大晦日にやってはいけないことがある!?得する開運術もご紹介!
年末になると仕事も大詰めで忙しくなったり家族の集まりがあったりと、気持ちもどこかせわしなくなってきますよね。
その中でも1年の締めくくりである大晦日は昔からやってはいけないと言い伝えられていることがいくつかあるんです!
- 台所仕事
- お正月飾り
- 餅つき
- 大掃除
これらはやらない方が良いとされています。
正月飾りや餅つきを大晦日にやっていけないということはご存じの方も多いのではないでしょうか?
他に普段行っている家事の中にも実は大晦日には避けた方が良いことが隠れており、例を挙げると大掃除や煮物などの料理があるのです。
今回は大晦日に避けた方が良いと言われていることとその理由や、今年の年末年始からやってみたいと思える開運術をご紹介していきたいと思います♪
大晦日にやってはいけないことは家事の中にアリ!
さっそく大晦日にやってはいけないとされることをいくつかご紹介させていただきます。
私自身も割と知らないことがあり、その理由も知ると昔からの日本の伝統のようなものが垣間見えてきました。
大晦日にやってはいけない台所仕事
まず、台所に関係するやってはいけないことは、煮物などの灰汁が出る料理を作ることです。
理由としては、灰汁が出るという言葉は悪が出るという意味としてとらえることが出来るためです。
お正月は神様をお迎えする日でもあるので、その前日に悪(邪気)を出してはいけないと言われています。
しかし、お正月にお煮物を食べるご家庭も多いのではないでしょうか?
大晦日にせわしなく動き回ることもあまり良いといわれておりませんので、大晦日は最低限の調理で済むように前もって準備をしてみても良いかもしれませんね。
大晦日にやってはいけないお正月飾りと餅つき
続きまして、お正月飾りと餅つきについてです。
お正月飾りはどのタイミングで飾ればよいのか、割と悩むところではないでしょうか?
お正月飾りは基本的に家の大掃除をした後に飾ります。
家の中の掃除をして清めたところで正月飾りを出し、歳神様をお迎えする準備が整うとされています。
しかし、12月29日は二重の苦という意味になってしまうので避けたい日にちです。
また、大晦日も一夜飾りと言われ、葬儀と同じようになってしまうので神様にとって失礼に当ります。
さらに、餅つきも大晦日は避けた方が良いとされています。
29日につく餅は苦餅、大晦日につく餅は一夜餅と言われ、お正月飾りと同じような理由で避けた方が良いのです。
と言うことで、お正月飾りと餅つきのベストタイミングは28日です!
28日は二重に末広がりと言われており大変縁起のいい日にちとされています。
年に1度の餅つきをお子様と楽しむご家庭も多いのではないでしょうか?
私も子供のころは出来立てのお餅を食べるのがとても楽しみでした。
楽しいイベントも日取りを考えながら行うとより充実したものになりそうですね♪
また、門松は歳神様を家にご案内するための目印として玄関先に飾るものですので、準備ができるご家庭はお正月飾りと一緒に玄関先に飾ってあげましょう。
大晦日にやってはいけない大掃除
さて、お正月飾りを飾る前に大掃除をしましょうとお話ししましたので、大掃除も大晦日を迎える前に終わらせるのが良いことのひとつです。
大晦日にせわしなく動き回っていては歳神様も入りにくいので、働かずにゆっくりしていなさいという昔からの言い伝えがあるようです。
そうでなくても大晦日までバタバタと掃除や家事をするのはなんだか落ち着きませんよね。
その年最後の掃除を掃き納めといいます。28日ごろまでに大掃除を終わらせて、大晦日は軽い掃き掃除程度で掃き納めが出来るのが望ましいですね。
ですが、どうしても大晦日までに大掃除まで手が回らないご家庭もあるのではないでしょうか?
そんな忙しい方も無理はせずにもともと光るような部分はさっと拭き掃除をしてみたり、目につくところの埃を払ったりするだけでも気分が変わってくるかと思います。
大掃除で一気に掃除をしなくてはいけないわけではありませんので、大晦日が近づくころに毎日少しずつ気になるところをきれいにし始めても良いかもしれませんね♪
そもそも大晦日ってどんな日なのか?
