定年後にしてはいけないこととは?年金や再就職の不安を解消します!

定年が近づいてくると、定年後の生活がどうなるのか、してはいけないことがたくさんあるのではないかなどと不安になりますよね。

しかし、人に迷惑をかけないことさえ頭に入れておけば、もう怖くはないのです!

でも、年金だけで生活できるのかな。
仕事を続けるにしても、せっかくだから少しゆっくりしてからがいいな。
今よりは時間ができそうだけど、何をしたらいいのかな。

たしかに、経済面から生活面に至るまで、さまざまな不安要素はありますよね。

この記事では、経済面として、定年後は年金だけに頼るべきではないことをご説明します。

これに関連して、定年後の仕事の見つけ方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、健康面と生活面として、定年後に趣味を持つべきこと、その際の家族との関わり方についても、この記事が参考になるでしょう♪

定年後にしてはいけないことは人に迷惑をかけること

定年後に家でゴロゴロするな、充電期間を作るな、など巷ではいろいろなことが言われています。

そういった情報を耳にすると、してはいけないことが結構あるのではないかと不安になりますよね。

「してはいけない」と強い口調で言われていることの根底には、共通する考え方があるといえます。

それは、人に迷惑をかけないようにするべきというものです。

特に、次の3つの側面で人(家族を含む)に迷惑をかけないことを心がけるといいと思います。

経済面

経済面に困窮して窃盗や詐欺などの犯罪に手を染めれば、多くの人に迷惑がかかります。

犯罪にまでいかなくても、子どもや親戚に資金援助を頼むというのも迷惑がかかりますよね。

健康面

会社に行かなくなったことで、生活習慣病になったり、やりがいをなくして精神状態が不安定になったりすれば、家族や周囲の人に迷惑がかかります。

健康面が不安定になると、自分にとってもアンハッピーな状態になってしまいますね。

生活面

配偶者などの家族と同居している方は、1日中テレビやソファを占領すれば同居人に迷惑となります。

生活スペースを共有しているわけですから、その使用状態を独断で変えてしまうのは、他の同居人にとっては迷惑ですよね。

このように、「人に迷惑をかけない」と肝に銘じておけば、不安になったり判断に迷ったりしたときにあなたを正しく導いてくれるでしょう♪

ちなみに、何歳で定年又は退職時期を迎えるかについては、それぞれの勤務先によっても異なります。

たとえ、それが何歳であっても、してはいけないことにビクビクする必要はないのです!

それでは、次の項目以降で、経済面、健康面、生活面などで人に迷惑をかけないようにするために具体的にどうすればよいかをご説明します。

定年後にしてはいけないことは年金だけに頼ること

定年後のことでまず初めに気になるのは、生活費が足りるのかということではないでしょうか。

定年後は、現役時代よりも食費や交際費が減る分、毎月の出費は減るだろうと予測できます。

とはいえ、年金だけで生活できるものなのでしょうか。

夫婦1組の世帯で、かつ2人とも65歳以上で無職の場合について、月の収入と支出の平均は次のようになります。

実収入実支出黒字
2015212,023271,638-59,615
2016212,241263,315-51,074
2017207,913260,034-52,120
2018221,575261,109-39,534
2019237,358267,766-30,408
2020256,660255,5491,111
出典:「家計調査結果」(総務省統計局)(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000031418113&fileKind=0、
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000031586349&fileKind=0、
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000031705222&fileKind=0、
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000031828433&fileKind=0、
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000031964785&fileKind=0、
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032106560&fileKind=4を加工して作成。数値に修正は加えていません。)

