20代でマイホームを購入して後悔…3つの理由とその対策を徹底解説!
あなたはマイホームを購入したいけど、「まだ20代だし早いかな…住宅ローンも不安だな」と悩んではいませんか?
私も20代でマイホームを検討をする際、同じような悩みを持っていました。
でも、その悩みは「後悔の理由」を知ることで解決ができます!
理由を知ることでマイホーム購入前に対策ができますので、「マイホームを買うのが早すぎた…」と後悔することもなくなりますよ。
今回は「20代がマイホームを購入して後悔した3つの理由」や「後悔しない住宅ローンの考え方」について、現役銀行員の私が解説致します!
早いうちにマイホームを購入するメリットも解説しますので、購入に前向きになれますよ。
20代でのマイホーム購入を悩んでいるあなたは必見です!今すぐこれを読んで、納得のいくマイホーム計画を立てましょう!
家を購入するのは大きな買い物!
たまたま行ったハウスメーカーさんの言葉を信じてよく比較しないまま契約してしまい、あとから後悔する人はとても多いです。
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20代がマイホームを購入して後悔する3つの理由
20代がマイホーム購入後、後悔する理由としては主に3つあります。
- 住宅ローンの返済が厳しい
- ライフステージ・家族構成が変化した
- マイホームに対する要望が増えた
では、ひとつずつご紹介していきますね。
1.住宅ローンの返済が厳しい
マイホームを購入するにあたり、大部分の人は住宅ローンを組みますよね。
10年以上前に住宅ローンを組んだ人はみんな「私が借りた時は利率3%でしたよ」など口を揃えて言いますが、今は超低金利時代。
20代のあなたでも住宅ローンを借り入れしやすく、住宅購入のハードルはかなり下がっています。
しかし借りたのはいいものの、その後の住宅ローンの返済に苦しむ人は多くいるのが現状です。
もちろん住宅ローンの返済に悩んでいるのは20代の人だけではありませんが、特に20代に多い理由は以下のものになります。
- 奥さんが仕事を辞め、世帯収入が減少した
- 今後の年収アップを見込んで借りたものの、思ったより年収が上がらなかった
共働きで住宅ローンを考えていると、奥さんの産休・育休中や時短勤務中はどうしても収入は下がりますよね。
また、自分の体調面や子どものことで仕事を辞めざるをえない場合も十分想定されます。
そうなった時、奥さんの収入も見込んで住宅ローンを組んでいると、後々返済が厳しくなる可能性もあります。
とは言うものの、自分の年収だけで考えたら、若いうちはどうしても借り入れできる額は限られてしまいますよね。
住宅ローンは雇用形態や勤続年数のほか、現在の年収を基準に返済能力を金融機関が審査します。
もちろん柔軟な対応をしてくれる金融機関もありますが、そこで「年収が上がる見込みで借りる」のは危険!
あるアンケート結果によると、住宅購入後に年収が上がった人は29%、変わらないが39%であり、下がったと回答した人も32%にのぼっています。
- 住宅購入という大きな出来事を抱え、それがモチベーションになり、仕事の成果につながった(30代女性)
- 住宅購入した年齢が若かったため、自然と給料が上がった(40代男性)
- 年収は変わらないが、これと言ってデメリットもないので快適に過ごしている(40代男性)
- 支払がいろいろと増える中で、年収が増えていかないので困っている(20代女性)
- 会社の業績悪化により、手当やボーナスが減った。その影響で普段の生活費を削減することになった(30代男性)
- 転職したことで年収が下がった(30代男性)
もちろん若いほど年収が上がっていく可能性はありますが、あまりそれに期待しすぎず、地に足を付けた返済計画を立てるようにしましょう。
2.ライフステージ・家族構成の変化が起こった
結婚・出産・転勤・転職など、ライフステージの変化が起こりやすい20代。
- 「急な転勤が決まってしまった」
- 「両親の介護のため、実家に帰らなければならなくなった」
- 「離婚することになった」
など、さまざまなライフステージの変化で、せっかく購入したマイホームが足かせになってしまうことも。
- 母の介護をすることになって、住宅ローンに固定資産税、子どもの教育費…自分の老後資金なんて全く考えられません。
- マイホームを購入したばかりなのに離婚することになり、すでに家を売りたいです。
また、「マイホーム購入時より子どもが増え、子ども部屋が足りない」という点での後悔も多いです。
現在子どもが2人おり、マイホームも完成します。しかし、3人目が欲しくなってしまって…。部屋数が1つ足りないので悩んでいます。
こちらは事前に「将来的に子どもは何人欲しいか」夫婦で話しあうことである程度の方向性は決まるかと思いますが、想定外のことも起こり得ます。
その場合は将来的にリフォームするなり、同性の兄弟(姉妹)は同室にするなど工夫して乗り切りましょう!
