ソロキャンプは女子だと危険!?初心者でも安全に楽しめる対策とは
さまざまなメディアで取り上げられ、ブームとなっているソロキャンプ。
誰に邪魔されることもなく、自由で非日常的な時間を過ごせるのはすごく魅力的ですよね。
ですが、女子がソロキャンプをするのは危険だと思い、諦めていませんか?
確かに女子が一人、野外で一夜を過ごすというのは危険も伴います。
なにも対策をとらなければ盗難や事故にあう可能性もあります。
しかし、女子のソロキャンプにはどんな危険性があるのかを知った上で、対策をとれば危険を回避することができます。
「女子でも安全に、楽しくソロキャンプをしてみたい!」そう思う方必見です!
今回は、ソロキャンプ歴2年の私があなたの悩みを解決し、安全で楽しくソロキャンプデビューできるようにさまざまな対策をご紹介します。
ソロキャンプを女子がするときの危険性を知ろう
ソロキャンプを女子がするとなるとさまざまな危険性があります。
女子はどうしても男子より非力なもの。女子一人でキャンプしていると、犯罪のターゲットにされやすいのは事実です。
安全なソロキャンプを行うためにはまず、どんな危険があるか予測しておくことが大切です。
想定外の危険を少なくすればより安全に楽しめるので、心配しすぎなくらいがちょうどいいんです。
私が実際に体験したことや女子特有のソロキャンプでの危険性を紹介します。
盗難被害
テントから席を外す時や、就寝時に盗難被害は発生します。誰もいない状態、または家主が寝ている時に狙われやすいです。
これは女子に限ったことではないかもしれませんが、ターゲットの対象になりやすいのでより注意する必要があります。
実際に、女子のソロキャンプで盗難被害にあったという報告はあります。人気がいない事を相手に悟られると、狙われやすいようです。
しっかりと対策をとれば盗難被害は防ぐことができます。大切なキャンプギアや貴重品が狙われないように、万全の準備を整えましょう。
他のキャンパーとトラブル
これは初心者キャンパーによくあります。キャンプというのは自由ではあるものの、最低限のルールが存在します。
例えば、夜中や早朝に騒音を出すことや、風の強い日に焚き火を行うなど他のキャンパーに迷惑をかける可能性があることはルール違反です。
キャンプにおいての非日常的な空間は、利用者一人一人がお互いに気を使うことで実現します。
そのルールを守らないと、他のキャンパーとトラブルになることがあるので十分に注意する必要があります。
特にソロキャンプの場合は、なにかトラブルが起きたときすべて自分で対処する必要があります。
初心者さんは特にキャンプのルールを確認しておきましょう。
痴漢被害
女子特有の被害は痴漢被害です。女子がソロキャンプをしているというのは、いまだ珍しいものです。
一番狙われやすいのは、就寝時です。無防備になり、周りのキャンパーも寝静まった深夜が一番危険です。
しっかりと対策をとらなければ事件になりかねません。怖い思いをして、大好きなキャンプが大嫌いになってしまうのは嫌ですよね。
自分の身は自分で守れるようにしましょう。
動物被害
動物被害は私も何度かあったことがあります。
街に近いキャンプ場でも絶対にいる天敵、カラスです。彼らにはキャンパーなら必ず悩まされたことがあるでしょう。
食材や生ゴミは彼らのごちそうです。人気がなくなる機会を常にうかがっています。
前日に食べ散らかしたつまみを何度も食べられ、荒らされたことがあります。
性別問わず動物被害は起きますが、これも危険性のひとつです。
私のように、酔っぱらって食材をそのままにし動物に荒らされる事を回避するために、面倒くさくても片付けはその日のうちに済ませましょう。
ソロキャンプ女子が事件にあわないために行うべき対策
ソロキャンプ女子に起こる危険性を紹介しましたが、ここではそういった事件にあわないための対策方法をご紹介します。
女子でもソロキャンプを楽しみたいのであれば、しっかりと備えをする必要があります。
