昆布茶の代用に使える調味料3選♪手作り昆布茶の作り方やレシピも!
料理レシピに昆布茶とあっても、実は家庭にあるほかの調味料で代用できることがほとんどなのですよ!
またどこの家庭にもあるもので簡単に手作り昆布茶を作ることも可能です♪
最近は料理の隠し味として昆布茶が使われるケースが増えましたよね。
そんな時に昆布茶が家になくて困った経験はないでしょうか?
「家に在庫がない」「そもそも昆布茶をあまり飲まないし買いたくない…」という場合でも安心してください。
この記事を読めば、料理用昆布茶の代用品がきっとみつかりますよ。
昆布茶の代用調味料に必要な成分を解説!
あなたの家庭では昆布茶を常備していますか?
最近では昆布茶を飲むと美容と健康にプラス効果がある、ダイエット効果が期待できると話題になっていますよね。
ですから、家庭に常備されているという方もいるでしょう。
またお茶として飲む以外にも、料理レシピにも昆布茶を使ったものが増えてきました。
昆布茶は、うま味がプラスされ料理に入れるとより一層味に深みがでるので、隠し味として使われることが多いです。
でも「昆布茶の買い置きがなくなった」「そもそも昆布茶をあまり飲まないし…」ということもあります。
そんな場合に、家庭にある調味料で代用できないか考えることもありますよね。
ほかの調味料で代用できれば、無駄な出費や食品ロスが減ったり、過度に買い置きしたりする必要がなくなります。
昆布茶の成分について
ほかの調味料で代用できるかどうか考える前に、まずは昆布茶がどんな成分からできているのかを調べてみました!
そもそも昆布茶とは読んで字のごとく、乾燥昆布を粉末状にし、そこに塩や砂糖を付けたお茶です。
私が普段愛飲している昆布茶のパッケージを見たところ、原材料は以下のように書いてありました。
- 食塩
- 砂糖
- 粉末昆布
- 調味料(アミノ酸等)
注目すべきは一番最初に食塩、そのあと砂糖と続いていることです。
原材料は使用されている量が多い順に表示されますので、昆布茶には食塩と砂糖が意外と多く使われているのですね。
一番下の「調味料(アミノ酸等)」というのは「グルタミン酸ナトリウム」という化学調味料です。
グルタミン酸とはもともと昆布のうま味成分なのですが、それだけだと弱いのでうま味をプラスするために使用されています。
こうしてみると、昆布茶って意外とシンプルな成分でできているんですね!
だからこそ、さまざまな料理に使いやすいのでしょう。
昆布茶を使った簡単美味しい料理レシピ3つ♪
昆布茶の主成分が分かったところで、お手軽にできてうま味たっぷりの料理を3つご紹介します♪
どれも本当に簡単にできるものばかりなので、ぜひ家庭でも作ってみてくださいね。
昆布茶を入れて揉むだけ即席浅漬け
- きゅうり、大根、白菜などお好みの野菜…100g
- 昆布茶…5g
- (お好みで)醤油…少々
- ポリ袋に野菜、昆布茶を入れ、揉む
- 冷蔵庫に入れ10~30分ほど寝かせる
- 味見をして塩味が足りないようなら醤油を加える
これは私も時間が無い時によく作る大好きな浅漬けです♪
袋に入れてもみもみして寝かせるだけで美味しい浅漬けができますよ。
さらに醤油をごま油に変えるとあら不思議、ナムル風にもなります!
「食卓に野菜が足りない…」という時に大活躍のレシピです。
昆布茶で簡単ほうれん草とベーコンのペペロンチーノ
- ほうれん草…50g
- ベーコン…25g
- パスタ麺…100g
- 昆布茶…5g
- オリーブオイル…大さじ2
- にんにくみじんぎり…1/2かけ分
- 鷹の爪(輪切り)…1/2個分
- パスタを塩(分量外)で茹で時間通りに茹でる
- 茹で上がる直前にオリーブオイル、にんにく、鷹の爪、ベーコンを炒め、ほうれん草を加えてさらに炒める
- 2にゆで汁(50cc)、昆布茶、茹で上がったパスタを加え、よくあえる
野菜やベーコンは、お好みでツナやトマト、きのこ類などに変更可能です。
昆布茶がうま味を足してくれるので、少ない味付けですみ、お昼の一人ランチなどにも最適!
