蜜蝋ラップのベタベタは失敗ではない!手作り活用者が作り方を伝授!!
あなたは蜜蝋ラップを使ったことがありますか?また、その時にベタベタすると感じたことはありますか?
蜜蝋ラップはそのベタベタこそが重要で、使用されている材料は全てオーガニックなものだから安全なのです!
確かに市販品は、価格が高いという印象が強いです。
しかし手作りすると、その費用が半分以下になるのです!
趣味として蜜蝋ラップを作り活用している私から、蜜蝋ラップのメリットデメリットや初心者さんでも作れる蜜蝋ラップの作り方を伝授します。
ちなみにこちらも価格はちょっとお高めな印象ですが、素敵な柄でおすすめですよ。
蜜蝋ラップのベタベタのもとは樹脂
まずは蜜蝋ラップというものを簡単にご紹介します。
- 布に蜜蝋やオイル、樹脂などを染み込ませたもの
- 材料は植物由来のもので、捨てる際も環境に優しい
- 抗菌と保湿効果があり、食品の鮮度を長く保つ
- 水で洗えて半年〜1年ほど繰り返し使用可能
- 蜂蜜製品のため1歳未満の口に入るものには避けた方が良いです
天然樹脂
蜜蝋ラップには蜜蝋の他にオイルや樹脂を使用されていますが、その中で樹脂が1番のベタベタのもとです。
しかし天然樹脂は粘着性が高く、ラップとして役割を果たすためにとても重要な効果をもたらします。
蜜蝋ラップを作る際の樹脂は、ダンマルや松脂(まつやに)がよく使われています。
ダンマルとは油絵を描く際にのり剤として、松脂(まつやに)はバイオリンの弓の手入れやバレエシューズの滑り止めなどに使われる天然樹脂です。
ちなみに手についた松脂(まつやに)のベタベタ感は、今はどこでも必需品にもなっているアルコールジェルですぐに取れますよ!
オイル
手作りの場合、使用するオイルはホホバオイルやココナッツオイルが手に入れやすいです。
ホホバオイルやココナッツオイルには、美容品として使われるように抗菌と保湿作用があります。
その作用のおかげで、蜜蝋ラップで包んだ食品は傷みにくく長持ちするのです。
これは使い捨てのラップには真似できないことですよね!
蜜蝋ラップがベタベタなのはデメリットではない
蜜蝋ラップを使用する場所は、主にキッチンですよね。
調理中など手を洗う場面が多いところで活用するものなので、多少のベタベタ感はたいして気にならなくなります。
蜜蝋ラップを普段から愛用している私がデメリットとメリットだと思うことを、まとめてみました!
- 蜜蝋ラップに包んだ食品が見えない
- 熱に弱い(お湯や電子レンジ不可)
- 酸に弱い(レモンやお酢を含むものはNG)
- ナマモノ(生肉や生魚)を直接包むのはNG
- 食洗機や食器洗剤NG(薄めた食器洗剤を少量は可)
- 匂いの強いものを包むと匂いが取れなくなる場合がある(玉ねぎやニンニク)
- 水洗いで何度も繰り返し使える
- 手作りも可能でお財布にも優しい
- さまざまな形にフィットする
- 食品が長持ちする
- 材料が化学物質無添加だから安心
- 好きな柄で冷蔵庫の中が華やかになる
蜂蜜製品のため手で温めると独特の匂いも多少しますし、確かに少しベタベタ感もあります。
料理をするときに手を洗う回数は多いですよね。
その中でのベタベタ感など実際に使っていると気にしなくなるものと考えるため、デメリットとは思いませんでした。
以上が私が実際に使用していて感じた蜜蝋ラップのデメリットとメリットです。
使い捨てラップも生肉や生魚の冷凍保存時や食材を電子レンジで温める時に必要なので、全く使わない生活ではありません。
しかし蜜蝋ラップを使い始めてからは、少しだけ使い捨てラップの買い足しをする頻度が減りました。
そして好きな柄に包まれた食材を見ると、苦手な料理のモチベーションも上がります♪
普段からハンドメイドをする人はもちろん、そうでない方も簡単に作れて家事のモチベーションも上げられるのでおすすめです!
蜜蝋ラップがベタベタしすぎない作り方
蜜蝋ラップのベタベタは特に害がないものと言えど、あまりにベタついていては気になりますよね。
そこで失敗しにくい蜜蝋ラップの作り方をご紹介したいと思います!
