パン作りにおすすめなオーブン選びの必須ポイントを5つご紹介!
お家でパン作りをするために最適なオーブン選びでは、火力と大きさがとても大切です。
また、何の種類のパンが焼きたいのかどんな風に焼きたいのかによって、必要な機能も変わってきます。
お家で美味しい焼き立てのパンが食べたいなぁと思った時に、色々必要なものが思い浮かんできますが、まず絶対に必要なのはオーブンですよね。
私も休みの日は、家で娘と一緒に初心者ながらもパン作りを楽しんでいます。
パンの温かくてもちもちした生地を2人でこねたり、発酵して膨らんだところを一緒に観察したりするのは、とても幸せで親子共に大好きな時間です♪
せっかくならもっともっといろいろな種類のパンが作りたい!どのオーブンなら理想のパンが焼けるのか、私と一緒に調べてみましょう!
パン作りにおすすめなオーブン選びのポイントは5つ!
まずは、パン作りに必要なオーブン選びの基準を調べてみました。
火力は250℃以上
パン作りにいちばん重要なのは、なんといっても火力です。
焼きたいパンの種類にもよりますが、250〜300℃に設定できるオーブンにしましょう。
ハード系のパンが作りたい方は、300℃まで設定出来るオーブンが必要です。
高温が維持できないオーブンだと、パンがなかなか焼けず、失敗の原因に繋がります。
また、パン特有のパリッとした美味しい食感にするためにも、高温で焼ける機能があることが大切です。
天板2段が入る大きさ
小さいオーブンだと熱のあたりがきつすぎて焦げやすかったり、食パンの頭がオーブンに当たってしまったりという失敗の原因に繋がります。
小さめのパンを作るという場合も、パン同士がくっついてしまう危険性もありますし、一度に作れる量が減ってしまうでしょう。
オーブンは、30L以上で天板が2段入る大きさがおすすめです♪
容量と、作ることができるパンの個数は以下を参考にして下さい。
オーブンの容量 | 作れるバターロールの数 |
20L以下 | 約4個 |
20〜25L | 約4〜6個 |
25〜30L | 約6〜8個 |
30L(天板2段) | 約8〜15個 |
コンベクションオーブン
オーブンには、主に2つの加熱方式があります。
ひとつは「熱風循環式」コンベクションオーブンです。
ヒーターで作られる熱風を庫内のファンで循環させることで、熱が均一に伝わるため、焼きムラを最小限に抑えられます。
コンベクションオーブンは風によって生地中の水分を効率よく飛ばせるので、デニッシュやクロワッサンなどの軽い食感のパンを作るのにも向いています。
また、熱の循環が良いので、食パンなどのしっかりとしたパンを焼くのにもおすすめです♪
もうひとつは、「上下ヒーター方式」といって、庫内の上下についているヒーターが庫内を加熱します。
上下ヒーター方式には、熱を循環させる機能がないので、焼きムラが出やすく失敗の原因になりやすいです。
パン作りには、失敗の少ないコンベクションオーブンを選ぶ方が良いでしょう。
スチームの有無
ハード系のパンを作りたい、という方にはスチーム機能付きがおすすめです!
ハード系のパンを作るときには、オーブン庫内に蒸気を入れないと、クープ(切り込み)が開かずカサカサのパンになってしまうので美味しくありません。
スチーム機能がなくてもハード系のパンを作ることはできますが、切り込みの開きが浅くなり熱の伝わりにくい底の部分が引き裂けてしまう原因に繋がります。
しっかり切り込みの入ったパンを焼くには、やはり、スチーム機能が必須です!
プラスαの機能
オーブンレンジにあると便利なプラスαの機能は、発酵の機能です。
パン作りにとって発酵は、パンを膨らませるだけではなく、形を整えたり風味や香りを良くするためにとても大切な工程。
しかし、冬場は膨みづらく、発酵器がないと出来ません。
発酵機能のあるオーブンを使えば、温度や湿度を自動的に整えてくれるので、難しい発酵工程も手間がかからず、初心者でも安心してパン作りができますよ。
パン作りにおすすめのオーブンレンジ3選!