【注意事項①】

この表は、個人事業主の方と企業に勤めていた方との区別をしていない平均値となっています。

そのため、本来は、国民年金のみを受給できる方と厚生年金も受給できる方とがいます。

また、個人年金を積み立てていた方もいれば、そうでない方もいますが、この表では区別していません。

【注意事項②】

2020年度については、感染症の影響で外出を控えた方が多かったと思われます。

そのため、2020年度の数字のみを見て楽観視しない方がいいかもしれません。

この表で単純計算すると、平均して38,606円は赤字になることがわかります。

ということは、定年後はそれまでの貯金を切り崩しながら生活しているということになります。

一方、2020年度の黒字を踏まえれば、外出を控えて出費が多くならないライフスタイルを採ればいいという見方もできます。

しかし、緊急事態の最中でさえ、ライフスタイルを変えることはストレスに感じますよね。

厚生労働省令和2年簡易生命表によれば、65歳の時点で、男性の余命は20.05歳、女性は24.91歳とのことです。

定年後も長いのですから、ストレスの溜まるライフスタイルを続けることには無理があるのではないでしょうか。

やはり、定年後の生活費として、年金だけに頼ることはやめたほうがよさそうです。

多くの方にとっては、定年までにしっかりと貯蓄しておくか、定年後も仕事を続けるかが必要だと思います。

定年後にしてはいけないことは働き方の極端な変更

定年後も仕事を続けるにしても、どんな仕事をどうやって探せばよいのかが気になりますよね。

結論としては、働き方が極端に変わるような仕事はしない方が安全でしょう。

それでは、具体的に仕事を見つける上で注意すべきことをご説明します。

同じ企業での再雇用

今、企業に勤めている方の中には、同じ企業での再雇用制度があるという方もいらっしゃると思います。

全く別の会社に再就職して、新しいことを覚えたり新しい人間関係を作ったりということは大変なものです。

そのため、同じ企業での再雇用制度を利用するというのは、ひとつの手ではあります。

ただ、その再雇用制度を利用しても、そう遠くない日に必ず定年が訪れます。

その際に、生活費は足りるか、仕事をどうやって見つけるかなどの問題に直面するということは念頭に置いておく必要があります。

資格

何かしら資格を取れば、就職にも有利かもしれないし、自営業できるかもしれないと考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、やみくもに資格を取得しても、必ずしも仕事に有利に働くとは限りません。

何のためにその資格を取るのか、資格取得後はどのような仕事がしたいのかといった目的意識をはっきりと持つ必要があります。

私の友人には、弁護士や公認会計士などの有資格者がたくさんいますが、みんな若い頃からその職につき、徐々に信頼を得ることでクライアントを獲得しています。

定年後に資格を取得しても、すぐにクライアントを得て、すぐに収入を得られるわけではないことに要注意です。

また、通常は、資格を取った後も法改正、裁判例、新たな研究発表などに関して随時勉強する必要があります。

体力的にも徐々に衰えてくる年代としては、こまめに勉強して知識を更新していく作業は大変だと思われます。

開業

あなたは、コーヒーが好きだから喫茶店を開きたい、料理が趣味だからレストランを開きたいなどと思うことはありますか?

