ホームパーティ用にホットプレートはいかがでしょうか。我が家では週末必須のアイテムです!
新築一戸建ての諸費用はシミュレーションして備えよう
冒頭にもお伝えした通り、新築一戸建てを購入する際には諸費用がかかります。
住宅購入金額とは別枠でお金が必要となります。
既に新築一戸建て購入の話が出ているあなたも、今はまだ検討中のあなたもまずは一緒に諸費用の種類から見ていきましょう!
新築一戸建て購入時の諸費用
諸費用には大きく分けて種類が3つあります。
まず家を購入する際にこんなにたくさんの諸費用が必要になるのです。
見落としがちなのがテレビアンテナ工事費用です。
きっと今はアパートやマンションにお住まいのことと思います。
集合住宅ではテレビが見れるように初めから設備が整っていますが、戸建ての場合は自分で用意する必要があります。
そして今後必要になるであろうリフォーム代やメンテンナンス費用も備えなくてはいけません。
最近友人が建売住宅を購入したのですが、まず手付金が100万円ほど必要だったとのことです。
しかしその100万円はそのまま頭金にするか、家具や家電の買い替え用に返却してもらうか選択できたようでした。
友人は迷わず返却を選択したようですが(笑)
今不動産会社と話をされている方は、このような対応が可能かもしれませんのでよく確認をしてみてくださいね。
では、実際にシミュレーションをしていきましょう!
新築一戸建て諸費用のシミュレーション
物件価格に対してかかる諸費用の概算です。あくまで参考程度にご確認ください。
物件価格 | 諸費用 |
2,000万円 | 140~180万円 |
3,000万円 | 210~270万円 |
4,000万円 | 280~360万円 |
5,000万円 | 350~450万円 |
ここでいう諸費用とは、先ほどの①住宅・土地に関する諸費用と②住宅ローンに対する諸費用分です。
③の地鎮祭や棟上げ費用等は含まれておりません。
住宅ローンを組むとしても、引き渡しまでに大きな額の現金が必要となります。
資産計画はきちんとできていますか?住宅購入だけにお金がかかるわけではありません。
【今後払い続ける費用】
- 固定資産税・都市計画税
- 自治会費
購入時にも多くの諸費用が必要でしたが、今後ずっと払い続けていく必要のあるお金もあります。
新築一戸建てを検討されているあなたはきっと資金計画はきちんとされているでしょうが、ライフステージが変わるたびに必要なお金があります。
一般的に住宅購入金額は世帯年収の約7倍が妥当といわれています。
お子さんの誕生や進学、車の購入など、お金が必要なタイミングは住宅購入時だけではありません。
しっかりとした資金計画をシミュレーションしてくださいね。
新築一戸建て諸費用の相場は物件価格の5~10%程度
新築一戸建てを購入する際に必要な諸費用の相場は物件購入価格のおおよそ5~10%前後といわれています。
先ほどのシミュレーション表を見ていただくとわかるように、新築一戸建て購入時には諸費用として数百万円と大きな金額が必要となります。
相場は5~10%程度ではありますが、頭金をたくさん入れたい方などは現金をできるだけ用意することが賢明です。
相場を押さえつつ、諸費用の節約方法をご紹介していきます。
諸費用の節約
大前提として諸費用の中でも税金を節約することはできません。
ではどの諸費用であれば節約のハードルが低いのでしょうか。
【火災保険料・地震保険料】
不動産会社や住宅メーカーで紹介される保険は割高に感じることがあるかもしれません。
そこで我が家は全労災で契約することに決めました。
もちろん保証内容や木造住宅かどうかなどで金額は変わってきますが、一度検討されてみてはいかがでしょうか。
【地鎮祭・棟上げ費用】
縁起を担ぐものですので、実施せず後悔はしてほしくありませんが、予算に合った規模で開催するのはどうでしょうか。
派手にせずとも無事を願う気持ちが大切です。
【番外編】住宅ローンについて
諸費用の節約とは違いますが、我が家が実践した方法を1つご紹介します。
まずマンション購入当初に住宅ローンを組んでいた銀行から借り換えを行いました。