大晦日は1年の最後の日のことを指します。
旧暦では月ごとの最終日を晦日(みそか)と言い、1年の最後である12月の最終日を大晦日と呼ぶのです。
大晦日には歳神様を祀るための準備をし、夜通し家から出ずに祈願をする歳籠りをするというのが昔の行事であり、今の大晦日の風習にもつながってきているのです。
年越しにかけて108回鳴らされる除夜の鐘も、鐘の音によって迷いや苦しみを断ち切ると言われているんですよ♪
大晦日にやってはいけない年越しそばの食べ方は?
大晦日と言えばなんといっても年越しそばですよね!
大晦日の行事としてこれだけは食べるご家庭も多いのではないでしょうか?
私の実家では温かい年越しそばを食べていましたが、嫁いだ先ではざるそばだったりとご家庭によって食べ方もいろいろありますよね。
そんな年越しそばについても少し掘り下げてみたいと思います。
大晦日に年越しそばを食べる理由は何?
そもそも大晦日にそばを食べる理由は何なのでしょうか?
諸説ありますが、長く伸びるそばのように寿命や良い運が伸びますように、はたまた切れやすいそばのように1年の苦労や災いを断ち切るという説が有名です。
昔から人々は大晦日になると、長くもあり切れやすくもあるそばに願いを込めて食べていたようです。
最近では幸せが太く長く続きますようにと年明けにうどんを食べるというのも広がってきていますよね!
人々の生活が続いていく中で昔からの風習と新しい考え方が入り混じっていくのはなかなかに面白いものです。
年越しそばはいつまでに食べれば良い?
年越しそばはどのタイミングで食べるのがベストなのでしょうか?
もちろん大晦日の年越し前がベストタイミングです。
しかし、先ほどご紹介したように1年の苦労や災いを断ち切るために食べるのであれば、年は跨がないように年内に食べきってしまうのが良いでしょう。
そばにかける願いによって、食べきるタイミングが変わってきそうですね。
また、年越しそばに入れる具ですが、ネギがおすすめです!
ネギには、苦労を労うや昔の言葉で祈ると言う意味をかけて、1年の苦労を労い新しい年の幸福を祈ると言う意味があります。
ネギ自体も免疫力を高めたり、疲労回復や殺菌作用などの効果がありますので、寒い冬にはもってこいですよ!
また、年越しそばは縁起物になりますので、ぜひ残さずにおいしく食べてくださいね♪
大晦日にやっていけないことの次はお正月の開運術をご紹介!
さて、大晦日にやっていけないことをご紹介してきましたが、やった方がいいことも気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
新年を迎えるにあたって、せっかくなら幸運も呼び込めるような準備をしたいですよね。
特に大晦日は新しい神様と古い神様が両方いらっしゃる大切な1日です。
大晦日までにもろもろの準備が出来ていないと、ご利益を逃してしまう可能性もあるかもしれません!
最後にお家で手軽にできる開運術をいくつかご紹介したいと思います♪
日没前に入浴を済ませて身を清める!
いつもであれば入浴は夜ご飯を食べた後や寝る前に済ませる方がほとんどではないでしょうか?
しかし、大晦日に限っては日没前に入浴を済ませてしまうのがベストです!
その年の最後に入るお風呂は年の湯と言います。
昔はお祭りなどの特別な日にしかお風呂に入ることができませんでしたので、入浴は特別な日の行事のようなものでした。
昔からの名残ではありますが、明るいうちに身を清めて日没後は家族団らんしながらのんびりと年越しを待つことが良いとされています。
個人的な感想ですが、明るいうちにお風呂に入るとなんだかぜいたくな気分にもなれるのでおすすめですよ♪
いつも行く神社へ行き一年の無事を感謝する
お正月に初詣に行く方は多いのでは思います。
ですが、年末に参拝に行くことは実は初詣よりも大切なことなんです!
初詣で神様にお願い事をしたら、その1年はどうだったのか報告とお礼をしに行ってみましょう。
初詣でどんなお願い事をしたのか、果たしてそれが叶ったのか、1年を振り返るいい機会にもなるのではないでしょうか?