対策といっても難しいものは特にないので安心してください。ちょっとした行動で事件を防ぐことはできます。
安全な場所を選ぶ
キャンプ場選びはもっとも重要です。人気の少ない場所を選んでしまうと、犯罪のリスクが一気に上がります。
キャンプ場は、テントを張る場所が決められている区画サイトがあるところを選ぶようにすると、他のキャンパーと場所が近くなるので安全です。
管理人が常駐している、人気度が高いキャンプ場を選び、自分一人になることがないようにしましょう。
予約時に電話で、行く日に大体何人くらい予約しているのか確認するのもいいかもしれませんね。
周りに隙を見せない
女子がソロキャンプをする場合、初心者感を出すとそこに付け入ろうとする人がいます。
テント設営に苦戦したり、おどおどしている姿を出すと、手を貸そうと気軽に声をかけられます。
本当に良心的な人ならいいですが、そこから必要以上に仲良くなろうとして、しつこく付きまとってくる人もいます。
私は実際に初心者だった頃、薪割りに苦戦していたところを助けてくれたキャンパーがいました。
ですがそのあと、お酒にしつこく誘われた経験があります。見ず知らずの人に、ずっと話しかけられるのは正直怖いです。
女子が一人でキャンプをしていると悟られるのは、事件に巻き込まれる可能性もあります。
最低限、テント設営や火起こしなどはできるようにしておきましょう。
女子らしい物を置かない、放置しない
これは上で紹介した隙を見せないにも繋がりますが、女子ソロキャンパーだと悟られると、思わぬ事件にあうかもしれません。
化粧品など、女性のものだと連想されるものは、使ったらその都度しまうようにしましょう。
周りのキャンパーが全員いい人だとは限りません。盗難を狙っている人もいます。
キャンプは、セキュリティ面がどうしても甘くなってしまいます。
ソロキャンプに限らず、キャンプでは常に疑う意識を持ち、普段以上に防犯意識を持つのが大切です。
防犯アイテムを持っておく
私はソロキャンプをする際に必ず持っていくのが防犯ブザーです。
カラビナなどでズボンに付けて肌身離さず持ち歩いています。何かあったときにすぐ使えるように、必ず携帯するようにしましょう。
催涙スプレーなどもあるとより安心ですね。防犯グッズは、ホームセンターなどで手軽に購入することができます。
キャンプに行く前に、一度防犯対策グッズを持ったか確認してみてください。
他にも私は防犯対策として、ランタンをつけたまま寝たり、テントの入り口に鍵をかけたりしています。
防犯はやり過ぎなくらいがちょうどいいです。自分は大丈夫だろうという過信が命取りになるので、甘く見ずにしっかりと対策をとりましょう。
キャンプ中にSNSの投稿をしない
ソロキャンプをしているときに、自分が今どこにいるのかわかるような投稿は避けましょう。
犯罪をたくらんでいる人はキャンパーだけではありません。
あなたのSNSを見た人が狙ってくる可能性もあります。SNSの投稿は、キャンプが終わってからまとめて投稿するようにしましょうね。
ソロキャンプ女子初心者が知っておくべきマナーと知識
上で紹介したトラブルを避けるためにも、最低限のマナーや知識は知っておいた方が安心です。
ここでは初心者向けに、キャンプをする時必ず必要となる知識や、知っていて当たり前のマナーをご紹介します。
自在金具の使い方
自在金具とは、テントのロープについている小さな金具のことです。
これはテントを建てるにために必ず使うもので、ロープの長さを縛り直さなくても自在に調節できる便利グッズです。
下のペグ打ちの動画に自在金具の説明もありますので、使い方が分からない方はぜひご覧ください。
私が初心者だった頃、この自在金具の使い方が全くわからないままテント設営をし、ロープの長さを調節するのにとても苦戦したことがあります。
しっかりと使い方を事前に調べておけば、そんなに大変な思いをしなくて済みます。
ペグの打ち方
これは、テントやタープをロープで倒れないように固定する時に使います。
