衣類乾燥機が置けない?解決する設置方法や自立スタンドを紹介!
衣類乾燥機が置けないときは自立スタンドを使うと設置することができますが、自分に合ったものを良く調べなければいけません。
衣類乾燥機を検討しているけれど、自宅洗面所にある洗濯機の上にはスペースがないので、衣類乾燥機が置けない!そんな方はいませんか?
実は我が家でも以前、衣類乾燥機を検討しましたが、洗濯機の上に棚があって衣類乾燥機を置く場所がないため、断念しました。
そんな方に朗報です!実は、衣類乾燥機は洗面所の洗濯機置場以外にも設置できます!
この記事では、衣類乾燥機の様々なパターンでの設置方法を紹介します。
また、どうしても衣類乾燥機が置けない!という方のために、最終手段や奥の手も用意しました。
衣類乾燥機を検討している方は、事前にチェックをして、せっかく買ったのに置けない!なんてことがないようにしましょう。衣類乾燥機の検討順に目次を書いていますので、お悩み状況に応じてチェックしてくださいね♪
衣類乾燥機が置けない!!解決する方法は2つあった!!
調べてみると、衣類乾燥機を買ったけれども、自宅の洗面所に置けない!という声はいくつかありました。
中には、大工さんに頼んで棚を作ってもらったけれど、サイズが合わずに再度工事をしてもらったため、数万円もかかったという声もありました。
ここでは、洗面所に衣類乾燥機が置けないかもしれないという悩みを解決する方法を紹介します。
衣類乾燥機は洗濯機の近くに置かなくてもいい
そもそも、衣類乾燥機を置く場所は、絶対に洗面所の洗濯機の近くでなければいけないのでしょうか?
答えはNOです!
もちろん動線を考えると、洗濯機の近くに置いて、洗濯物を洗い終わった後ですぐに乾燥機に入れたほうが便利です。
ただ、動線を意識せず考えると、家の構造や購入する衣類乾燥機の種類によっては、必ずしも洗濯機の近くに衣類乾燥機を置く必要はありません。
衣類乾燥機は2種類ある
まず、衣類乾燥機は洗濯物を乾かす方式によって、大きく分けて電気式衣類乾燥機とガス式衣類乾燥機があります。
ガス式衣類乾燥機は、ガスの力で暖かい風を出し、衣類を乾燥します。
衣類を乾かす際に出た湿った空気をそのまま排湿ダクトを通して出すため、排水口が不要です。
つまり、洗面所に置く必要はありません。
一方、電気式衣類乾燥機は、電気の力で暖かい風を出し、衣類を乾燥します。
衣類を乾かす際に出た湿った空気に冷風を当てることで水にします。そのため排水口は必要です。
裏を返せば、排水口さえあれば、洗面所に必ず置かなければならないものではありません。
調べてみると、普通の部屋に置いている方もいます。
また、どちらの場合も条件を満たしていれば、ベランダにも置くことができます。衣類乾燥機を設置するための詳細条件は後程詳しく紹介します。
では、2つの方式のどちらが自分の求めている衣類乾燥機なのでしょうか?メリット・デメリットを詳しく説明します。
ガス式は乾きが早い
ガス式衣類乾燥機は、ガスの力で温風を出すことで衣類を乾かす方式です。主なメーカーはリンナイなどがあります。
ガス式乾燥機 リンナイはやい乾太くん(RTD-54S-SV)
電気式は簡単導入
電気式衣類乾燥機は電気の力で温風を出し、衣類を乾燥する方式です。主なメーカーは日立・パナソニック・東芝などがあります。
私が特におすすめするのは、日立の衣類乾燥機です。
衣類乾燥機はデリケートな衣類に使うと傷めてしまうのでは?と心配でした。
この日立の衣類乾燥機は衣類に合わせてヒーターか風乾燥を選べます。デリケートな素材は風乾燥で優しく乾燥♪
生乾きや湿っぽい衣類を仕上げ乾燥するときに便利な仕上げコースもあり、小さいながら使い勝手がよいですよ。
電気式乾燥機 日立衣類乾燥機DE-N50WV(W)
それぞれの初期費用・維持費・設置方法などを調べました。
ガス式乾燥機・電気式衣類式乾燥機の特徴詳細
クリックすると拡大します。
※ガス式類乾燥機はリンナイ(RDT-54S-SV)・電気式衣類乾燥機は日立(DE-N50WV)で比較。
※1回当たりのコスト計算は、ガス式衣類乾燥機は都市ガス・電気式衣類乾燥機は東京ガスで計算。
※設置費用は工事コストを除いた部品のみの価格。
ガス式・電気式衣類乾燥機のメリット・デメリットを簡単にまとめるとこのようになります。
- メリット:本体価格・設置費用は掛かかるが、維持費が安い
- デメリット:基本的にはガス管工事が必要
- メリット:本体価格・設置費用は安く、工事不要
- デメリット:衣類乾燥の時間がかかるので、維持費がかかる
すなわち、洗濯物を手早く乾燥をする必要がある方や、維持費を下げたい方はガス式乾燥機のほうがおすすめです。
