オクラが体に悪いと言われるのはどんな時?栄養や食べる目安を調査!
オクラは、1度に大量に食べ過ぎると体に悪い影響を与える恐れがあります。
夏が旬のオクラといえば、ねばねば成分が体にいい野菜だから、たくさん食べた方がいいと思っている人が多いですよね。
実は私も、そのように思っていた内の一人です。
当たり前ですがどんな食べ物でもそればかり食べていると、特定の栄養に偏ってしまい体に悪い影響が出てしまうこともあります。
この記事では、オクラの体に悪い食べ方体に良い食べ方について調査しました。
1日にどのくらいの量を食べるのなら、体に悪い影響を与えることがないのか、体に悪い食べ合わせはあるのかについても解説していますのでご覧ください♪
オクラが体に悪いと言われるのはどんな時?
そういえば、オクラってなんとなくねばねばが体にいいということ以外に、体にどんな作用があるのかについてはあまり知られていないのではないでしょうか?
まずは、オクラの特徴などについて詳しく調べたので一緒に見ていきましょう!
オクラの特徴
オクラはもともとアフリカ原産の野菜で、日本では鹿児島県がオクラの産地として有名です。
日本に入ってきたのは、明治時代初頭の頃だそうです。
その特徴的なネバネバ成分には胃粘膜を保護する働きや整腸作用があります。
温暖な気候原産の野菜のため、冷蔵庫などに入れると低温障害をおこすことがあります。
ですので、ビニール袋に入れて冷蔵保存または常温保存が良いでしょう。
そして、オクラの主な調理方法は茹でることなので、茹でて食べることがおすすめです。
オクラが体に悪いと言われる原因は実は食べ過ぎた時!
オクラの特徴や保存法、調理法などをみてきましたが、特に体に悪い影響を与えそうなことはありませんでしたよね?
しかしオクラを大量に食べ過ぎてしまうと、体に悪い影響を及ぼすことがあるのです。
オクラのある栄養素を過剰にとってしまうことが原因なのですが、いったいどんな栄養素なのでしょうか?
実は、大量に食べると体に悪い影響を与える栄養素はオクラの特徴でもある、ねばねば成分なのです!
確かにねばねば成分には、胃粘膜の保護をしたり整腸作用したりと、良い面もあるのですが…。
その疑問に答える前に、まずオクラに含まれる栄養素を見ていきましょう。
- ペクチン
- 葉酸
- β-カロテン
- ビタミンA
- ビタミンK
- カリウム
一見すると、栄養素がたくさんあって体に良さそうですよね。
実際に、適量ならば体に良い影響を与えます。
しかし、この栄養素のうち、1番上のペクチンと1番下のカリウムを大量に摂取すると、体に悪い影響が出てしまうのです。
ねばねば成分、ペクチンの影響
ペクチンは食物繊維の中でも水溶性食物繊維といわれるものになります。
水溶性食物繊維とは、その名の通り水に溶ける食物繊維のことです。
豆類やきのこ類に多く含まれています。
このペクチンを、お腹の調子が悪い時に摂取しすぎるとかえって下痢がひどくなってしまうというのです。
ペクチンには糖分やコレステロール値をさげ、便を柔らかくするという効果があります。
ですが、食べ過ぎると柔らかくし過ぎて下痢になってしまい体に悪いのです。
カリウムの影響
また、オクラに含まれるカリウムはミネラル成分の1つですが、カリウムを取りすぎると体のだるさがでたり、腎臓に負担がかかったりします。
オクラに含まれるカリウムの量はそれほど多くはないので、健康な人はよほど食べ過ぎなければ体に悪影響を及ぼすことはないと思います。
ですが、腎臓に疾患を持つ人が食べるときは、念のため注意が必要です。
オクラが体に悪いとされる食べる量の目安って?
オクラが体に悪いと言われるのは、食べ過ぎた時に影響が出るということは分かりましたね。
では、1日にどのくらいの量を食べると、体に悪い影響が出るのかの目安についても調べてみましたのでご覧ください。
目安について調べてみたところ、1日に食べるオクラの本数として、10本から15本程度なら問題ないようです。
食物繊維の1日の推奨摂取量は、10歳以降で13g以上ということです。
オクラの食物繊維は10本で5.0gですので、10本程度だと全く問題にならないことが分かります。
30本を超えるとさすがに食べ過ぎですが、そんなに一人で食べる人はあまりいないのではないでしょうか。
大抵の人はそうだと思うのですが、少なくとも、それだけの量を一日で取るということは考えられません。
例外ではありますが、オクラダイエットをされている方以外は、毎日オクラを食べ続けるということはないですよね。
つまり、他の食べ物と合わせてバランスよく食べている限り、体に悪い影響が出る目安まではいかないということです。
オクラの体に悪い食べ合わせ、いい食べ合わせ
確かに、オクラに体に悪い食べ合わせというのはあるのか気になりますよね。
結論からいうと、体に悪いオクラと他の食材のよる食べ合わせは特にないようです。
では反対に、体に良い食べ合わせの食材はあるのでしょうか?
実は、他の食材との食べ合わせによって、オクラは肥満予防・高血圧予防・免疫力アップ・滋養強壮に効果的なスーパー食材に変身するのです!
- しいたけ
- はくさい
- ブロッコリー
- トマト
- たまねぎ
- こんにゃく
- 青魚
- 肉類
- 卵
- やまいも
- 納豆
- なめこ
- 昆布
こうして見てみると体に悪いどころか、オクラと相性の良い食材は色々あるんですね!
野菜やきのこ類だけではなく、動物性たんぱく質とも相性が良いとは驚きです。
ねばねば食材同士は相性が良いということは知っていましたが、動物性たんぱく質や青魚との相性も良いとは思ってもみませんでした。
これからはオクラとこれらの食材を一緒に使って、免疫力アップを図りたいですよね♪
まとめ
- オクラが体に悪いと言われるのは食べ過ぎが原因
- オクラに含まれる食物繊維、カリウムが大量に摂取されたときに体に悪い影響を及ぼす
- 1日の摂取量目安はオクラ10から15本程度である
- オクラと相性の悪い食材は特になく、様々な食材と組み合わせると様々な効果がある
今回調べてみて改めてオクラは体に悪いどころか、オクラの持つパワーや、他の食材との相性の良さなどが分かりました。
オクラが体に悪いと言われるのは食べ過ぎが原因なので、何事も過ぎたるはおよばざるが如しということですね。
オクラは、もちろんそのままでも美味しい野菜ですが、私は今までをのまま食べていたことを少しもったいなく感じました。
夏が旬の野菜なので、次の夏が来たらオクラを買って、肉と炒めたり玉ねぎと煮たりと色々な料理に活用していきます!
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