家庭でパンを作るのに、パン専用のオーブンを買うのは、使い勝手も悪くおすすめできません。
オーブンにレンジ機能もついているオーブンレンジがおすすめです。
上記の基準を満たした、おすすめのオーブンレンジをご紹介致します♪
TOSHIBA石窯ドームシリーズ
大きさ | 30L |
オーブン温度 | 100〜300℃ |
コンベクションタイプ | ◎ |
スチーム機能 | ◎ |
発酵機能 | ◎ |
まさにお家でパン作りをする人の理想のオーブンレンジですね。
他にもレンジ機能も充実しているので、普段のお料理から本格的なものまで幅広く使えます!
また、TOSHIBA独自の深皿がついてくるので、煮込みハンバーグやグラタンなどのオーブン料理を作る時にとても役立ちますね♪
TOSHIBA公式サイト
シャープ 過熱水蒸気 オーブンレンジ RE-SS10X
シャープ公式サイト
大きさ | 31L |
オーブン温度 | 110〜250℃ |
コンベクションタイプ | ◎ |
スチーム機能 | ◎ |
発酵機能 | ◎ |
こちらも石窯ドームシリーズに負けず劣らず、とてもおすすめのオーブンレンジです。
温度は、少し石窯ドームシリーズに比べると低い設定ですが、それでも250℃まで上がるので、家庭でパンを作るのには充分ですね。
個人的には、ラップなしでも食品にうるおいを与えながら、温められる機能に惹かれました。
パンを作るとき以外でも、普段のちょっとした食事がより美味しく温められるのは嬉しいですよね♪
パナソニック オーブンレンジ スチーム ビストロ 30L
Panasonic公式サイト
大きさ | 30L |
オーブン温度 | 70〜300℃ |
コンベクションタイプ | ◎ |
スチーム機能 | ◎ |
発酵機能 | ◎ |
こちらも有名なオーブンレンジなので、名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。
機能もバッチリで、美味しいパンを作る条件が揃っていますね。
このオーブンレンジの特徴の1つとしては、低温調理ができるところです。
さらにに料理のレパートリーが増やせそうで、とても魅力的ですよね♪
また、ビストロはサブスクでレンタルすることもできます。
やはり使ってみないと実際の使い勝手がわからないですし、高価な買い物なので、1度お試しでレンタルしてみるのも良いのではないでしょうか。
Panasonic公式サイト
パン作りにおすすめの強力粉を使って更に美味しく作る
さて、おすすめのオーブンがわかったら、次はおすすめの強力粉のご紹介です♪
沢山種類があって迷ってしまいますが、何を作るのか何を基準に選ぶのかによって、使い分けることが必要になってきます。
では、何を基準に選ぶのか、どこを意識して選べば良いのかを一緒に見てみましょう!