自分の好きなことをして細々とでも収入が得られたらいいなと憧れますよね。

しかし、趣味の延長で開業することも要注意です。

開業するとなれば、次のように、開業するまでの準備に相当のお金と労力がかかります。

  • 開業準備資金の用意
  • 店舗物件の賃借
  • テーブルや椅子などの什器の準備
  • 電話やホームページの開設
  • 宣伝や広告  など

その上、開業しても、継続して顧客を獲得し、安定した収入を得るためには、相当な努力が必要です。

新たな就職先

最も無難と思われるのは、新たな就職先を見つけて再就職することです。

再就職先の見つけ方は、民間のシニア向けの転職サービスはいくつもありますし、ハローワークも相談・斡旋を行っているので、それらを利用する方法があります。

そのようなサービスでは、プロのエージェントやスタッフが、あなたの職務経歴などを踏まえて適切な仕事を見つけてくれるでしょう♪

また、知人などの紹介を受けたり、今の雇用先から関連企業に推薦してもらったりして、再就職するという方法もあります。

なお、再就職を考えている方は、退職後すぐに就職活動を始めるか、退職前から就職活動を行うことをおすすめします。

これまで頑張ってきたから数か月くらい休みたい、という気持ちはよく分かります。

しかし、採用側の気持ちになってみてください。

ブランクを空けたということは、やる気がないのではないか、すぐに辞めてしまうのではないかと思われがちなのです。

履歴書の選考や就職面接でうまくいきたいのであれば、ブランクを空けないのがよいでしょう。

とはいっても、残り少ない人生なのだから新しいことに挑戦してみたいなぁ。

たしかに、資格を取得したり開業したりして、これまでの職務内容とは異なることに挑戦するのも冒険的で楽しいかもしれません。

ただ、働き方を極端に変更することは、体力的にも衰えてくる年代であることを踏まえると、かなり大きなリスクがあります。

リスクを避けたいのであれば、働き方が極端に変わるような仕事は選ばないほうがよいでしょう。

手堅く定年後の生活費を稼ぎたいと思う方は、公的又は民間の仕事斡旋サービスや知人の伝手を利用しましょう。

そして、ブランクを空けることなく、新たな就職先を探すのがおすすめです♪

定年後にしてはいけないことは生活充実度を下げること

定年後に仕事をするにしても、現役時代ほど毎日長時間労働することは体力的にも厳しいと思います。

そのため、定年後には比較的時間に余裕ができることになります。

定年後に仕事をしない人にとっては、当然ながら仕事を続ける人より時間的余裕ができますね。

いずれにしても、その余裕ができた時間は、何をして過ごすのがよいでしょう?

趣味をもつ

精神状態を健康に保ち、人に迷惑をかけないようにするためには、生活を充実させることが一番です!

そのためには、何らかの趣味を持つことが手っ取り早いといえます。

とはいえ、人と関わるのが苦手な方が無理して人と関わろうとしても、かえってストレスになってしまいます。

以下を参考に、自分に合った方法で、生活の充実度をこれまでより下げないようにしてみましょう♪

人と関わることで充実感を得られる方

・地域のコミュニティセンターなどで開催しているグループ講座に通う

・習い事を始める(音楽、料理、スポーツなど)

・散歩の会に参加する など

1人で過ごすことが好きな方

・読書

・音楽鑑賞

・1人での楽器演奏

・映画鑑賞

・1人散歩、1人トレーニング など

家族との関係

生活充実度を下げないために外出する方もいれば、自宅で過ごす方もいることと思います。

いずれにしても、配偶者などの家族に過度な負担をかけては、生活面で人に迷惑をかけることになってしまいます。

  • 配偶者に食事作りを強要する、催促する
  • 大音量で映画を見たり、音楽を聴いたりする
  • 住宅のスペース(テレビやソファなど)を占領する
  • 料理を作ってみたものの後片付けをしない など

あなたにもし心当たりがあれば、定年後の熟年離婚とならないためにも、今この時点から改善しましょう!

これまで、社会のため、顧客のためを想って仕事をしてきたあなたなら、家族の気持ちを想像することもできずはずです♪

まとめ

  • 定年後にしてはいけないことの大枠としては、人に迷惑をかけないこと
  • 年金だけでは定年後の生活費が足りなくなるので、貯金をしておくか、仕事を続けた方がよい
  • 仕事を続ける場合、最も無難な方法は、公的又は民間サービスや知人の伝手などを利用して再就職先を探すこと
  • 再就職する場合、ブランク期間は空けないほうがよい
  • 余暇時間には自分に合った趣味をして、生活充実度を下げない
  • 家族にも迷惑をかけない

人に迷惑をかけないというのは、考えてみれば定年を迎えていなくても普段から気をつけるべきことですよね。

また、私個人としては、それなりに買い物も旅行もしたいので、しっかりと貯金しておく必要があるなと感じています。

あなたの安心、充実した定年後の生活のために、この記事が参考になると嬉しいです♪

reriko

Posted by reriko