たしかに私がもし神様だとしたら毎年お願いだけされても…と思ってしまうかもしれません。
この1年間無事に過ごさせていただきありがとうございましたと足を運ぶことで、来年の願い事も叶いやすくなるかもしれませんよね♪
大掃除はトイレ掃除をして金運を上げよう
年末の大掃除はいつもやらない場所を攻めたい気持ちもしますが、いつもやる場所を徹底的にきれいにするのもアリです。
そこで、大掃除をする中で金運を上げたい場合に、とくに綺麗にした方がいい場所はトイレです!
風水で考えるとトイレは悪い気がたまりやすい場所なんです。
いつも行っているトイレ掃除よりももっと丁寧に、見えない部分のほこりや壁や床も磨くと良いでしょう。
飲食店やスーパーなど、どこへ行ってもトイレのきれいさは特に気になってしまいませんか?
トイレがピカピカだと清潔感もありますし、気分もすっきりするので年末に限らずおすすめの掃除場所です♪
布団の周りはスッキリさせて良い夢を
運気アップに関してもうひとつおすすめなのが、自分の寝ている場所の環境を整えることです。
頭の周りにものがたくさんあると、良い気を吸収できないと言われています。
携帯電話などの電磁波も悪い運を引き寄せてしまうとも言われているのです。
ですので、枕元には極力ものを置かないことをおすすめします。
電磁波を出すものは寝るときに枕元から離しておくと良いですね。
また、暖かい色のナイトライトや、好きな香りのアロマを焚いてリラックスできる寝室を作ってみてください♪
ちなみに、睡眠時におすすめの香りは目の疲れや肩こりにも効果のあるラベンダーやストレス緩和効果のあるオレンジスイートなどが代表的なものです。
最近は雑貨屋さんなどでアロマもたくさんの香りが出ていますので、自分のお気に入りの香りを探してみるのも楽しそうですよね♪
一富士二鷹三茄子と初夢が気になる時期でもありますので、できるだけ整った環境で良い夢が見れるように工夫してみるのも良いかと思います。
お部屋に観葉植物を飾って運気アップ
生きている植物は悪い気を浄化してくれるといわれていますので、お花屋さんなどでお気に入りの植物を見つけてみましょう!
葉っぱが大きければ大きいほど悪い気を吸ってくれるらしいのですが、お部屋の大きさに合わせてインテリアの一部として飾ると見栄えも良いですよね。
私も観葉植物が好きで小さい鉢のガジュマルを育てていますが、目につくところに緑があるのはなんだかリラックスできて、確かに運気が上がりそうな気がします♪
まとめ
- 大晦日に灰汁がでるような料理は悪が出ると言われているので避けた方が良い。
- お正月飾りと餅つきは29日と31日を避けて行う。
- 大掃除は大晦日までに終わるようにする。大掃除が出来ない場合は小さなところでも良いので綺麗にしてみる。
- 年越しそばは基本的に年明け前に食べきる。
- 入浴は日が落ちる前に済ませ、身を清めた状態で年越しを待つと良い。
- 初詣だけではなく、1年の報告とお礼をしに年末に参拝をする。
- 掃除は運気アップにつながる一番の近道。大掃除はいつもより丁寧に。
- 寝室はたくさんのものを置かないスッキリとした空間にして運気アップ。
- 観葉植物も運気アップのアイテム。お部屋におひとつ置いてみましょう。
毎年やってくる大晦日ですが、今までご紹介したやっていけないことはご存じでしたでしょうか?
年末年始をご実家で過ごす方はご年配のご家族様の知恵袋のおかげで知っているものも多かったかと思います。
普段行っていることが大晦日の日はタブーになってしまうことがありましたが、昔からの言い伝えですので現代的に考えると絶対と言うわけではありません。
また、地域によっても大晦日の過ごし方は千差万別なのではないでしょうか。
自分の住んでいる土地の大晦日の風習を知り、守れる範囲で守って、今年も穏やかな大晦日、お正月を迎えていただければと思います。
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