小麦粉の種類
パンを作るときは強力粉〜準強力粉を使うようにしましょう。
パン作りにおすすめの小麦粉は、小麦粉内に含まれるグルテン=タンパク質が多いものです。
グルテンが沢山含まれていることで、水を加えてこねた時に、粘りが強くなりふっくら大きく焼き上げることができます。
そのグルテンが1番多く含まれる小麦粉が、強力粉です。
その次に準強力粉、中力粉、薄力粉と段々少なくなっていきます。
中力粉、薄力粉に関しては、単体ではパン作りには向きません。
うどんやお菓子作り等、それぞれに合った用途で使用するようにしましょう♪
灰分(かいぶん)率
灰分とは、小麦に含まれる胚芽部分や外皮のミネラル分のことで、灰分率が高いと栄養価も高くなります。
灰分率が低い小麦粉で焼いたパンは白くあっさりしたパンになり、灰分率が高いパンは色が濃く、より小麦の風味が強いパンができます。
何か他の食材と組み合わせて、素材の味を引き出したいパンの時は、灰分率が低いものがおすすめです。
逆に、小麦の風味豊かなパンを焼きたい時は、灰分率が高いものを使用すると良いでしょう。
外国産
外国産の小麦粉の魅力は、失敗が少ないことです。
外国産の小麦粉は、グルテンが多く含まれているので、生地が膨らみやすく扱いやすいです。
ですので、初心者の方は外国産の小麦粉を使用すると良いかもしれません。
また、国産小麦粉は吸水率が低いものが多くあります。
吸水率が低いと、レシピ通りに作っても生地がベタついてしまうので、水分量の調整が必要となり、初心者には少し難しいのです。
ですので、初心者の方や失敗を避けたい方は、外国産の小麦粉をおすすめします♪
国産小麦粉
国産小麦粉の魅力は、やはり安全性です。小麦粉に限らず、やはり安全な国産を選びたいと考える方も多いのではないでしょうか。
私も母になって、より一層その思いは強くなりました。
国産小麦粉は日本人好みに作られているので、もっちりとした歯ごたえがあり、香りも豊かで甘味のあるパンを作ることができます。
全粒粉・ふすま入り
小麦粉だけで作るパンよりも、ヘルシーで身体に良いパンが作れるので人気です。
どちらも風味が良く、香ばしくて美味しいパンが作れます。
ただ、膨みが弱いので初心者には少し扱いが難しいです。最初は他の強力粉に混ぜて使用するのをおすすめします♪
上記の小麦粉を作りたいパンによって、また自分のレベルや重要視したいものによって使い分けることで、より理想のパン作りに近づけるはずです!
パン作りにおすすめの本で新しいパンにチャレンジする
せっかく買ったオーブンや小麦粉で、レパートリーを増やすのにレシピ本が必須ですよね。
また、美味しそうなパンが載っている本は、見ているだけでも幸せですし、次のお休みに何を作るかを想像しながら眺めるひと時にとても癒されます。
そこで、最後はパン作りにおすすめの本の選び方をまとめてみました♪是非参考にしてみて下さいね。
レシピ本はレベルに合わせて選ぶ
パンを作る為の本は、初心者向けのものから、上級者向けのものまでとても幅広いです。
きちんと自分のレベルに合ったものを購入すれば、挫折することなく、初めの一歩を踏み出すことができます。
特に初心者は、手順が少なく、シンプルなものを選ぶことで、失敗が少なく始めやすいでしょう。
アレンジ本もおすすめ
パンを作っていない時でも使えるアレンジ本もおすすめです。
買ってきたパンのアレンジであったり、トーストやサンドウィッチのレパートリーを増やしたりと作ったパンをより楽しむのにも使えて、パンライフがより豊かになりますよ♪
お得な型抜きのレシピ本
パンを焼くには、パン型が必要です。パン型付きのレシピ本なら、お得に購入できるのでおすすめですよ。
また、その型を使ったレシピが書かれているので、型を有効活用出来ますし、買ったらすぐにパンを焼けるのも魅力的です。
まとめ
- パン作りにおすすめのオーブンは火力が250℃以上で、天板が2段入る大きさがおすすめ
- コンベクションオーブンは熱の循環が良いので、焼きムラが少なく、パン作りにとても向いている
- ハード系のパンを焼きたいならスチーム機能があるオーブンがおすすめ
- 発酵機能があると、初心者でも手軽に発酵させることができる
- パン作りにおすすめの強力粉は、作りたいパンの種類や自分のレベルによって選ぶ
- パン作りにおすすめの本も活用することで、レパートリーが広がり、充実したパンライフを送れる
是非この記事を活用して、お家で美味しいパンを作ってみて下さいね♪
パンが発酵して膨らむ姿や、焼きたてのパンの香ばしい香り、幸せのひと時を味わいましょう!
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