平屋風の二階建てはこんなにおしゃれ♪オススメの屋根と間取り
平屋風とは、平屋と二階建てからいいところ取りをした建て方です。
平屋風の建物は、平屋といえず、二階建てともいい切れない、平屋のような二階建てのことです。
平屋の魅力は、コンパクトな間取りなので、家事動線もシンプルであり、年を取っても安心なことです。
しかし、敷地面積から考えると、プライバシーの確保や災害への備えが難しいため、二階建ての方が良いのでは?という人もいます。
そのどちらも解消してくれるのが、おしゃれな平屋風なのです。
機能性がある上におしゃれで、ライフスタイルの変化にも対応しやすい新しい家の形として、人気が出ています。
実際に平屋風のおしゃれな家とはどんなものなのか、特徴的な屋根の形状についても見ていきましょう。
平屋風の二階建てでおしゃれな家を建てるポイント
平屋風だけでなく、二階建てでも言えることですが、おしゃれな家とはどんな特徴があるのでしょうか?
- こだわりを感じさせる部分が1つある
- テイストに統一感がある
- 外観デザイン
こだわりを感じさせる部分が1つある
こだわりとは、家を建てたい人が大切にしていて好きな部分ですね。
例えばウッドデッキがあるとか、窓の形がヨーロッパ風など、建てたい人の好みが反映されると良いですね。
平屋風だとリビングに大きい掃き出し窓を設け、その先にウッドデッキを配置するのはオススメです。
ウッドデッキをつけると見た目だけでなく、実用的も空間がひろがります。
テイストに統一感がある
テイストに統一感があるとは、何か好きなテーマを選んでそれで統一するということです。
キッチンやリビングなどは同じテイストで揃えて、二階建て部分は別テイストというのも、それはそれでOKです。
ではどんなテイストがあるのか、具体例をあげてみます。
【ナチュラル】北欧風のナチュラルな家具と相性がよく、植物を飾りたい人へオススメ。
【カフェ風】カウンターキッチン、レンガの壁、カフェのような空間が好きな方へオススメ。
【ヴィラリゾート風】海外のリゾートホテルなどにいるイメージを与えたい人にオススメ。
【フレンチシック】フランスの田舎のようなインテリア、白いアンティークやレースが好きな人にオススメ。
その他、カントリー風やアメリカン風、もちろん和風とあり、平屋風ではどのテイストでも合います。
ただし、家の大きさによってはデザインのテイストが合わない場合もあるので、よくシュミレーションしてもらいましょう。
外観デザイン
外観デザインで大切なのは、街並みに調和させること、二階建て部分も含めてシンプルな色や線で統一することです。
また平屋風をおしゃれにするには、外壁で差をつけましょう。
例えば、素材の組み合わせを塗り壁とレンガとか、木目と金属にしてみると、個性的なデザインにすることができます。
窓も外観デザインの大きな要素ですが、形状だけでなく開き方も重要です。
引き違い窓よりも、可能ならFIX窓や滑り出し窓を使って、ガラス面を大きく見せるとモダンな印象になります。
また植栽計画も重要で、ウッドデッキから眺めるのに、低木やハーブ類を植えても良いですね。
庭先に木や花を植えるのは、住む人や家の前を通る人の心を和ませてくれます。
庭に木を植えることで、歴史ある街の日本家屋のように、街並みに溶け込むことができるのです。
また屋根についてはとても重要ですので、後ほど詳しく解説しますね。
平屋風二階建ての屋根で人気なのは片流れや三角屋根
屋根は雨や雪、風や日差しから家族を守るのと、外観イメージに大きく影響します。
特に平屋風は、従来の二階建てに比べ屋根が大きく取れるため、外から見たときにかなり目立ちます。
最近の平屋風によく使われるのは、都会的なイメージの片流れです。二階建て部分からかなり勾配をつけて流れています。
引用:SUUMO
カントリー風や南欧風がお好みなら、切妻(きりつま)や寄棟(よせむね)といった、オーソドックスな三角屋根を選ぶと良いですね。
引用:アイフルホーム
引用:SUUMO
平屋風に限らず、どの屋根にするかを考えるとき、建てる地域との兼ね合いは重要です。
例えば、匂配をつけると水が流れるので、雨や雪が多い地域にはオススメです。
雨漏りなどのリスクも少なく、また屋根が高くて見た目も良くなります。
しかし勾配が高いと、メンテナンスのときに足場が多く必要になるなど、コストがかさみます。
また平屋風には、屋根に断熱材を入れる方がベターです。
平屋風では屋根の面積が二階建てに比べ大きく、暑さの影響を受けやすいためです。
平屋風二階建ての間取りおすすめ3選!
平屋は便利で人気なのに、実際に建てるとなると諦めてしまう人が多いのは、以下の理由があります。
- 居住面積が足りない
- 建築費がかさむ
- 防犯面が気になる
しかしこれらの問題は、平屋風の二階建てにすることでまるっと解決します。
居住面積が足りない点は、平屋風にすると一階は広いリビング、ニ階には1、2部屋を作ることで解消されます。
二階に分けることで、家族間のプライバシーにも考慮できますよね。
また同じ面積だと二階建てに比べて、平屋の方が広い土地を確保する必要があるために、建築費がかさみます。
しかし平屋風だと、二階部分に部屋が増えることで、敷地面積を減らせて建築費も下がります。
平屋だと道行く人と目線が同じ高さになりがちなので、防犯面が気になりますよね。
それを平屋風にすると、上部に窓を持ってくることができるため、防犯も採光も解決できます。
そんないいところ取りの平屋風の間取りとは、どんな感じになるのでしょうか?
【2LDK+土間収納+趣味スペース】↓画像をクリックすると拡大します。
引用:SUUMO
平屋風の場合、天井高を確保して吹き抜けやロフトにすれば、おしゃれで開放感のある空間ができます。
こちらの間取りも、リビングと主寝室の上部が吹き抜けになっています。
二階建て部分は子ども部屋と趣味スペースを確保しています。リビングと主寝室から見えるウッドデッキも素敵ですね。
【4LDK+納戸+ロフト】↓画像をクリックすると拡大します。
引用:SUUMO
広いリビングの上部は吹き抜けになっており、奥には土間になる納戸があるので収納もたっぷりです。
二階には子ども部屋ごとにロフトがあるので、子どもたちが喜ぶこと間違いなしの間取りですね。
【4LDK+小屋裏収納+WIC】↓画像をクリックすると拡大します。
引用:SUUMO
キッチンとリビングが吹き抜けになっており、とても開放的な間取りですね。
真ん中にホールを設けることで、上にこもりがちなキッチンの匂いを遮断する事もできそうです。
小屋裏収納やウォークインクローゼットがあるので収納力もバッチリです。
まとめ
- おしゃれな家には、こだわりの部分やテイストの統一感がある
- 平屋風は屋根が大きくなるので、形や素材に凝るとおしゃれになる
- 平屋風の間取りにはウッドデッキや吹き抜け、二階建て部分には小さめの部屋を持てる
今回は新しい家の形、平屋風の二階建てについて考えていきました。
平屋風は平屋と二階建てのいいとこ取りなので、おしゃれで実用的なところが気になりますね。
この記事があなたの家造りのヒントになると幸いです。良い家が見つかるといいですね。
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