金利は景気によって変動するため、数年後金利の低い給与口座のある銀行に借り換えたのです。
結果月々の負担を減らすことができ、給与銀行と契約したため手数料無料などの恩恵も受けることができました。
実はここからもう一段階あるのですが、数年後同じ銀行内でさらに相談し金利を下げていただきました。
世間の金利相場を確認し、他銀行や新規契約が低金利であることから交渉してみました。
もちろん必ずうまくいくとは限りませんし、借り換えを行うことでまた保証料など手数料がかかる場合もあります。
常識の範囲を逸脱することは絶対に行ってはいけませんが、何事もまず相談してみることをおすすめします。
夢の新築一戸建てを満足できる形で契約してくださいね。
新築一戸建ての諸費用はローンに組み込むこともできる
新築一戸建ての購入時にかかる諸費用は基本現金で用意する必要があります。
しかし、住宅ローンに組み込むことができる諸費用もあるのです。
住宅ローンに組み込むメリットは頭金を減らすことができます。
反対にデメリットはローンが増えるということです。
【住宅ローンに組み込むことのできる諸費用】
- 印紙税
- 融資事務手数料
- 住宅ローン保証料
- 登録免許税
- 司法書士報酬
- 火災保険料
- 仲介手数料
実はこんなにたくさんの諸費用を住宅ローンに組み込むことが可能なのです。
ただし先ほども申し上げましたが、ローンの残債が増えますのでよく考えてから組み込んでくださいね。
【住宅ローンに組み込むことのできない諸費用】
- 不動産取得税
- 固定資産税・都市計画税
- 引越し費用(家具・家電含む)
イメージとしては入居後に支払う必要のある諸費用は含めることができません。
ですが、ここで朗報です!これら住宅ローンに組み込むことができない引っ越し費用を、組み込むことのできるローンがあるのです!
【諸費用ローン】
それが諸費用ローンです。諸費用ローンとは引っ越し代や家具・家電代などもローンに組むことができる制度です。
ただしデメリットの方が多いように個人的には感じています。
- 取扱金融機関が少ない
- 金利が高めに設定されている
上記2点がデメリットとして挙げることができます。
ただ、貯金が減ることが不安である・頭金があまり用意できないという方は一度検討されてみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに「諸費用ローンワイド」で検索したところ、下記の2社は対応しているようです。
- りそな銀行
- ARUHI
ローンを増やすということはその分月々の返済額が増えるということです。金利もあるため思いのほか多く返済することになります。
よく考えてから選択するようにしてくださいね。
我が家は新築一戸建てではありませんが、マンションを購入しています。
当時、手付金に家具・家電代を用意するのは大変でしたが、目標を立てコツコツとお金を貯めることを楽しめたように思います。
欲しいものがあるのなら、まずお金を貯めてからという精神でありたいですね。(自分にもよーく言い聞かせます)
選択肢の一つとして、住宅ローンに組み込むこともできると知っておくといいでしょう。
まとめ
- 新築一戸建ての諸費用はシミュレーションをして備えよう
- 住宅・土地代以外に諸費用が必要である
- 新築一戸建ての諸費用の相場は物件購入価格の5~10%程度である
- 諸費用は住宅ローンに組み込むこともできる
- 資金計画をきちんとシミュレーションしよう
新築一戸建てに係る諸費用をご紹介しました。想像より多かったのではないでしょうか?
「家を買う=住宅ローンを組む」というイメージだと思いますが、実はそれ以外に諸費用が数百万円と必要となるのです。
人生の中でも一番といっていいほどの大きな買い物です。
資金計画を練り、シミュレーションを行ってから決断していただきたいです。
あなたのマイホーム生活が希望溢れる毎日でありますように。
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