ついつい食べ過ぎてしまうかもしれないので、食べ過ぎには注意してくださいね。
常備菜にもおすすめ大根のだし煮
- 大根(輪切りかいちょう切り)…500g
- 昆布茶…5~10g
- 水…500cc
- 大根を米のとぎ汁(分量外)でうっすら透き通るくらいまで下茹でする
- 茹で上がったとぎ汁を捨て、大根を流水でさっと洗う
- 2に昆布茶、水を入れ、大根を数分間にて冷ます(冷める時に味が染みます)
大根はゆで汁ごと冷蔵庫で保存すると約1週間ほど持ちます。
食べる時はオリーブオイルとポン酢をかけ電子レンジでチンしたり、薄切りベーコンやニンニクと一緒に焼いてステーキにしたりできますよ。
大根が少ししょっぱいので、甘いみそだれのふろふき大根にも合いそうですね♪
昆布茶の代用に昆布だしは使えない理由
昆布茶と昆布だしは全く別物!
昆布茶についてよく分かったところで、こんな疑問が湧きませんか?
昆布茶の代用だったら、普通の昆布だしでOKじゃないの?
確かに昆布だしと昆布茶は同じものが原材料なのですから、そう考えるのが自然ですよね。
ですが、昆布茶と昆布だしは似ているようで全く別物なので、代用できません。
その理由は一般的な昆布だしの原材料を見ると分かります。
同じく私が愛用している無添加の昆布だしのパッケージにあった原材料がこちら。
- 風味原料(昆布エキス、粉末)
- でんぷん分解物
- 砂糖
- 酵母エキス粉末
- でんぷん
- 米油
お分かりでしょうか、昆布茶の原材料にあった「食塩」と「調味料(アミノ酸等)」が入っていないのです!
つまり、昆布だしだと味付けがされないので、そのままでは昆布茶の代用として使うことができません。
実際に私も昆布茶がない時に代用品として昆布だしを飲んでみましたが、味がほとんどせずとてもじゃないですが飲めたものではありませんでした。
意外と簡単手作り昆布茶
先ほど昆布だしを「そのまま」では代用することはできないと言いました。
実は乾燥昆布と天然塩とうま味調味料があれば、自分で手作り昆布茶を作ることができます!
乾燥昆布って意外と余りがちなので、もし家庭にあればチャレンジしてみてください。
- 乾燥昆布(50g)をミルまたはミキサーで粉末状にする
- 1と天然塩(100g)、うま味調味料(少量)を瓶に入れ、振ってよく混ぜ合わせる
工程はたったこれだけで完成です、簡単ですよね。
塩はできれば天然塩の方がマイルドになって美味しいです。
乾燥昆布はミルで挽く前に電子レンジにかけてパリパリにするとより細かくできますよ!
家庭にミルやミキサーがない場合にはちょっと面倒ですがすり鉢とすりこぎでも粉末状にすることが可能です。
料理用に昆布茶を買うならスティックタイプが便利♪
もしも料理用に昆布茶を購入するのでしたら、断然スティックタイプがおすすめです!
缶や袋に入っているタイプよりも割高ですが、湿度で固まってしまう心配がありません。
また1本が2gずつですから、料理に使う際にわざわざはからずに済むのは便利ですよね。
私もスティックタイプの昆布茶を愛用していますが、飲む時はもちろん料理に使う時も非常に便利です♪
昆布茶の代用には味の素やほんだし白だしがおすすめ♪
昆布茶をわざわざ作ったり、買ったりするのは面倒…。
そんなあなたに、普通の家庭にありそうな調味料で代用できないか調べてみました!