「部屋が足りないから子どもはあきらめよう」など、大事な家族のことをマイホームに振り回されてしまったら本末転倒ですもんね。
3.マイホームに対する要望が増えた
こちらは20代にとてもありがちな後悔理由ではないでしょうか。
マイホームを購入する年齢層は30代が最も多く、次いで40代、その次に20代となっています。
実際20代でマイホームを購入する人は比較的少ないので、あなたのマイホーム購入時には比較対象がいないことも。
そのため、30代になり周りの友人がどんどんマイホームを購入し、家を見に行ったときに「こうすればよかった」と後悔することがあるでしょう。
一概には言えませんが、20代で借入ができる額と30代以降で借入ができる額とを比べると、どうしても30代以降の方が多くなります。
そのため、他人のグレードの高い家を見て、自分のマイホームに自信がなくなることもあるかもしれません。
その結果、せっかくのマイホームを手放す20代が少なくないのも事実。
人と比べてしまうことは仕方ないかもしれませんが、その理由で大事なマイホームを手放すのは悲しいですよね。
20代のうちにマイホームを購入する3つのメリット
もちろん20代でマイホームを購入した人が、みんな後悔している訳ではありません。
むしろ若いうちにマイホームを購入するメリットはたくさんあります!
- 定年までに住宅ローンを完済できる
- 土地や建物を資産として残せる
- 快適な生活環境が早く手に入る
では、ひとつずつ解説していきますね。
1.定年までに住宅ローンを完済できる
「家は早く買った方がいいよ!」と親戚や上司などに言われたことはありませんか?
その理由は「定年までに住宅ローンを完済できる」という大きなメリットがあるからです。
住宅ローンは35年で組むことがほとんどですが、定年が65歳だとすると、単純計算で30歳までに購入しないと定年後もローンが続くことに…。
今まで仕事を頑張ってきてやっと定年を迎えたというのに、まだまだ住宅ローンは続く…想像もしたくありませんよね。
その点では、20代という早い時期にマイホームを購入するのは大きなメリットがあると言えます。
2.土地や建物を資産として残せる
アパートなどの賃貸住宅と違い、住宅ローン返済後の土地や建物はあなたの資産となります。
私もアパートに住んでいた時は「家賃もったいないな…」と思っていたのですが、あなたもそう考えているのではないでしょうか。
実際私はマイホームを購入して、「やっぱり家賃もったいなかったな。もっと早くに購入すれば良かった」と感じています。
また、老後を考えたときに住み慣れた家の方が安心して住めますし、子どもに残してあげられるのも大きなメリットですよね。
3.快適な生活環境が早く手に入る
早いうちにマイホームを購入し、1番感じられるメリットはこちらではないでしょうか。
マイホームを購入した人から「暮らしが豊かになった」という声はよく聞かれます。
実際私も「できるだけ長い間、子どもと一緒に快適な家で過ごしたい」という想いから購入に踏み切りましたが、今の環境に満足しています。
今の住まいに何かしらの不満があるならば、生活環境を変えるという意味でマイホームを前向きに考えてみてはいかがでしょうか?
- 庭付きの家で幼い子ども2人の育児ができたことは本当に良かったです。産後の体調不良と子どものお世話で掃除が行き届きませんでしたが、収納が多かったのでストレスが減りました。
- アパートに住んでいた頃、リビングが狭く子どもが思い切り遊べないのが気になっていました。開放感とのびのび遊べる空間ができてとても満足しています。
20代でのマイホーム購入で無理なローンを組むのはNG!
「住宅ローンが不安…」あなたもそう考えて、20代でのマイホーム購入を悩んでいるのではありませんか?
