子供二人で貯金ゼロでも大丈夫!将来のお金を可視化して先取り貯蓄♪
子供二人家庭で貯金額がゼロでも、貯まる仕組みさえ作れば今からでも間に合いますよ!
実は二人以上世帯の2割が貯金ゼロという事実があります。
もちろんその中には子供無し夫婦、一人っ子、子供二人、三人世帯もあり一様には言えませんが、それでもビックリする割合ですよね。
では、貯金ゼロから貯金を始めるためにはどうすればよいのでしょうか?
- 貯金ゼロから貯金を始めるにはまず何をする?
- 奨学金は最終手段!
- 30代子供二人世帯におすすめの貯金運用方法
- 40代子供二人世帯におすすめの貯金運用方法
今回はお金の話ということで少し難しいかもしれません。
ですが、なるべくわかりやすく書いたつもりですので、あなたも私と一緒にお勉強してみませんか?
子供二人で貯金ゼロからお金を貯めるには先取り貯蓄!
突然ですが、あなたのお宅では子供のための貯金を出来ていますか?
恥ずかしながら、私は日々の生活に精一杯で貯金が出来ていません(涙)
独身時代にコツコツ貯めてきた貯金があるため、貯金ゼロというわけではないのですが、それでも将来を思うと不安でいっぱいです。
子供が一人でもそうなのですから、まして子供二人家庭だと育児に追われ、お金のことは後回しという人も多いと思います。
子供がいる家庭がまず気にするのは教育費のことですよね。
子供二人だと教育費はいったいどのくらいかかるものなのでしょうか?
仮に子供が幼稚園から大学まで全て公立に行った場合の教育費は一人800万円、全て私立だとなんと2200万円かかります!
もちろん全て公立、私立に行くとは限りませんが、子供二人分で最低でも1600万円はかかる計算になります。
これは貯金がゼロ、または限りなくゼロに近い家庭には衝撃的な数字ですよね!?
しかし安心してください、大抵の家庭では高校までの教育費は日々の生活費の中から出すものです。
したがって、まとまった貯金は大学入学時までに学費の半分、300万から400万円を用意出来れば良いとされています。
まずはライフイベント表を作って将来の出費を可視化する
そうはいっても、二人分で600万から800万を貯めるなんて気が遠くなりそう…。
すぐに貯められる金額ではないため不安になりますよね、私もなっています(笑)
ですからまずは子供が18歳になるまでに、いつ頃いくらのまとまった金額がかかるのかを把握するところから始めましょう!
この把握するための表のことを「ライフイベント表」と言います。
年 | パパ | ママ | 息子 | ライフイベント | 予算 |
---|---|---|---|---|---|
2022 | 41歳 | 41歳 | 6歳 | ||
2023 | 42歳 | 42歳 | 7歳 | 保育園卒園・小学校入学 | 約6万円(公立) |
2024 | 43歳 | 43歳 | 8歳 | ||
2025 | 44歳 | 44歳 | 9歳 | ||
2026 | 45歳 | 45歳 | 10歳 | ||
2027 | 46歳 | 46歳 | 11歳 | ||
2028 | 47歳 | 47歳 | 12歳 | ||
2029 | 48歳 | 48歳 | 13歳 | 小学校卒業・中学校入学 | 約10万円(公立) |
2030 | 49歳 | 49歳 | 14歳 | ||
2031 | 50歳 | 50歳 | 15歳 | ||
2032 | 51歳 | 51歳 | 16歳 | 中学校卒業・高校入学 | 約20万円(公立) |
2033 | 52歳 | 52歳 | 17歳 | ||
2034 | 53歳 | 53歳 | 18歳 | ||
2035 | 54歳 | 54歳 | 19歳 | 高校卒業・大学入学 | 約300万から400万円 |
例としてわが家の息子が大学に入学するまでのライフイベント表を作成してみました(これは本当にリアルな表です)。
わが家の場合は住宅購入など他の大きな出費予定は今のところないため、シンプルに息子の教育費関連のみ書き出しました。
表にするといつ頃まとまった出費が必要になるのかが一目瞭然ですね!