その結果、ほんだし・味の素・白だしの3つが代用品としておすすめだと分かりました。
なぜおすすめなのか、一つずつ理由をみていきましょう。
ほんだしが昆布茶の代用としておすすめな理由
まず代用品として一番おすすめなのがほんだしです。
ほんだしが一番おすすめな理由としては、ほとんど昆布茶と同じ原材料でできているから。
ほんだしの製造元である味の素株式会社の公式サイトに載っていた原材料が下記のものになります。
食塩(国内製造)、砂糖類(砂糖、乳糖)、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、酵母エキス、酵母エキス発酵調味料/調味料(アミノ酸等)
味の素株式会社公式サイト
こちらがほんだしの成分なのですが、かつおと昆布の違いはあれど、ほぼ同じですよね。
また、ほんだしには「かつおだし」以外にも「こんぶだし」や「かつおとこんぶのあわせだし」もありますので、それらを使うとより代用として最適です。
こちらは両方ともスティックタイプなので、料理用昆布茶と同じく料理にとても使いやすいです。
もちろんうま味成分もたっぷり入っているのでおすすめですよ♪
味の素が昆布茶の代用としておすすめな理由
次に代用品としておすすめなのがうま味調味料「味の素」です!
おすすめの理由は、味の素がグルタミン酸ナトリウムを主に使ったうま味調味料だから。
昆布茶に含まれている調味料(アミノ酸等)はグルタミン酸ナトリウムであることがほとんどです。
さらに味の素には食塩も含まれていますので、塩味に関してもクリアしています。
ただし、味の素の方が昆布茶に比べ塩分量が少ないので、少量の塩を足しましょう!
塩分量は昆布茶が2gあたり1.2g、たいして味の素が0.6gと昆布茶の半分ほどです。
味の素が昆布茶の代用になるというのは下記の記事をご参照頂いても分かると思いますのでおすすめです♪
白だしが昆布茶の代用としておすすめな理由
最近だと関西以外の家庭でも白だしを常備されている人が増えましたよね。
実は昆布茶の代用品として白だしを使うこともできます。
白だしの主な成分はかつお節や昆布などのほかに、塩、砂糖、薄口醤油、みりんなどです。
醤油やみりんなどが入っていて昆布茶よりも味が濃くなってしまう恐れがあるのですが、和風料理に昆布茶が使われている時にはじゅうぶん代用になります。
昆布茶の代用品として使う時には、じゅうぶんに味見をして味を調節してくださいね。
昆布茶の代用に塩昆布を使っても美味しい!
調味料ではありませんが、昆布茶の代用品として使える食材が塩昆布です。
塩昆布といえば、ご飯のおともというイメージがありますよね。
私も白ご飯の上にのせて食べたり、おにぎりにして食べたりしています。
あの独特の甘じょっぱい味がクセになるのですよね。
ですがこの塩昆布、実は成分をみると昆布茶とほぼ同じ内容物なのをご存知でしょうか?
- 昆布
- 昆布エキス
- 醤油
- 食塩
- 砂糖
- 調味料(アミノ酸等)
このように醤油以外の成分は昆布茶そのものなのです、ちょっと意外ですよね。
白だし同様醤油が入っているのでどちらかと言うと和風料理の際に代用として使用することがおすすめです。
特に昆布茶レシピで紹介した即席浅漬けでは、塩昆布は勝るとも劣らない漬け物になります♪
分量は、きゅうり2本(200g)あたり塩昆布大さじ1だと丁度良いです。
塩昆布はできれば少し細かくしてからもみもみすると味がよく絡んで美味しくできあがります。
和風料理以外でしたらパスタなどなど洋風料理にも塩昆布は合いますよ。
料理レシピでもよく「○○と塩昆布の和風パスタ」という形で使われています。
私も時々ツナ缶と塩昆布で和風パスタを作って食べるのですが、これが美味しいのです。
本当におすすめなので、ぜひ一度チャレンジしてみてください♪
まとめ
- 料理レシピに昆布茶とあってもほかの調味料で代用は可能
- 昆布茶の成分は食塩、砂糖、粉末昆布、アミノ酸調味料である
- 昆布茶の代用に昆布だしがそのまま使えない理由は塩味やうま味が足りないから
- ほんだしは料理用昆布茶の代用品として一番おすすめ
- 味の素は料理用昆布茶の代用品としておすすめ
- 白だしは和風料理の昆布茶の代用品としておすすめ
- 調味料以外では塩昆布を代用として使うこともおすすめ
昆布茶は、家庭にあるほかの調味料でじゅうぶん代用できるということがわかりました!
もうこれでレシピに昆布茶とあって「うちには昆布茶がないから…」と諦めることもなくなりますね。
また昆布茶は100均でも販売されていて手に入りやすいので、ぜひ昆布茶を使った料理に挑戦してみてくださいね♪
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