いくら快適なマイホームが手に入ったからと言って、住宅ローンに追われる生活では元も子もありません。
住宅ローンでは、よく「年収の何倍」という考え方をすることがあります。
実際に住宅ローンを借りている人は年収の5~6倍程度の金額が多く、このくらいが無理なく返済できる金額だと言われています。
また、住宅ローンの借入には「返済比率」というものがあり、これは「収入に対する住宅ローン返済の割合」のことです。
一般的に返済比率は収入の30%以内が適正と言われますが、なるべく25%以内に収めるのが理想的ですね。
年収別に返済比率のシミュレーションをしてみたので、こちらもぜひ参考にしてください。
※ちなみに「年収」とは、「総支給額」を指し、年収から社会保険料や住民税などが引かれた額が「手取り額」になります。
もちろん「無理な住宅ローンを組まない」ということは20代だけに当てはまることではありません。
しかし年収が低い20代は借入額も少なくなりがち。「借りられるだけ借りようかな…」という考えで住宅ローンを組んだら後悔します!
家を建てるのがゴールではありません!住宅ローンを返済して初めて家は自分のものになるのです。
一生もののマイホーム。住宅ローンで後悔しないよう、身の丈に合った返済計画を立てるようにしましょう。
20代でのマイホーム購入を後悔しないための2つの対策
ここからは、マイホーム購入を検討するにあたり、必ず押さえておくべき2つの対策を解説します!
- 貯金はすべて使わず、残しておく
- できるだけ情報収集し、今後の生活のシミュレーションをする
では、それぞれについて解説していきますね。
1.貯金はすべて使わず、残しておく
マイホームを購入する際、頭金を入れる人も多くいますよね。
頭金を入れることで借入額やそれにともなった利子が減るので、住宅ローンの返済は楽になります。
しかし、貯金を頭金にすべてつぎ込むのは危険!手元にある程度まとまったお金を残しておくことをおススメします。
マイホームを購入すると、キレイな家に合わせて新しい家具や家電、雑貨などを買いたくなりますよね。
なるべく節約しようと思っていても、住みやすい環境にしようとするといろいろとお金が掛かります。
我が家も使えるものは前の家から持ってきていますが、それでも結構なお金が掛かりました…。
また、広い家になったことで「水道料や電気代があがった」ということもよくあることです。
それに加えて、固定資産税やメンテナンス費、賃貸の時はなかった町内会の集金などもあるでしょう。
そんな時に、家族の誰かが病気やケガをしたら…?もしもの時の備えは絶対に必要です!
- 見栄を張って、貯金の半分近くまで頭金を出しました。正直後悔しています。
- 固定資産税の高さにドン引きです。
- 我が家は4人家族、子ども部屋や自分の書斎を作りましたが、その分電気代の負担が大きくなりました。住み始めてからの費用も考えれば良かったと後悔しています。
20代で「頭金をなるべく入れたい」という考えは素晴らしいですが、その後の生活をシミュレーションして、入れる額を決めるようにしましょう。
2.できるだけ情報収集し、今後の生活のシミュレーションをする
「100%満足できる家はありません。70%満足できたら合格です。」
これは私がマイホームを購入する際、担当の営業マンに言われた言葉です。
価格、立地、内装、間取り…マイホームには多くの要素がありますが、すべてを理想通り叶えるのは難しいですよね。
特に20代でお金も限られている中、「ここは絶対に譲れない」「ここは妥協しよう」と取捨選択することは非常に重要になります。
そのためできるだけ情報収集し、家族でよく話し合い、今後の生活のシミュレーションをすることは絶対に必要な対策です。
その上で「家を買うのは今じゃない」となれば、それでも良いと思います。
あなたと家族が幸せになるためのマイホーム。よく考えて、納得できる決断ができると良いですね。
まとめ
- マイホーム購入後、「住宅ローンの返済が厳しい」「ライフステージ等の変化」により、購入を後悔する20代は多い
- 反対に、早く購入することで「定年までに住宅ローンを完済できる」「快適な生活環境が早く手に入る」などのメリットもある!
- 家は建ててゴールではない!住宅ローンで後悔しないように、身の丈に合った返済計画を立てることが大事
- できるだけ情報収集し、家族でよく話し合い、今後の生活をシミュレーションすること。よく考えた上で、納得できる決断を!
20代でのマイホーム購入、とても不安ですよね。
でもマイホームを購入したいと考えるのは「家族で幸せに暮らしたい」という目的があるからではありませんか?
繰り返しになりますが、家は建ててゴールではありません。その後、あなたと家族がどう過ごせるかが大事になります。
「マイホームになんとなく憧れがあるから、20代のうちに買おうかな…」など、安易な考えでは後悔する可能性大!
今後の生活をよく考え、よく話し合い、あなたと家族みんなが幸せに暮らせるマイホーム計画ができることを願っています。
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