ロープと地面を固定するために打つ杭のことをペグと言います。そのペグを地面に打ち込む時にもやり方があります。
初心者の方が、よくやりがちなのは地面に対して垂直にペグを打ってしまうことです。
ですがそれだと固定する力が弱く、抜けやすくなってしまいます。
ペグを打つときは、地面ではなくロープに対して垂直に打つとしっかりと固定することができます。
細かいかもしれませんが、こういった知識があれば強風でもテントが倒れづらくなり、安定するので調べておきましょう。
ペグ打ちの動画がありましたので、参考までに見てみてください。
火の起こし方
キャンプで必ず使うのが火起こし。BBQをするために使う木炭と、焚き火に使う薪では火の起こし方が違います。
火起こしは、うちわで汗だくになりながら一生懸命あおぐイメージかもしれませんが、今は便利グッズがたくさん出ています。
例えば、文化焚き付けや火吹き棒、バーナーなどがあります。女子の力ではなかなか大変な火起こしもアイテムひとつで簡単にできるんですよ。
ソロキャンプは、すべて自分一人でやらなければいけないので、少しでも楽ができるように便利グッズにはどんどん頼りましょう。
自分が持っているキャンプ道具の使い方
これは当たり前ですが、自分が持っているキャンプ道具の使い方は完璧にマスターしておきましょう。
キャンプ道具には、さまざまな使い方があります。
メーカーによって使い方が違う場合もあるので、購入したらまずは一度、実際に使って確認すると安心です。
風が強い日に焚き火はやらない
焚き火は木の組み方によってさまざまな火の形を作ることができます。薪は木炭よりも火付きが早く、簡単に火起こしすることが可能です。
しかし、その焚き火が状況によっては、取り返しのつかない事態を招いてしまう場合があります。
風が強いときに焚き火をすると、薪へ火が燃え移りやすくなるため、大きな火になりやすいです。
近隣のテントに燃え移る可能性もあります。キャンプ道具は一つ一つが高価で、テントだけで10万円以上のものもあります。
他のキャンパーの迷惑にならないためにも、風が強い日の焚き火は控えるようにしましょう。
早朝、深夜に大きな音を立てない
これはもはや常識とも言えますが、他のキャンパーが寝ている時間に大声で話したり、音楽を流したりするのはNGです。
自分だけの空間ではないので、周りの人に配慮をしつつキャンプを楽しみましょう。
ただ、夜にたった一人、女子がソロキャンプで音もなく眠るのは怖いですよね。そういう場合は、小さくラジオや音楽を流しても大丈夫ですよ。
また、薪割りも大きな音が出ます。薪割りは地面に打ち付けて割ることが多いので、話し声よりも音が響きます。
音が出る作業も、他の人が確実に起きている日中に済ませましょう。
女子らしい服装はNG
キャンプは想像以上に動くことが多いですし、汚れます。
白い服やスカート、ヒールなど女子らしい服装は汚れてしまう上に怪我をする可能性もあります。
それに、女子らしさを出してソロキャンプをしていると痴漢被害などに合う危険性も高めてしまいます。
キャンプをするときは、普段お出かけをするときのおしゃれな服装ではなく、汚れてもいい動きやすい服装にしましょう。
最近のアウトドアブランドは、かわいいデザインの服もたくさん売っていますので、チェックしてみるといいかもしれませんね。
ソロキャンプをしたい女子におすすめのテント
初心者で、女子でも簡単に組み立てられるテントをご紹介します。
キャンプ場で初心者だとばれるのはテント設営の時です。スムーズに設営できるように、テントは簡単で一人でも建てられるものを選びましょう。
コールマン タフドーム2725
コールマン(Coleman) テント タフドーム 2725 3~4人用 2000031568
こちらは私が実際に使っているテントです。
お値段は42,800円と少し高めですが、品質のよさや使い勝手のよさを考えるとむしろお得だと思います。
私はソロキャンプで使用していますが、あえて3~4人用の大きいサイズを使用しています。