初期費用をかけずに衣類乾燥機を導入したい方は、電気式衣類乾燥機が向いています。
衣類乾燥機を置けない場所
じゃあ、ガス式・電気式衣類乾燥機のどちらも、排水口や排湿口があればどこでも置けるの?というと、そうではありません。
- 風呂場の中など湿気の多い場所
- 40℃以上になる場所・直射日光が当たる場所
- 有機溶剤(シンナー・ベンジンなど)を使う場所
- 密閉した場所
- 24時間換気システムの吸込口の近く
- 直接水や雨がかかる場所
- 給気がとれない場所
- 屋内で排湿筒が設置出来ない場所
- 直接屋外へ排湿できない場所
- 上下4.5㎝以上の隙間がない場所→床に直置き不可
- 両側面・背面・上面4.5㎝以上、下面10㎝以上の隙間がない場所→床に直置き不可
- アース線が取り付けられない場所
これらの要素がない場所なら、衣類乾燥機を設置できます。
衣類乾燥機が置けないケースで多いのが、両側・背面・上下面の隙間が足りないというものです。
どうしても不安な方は、ご自宅にガス式衣類乾燥機を設置できるかを事前判断するためのサイトもあります。ぜひ、参考にしてくださいね。
引用:リンナイ
また、電気式衣類乾燥機は各機種で寸法を含めて製品仕様が公開されているので、事前にチェックしましょう。
ポイント1:衣類乾燥機の方式から検討しよう
漠然と衣類乾燥機が欲しいけど、置けないかもしれないと不安な方は、まずはどの方式の衣類乾燥機が欲しいのかを考えてみましょう。
その際に注意することは、紹介した衣類乾燥機が置けない場所でないことと、各方式の設置に必要な条件を満たすことです。
電気式衣類乾燥機は、排水口とアース線が確保できれば設置可能です。
ガス式衣類乾燥機も、必ずしも洗濯機の上が設置場所でなくても大丈夫です。
ただし、ガス式の場合は、排湿ダクトが必要になるので、工事が必要です。
一口に衣類乾燥機と言っても2種類あります。それぞれの特徴を理解して、使用環境にあった衣類乾燥機を選ぶところから始めましょう。
衣類乾燥機の自立スタンドが置けない場合もある
さて、どの方式の衣類乾燥機にするかを決めて設置場所にめどを付けたら、自立スタンドが置けるかどうかを検討します。
繰り返しになりますが、電気式・ガス式衣類乾燥機のどちらも床に直接は置けません。
スタンドが必要です。
こちらも調べてみると、自立スタンドが置けないというケースもありました。
そんなことがないようにスタンドの特徴を理解して、最適なものを選びましょう!
衣類乾燥機は自立スタンドの他にも設置方法がある
まず、押さえておかなければいけないのは、衣類乾燥機を置くためのスタンドは、大きく分けて3種類あるということです。
それぞれの特徴と注意点を説明します。
衣類乾燥機スタンドの種類
- 直付けスタンド:洗濯機に器具を設置して、その上に衣類乾燥機を設置する形
直付けスタンド 日立 ぴったりスタンド(DES-P32-S)
この自立スタンドは衣類乾燥機と洗濯機のメーカーが同じで、どちらも直付スタンド対応でないと基本的に取付けできないので注意してください。
- 自立スタンド:スタンドの下に洗濯機が入る形
自立スタンド 日立のびのびスタンド(DES-N76-S)
- 床置き用スタンド:低めのスタンドで下には洗濯機が入らない形
床置き用スタンド 日立(DES-Y11-H)
また、スタンドの形状ではないですが、上記3つの他に壁付け式もあります。
- 壁付け式:金具を壁に取り付けて、壁に衣類乾燥機を設置する方法
日立 衣類乾燥機専用 壁掛金具 (DEW-6)
ポイント2:スタンドを選んで採寸しよう
どの設置方法を選んだらいいか判断するため、衣類乾燥機の設置方法別メリット・デメリットをまとめました。
衣類乾燥機スタンド種類別メリット・デメリット・おすすめの人
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衣類乾燥機のスタンドは基本的には購入する衣類乾燥機のメーカーと同じメーカーのもので揃えます。
もし、ご自宅にある棚などでサイズと耐荷重の要件を満たしているものがある場合は、そちらを活用いただいても構いません。
ちなみに、衣類乾燥機本体の重量は約25㎏~45㎏あります。
メーカー専用スタンドにする場合も、ご自身で用意をする場合も、衣類乾燥機を購入する前に必ず寸法を測るようにしてください。
衣類乾燥機が置けない場合の設置最終手段と奥の手
ガス式は初期費用が掛かるし、生活スタイルにはマッチしない。
電気式衣類乾燥機にしたいけど、排水口は洗面所にしかないし、どうしてもスタンドが置けない!