わが家の場合、50代になってからまとまった出費が集中することが分かりますので、それまでにある程度貯金が必要なことが分かりました。
もちろんライフイベント表には「○○年後にテーマパークに行って宿泊する!」といった楽しいイベントを書いてもいいですよ♪
貯金ゼロから始めるには先取り貯蓄で強制的に貯める!
ライフイベント表でお金のかかりどきが分かったところで、貯めるための仕組み作りをしましょう!
貯めるために定番かつ最強の方法は先取り貯蓄です。
会社に財形貯蓄制度がある場合はそれを利用すると、給与天引きで無理なく貯めることができます。
財形貯蓄制度がない場合にも、給料日に振込口座から定期預金口座に振替されるようにするなど、あらかじめ決まった金額を貯めるようにしましょう。
最初は月に5000円でも良いので、とにかく先に貯めるのを習慣にすることが大切です。
月に5000円でも、1年で6万円、10年で60万円貯まる計算になります。
ここで大切なのが、無理のない金額を設定することです。
ダイエットと一緒で最初に無理をしても続かなければ意味がありませんから。
一番確実なのが、児童手当分を先取り貯蓄して貯める方法です。
児童手当はもともと子供のためのお金なのでないものと思って生活する、と意識するだけでも違いますよね。
私もさっそく意識をして生活してみたいと思います。
奨学金利用は最終手段!子供に借金を背負わすのでよく考えて
貯金ゼロ世帯では「大学費用は奨学金を借りて行かせればいいか…」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、現代においてそれは最終手段として考えた方がいいです。
なぜなら、現在の奨学金は主に有利子のもので、利子も決して低くはないからです。
私の夫も奨学金を利用して大学を卒業しましたが、その後職場に恵まれず結婚後も奨学金返済に苦しめられていました。
結局、奨学金と言えども借金があることに不安を覚えた私が独身時代に貯めた貯金の一部を使って全額返済しました。
ですが、十年以上で支払った利子は相当額になると思います。
ひょっとすると、子供が大学入学時には無利子の奨学金が普及している可能性もありますが、現在の制度に合わせて考えておいて損はないでしょう。
親としても、子供に人生の門出から借金を背負わせるのは心苦しいですよね。
できればその借金分は子供に貯金してもらって、将来の結婚費用などに充ててもらいましょう!
30代で子供二人分の貯金は積立投信などで積極運用!
ここからは年代別のおすすめ貯金方法について書いていきます。
30代の貯金は積極運用がおすすめな理由
まずは30代で子供二人家庭におすすめの貯金方法です。
30代だと子供がまだ幼く、なかなか夫婦二人でバリバリとは働きにくいのではないでしょうか?
そんな時はお金に働いてもらっちゃいましょう!
具体的には半年の生活費分貯金が出来たら、その他のお金を少しずつ積立投資信託などで運用するということです。
投資ってよく分からないしなんだか怖いイメージが…。
そう思う人もいらっしゃるでしょうが、子供二人分の貯金を貯めるための近道であることは確かです。
投資は早い時期からコツコツと始めると、十数年後には大きな金額となってくれますし、リスクを減らすこともできます。
このリスクを減らす方法は「ドルコスト平均法」という投資をするうえで大切な考え方です。
簡単に言えば毎月定額で投資することで単価が低い時にたくさん買い、単価が高い時には買う量を減らすことで平均金額の波を少なくするという方法です。
これが、30代子供二人家庭に積極運用をおすすめする理由です。
私も独身時代に貯めた貯金の一部を積立投資信託で運用していますが、利息も銀行に預ける場合より多くついています。
初心者は積立NISAを始めてみよう
積極運用が大事って分かったけれど具体的にはどうすればいいの?