大きめのテントを使えば一人だとばれにくく、防犯対策になるからです。
それに、中も広くてとっても快適なのでおすすめです。
こんなに大きいテントですが、組み立ては簡単で低身長の私でも一人で設営が可能です。
組み立て動画もたくさんYouTubeにアップされているのではじめてのテント設営でも安心です。
それに、下の写真のように、前室空間を作ることができるのでタープ要らずなんですよ。
この写真は私が以前キャンプに行ったときのものです。
このように前室を作るには、キャノピーポールという別売りのポールを2本買う必要があります。
大体、3,000円くらいで購入することができます。
長さは150センチがちょうどいいと思いますので、購入を検討される方は参考にしてみてください。
ロゴス ナバホ Tepee 300
ロゴス テント Tepee ナバホ400セット[3~4人用] 71809510
ロゴスから出ているワンポールテントで対応人数は2~3人用です。
このテントも、テントの生地を広げて、真ん中にポールを一本たてれば完成なのでとても簡単です。
以前、ロゴスの女性店員さんに聞いたところ、テントを建てるだけなら10分もかからないと言っていました。
女子の力でも、10分でたてられるテントなんてとても魅力的ですよね。
そして、なんといってもこの柄!ナバホ柄というものなんですが、とってもかわいくないですか?
このテントを持っていけば、おしゃれなソロキャンプが簡単に実現できちゃいます。
入り口が一ヵ所であまり大きくないので、防犯の面でも安心して使うことができます。
かわいく簡単、安全にソロキャンプデビューをしたい女子には、このテントがおすすめです。
ソロキャンプ女子でも対策をして安全に楽しもう
ソロキャンプ女子初心者でも、しっかりと対策をすれば安全にキャンプを楽しむことができます。
テントの設営は、キャンプ場ではじめて組み立てるのではなく、事前に公園などで仮設営をして予行練習をしておくと安心です。
焚き火をする場合は、薪割りに苦戦しやすいのであらかじめ割っておいたり、角材など細かくなっているものを購入したりして対策をしましょう。
また、キャンプ自体が初心者という方には、グランピングもおすすめです。
キャンプ道具を一切持っていなくても設備が整っており、ホテルに泊まりに行くような感覚で安全にキャンプを楽しむことができます。
それに、グランピングがあるキャンプ場は、必ず管理人がいる有料施設なのでセキュリティ面でも安心です。
女子のソロキャンプは、複数人で行くより危険が伴いますが、女子だって安全に楽しむことはできます。
紹介した以外にも、自分が思い付く限りの防犯対策をとり、楽しいソロキャンプを過ごしてください。
まとめ
- ソロキャンプ女子の危険性には、盗難被害や痴漢被害などがある
- 危険を回避するために、有料の区画サイトを予約すると安心、女性らしい隙を見せないことも大切
- 防犯グッズなどを携帯して安全を確保する工夫が必要
- ペグ打ちや、深夜に大きな音を立てないなど最低限の知識とマナーを勉強してからキャンプに望む
- 女子が一人でも組み立てられるテントを購入すれば、初心者でも安心
- 安全に楽しむために、テント設営の予行練習や、薪割りなど事前準備をしっかり行う
- 初心者ソロキャンプ女子にはグランピングがおすすめ
ソロキャンプは女子が行うには、危険もたくさんありますがしっかりと対策をとれば、楽しく過ごすことができます。
紹介した対策を行い、万全の準備をしてキャンプに望みましょう。
初心者の方は、最低限の知識やマナーを学んでから行くとトラブルになる可能性も減るので、動画や本をみて勉強しておくと安心ですね。
女子だってソロキャンプは十分に楽しめます。安心安全に非日常を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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