そんな方に紹介する設置方法があります。また、それでも置けない場合の奥の手も考えてみました。
最終手段:水パイプ+バケツで代用する
調べてみると、電気式衣類乾燥機5㎏の場合の排水量は約2.6ℓです。
洗濯物を乾かす際に出る水蒸気を水にして排出するだけなので、洗濯機のように水がジャバジャバ排水口から出てくるわけではありません。
それなら、排水パイプに容器を置いて排水させてしまえばいいのでは?
メーカーの製品説明書にも排水口がない場合、バケツなどに排水ができると書かれていました。
排水ホースの下に容器を置いて、水が溜まったら手動で捨てます。
奥の手1:衣類除湿器を検討する
最終手段でも、設置条件を満たさず置けない場合もあるでしょう。
そんな方は、そもそも衣類乾燥機でなければ解決できないのか?と改めて考えてみてはいかがでしょう。
例えば、雨の日の洗濯物を乾かすために、衣類乾燥機が欲しいという方やはいませんか?
そういう方は、衣類除湿器を検討してみてはいかがでしょう。
衣類除湿器とは、部屋の除湿をするための除湿器に、送風機能を強化し衣類を乾燥する機能をつけたものです。
洗濯物を干すという手間はかかりますが、室内でもカラッと洗濯物を乾かすことできますよ。
本体価格は対応する部屋の大きさによりますが、電気式衣類乾燥機と同じくらいです。
パナソニック ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 (F-YHTX200-S)
奥の手2:ドラム式衣類乾燥機に買い替える
どうしても衣類乾燥機が欲しい!洗濯機の近くに衣類乾燥機を置きたい!でも、設置できる場所がない!
そんな方は、コスト度外視ですが、ドラム式衣類乾燥機に思い切って買い替えてしまうというのはいかがでしょう。我が家はこのパターンでした。
ちょうど洗濯機を買い換えるタイミングと重なったので、工事費用や動線を考えて、思い切ってドラム式衣類乾燥機に買い換えました。
我が家は、5年前に購入したシャープのドラム式衣類乾燥機を使っています。
正直に言って、導入コストは衣類乾燥機単体と比較すると高いです。
購入当時の価格は、23万円くらいでした。電気式衣類乾燥機の本体価格と比較すると約4倍ですね。
ただし、最新式の洗濯機と衣類乾燥機を同時に購入すると考えると、そんなに差はないのかな?ということで、購入しました。
もちろん、電気式衣類乾燥機なので、乾燥時間は5㎏で約5~6時間かかります。
また、衣類乾燥機単体と違い、乾燥をしているときに洗濯機能は使えません。
そのため、洗濯物を洗う順番を考えないと、タオルやベットシーツが洗面所にあふれて大変なことになります。
ドラム式衣類乾燥機を買ってよかったか?と言われると、長い目で見ていい買い物をしたなと、みんな大満足です。
タオルはふわふわになって主人も満足ですし、私も洗濯物を干す枚数も少なくなり、時短になりました。
まとめ
- 衣類乾燥機は設置できる条件を満たせば、洗濯機の上以外に置ける
- 衣類乾燥機は、ガス式と電気式の2種類がある
- ガス式衣類乾燥機は、ガス管工事が必要
- 電気式衣類乾燥機は、排水口・アース線が必要だが、基本的に工事不要
- 衣類乾燥機は床に直接置けないので、スタンドが必要
- 購入前に衣類乾燥機の方式別設置方法とスタンドサイズを必ず確認する
衣類乾燥機を買いたいけれども、自宅の洗面所に置けないかもしれないという悩みの解決策を紹介しました。
衣類乾燥機を洗面所に置けないかもしれないと悩む前に、検討すべきポイントは2つです。
まずは、電気式・ガス式衣類乾燥機のどちらがご自身の生活にあっているかを検討しましょう。
衣類乾燥機は乾燥方式で2種類があります。電気式・ガス式で設置条件やメリット・デメリットも異なるので、よく理解しましょう。
つぎに、設置したい場所にあった方式のスタンドを選びましょう。
基本は、購入する衣類乾燥機メーカーが販売しているスタンドを推奨します。
購入前に、必ず確認をしないといけないことは、各方式の衣類乾燥機において設置できる場所であるかと、本体・スタンドのサイズです。
それでも衣類乾燥機が置けないかもしれないと心配であれば、事前にメーカーや家電量販店に問い合わせてください。
最後のステップまで検討しても、衣類乾燥機が置けないようであれば、奥の手も検討しましょう。
電気衣類乾燥機の場合は、排水パイプ+バケツで対応するという手もあります。
決して安い買い物ではないからこそ、なぜ衣類乾燥機がほしいのか?何を重視しているのか?をじっくりと考えてから購入してくださいね。
ここまでのステップを踏めれば、衣類乾燥機が置けない!ということは起こらないです。
自分に合った衣類乾燥方法を選びましょう!
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