日傘は何時までさすの?夏以外は?紫外線が強い時間帯や時期とは
日傘は数ある紫外線対策アイテムの一つです。
またここ数年の猛暑の影響で、暑さ対策として日傘を使う方も増えてきました。
最近では紫外線による日焼け・シミ以外にも、皮膚がん・白内障等身体への影響が懸念されています。
出来るだけ紫外線からお肌を守りたいですよね。
ただ日傘って大体何時から何時までさすのか悩んだことはありませんか?
このタイミングでさすのは早すぎる?いつまでもさしていたら変だと思われる?でも紫外線対策はしたい!私もそう思っていました。
この記事では日傘が必要な時間帯・時期、目的に合わせた日傘の選び方も解説致します!
これを見ればもう迷いながら日傘をさすことはありませんよ♪
日傘は何時からさす?8時から!
結論から言いますと8時からです。
しかし時期により紫外線の強さは異なりますので、月別に解説します。
まず気象庁が月別に、1時間ごとの紫外線情報を発表しています。
そちらにはUVインデックスという、世界共通の紫外線の強さを指標化したものを使って表示されています。
引用:気象庁
こうして見ると何時がUVインデックスの値が高いか一目瞭然ですね。
UVインデックスに応じた紫外線対策は以下の通りです。
「国内でも環境省からUVインデックスが3以上の場合はできるだけ日差しを避け、8以上の場合はできるだけ外出を控えたほうがよいといった具体的な対処方法が示されている。」
引用:気象庁
UVインデックスの数値が3以上だと、日傘が必要ということになりますね。
続いて上記のグラフを基に、月別UVインデックスが3以上になる時間をまとめました。
観測地点はつくばで、UVインデックスの数値が2.8以上のものは3としています。
・5~8月 8:00~
・4、9~10月 9:00~
・3、11月 10:00~
・2月 11:00~
・1月、12月 3以上の日なし
これらをふまえると、日傘は朝の8時以降にさしていればどの季節もひとまず安心ですね。
日傘は何時までさすと紫外線対策が可能?15時まで!
では日傘は何時までさすのか?こちらについてですが、15時までです。しかし補足があります。
まず先ほどのUVインデックスのグラフを同条件で見て、数値が3以上になる時間はこちらでした。
・5~9月 ~15:00
・3~4、10月 ~14:00
・2月 ~13:00
・11月 ~12:00
・1、12月 3以上の日なし
最大15時までということになりますね。
しかし15時以降でも日差しはありますし、紫外線量は少なくなっているといえど微量はありますので油断は出来ないのです!
15時以降は太陽の位置が低くなりますので、その分紫外線が顔に直接当たりやすくなります!西日は要注意です!
ですので暑さ対策として日傘をさすのは15時まででも大丈夫ですが、より紫外線対策を徹底されたい方は日没までさしているとより安心ということです。
また10時~14時が1日の中で最も紫外線が多い時間帯とされており、この時間の紫外線量は1日の約50%といわれています!
日傘必須の時間帯ですね。夏は特に日が出ている間は日傘が手放せなくなりそうです。
もし紫外線対策を年中徹底したい!ということであれば、気象庁のホームページからUVインデックスの予測を、1時間単位で確認することが出来ます。
またお天気アプリからでも紫外線予報が見られます。
お出かけする直前にチェックしてみると、効率的良く紫外線対策が出来ますね♪
日傘を何時に使うか分かったら必要な時期も確認!
日傘をさしている方を特に見かける季節は、夏を思い浮かべるのではないでしょうか。
今度はUVインデックスのグラフの、月別の値を見てみます。
引用:気象庁
確かに7,8月のUVインデックスの値がどちらも6.0以上と、年間で最も高いですね。
しかしそれ以外の月も中程度の値が出ていますので見てみましょう!
夏以外も油断大敵!
3月~10月がUVインデックスの値が3.0以上となり、日傘が必要になります。
この中でも4~8月がUV-Aの値が年間で最も高い時期とされています。
また5~8月はUV-Bの値が年間で最も高い時期とされています。
UV-A・・・・シワやたるみの原因となる紫外線の波長
UV-B・・・・シミや色素沈着の原因となる紫外線の波長
その為夏以外でも、特に4~5月も夏同様の紫外線対策をしている方が良いということです!
のんきに春の陽だまりが気持ちいい~♪と何の紫外線対策もせずに外をお散歩していた自分にゾっとしました。
くもりの日も日傘は必要!
実は日傘は晴れの日以外にくもりの日も必要なんです!
快晴時の紫外線量を100%とすると、少し雲があれば約80~90%、曇天は約60%、雨は約30%になります!
曇っていても、思っていた以上に紫外線量がありますね。
暑さ対策として日傘をさす場合、曇りの日は不要かもしれませんが、紫外線対策として日傘をさす場合は曇りの日でも必須ですね。
よし!日傘が必要な時間帯と時期が分かったからもう紫外線対策はばっちり!…と思う前に…。
日傘には実は寿命があり、大体2~3年とされています。
長年使われている方はこの機会に買い替えをご検討されてはいかがでしょうか?
以下日傘を選ぶときのポイントです。
・遮光率を重視
・色は白などの明るい色
・生地は麻や綿
・UVカット率を重視
・色は黒などのダーク色
・内側の色も黒などのダーク色
・生地はポリエステル
遮光率・UVカット率ともに100%の日傘がこちらです!
カラー展開も豊富でおしゃれなので、暑さ対策・紫外線対策のどちらでも使えそうですね♪
因みに最近では男性用日傘、子供用日傘も注目されています!
男性用日傘はこちらです。
シンプルで持ち運びやすい折り畳み式です。小さなバッグにも入りますよ♪
子供用日傘はこちらです。
子供は傘が好きなので、晴れの日でもさせる傘は喜びそうですね。
晴れの日に雨傘+長靴でおでかけしたいと駄々をこねていた娘が懐かしいです。
まとめ
- 日傘が必要な時間帯は8時~15時。
- 紫外線対策を徹底したい場合は15時~日没までさす。
- 日傘が必要な時期は3月~10月。特に4~5月、7~8月は紫外線が強い。
- くもりの日でも紫外線があるので、紫外線対策をする場合は日傘が必要。
- 日傘の寿命は約2~3年。
- 暑さ対策の為の日傘なら、高遮光率・白色・麻や綿などの素材を選ぶ。
- 紫外線対策の為の日傘なら、高UVカット率・内側外側共に黒色・生地はポリエステルを選ぶ。
- 男性用、子供用日傘もある。
近年の猛暑は性別・年齢問わず身体にこたえますよね。
女性ももちろんそうですが、男性も暑い日もスーツを着ないといけなかったり、子供は炎天下のなか学校へ行かないと行けなかったり…。
ぜひ日傘で身を守って下さい。あるのと無いのとでは体感温度も紫外線によるダメージも全然違います!
マナーを守りながら、日傘のある日常を楽しんで下さいね。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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