- 布:綿100%の普通の厚さの布(バンダナやハンカチくらいの厚み)
- 蜜蝋:布の重さの3倍の重量
- 樹脂:蜜蝋の半分の量
- オイル:樹脂の半分の量
- アイロン:温度は中
- アイロン台
- 新聞紙
- 布の倍以上のクッキングシート
布
蜜蝋ラップを作る際に選ぶ布の厚みを吟味することは、ラップとして使うのに重要です。
分厚さがあるものだと仕上がりがかたく、薄手のものだと蜜蝋がうまく染み込まずにムラになってしまうのです。
綿100%でハンカチやバンダナぐらいの厚みのものが最適です。
おうちに残っているハギレを使用するのはエコでとても良いことですが、厚みを確認してから作ると失敗が少ないですよ!
蜜蝋
使用する蜜蝋は粒状になっているものを使用すると、布に広げやすく扱いやすいです。
色は精製されている白色と未精製の黄色があります。
精製された白色の蜜蝋を使うと布の色や柄を活かされ、未精製のものを使うと黄みを帯びて温かみのある色に仕上がります。
ですが私は樹脂に松脂(まつやに)を使用していてその黄色みが出てしまうので、どちらの色を使ってもあまり変わりありませんでした。
樹脂
樹脂を使わない蜜蝋ラップの作り方もありますが、樹脂を使った方が耐久性も密着度もアップするのでおすすめです。
私が蜜蝋ラップを作る際、天然樹脂として松脂(まつやに)を使用しています。
松脂(まつやに)も粉末状になったものが売っているのでそれを使えば、布に広げやすく扱いやすいです。
蜜蝋ラップの作り方
0、下準備としてアイロン台に新聞紙を広げ、クッキングシートを敷きます。
そこに作りたいサイズの布を広げ、畳みじわがある場合は皺伸ばしをしてください。
この皺伸ばし一つだけでも染み込みのムラを防ぎ失敗しにくくなります。
1、広げた布の上に粉状にした天然樹脂を均等に敷きます。
きっちり端まで広げると、温め伸ばした時にたくさんはみ出てしまうため、ひとまわり小さめに広げてください。
あまり端の方に蜜蝋ビーズを置くと、染み込ませるときにはみ出してしまいがちなので気をつけましょう。
2、その上から蜜蝋を均等に敷きます。
広げた樹脂をあまり崩さないようにコロコロと敷いてください。
3、オイルをさらにその上からふりかけます。オイルには蜜蝋ラップの仕上がりの柔らかさにも影響します。
4、材料を敷き終えたら、その上にクッキングシートをかぶせて端を全て折り返します。
5、温めておいたアイロンで真ん中から端へ広げるように押し付け、材料を溶かすように染み込ませましょう。
6、染み込み渡ったら、クッキングシートから布をはがして広げたまま洗濯バサミで吊るすか別のクッキングシートの上で乾かしてください。
染み込んだばかりの布はとても熱くなっているので火傷に注意してください。
古くなった蜜蝋ラップは、キャンプやバーベキュー時の着火剤として使うことができます。
この作り方の他にも材料を一気に鍋で温めてハケで布に塗るという方法もありますが、洗い物が増えるのでめんどくさがりな私には向きませんでした。
使い終わった新聞紙やクッキングシートはそのまま捨ててしまわず、次に作るときにまた使えます。
はみ出て固まっている蜜蝋や松脂(まつやに)がまた新たな布に染み込むので、材料をほんの少し減らせることもできますよ♪
あまりに変色していたり埃など異物がくっついている場合は、繰り返し使わず捨ててくださいね。
まとめ
- 蜜蝋ラップのベタベタは使われている樹脂が要因
樹脂を使うとベタベタ感は増すが、蜜蝋ラップの密着性には欠かせないもの
- 蜜蝋ラップに使われている材料は全て自然のものであり、手を洗う頻度の高いキッチンで使われることが多いため気にならない愛用者が多い
使い捨てのラップが絶対悪でも全く必要ないわけでもありません。
しかしこの小さなエコは、冷蔵庫も華やかになり心も豊かにしてくれるのではないでしょうか。
だからこそ蜜蝋ラップのベタベタを気にせず、楽しく使っていただければ愛用者として嬉しいです♪
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