投資初心者におすすめなのは積立NISA(ニーサ)です。
積立NISAとは最低金額100円から積立することができ、年間40万円まで非課税で20年間貯めることができるというものです。
積立頻度も毎月だけではなく毎日・毎週など選択できるので、いままで貯金する習慣がなかった人にピッタリです。
デメリットは限られた積立投資信託しか利用できないこと、損した場合の税制上の控除が使えないこと。
ですが、投資初心者でしたらこれらのデメリットはあまり関係がないのではないでしょうか。
40代で子供二人分の貯金は老後資金も視野に安定運用!
次は40代で子供二人家庭の人におすすめの運用方法です。
40代は自分たちの将来も考えて守りの運用をする
40代だと子供二人、小学生以上になって自分のことはある程度自分で出来るようになる頃でしょうか。
ですが、その分教育費にお金がかかるようになり、貯金額が減ったり、目減りしたりすることもあると思います。
あと40代になると、教育費だけではなく老後資金についても考えていかなければならないですよね。
40代子供二人家庭におすすめの運用方法はiDeCoです。
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは個人で運用する年金のことです。
掛け金は月5000円から設定でき、60歳以降に引き出すことができます。
日本に住む20歳から60歳までの人ならだれでも利用することができ、掛け金は全額所得控除の対象になりますので、節税対策として利用している人も多いです。
デメリットは老齢年金用なので60歳まで引き出し不可な点と、専用口座が必要な点、口座開設時や維持費として手数料がかかる点です。
また、掛け金の設定変更は年に1回のみ可能なので、掛け金を設定するときにはよく考えましょう。
40代では世帯の収入アップが貯金のカギ
もう一つ、運用方法ではありませんが肝心なことがあります。
40代で子供二人家庭の貯金では、夫婦二人で働いて収入を増やすことが大切です。
特に貯金ゼロ家庭の場合、一人で働くより二人で働くことが貯金を大きく増やすために必須となってきます。
専業主婦(夫)がパートタイムで働く場合には、その給与をまるまる全部とはいかなくても、半分は貯金に回すと貯金スピードがぐんと上がります。
ただし、給与額によっては税金や社会保険料がかかってくるので、働く際には注意が必要です。
特に社会保険料がかかってくると、場合によっては扶養控除内で働いていた時よりも目減りすることもあります。
具体的にはいわゆる「130万円の壁」と言われるものです。
年収が130万円を超えると社会保険料を自分で払わないとならないため、手取り額が下がります。
そのため、年収が130万円(月額平均10万8,000円)以上になる場合は、いっそのこと年収160万円(月額平均13万3,000円)以上の収入を目指しましょう!
そうすると、社会保険に加入できるうえに手取り収入も増えていいことづくめです。
2022年10月に社会保険適用拡大により、年収106万円以上のパートタイマーであっても社会保険加入が義務化される予定(2021年12月現在)です。
そのため、稼げるようでしたら出来るだけ稼いで貯金に回した方が将来の為には良いと私は考えております。
これは個人の考えですが、国の制度はコロコロと変わるため、最初から自己防衛をした方が心穏やかに過ごせますよね。
まとめ
- 子供二人で貯金ゼロでもあきらめないで
- 子供二人の場合、教育費は最低でも1600万かかる
- 子供二人の場合、大学入学時までに最低300万×2用意する必要がある
- 貯金ゼロから貯金を始めるならまずはライフイベント表で将来の出費を把握する
- 最初は月5000円でもいいので、毎月先取り貯金をして貯まる仕組み作りが大事
- 30代夫婦なら積立投信などで少しずつ積極運用をするのが早道
- 40代夫婦の場合は老後資金も視野に入れ、教育費とバランスをとりつつ守りの運用を
- 40代以降は世帯の収入アップが貯金増額に不可欠
子供二人なのに貯金がゼロだから…とあきらめていたあなた!あきらめたらそこで試合終了ですよ(笑)
あなたが今まで貯金ゼロだったのは、単に合理的な貯め方を知らなかったこと、何より心の余裕がなかったからです。
将来の出費を可視化し、いつまでにどのくらい貯めればいいかが分かると、がぜんやる気になりますよね。
不安というのは、将来がまったく見通せないから出てくるものなのです。
あなたもまずはライフイベント表を作って、楽しい未来を創造する所から始めませんか?
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